青年使者にリスペクト

嗄鳥鳴夏

ああ、もしも いつか会う事が出来たなら
この詩の感想を聞かせてくれ

時に一頻り走り何を思う

腹を割って話せない友達に意味は無い
死ぬほど愛せれば何も要らないと思う

ああ、何故君は死ぬのだろう

若い葛藤 淡い世界に居ると薄れていく
空の群青 次第に心臓が吸われていく

時に一頻り生き何を思う

不確かならば死を否定する理由は無い
確かに死ねば何も考えることは無いと思う

じゃあ、何故僕は生きるのだろう

黒い残像 暗い環境に居ると崩れていく
夢の想像 次第に心臓が安心していく

死んでしまう君に僕はリスペクトを送るよ

その先に幸せがあると思って全てを投げ出すならば
最期の電話を出て生きろよとなんか口に出せない
僕は何も言えない

生きたいかも死にたいかもあやふやな
のうのうとのらりくらり生きている人間より何千倍も
人生を生きたと思う

僕は何も言えない

君は いつか忘れてしまうだろうか 
生きていた 死んだ理由すら
皆 負の感情をいつかは捨ててしまうだろうが
誰でもいつか死ぬことを考えたことがあるならば
青年使者に僕はリスペクトを送るよ

青年使者にリスペクト

青年使者にリスペクト

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2019-10-11

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