チョット不思議な、ものがたり

この物語は筆者自身及び知人に実際に起きた、実話を記録したものです。

第一話 友人が、死の直前、夢の中に別れを告げに来た。
     筆者の小学校3年、3学期の時に、地域も離れていた為に平素より、余り付き合いのなかった同級生の阿蘇君が、グッスリ眠っている僕に
    「君と仲良くしたかったのに、僕は今死んでいくよ、悲しいよ。 ごめんね」と言って現れた。
     僕は驚いて
   「阿蘇君、なんで死ぬんだ。死なないでよ」
    [死んだら、あかん。死んだら、あかん」と泣き叫んでいたら、
     横に寝ていた母が驚いて、わけを聞くので、
    同級生の阿蘇君が、今ここに来て
    「君と仲良くしたかったのに僕は今死んでいくよ。悲しいよ、 ごめんね」
と言って来たので、悲しくなって
[ 死なないで。死なないでと泣いていた」と話すと、
   「母はそれはキット夢だから、明日は学校に行けば、必ず会えるに決まっているよ」と言うので得心して眠ったが
    翌日学校の朝礼で、校長先生先生が
   、「昨日の夜、3年生の阿蘇君が可愛そうに、急に亡くなりました。皆さん手を合わせて、。阿蘇君の冥福をお祈りいたしましょう」
    [合掌」と言って手を合わされました。
     話を聞いていた、小学生は手を合わせた途端に、皆そろって号泣し、お祈りしました。
    子供の頃の不思議な体験でした。 阿蘇君の冥福を祈って、いま改めて、合掌して。 この項を終わります。
                 

チョット不思議な、ものがたり

チョット不思議な、ものがたり

  • 小説
  • 掌編
  • ミステリー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-10-06

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