九十九神2

九十九神の第二話です楽しんでくれれば幸いです

1

8畳一間の空間に一組の男女がここに存在している。

まぁ普通に考えれば家族か友人もしくは恋人なのだが、どう見てもそのようには見えないのである。

なぜかと言うと女の方は片ひざを着き男に頭を下げているのだ。

それを見ている男のほうはもの凄く動揺し

「あう!え!?うん?え!」

もう何を言っているのかわからない。

「どうされましたか早雲様?だいじょうぶですか?」

「あっ!あぁ」

ふぅ?今起こったことを整理しようと思う。

俺の名前は竹中 早雲(たけなか そううん)。

よしその事実は変わりないな

そして俺はこの春に高校に入学して、このアパートに引っ越してきた。

うんこれも大丈夫だ。

そして幼馴染の松尾 美紀(まつお みき)に引越しの手伝いをしてもらった。

そしてすべてのダンボールを整理し終わって、最後のダンボールを取り出した。

そこには俺が1歳のころから大事にしている包丁が入っていた。

よしここまではOKだ。

問題は何故いま俺の目の前に女の子がいるかだ。

この子はいきなり包丁がしゃべりだしたと思ったら、包丁が光輝きだしてこの女の子になってしまった。

う?んこいつは俺の常識のはるか上を行くな。

そーやって考え込んでいると

「どうされましたか早雲様?」

「ん!いや大丈夫です。えーとお名前はなんと言うんですか?」

まずこの女の子の情報を聞かなければ話にならないので聞いてみるが

「私の名前はまだ無いのです早雲様。なにゆえさっき生まれたばかりなのですから」

う?んこいつはやっかいだぞ。

この女の子は頭がおかしいのか、それとも何かほかにあるのかわからないが俺の手に負える相手ではないことは確かだ。

「いや?あのさっき生まれたばかりと言われましてもですね、私から見たら俺と同じくらいにしか見えないのですが・・・」

「あぁすみません。さっきこの姿になれるようになったと言った方がよかったですね」

あぁもうだめだ俺の手には負えん。

どうしようかと考えていると

「まさか早雲様は私が何なのか測りかねているのですか?」

「いや?さすがに私もいきなり出てくる女の子に知り合いはいないもので」

「すみません早雲様。どこから言えばいいのか分かりませんが私はあなたが大切にしていた包丁なのです」

う?んこの子はぶっとんでいるようだな。

「その顔は信じておられませんね」

いつの間にか顔に出ていたようだ

「うんまぁさすがにいきなり出てきた女の子が、俺の大事にしていた包丁とは信じられんよ」

「わかりました。今私があなた様の包丁であることを証明しますね」

「証明ってどうやるん・・・うわぁ!」

いきなり女の子が光り輝きだしたのである。

そして女の子がいた位置には俺の包丁が落ちていた。

「おいおい。これってマジなのか」

「はい!そうです」

「おう!?しゃべるのか」

「はい。今人の姿になりますね」

そう言うと包丁はまた光り輝きだし、女の子となった。

「信じていただけたでしょうか?」

この女の子の言っていることは正しいようだ。

だがなんで俺の包丁が俺に話しかけてくるんだ?

いやそんなことよりなんで包丁が女の子になるんだ?

「早雲様そんなに難しい顔をしないでください」

考え込んでいると女の子が下から覗き込んできた。

「おう!?」

「私のことでしたら何でもお答えします。なのでそんな顔されないでください」

女の子は今にも泣きそうな顔で言ってきた。

「いやいや大丈夫だからね」

俺は慌てて答えた。

なんでこの女の子はこんなに俺の心配をしてくれるんだ?

いやそんなことよりもこの子は・・・なんでこんなに可愛いんだ?

