厭世

どうしようも無く怨む時がある

特定の誰かをでは無く
心が厭世に満ちてゆき浸り 深く沈んでゆく

空高く飛ぶ鳥は 世界を見下しながら飛ぶのだろうか

大切に育てられた家畜の豚は 死の瞬間は感謝するのだろうか

地を這いずりながら 生きる意味は

怨む事でしか 肯定出来ない時が たまにある

厭世

厭世

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-12-26

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