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失いながら

あなたは笑って落ちていく

わたしも笑いながら

一つずつ落としていく


黄昏時は

胸に浸みる空ばかりで

射光は

二人を貫いて

日々を引きちぎるかもしれない


昨夜残した日記に

きちんとあなたを留めた


その日がいつ訪れてもいい


わたし、十分に幸せでした


      

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作品集1 http://slib.net/a/1845/
作者ツイッター https://twitter.com/2_vich

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  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-11-02

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