舟からの手紙

音澤 煙管

舟からの手紙

新月の晩は舟が無い……


手も届かない、
遠くの方から眺めてる。
あれからとても心配だったから。
君を気遣い見守っている。
ぼくから見える君の影。
ぼんやりだけどよく見える。
この舟は気まぐれで、
無くなる時はお休みしている。
また、舟が現れると、
君のために眺めている。
今日はお疲れ様、
明日はどんな日になるのかな?
ぼくを気遣い見守られた日の様に。
今度はぼくが見守っている。
三日月の舟に乗り、
空の上から見える君。
月明かりの下だからよく見える。
ぼんやりだけど、よくわかる。
天国と言う、
遠くの方から眺めてる。


月明かりの下の君へ、
読まれることのない
手紙を書いている……。

舟からの手紙

舟からの手紙

気分屋の舟から眺めている……

  • 自由詩
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2019-09-26

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