二人をつなぐ物語

キスツス・アルビドゥス

夜行大先生に捧げる

ある夏の夕暮れ頃、踏切警報機を通過して警笛がなった、
私は乗っていた電車を降りて夕暮れ時の木漏れ日に照らされながら、約束した神社付近の公園から一緒に
夏祭りの会場へと足を運んだ。
私は、ケイケンがなく男子と付き合ったこともない、
家族絡みで遊んだりすることはあったがそれも遠い昔
一人でオトノコと会うことはなかった。
程良く夏祭りを楽しんだ、死んでしまった母と来たのはいつだっただろうかそんなことを思い出しながら
今の母と比較してしまった。血の繋がりの無い母。
父は母がいなくなったことで酒に溺れ私に虐待をして薬物に手を染め捕まり刑務所で自殺、
血縁ではない母は父が持っていた少ない財産を持って
夜な夜などこかへいなくなる。
父がいなくなってから私に親族と呼べる人はいなくなり
自暴自棄になっていたところ優しい彼氏ができた。
彼がまだ遊べる?と聞いてきた、
どうせ親などいないしと思いながら遊べるよと返した
彼の部屋に私は出向いた、電気は消えており花火が打ち上がっていた。
なにをされても怖くない事が少し怖かった。わたしはここでレイプされるのだろうか?
そんな思いはすぐ無くなり、挿れるよ、彼が私のワタシを優しく包み込むように囁いた直後に、
ヒュルルルルルルル、パァーン。
私は痛みと共に安堵した。
ハジメテを優しく包み込んでくれた。
そこからは記憶にないが、優しい彼は多分そこにはいなかったと思う。

二人をつなぐ物語

なかなか生暖かい恋をお届けできたのではと思います。

二人をつなぐ物語

優しさとは何か、痛みとは何か。

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • コメディ
  • 幼児向け
更新日
登録日

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted