路地裏

渡逢 遥

「先日、新宿にて、とある路をふらふらしておりました。

ここには、さまざまな、さまざまな人間がいるものですね。

ボオドレエルの詩集を、鞄から取り出しました。

ボオドレエルの詩集、私が持っているものはね、堀口大學という男が訳しているのですが、おっと、いけない。

脱線が、私の悪癖です、失敬。」

そんな回想を、またあの路地裏でしたいと思う。

路地裏

路地裏

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-10-19

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