小さな祈り


周りでは雑音が轟いていて
君のよく通る声もあまりよく聞こえないけれど

君が瞳に秘めた叫びがはっきりと聞こえてきて
それを真っ暗な夜空でニュクスが笑ってるような気がしたけれど
君は決して泣かないし、
きっと何も言わないのだろう

だから祈るよ
明日、
ニュクスが眠りについてへメラの世界になる明日

君が幸せであるといいと思う
それがいいと思う

小さな祈り

小さな祈り

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-12-27

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