回る

ユウキ


見分けがつかない数の風力タービンに
眼鏡にとわられない大きさの羽根を
ゆっくりとしか回らないから
ばらばらに並ばせていた
できたての風に
吹かれたり起こしたりして
いっせいに同じ方角にうつむいている
止まることなく
終わらない場所だった
ただ立ちつくして
回っている

回る

回る

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-10-27

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