青春喪失
会話して出会えたことを意識して
抱きしめることで現状を体感した
いつか離れてしまうのだとしたら
一緒に居ることしか出来なかった
君が咲かせた花は永遠でも
僕が名付けた花は刹那だった
誰も悪くない 何も悪くない
君は純粋無垢、無邪気のままで
何にも考えなくていいから
ただそばで笑っていて。
公園で二人だけの儀式して
首を締めることで残像を記憶した
いずれ忘れてしまうのだとしたら
写真を撮らずにはいられなかった
君が愛した景色は未来でも
僕が見つめた景色は過去だった
僕は悪くない 君も悪くない
君は純粋無垢、無邪気なままで
何にも汚れなくていいから
ただそばで泣いていて。
いつか君が遠く離れても
きっと僕は君を守るよ。
今は全てが青く、一瞬で過ぎていく。
青春喪失