ベネトナシュ
虚空の落し子
name:??????(不明)
記憶の無い星の子の少女。
名は勿論、自身の過去の記憶の大半が抜け落ちてしまっている。性格は純粋無垢にして清廉潔白で面倒見が良く、物腰が柔らかく何処か掴み所が無い。時折曖昧な性格からは一変し達観或いは傍観する様な態度を取ることも。
後に連れ添う星の子に"Alkaid(アルカイド)"の名を与えられ、仮の名として名乗るようになる。愛称は"アル"。
精霊や大精霊達の恭しい態度を取られることがしばしばあり、それを見る度に己如きに見せる態度ではないと感じ、あまり快く思ってはいない模様。
彼女自身に過去の記憶は無いが、精霊や大精霊達は何かを知っている様子。
孤独の女王
name:Benetnasch(ベネトナシュ)
全ての光を呑み込む闇に覆われた地の更に奥地に、1人身を置く女性の精霊。出身は書庫護りの部族。
性格は清廉で、人々を想いやり、嫋やかさと気丈さを持ち合わせる。少々お茶目な一面も。
元々魔法に長けた書庫護りの部族の中でも、抜きん出て魔法の類を得意とする人物で、雨林の大精霊の作った物に力を宿しては様々な物を創り上げていた。
その身には蝕む闇が根を下ろし、動くことは勿論永い眠りから覚める事無く巣食いに巣食った闇に間断無く無尽蔵の光の力を奪われ続けている。
そんな彼女の正体は、かつて精霊や数多の民と各部族を統べていた女王その人であり、他でも無い記憶の抜け落ちた"彼女"の本来の姿。自身にはもう先が無い事を眠りに着く間際に悟り、残った僅かな力を使い生み出した星の子こそが"彼女"で、自らの代わりに地へ堕とされた民達を空へ還す旅に向かわせている。星の子の身体は単なる記憶媒体でしかない。
"ベネトナシュ"と"アルカイド"は同じものを指す別名であり、実質の名は女王も"彼女"も同じものを使用している。
ベネトナシュ