まどいせん

まどいせん

陽は落ちるけど、

遠き山に日は落ちて……

影も袖も長くなる頃は、
星空照らす屋根思う。

屋根の下には暖がある、
家族が集まる笑い声。

目と耳、口で味わう時間、
過ぎて今は大人の身。

一人で試される時長く、
遠くに置いてきた団欒の日。

人も動物、鳥たちも、
山に還るカラスの鳴き声、
不気味に聞いてた違う耳。

カラスたちにも団欒が、
山にはきっと集う場所。

人もカラスも、
まどいせん……

まどいせん

また昇る。

まどいせん

クラシックでも童謡でも有名な曲を基に書きました。

  • 自由詩
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-09-28

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