沖田総司
総司が肺結核で亡くなる直前、総司が考えていたことを書いてみました。
人はいつか必ず死ぬ。
そして、私も。
人は死ぬとどこに行くのだろうか。
それは、死んでみないと分からない。
天国に行きたい。
極楽で、苦しみも何もないといわれている天国に。
でも、私は行けるのだろうか。
私の手は赤くにじんでいる。
人をたくさん切った。
それでも、天国に行きたいと思うのは、私のわがままなのか。
怖い。
死ぬのが怖い。
私はもう死ぬのか。
二十数年、私は人を切るということしかしてこなかったのではないか。
ごめんなさい、土方さん、近藤さん・・・
時が来たようです。
私は先に、あちらで待ってますね。
あちらでも会えるように祈っております。
沖田総司