日の出
輝かしい世界の光を浴びて白む街に遠く手をかざす
こんな日も君は変わらずに
燦然と輝く笑顔の最果てで
雲の海となるだろう
いずれにしても消えかかる私を
哀れんだ紙片はパチパチと音を立てて煙となる
例えばそれが水流となって遥かな海と1つになるとしても
味のない水は私を浸食し続ける
壊れたように眩しい朝日は壊れた私が壊した世界を照らす
「綺麗だね、ここに来られて良かった」
隣で目を細める君はそう言って笑った
日の出
輝かしい世界の光を浴びて白む街に遠く手をかざす
こんな日も君は変わらずに
燦然と輝く笑顔の最果てで
雲の海となるだろう
いずれにしても消えかかる私を
哀れんだ紙片はパチパチと音を立てて煙となる
例えばそれが水流となって遥かな海と1つになるとしても
味のない水は私を浸食し続ける
壊れたように眩しい朝日は壊れた私が壊した世界を照らす
「綺麗だね、ここに来られて良かった」
隣で目を細める君はそう言って笑った
日の出