回る
見分けがつかない数の風力タービンに
眼鏡にとわられない大きさの羽根を
ゆっくりとしか回らないから
ばらばらに並ばせていた
できたての風に
吹かれたり起こしたりして
いっせいに同じ方角にうつむいている
止まることなく
終わらない場所だった
ただ立ちつくして
回っている
回る
見分けがつかない数の風力タービンに
眼鏡にとわられない大きさの羽根を
ゆっくりとしか回らないから
ばらばらに並ばせていた
できたての風に
吹かれたり起こしたりして
いっせいに同じ方角にうつむいている
止まることなく
終わらない場所だった
ただ立ちつくして
回っている
回る