女性へのご褒美~男声からの誘惑~ 最終回(12号店)

ヤリクリー

注意事項です
①米印はト書きです。読まないでください。
②カッコ内は読んでください。
③男性6人、女性3人の9人声劇です。
④作者は、執事喫茶が何かを分かっておりません。ご了承ください。
⑤暴力的な内容を含んでいる可能性があります。耐性のない方はご遠慮ください。

女性へのご褒美~男声からの誘惑~ 最終回(12号店)

〔登場人物〕
男性:雅樹、義之、尚登、修史、義直、拓海
女性:真琴、麻生(まお)、香帆(かほ)


(※前回のお話で、修史の命が絶たれようとしていた。)

尚登:“まさふみぃ~~~~!!!!

あぁ~~!!!!”


(※すると、覆面をしたチェーンソー男は、修史が括り付けられていた鎖をそのチェーンソーで切断。キーキーキーキーと音が鳴る。)

麻生:“えぇ?!嘘でしょ?!”

尚登:“修史ッ!”


チェーンソー男(義之):“これより、「スリーピングボイス及び修史救出作戦」を決行する。”
(※いつもの義之とは全く異なる声で話をする。)

麻生:何で?!何で命を絶たせようとしないのよ?!私に逆らう気なの?!


(※覆面男が、修史を自由の身とさせていく。ぐったりしていた修史は、義之によってお姫様抱っこされていた。)

拓海:(フラッシュアウト!!)


(※バリーン!と勢いよく窓ガラスが割れ、外から勢いよく投げ込まれたフラッシュバンが部屋の中に。大きな音を立てて光を放つ。)

拓海:皆、お待たせ!

“御助け(おたすけ)舟の登場だよ♪”

香帆:応援に来たわよ!

雅樹:香帆!

“待たせ過ぎだぞ!ばか野郎!!”

香帆:うふふ♡

“待たせたわね!”

尚登:誰だ?あの女性は。

雅樹:“俺の妻さ。”

まさか、助けられるだなんてね。

香帆:それはそうよ。夫がピンチの時は、妻である私が支援をしないと。
特に、今みたいな命に関わる事なら尚更(なおさら)よ。

雅樹:…へへ。(※照)

“ありがとう、香帆♡”

麻生:くぅ~~!!(※カンカンに怒る)

お前たち、やっておやり!


(※覆面男が束になって拓海たちに襲い掛かる。)

拓海:覆面さぁ~ん!
ボクから皆にプレゼントをあげるよ!だから、襲わないで?ね?


(※その瞬間、拓海は覆面男たちに向かって粘着式爆弾を1個投げつける。)

ほら、受け取って!お返しとか、そんな丁寧なものはいらないからね!
(みんな!早く逃げて!!)


(※爆弾が男の1人にくっつく。爆発し、周りも重症。)

拓海:ねぇねえ?ボクからのプレゼント、嬉しかった?最高な気分??
ねぇねぇ!教えてよ!!

麻生:~んもう!この役立たず!(怒)

“だからホストの人気ランキングで上位に狙えないのよ!!単細胞ばかりの集まりで本当、嫌になるわ。”

真琴:でしたら…。


(※真琴が突然姿を現す。慌てふためく麻生に接近。耳元で弄ぶ。)

真琴:“私の方からも、貴女がどれだけ単細胞なのかを拝見させていただきますね。運営者としての才(さい)があるのか?

…私に興味がおありなのか。”

麻生:…。
(※赤面状態)

真琴:“やはり、私に興味があるみたいですね。”

香帆:“さぁ、皆!今のうちに、早くこのラダーを伝(つた)ってこのヘリに乗って!!”

雅樹:さぁ!みんな早く!ここは、あの2人に任せよう!

尚登:“待ってろ!修史ッ!
すぐに迎えに行くからな!

(義之!修史の介抱を頼むッ!)”

義直:あ!ボスが俺たちに気付いた!

早く出発して!!

(※麻生が正気を取り戻す。)

麻生:逃がすか!!

“誰一人残さず駆逐する!!”


