垂線

垂線

    
    


      



小さな僕の垂線 

世界を見る手法

僕は屹立した線の頂上から

世界を俯瞰

世界の方は 

僕に無関心かもしれない

僕は世界との交錯で 

生存の一点を死守する

時間の原則 

僕が唯一真実とするもの

僕を根底から

不規則に非原則で裁くもの

僕に理由を求めず

僕の自由で生かす




君は?


      

垂線

作品集1 http://slib.net/a/1845/
作者ツイッター https://twitter.com/2_vich

垂線

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-10-07

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