ん?論点がずれているような気がするな。

いやまぁいいかこの子から話を聞くとしよう。

「なぁ君が俺の大事にしていた包丁だと言うことはわかった。じゃあなんでいきなり喋れる様になったり、女の子に姿になれるようになったんだい?」

「はい!それはですね」

女の子は嬉しそうに語りだした。

2

「まず私が自我を持ったのは私が生まれたとき、15年前です」

少女はそう言って語りだした。

「私は早雲様のために作られました」

「そう言えば俺の包丁は俺が生まれたころに作られて、1年かかったって言ってたな」

「はい。私は名鍛冶鉄屋に依頼されて作られたのです」

なるほどな、だから俺と同い年くらいなのか

「そして私は早雲様に送られました。早雲様は私をとてもとても大事にしてくれましたね」

そうだったな。

あのころの記憶は曖昧だが俺の大事な宝物として持っていた気がするな。

「私はそんな早雲様の気持ちで生まれたのです」

「ん?いやちょっと待ってくれ。なんでそれで君が生まれるんだい?」

「はい。それはですね、物と言うのは大事にされると物に念や気持ちが込められて魂を持つようになるのです」

「なるほどな」

「ですが物が魂を持っても実体化は出来ずにその人を見守ることしか出来ないのです」

「じゃあ何で君は女の子の姿になっていられるんだい?」

「はい。それは私が早雲様と一緒にいて14年、早雲様が15歳になられたときの話です」




そのころ早雲様はもう学校で友達もいっぱい出来ていつも友達と遊んでいました。

私にとって早雲様が元気で遊んでいられることは幸福のでした。

ですがそれと同時に私の事を忘れてしまうんじゃないかという不安もあったのです。

そして早雲様が中学校を卒業するときの話です。

早雲様のお父様は実家の料理屋を継ぐためにこれから修行しろとおっしゃいました。

ですが早雲様はお父様に反発し、お母様に言って都立の高校を受けました。

私はそのときに思ったのです。

私は早雲様が料理をし料理屋を継ぐためだけに生まれてきたのです。

なので私は早雲様にとって要らない存在なのではなのかと。

早雲様にとって私は重荷でしかないのかと。

そう思ったのです。

そして早雲様は高校に受かりました。

そのころにはもうお父様もあきらめていました。

そして早雲様が一人暮らしの準備を始めたとき、私は捨てられるんだろうかと思いました。

ですがそれでも良いと思ったのです。

私が早雲様の重荷として一生あると言うなら、いっそのこと捨ててもらえば良いと。

ですが早雲様は最後のダンボールに私を入れてくださいました。

そして

「これから一人暮らしを始めるが一人じゃ心細い。お前もよろしくな」

と言ってくださいました。

この瞬間私はこの人にすべてを捧げようと思ったのです。

私はその時この方にお礼を言いたい、この方と話がしたい、強くつよくつよくそう思ったのです。

その時に声が聞こえたのです。

「ならお前の願い叶えてやろうか?」

「あなたはいったい?」

「ん?俺か。俺は一般的に言われるところの神ってやつだな。すなわちアイアムゴッド」

神と名乗る男は上半身裸、下は何故かホットパンツに便所サンダルと言う、見るからに変体でした。

「おう!その目は俺にほれたか?」

「いえちがいます」

「おう!!秒殺か」

「あのいったい何ですか?」

「あぁそうだった。お前の主人を思う気持ちにグッと胸を打たれたぜ俺は。だからなお前を人間の姿になれるようにしてもいいぞ」

「本当ですか!」

「あぁ神に不可能はないぞ。だがな一つだけ条件がある」

「はい。なんでも言ってください。早雲様と話が出来るなら何でもします」

「あぁそれはなこれからビックなイベントが起きるんだがそれにお前も参加してもらいたいんだ」

「わかりました。参加します!」

「うむ。その意気や良し!お前を人間の姿になれるようにしてやる」

そう言って神様は去っていきました。

そして私が再び目を覚ましたときには人間の姿になれるようになっていたのです。



「どうです?わかっていただけたでしょうか?」

う?んこいつは壮大な話だな

「正直、君の話をいきなり信じろと言われても信じることは出来ない」

「そう、そうですよね。すみません」

少女は見るからに悲しい顔をした。

「だが君の話を真っ向から否定することもできないな。俺が子供のころの事を知っていたんだからな」

「はい。私は早雲様と15年間一緒にいましたから」

「わかった!君の事をこれから知ろうと思う。そして信じてみようと思う」

「ありがとうございます早雲様!」

こうして俺と包丁との奇妙な生活が始まったんだが、このときの俺はまだ知らなかったんだ。

これから起こるビッグなイベントってやつを。

3

「いや?はっはっは!いい話だなぁ」

いきなり上半身裸のホットパンツ男が現れた。

「おう!?誰だ貴様?」

「おいおいいきなり見ず知らずの人に”誰だ貴様”とはひどいんじゃないか」

そう言うなり、見るからに変体が俺の肩に腕を回してきた。

「おう!?やめんか」

俺は腕を振り払おうとした。

が、こいつの力は半端じゃなく強かった。

「まぁまぁそんな嫌がるなって。俺をよく見てみろ」

男をよく見てみた。

だが、どんなによく見ても変態にしか見えない

「いやだから変態・・・あっ!」

そうだ思い出した。

そうか!変態だ。

さっき少女が言っていた、神様って奴か

「あ?まさか神様か?アーユーゴット?」

「何でいまさら英語なんだよ・・・うんまぁそれは良いとして、そうだ俺が神様だ!」

おいおい”神様だ!”って軽すぎるだろ。

「なぁ?こいつが君を人間の姿にしてくれたのか?」

「はい。この人が神様です」

はぁ?まじかよ・・・

「ん?なんだぁ?青少年。恋の悩みか?」

「いや、この状況であんたのこと意外ありえるか」

「ん?なんだ俺のことか!俺はな連絡しにきたんだよ」

「連絡?」

「あぁこの子には言ったんだがビッグなイベントだよ」

あぁそう言えばそれに参加して人間の姿にしてもらったんだったな。

「えぇ?とどこから話せばよいか・・・まずな俺は人間が嫌いだ」

はぁ?何を言っているんだ?

