思い出の在り方
そこかしこのポスター
大きな欠伸をして
違和感を吐き続ける
振り返ったら大当たり
こんな喜劇はいつまでも隣に添えて
見つめるポルターガイスト
頬を手で包み込んで
いちばん深いところに
小さな波を見つけた
大丈夫 まだ生きているね
さあ朝ごはんにしよう
すぐに思い出すのは白いシャツと太陽の匂い
付随するものであってその背後には何がある
溢れかえる机上の時間たち
何かを出すには何かを振り払わなければ
そっと手首を掴み 首を振った
明け透けなとぐろを君の口へ運んであげるから
今日はもうおやすみ
思い出の在り方