クリスマスパーティー
君の電話の目覚ましに午前10時
倒れ込むように玄関を開けると君はそこに立っていた
呆れたような
怒ったような
少し嬉しそうな
苦笑いする私に苦笑いで返す君は急かすように
『半分持って』と両手に下げられたレジ袋を片方を差し出す
「私生クリーム作るね」
『私は味見してあげる』
そう言って笑う君も
昨日から降り続く雪も
なんだか暖かくて
一緒につまみ食いした桃の缶詰が
この世界で一番幸せな朝食だと
確かにそう思った
そんなクリスマス
クリスマスパーティー
君の電話の目覚ましに午前10時
倒れ込むように玄関を開けると君はそこに立っていた
呆れたような
怒ったような
少し嬉しそうな
苦笑いする私に苦笑いで返す君は急かすように
『半分持って』と両手に下げられたレジ袋を片方を差し出す
「私生クリーム作るね」
『私は味見してあげる』
そう言って笑う君も
昨日から降り続く雪も
なんだか暖かくて
一緒につまみ食いした桃の缶詰が
この世界で一番幸せな朝食だと
確かにそう思った
そんなクリスマス
クリスマスパーティー