潰れた雑貨店
白く塗り潰された看板
うっすらと浮かぶ店の名前
誰一人目もくれずただ過ぎ去る
今の今まで気に留めたことのなかったその店
確かにそこに存在していた
棚を運び出す作業員
軽トラックの荷台
無造作に積まれた小さな夢がまた1つ散っていく
それを時代のせいだと憐れむ私もまた
時代の偽善に育まれた人間だと知る
白く塗り潰された看板
うっすらと浮かぶ夢の名前
それはどこにでもある
当たり前の風景
それは誰でも知ってる
瑣末な風景
潰れた雑貨店
白く塗り潰された看板
うっすらと浮かぶ店の名前
誰一人目もくれずただ過ぎ去る
今の今まで気に留めたことのなかったその店
確かにそこに存在していた
棚を運び出す作業員
軽トラックの荷台
無造作に積まれた小さな夢がまた1つ散っていく
それを時代のせいだと憐れむ私もまた
時代の偽善に育まれた人間だと知る
白く塗り潰された看板
うっすらと浮かぶ夢の名前
それはどこにでもある
当たり前の風景
それは誰でも知ってる
瑣末な風景
潰れた雑貨店