⬛︎朗読詩「雷雨」

にょすけ

横たわれライオン
お前は長く走りすぎた
渇ききれないお前が
瞳に写すのは
限りない緑と
求めていたはずの
青だろうなあ
 
次第に灰色になるお前を
私は少しだけ強く覆うよ
まだ腐らないお前を、
 
 
横たわれライオン
お前は長く走りすぎた
吠えたあとの
あのびりびりとした振動は
まだお前の周りにある
渇ききれないお前の為に
私は涙を流そう
お前に強く打ち付けよう
 
 
横たわれライオン
お前は最後まで走りすぎた

⬛︎朗読詩「雷雨」

⬛︎朗読詩「雷雨」

  • 自由詩
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2019-10-08

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