黒き底なし沼、

早いうちに寝てしまい、目が覚めると中途半端な深夜に居る
散らかった部屋から眼鏡を無心になって探していると、まるで人生の様である
ふと、風邪の様な症状に苛立ち、憂鬱になると闇が一層深くなる
無音な世界で響き渡る咳、心配する者も居らず
黒き底なし沼に足が嵌り、身動きが出来ず、今は朝を待つ

黒き底なし沼、

黒き底なし沼、

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-11-09

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