「俺はな、俺の人生の中で人間を作ったことを一番後悔しているんだ」

「おいおい。あんたが本当に神様なら人間なんて何時でも消せるだろ」

「まぁまぁ人の話を最後まで聞きなさい。人間って奴は俺でもないのに勝手に何かを生み出し勝手に捨てるだろう?それが俺にはゆるせんのだ」

「まぁ確かにな」

確かに人間は物を生み出し、捨てる。

最近それが問題で環境問題も起き出している。

「だがな人間の中にも物を大切にするものが居る。まぁそれはお前とか隣の部屋のかぁわいい女の子とかな」

「お前、美紀のことを知っているのか」

「おいおい言ったろ俺は神様だぞ?人間のことなんか全て知っているぞ」

こいつ人口63億人全て把握してるって言うのか

「まぁそれは置いといて。この包丁みたいに大切にしてもらい魂が宿る場合もある。俺はそんな人間と物の絆って奴を見てみたいんだよ」

「見てみたいって何をする気だ?」

「ん?それはまだ考えていないが、お前ら二人にどんどん試練を与えるから。そこんとこよろしく」

「試練ってお前なぁ」

「まぁそゆことで・・・あぁ?そうだ!その包丁の名前決まったか?」

「いやまだだけど」

「んじゃあ。なんか思いつくようにいい事教えてやるよ」

「いい事?」

「あぁ。物に魂が宿り、自我を持つとその物達は”九十九神”と呼ばれる」

「”九十九神”・・・」

「んじゃそういうことで!ばいちゃ!」

そう言うと神様と名乗った男は光に包まれだした。

「おい!ちょっと待て!まだ聞きたい事がたくさん・・・」

言い終わる前に男は消えてしまった。

「おいおい消えちまったぞ。まだたくさん聞きたい事があったのに。ばいちゃ!を使うなんて古すぎるとか」

そう言って途方にくれていたら

「早雲様、すみません」

少女が頭を下げていた。

「いやいや、いいよ別に」

この子は俺にお礼を言いたいがために人間の姿になったんだ。

そんな子を責める気になんて俺はなれない

「でも私のせいで早雲様を巻き込んでしまいました」

「いいんだって。君は俺の大切にしていた包丁なんだろ?」

「はい」

「だったらさ。君と俺はこれからずっと一緒だろ?」

「早雲様・・・」

「まっ気楽に行こうか。あの神様もまだ何も思いついていないって行ってたしな」

「早雲様。これからもよろしくお願いします」

「あぁよろしく。まぁなんでもいいから今日は寝ようか?もうこんな時間だよ」

時計を見ると時刻は12時を指していた。

「以外に時間たっていたんだな」

「早雲様。聞きたい事があるのですが」

「ん?なんだい?」

「明日から早雲様の身のお世話をしてもよろしいでしょうか?」

「えっ!?」

身のお世話って何をしてくれるんだ?

あぁ?だめだ思春期特有の妄想が出てきてしまう

「あっあの!ご飯を作ったり朝起こしたりしてもよろしいですか?」

「あっ!あぁ?そっちね。うんお願いするよ」

ふぅ?あせった?

「そっち?ってあんた何を考えてたのよ?」

「!?」

扉のほうから聞きなれた声がした

「変体!」

扉には怒りに顔を歪ませた美紀がいた。

4

今、起こった事をありののまま話すぜ

俺は一人暮らしを始めた。

そして大事にしていた包丁が女の子の姿になった。

そして女の子の話では神様に人の姿にしてもらったという。

その話を聞いた直後神様と名乗る男が現れた。

神様は

「俺は物と人間の絆ってやつを見てみたいんだよ」

と言って、俺たちに試練を与えるといって何処かへ行ってしまった。

そのあと女の子は俺の身の回りの世話をしてくれると言った。

俺はそれを思春期特有の発想の奴を思いついてしまったが、そんな妄想はあっさり砕かれた。

そこまではいい。

ではなぜ俺は今、幼馴染の女の子の前で正座をさせられているんだ?

