暗がりの殺意
暗くて狭くて、真っ直ぐ歩けない
苦楽も寂寞も、凍らせてしまおう
無造作に切って、入ってこないで
染みる、沁みるから近寄らないで
これでいいの、これでいいから...
わたしはわたし、
わたしは、わたし...?
凍傷に喘ぐ心臓が、
声を殺して啼いている
夜は朝を、朝は夜を待ち伏せしている
白く鋭利な包丁で
白く鋭利な包丁で
暗がりの殺意
暗くて狭くて、真っ直ぐ歩けない
苦楽も寂寞も、凍らせてしまおう
無造作に切って、入ってこないで
染みる、沁みるから近寄らないで
これでいいの、これでいいから...
わたしはわたし、
わたしは、わたし...?
凍傷に喘ぐ心臓が、
声を殺して啼いている
夜は朝を、朝は夜を待ち伏せしている
白く鋭利な包丁で
白く鋭利な包丁で
暗がりの殺意