おさげ髪/演歌歌詞シリーズ第三弾
夕闇せまる坂道で
新聞配る女の子
行き交う人に小さな声で
つくる笑顔の影かなし
貧しさゆえか幼なき胸に
沁みる世間のすきま風
通りすがりに会う君は
恥ずかしそうに眼を伏せて
一人寂しくとぼとぼと
闇に消えてく後ろ影
肩を落としたあの日の君の
揺れるお下げの愛しさよ
たどる小道に月日は流れ
君は何処かに嫁いで消えた
想い切れずに今もなお
心に残る面影を
忍ぶ切ない昔の恋が
涙を誘うよ夕暮れの駅
*あの子、今幸せに暮らしてるのかなあ。
(いずみ)
おさげ髪/演歌歌詞シリーズ第三弾