他人の言葉

ゆえ

午前0時に響く秒針は規則正しく脈を打って
明日を連れてくる
眠れずに朝を迎えたら頭は鈍く痛む
だからイマはそれに頼るしかないのに
それをキミは否定した

気のせいだと、考え方が悪いのだと

繰り返す日々は無意味な問答で埋め尽くされて
枠にはまらなければ×のラベルを貼られて
つまはじきにされる

誰かを奮い立たせる言葉は誰かに響くかもしれないけれどボクには効かないようだ

キミはボクにキミの考えを話して
ボクのイマを否定した
考え方で、捉え方で、気持ちの持ち方で
こんな風にならないというのなら
この苦しみはなんだ?

言われてすぐに変わることができるなら
もうとっくにボクは治っているだろう
うまくいかないことに焦って苛立って
虚無感に駆られて自身を傷付けることを
繰り返すことをやめるだろう

自分で理解している
このままじゃダメなこと
それで毎日足掻いてる
自分なりに

それなのに、それなのに

どうして邪魔をする?

キミの考えはいらない、ボクはキミじゃない
キミの成功がボクの成功と限らない

押し付けないでよ、何も知らないくせに
ボクのこと何も分からないくせに
理解者ヅラして近づいてくるな

単純じゃないんだよ、バカにするな
自分以外を認めないヤツが
上部だけで理解を装ってきたって解るんだよ
その薄っぺらい偽善はただの自己満足だろ?

もう話さない 疲れる 疲れた
キミの理解なんて求めてない
キミの答えなんて求めてない

だからもうほっといてくれ

他人の言葉

他人の言葉

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-10-20

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