現も夢の中
何ら変わりない
いつも通りの夜、
ずっと僕は眠りながら夢を。
もう居ない君や、
もうすぐ離れる親を見た。
夢は、全てが幸せだった。
憂鬱も夢の中、
今思えば、
青い世界に放り出されても、
手を繋いで話しているだけで、
肩を揉んで、夢を語るだけで、
世界の中で、一番幸せだった。
動いているのに、時間が止まっていた。
何ら変わらない
いつも通りの朝、
すでに僕は起きたから現を。
意味のないsnsや
関心のないニュースを見ていた。
現実は、何も面白く無かった。
現も夢の中、
今思えば、
白い空間に放り出されても、
過去を聞いて笑えているだけで、
未来を見て、不安で居るだけでも
世の中で、一番幸せだった。
動いているのに、景色が変わらなかった。
君は夢なのか、
僕も夢の中。
現も夢の中