(※麻生をはじめとし、残りの覆面男たちが銃を構える。)

拓海:そうはさせないよ♪


(※そう言うと、拓海が覆面男たちに持っていた銃で反撃。)

拓海:撃ち返そうとしても無駄だよ♪

麻生:ん~!!(※イライラで物も言えず。)

銃が無理なら、近接攻撃で何とかしなさい!!

拓海:(しめた!今こそ、救援物資の力が必要だ。)

ケアパッケージ、要請!早く届いて!!

麻生:今、あの男がガラ空きよ!早く倒して!

…ん!(※失神)

真琴:“あれ?
私、先程からあなたのそばにおりましたが。我に夢中で忘れてしまったのでしょうか?

今のうちに、頭を冷やして状況を把握してほしいものですが。”


(※覆面男たちは、麻生の失神に気付く。真琴にターゲットが向く。)

拓海:(ナイスタイミング!届いたこれを装着してと。)

“覆面兄さん♪こっちまでおいで♪近接攻撃してよ♪”


(※覆面男たちが振り向くと、そこには重装備の何かが1体。)

拓海:これ、“ジャガーノート”って呼ばれる、超強化型アーマーなのさ。そんじょそこらの攻撃ではびくともしないよ!

(真琴さん!早くヘリに!)


(※真琴、再度麻生を失神させ、そのまま抱きかかえるようにヘリに乗る。)

拓海:ヒャッハー!!!!倒れていくさまは、快感だねぇ~!!

“ミニガンぶっぱ、最高~!!”


(※ジャガーノートが壊れ、身軽な状態になった拓海。そのままヘリに乗り込み、出発。)

雅樹:香帆…、本当にありがとう。おかげで助かったよ。

香帆:いえいえ。

“アナタこそ、毎日毎日お疲れ様です♡”

義直:いいよなぁ~、あの2人。(´・ω・`)

尚登:(修史、あと少しだ!待ってろ…。)

拓海:真琴姉ちゃん。この捕まえた人は、この後どうするの?

真琴:とりあえずは警察行きかな?事情聴取をさせてから逮捕。民事・刑事の両方で裁判沙汰(さいばんざた)になるかしら?どちらにせよ、容疑者にとっては待ったなしの状況ね。


(※ヘリは、警察の近くのヘリポートで停止。義之と修史の姿が。)

尚登:“まさふみィ~~~~!!!!!!”

修史:……ん?

義之:目が覚めましたか、修史さん。おはようございます。

“尚登さんが迎えに来てくれましたよ。”

修史:…わぁ♡

尚登:まさふみ!大丈夫か?怪我はないか??

修史:(o^―^o)ニコ

義之:尚登さん。修史さんですが、少々身体の方が重くなっていて、情緒も不安定気味です。急いで病院に連れていくことを勧めます。

尚登:了解。

義之:救急車がスタンバイできたようなので、一緒に行きましょう。

尚登:あぁ、俺も行く。

“もう少しの辛抱だぞ、修史。”

修史:…な、なお、と、しゃn…。

尚登:無理はするなよ。じっとしていてくれ。続きは、また後で。な?


(※3人は救急車でそのまま病院へ。)

雅樹:では、我々は容疑者の処理の手続きをしましょう。

拓海:さっき僕たちは銃を使ったけど、免許も持っているし、自衛目的という条件を満足しているから、問題なし♪
警察にも、さっきキチンと報告をしておいたからOK♪

真琴:私も銃の免許は持っているし、使用条件は満たしているから問題はなし。拓海と一緒に状況報告をしたから、大丈夫。

雅樹:わかりました。

では、義直さんと共に麻生容疑者の処理をしてきますね。


(※その後、麻生は有罪。懲役25年執行猶予5年が言い渡され、スリーピングボイスの修繕費用も全額負担に。麻生は、働いていた会社から離れる羽目になり、出禁を言い渡される。)

雅樹:スリーピングボイスがまた新しく生まれ変わるわけですが、今回は、以前のコスプレ案件が好評のようでしたので、“執事喫茶”と“コスプレ撮影スタジオ”の両方を展開できるようにリニューアルいたします。

義之:それで、リニューアル初日に、尚登と修史の結婚式を執り(とり)行うと。

義直:確か、近くに教会があったはず。そこで儀式を済ませて、二次会をここでやればいいのさ。大広間も完備されるはずだから、そこを使えば!

