【超短編小説】ハリウッド

六井 象

 夜中、眩しい光で目が覚めた。一人暮らしの部屋の天井に、テレビの光がちらついている。
 不審者かもしれない。音を立てないように身を起こし、テレビのある方へ目をこらすと、窓際に置かれているはずの鉢植えのサボテンがテレビの前で、西部劇の荒野をじっと見つめていた。

【超短編小説】ハリウッド

【超短編小説】ハリウッド

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2019-10-09

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