花壇と泪
おれは放浪人だから
だれもおれには見向きもしない
嗚呼!おまえは儚い
どうしてそんなに儚い...
蒲公英の綿毛のように行方を晦まし
わだつみのこえのように静かに朽ちる
孤独を好む蟻のように
おまえに逢いにいきたい
おまえと観る月は
大きさこそは異なれど
きっと忘れられないはずだ!
そうしたらおまえは月の泪で
水平線まで行けることだろう
花壇と泪
おれは放浪人だから
だれもおれには見向きもしない
嗚呼!おまえは儚い
どうしてそんなに儚い...
蒲公英の綿毛のように行方を晦まし
わだつみのこえのように静かに朽ちる
孤独を好む蟻のように
おまえに逢いにいきたい
おまえと観る月は
大きさこそは異なれど
きっと忘れられないはずだ!
そうしたらおまえは月の泪で
水平線まで行けることだろう
花壇と泪