雅樹:その通りです!ちょっとしたパーティーの際にもここを利用していただけたら良いですね。

拓海:尚登さん、修史さんのウェディングドレスを見てどう思うのかなぁ?

真琴:きっと、“あの方と結婚できて本当に良かった”って思えますよ♪

拓海:最高の挙式になるように、頑張ろうね!

真琴:うん!


(※挙式当日。)

尚登:修史…。

素敵なウェディングドレスだな。似合っているよ。

修史:尚登さん…♡
…何だか、照れちゃいます。

“ありがとうございます♡”
尚登さんも、そのタキシード姿、お似合いですよ?

尚登:“ありがとう。”


(※実は牧師もできる義之。彼が進行で儀式が進む。)

義之:“尚登さん。あなたは修史さんのことを永遠に愛し、守り続けるということを誓いますか?”

尚登:“はい、誓います。”

義之:“修史さん。あなたは尚登さんのことを永遠に愛し、幸せな家庭を共に築くことを誓いますか?”

修史:“はい、誓います。”

義之:“では、誓いの口づけを。”


(※尚登が修史のベールを優しく上げる。)

尚登:“これから、よろしくな。”

修史:“私の方こそ、よろしくお願いしますね♡”

尚登:ん…。

修史:ん…。


(※その後、新婚の祝福を執事の皆も祝う。)

真琴:尚登さん!修史さん!ご結婚、おめでとうございます!!

香帆:修史さん!尚登さんを大切にしてくださいね♪

雅樹:尚登さん!責任感のあるパパになってくださいね!

義直:御二方!ご結婚おめでとうございます!
末永く、お幸せに!

拓海:イェーーーーーーア!!!!

(※修史のドレスが汚れないように気を付けながら、手にしていたペットボトルの水〈未開封〉を尚登にぶっかける拓海。)

尚登:ちょ!おまっ!

拓海:今日は、祝いの日ですから!!

(本当は、ただ単にこういったことをしたかっただけなんだよね♪w)

義之:早くしないと、修史さんに怒られちゃいますよ。

“新米パパさん♪”

尚登:…“義直”、お前もか。

義直:?

誰か、私を呼びましたか??

尚登:義直、“お前じゃない。”

“義之”!お前だ!

義之:(笑)

義直:巻き込み事故!!

尚登:義直。今のはすまない。俺が間違えた。

雅樹:まぁ、落ち着いていきましょうよ。

尚登:…だな。(※照)


(※その後、式を終えた2人。)

尚登:修史…。

修史:尚登さん♡

私は、このままスリーピングボイスで勤務をします。名字が変わるだけで、後はほとんど変わりませんから。

尚登:だな。

改めて。
“これからも、よろしくお願いします。”

修史:“私こそ、お願いしますね♡”


(※挙式から数日後、新装開店。)

雅樹:皆さん、今日からリスタートです。張り切っていきましょう!

義之:気合いが入りますね。

義直:“新生義直”、起動します!

拓海:お願いしますね、義直さん♪

真琴:ドキドキする…。頑張ろう。

尚登:修史、よろしくな!

修史:はい!尚登さん♡


(※店がオープン。最初のお嬢様がご来館。)

雅樹:“おかえりなさいませ、お嬢様。”

皆:“おかえりなさいませ、お嬢様”


~Fin~

女性へのご褒美~男声からの誘惑~ 最終回(12号店)

訂正情報
・9月23日(火) 本文を一部修正。

女性へのご褒美~男声からの誘惑~ 最終回(12号店)

執事喫茶シリーズ、いよいよ完結! 修史が囚われてピンチ状態のスリーピングボイス。もう後がない状況の中、2人の男が大活躍を見せる! ”スリーピングボイスよ、永遠に”

  • 小説
  • 短編
  • 青春
  • 恋愛
  • 成人向け
  • 強い暴力的表現
更新日
登録日 2019-09-17

CC BY
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