人々の人
街中の花、
咲いたって褒められる訳じゃ無い。
何故僕は、
生まれてきたのかを夜通し悩んでも、
答えは出ない。
どうせ明日、居眠りをする。
夢を見ることさえ許されない
この世界に呆れているだけさ。
歌わなくたって誰かが歌ってる。
僕じゃなくたって
君は良いって言うけれど。
大人になれば、
自由だって言い張れる訳じゃ無い。
風吹けば、
遠くを見つめて黄昏て良いのも、
子供のうちだ。
どうせ今日も、生きている。
何かを答えることさえ出来ない
不甲斐なさに呆れているだけさ。
歌わなくたって、誰かが歌ってる。
僕じゃなくたって、
君は良いって言うけれど。
人々の人