孤独な君の冷えた手を

孤独の涙のリテイク。
折角創作しても被ってるとパ食ってるだの言われるから
なるべく変えたいってのもある。
今度はキャンディーズカヨ!!

孤独に耐えられるなら 君なんか求めない
涙は流れて 君を探しに行くけれど
夕陽が射しているから 吐息が一つ出れば
気付けば暮れて 冷たい雨が降り出す

あの時に描いた僕は 何処で何をしているのか
あの時に描いた夢は 何故に捨ててしまったのか

背中を曲げて頭を垂らす大人が
公園の影で孤独に咲く花を踏み潰す

一人で生きて行けるなら 二人でなんか居ない
弱虫な傘で 風邪をひかない様にするけれど
憂鬱を浴びているから 溜息が二つ出れば
時間は過ぎて 冷たい空が頬を覆う

あの時に温めた君は 何処で何をしているのか
あの時に温めた愛は 何故に冷えてしまったのか

眼前を向いて追い駆ける影が
駅の隅で唇を噛む君を抱き締める

もしもまた喧嘩をしたなら
今度はこのまま離さないと
孤独な君の冷えた手を握る

孤独な君の冷えた手を

孤独な君の冷えた手を

  • 自由詩
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-10-29

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