そうだった俺が妄想しているところを美紀に見られてしまったんだった。

「でっ!あんたとこの子の関係は?」

「いやだからさっきから言っているだろこの子はさっき見せた包丁だって。なぁ?」

「はい。早雲様は嘘をついていません。信じてください美紀様」

「んなもん信じられるわけないでしょうが!」

こんな押し問答が小一時間続いていた。

「ちゃんと分かるように説明しなさいよ」

「分かったよ。だけど説明した後、怒るなよ」

そして俺は女の子が現れた瞬間から話した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ふぅ?。あんたねぇブッ飛ばされたい?」

「おいおいちょっと待ってくれよ!本当なんだって」

「信じられるわけないでしょうがぁぁぁ!」

そう言って美紀は俺に見事なまでのリバーブローを決めてきた。

「おぐぅ!待てって」

静止しようと思ったがそんなのお構いなしで美紀はそこから殺気の込めたフェイントから、ガゼルパンチ。

グロッキーの俺にデンプシーロールをかましてきた。

「おぐわぁ!」

俺は薄れゆく意識の中でこいつは”世界を獲れる”と思いながら倒れていった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここに六歳くらいの男の子がいる。

「僕は絶対料理人なんか継がないぞ」

暗がりの中で、そう言いながら男の子は包丁に話しかけていた。

男の子はさっき父親に

「お前は料理人になるのだ。料理人の心得として道具に心を込めるな。使えなくなったらすぐに変えるのだ」

「なんで?」

「いいか、早雲。いちいち道具に心を込めていたら具材は腐ってしまう」

「でも、この包丁は僕の大切な宝物だよ」

「それが使えなくなったらすぐに変えるんだ」

「いやだよ!」

「だめだ。すぐに変えるんだ」

「じゃあ僕は料理なんかしないよ!!そうすれば包丁が使えなくなる事なんてなくなるもん」

「だめだ!お前は料理人になるんだ」

「やだよ!!」

そう言って男の子は走って逃げてしまった。

「あっ!おい!早雲!」

そして男の子は家の物置に逃げ込んだ。

「君は絶対捨てたりなんかしないからね」

そう言って男の子は包丁をぎゅっと抱きしめると、

「そうだ!君に名前を着けることにするよ!なにがいいかなぁ?」

う?んと考え込んでいると

「包丁だからなぁ?包丁から何か取りたいなぁ。そうだ!君のなまえは包美ってのはどうだい?いやかっこ悪いなぁ」

そこで物置小屋の扉が開かれた

「ここに居たのね早雲」

そこには男の子の母親がいた。

「お母さん!」

男の子の事を知った母親が見つけに来てくれたのだ。

男の子は母親に抱きついた。

「まぁこの子ったら」

そして男の子は母親の腕の中で眠ってしまった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あれそのあとはどうしたんだっけな?

俺はその時気がついた。

「大丈夫ですか?早雲様?」

女の子が上から覗き込んできた。

そして俺はその女の子に膝枕をしてもらっていた。

あぁそうだあの時も母さんの膝の上で起きたんだったな。

「って!おうい!」

俺は飛び起きた。

「気ずかれましたか?早雲様。よかった」

そう言って女の子はホッと胸を撫で下ろしていた

「あぁありがとう」

俺は顔では冷静を保っていたが、内心は心臓がバクバクだった。

「ずいぶん長いこと眠られていたんですよ」

そう聞いて時計を見ると7時を指していた。

「まさか今まで寝ないでずっと俺に膝枕を?」

「はい?そうですが・・・」

何をそんなにびっくりしているのか?という顔しながら女の子は答えた。

「そっそうかい。ありがとうね。そういえば美紀は?」

「美紀様は早雲様をぶたれたら冷静になったのか、私にちゃんとした説明をしてと言い、私が説明したところ、不服そうな顔をして」

「まぁ嘘も吐いていないようだし・・・信じてあげるわ」

「そう言って帰っていかれました」

あいつ俺の話は聞かなかったくせに・・・

「どうかされましたか?」

「あぁいやなんでもないよ」

話しているうちにだんだん冷静になってきた。

「そう言えば夢を見たんだ」

「どういう夢ですか?」

「君の夢さ」

「私の夢ですか?」

女の子はびっくりした様子だった。

「あぁそうさ。君の名前の事なんだが・・・」

「私の名前・・・」

「あぁ思いついたんだが、俺が決めてしまっていいかい?ほら何時までも君なんていやだろ」

「はい。早雲様から名前をもらえるだけで私はうれしいです」

「そうかい?じゃあ君の名前は今日から”九十九”だ」

「”九十九(つくも)”ですか」

「あぁ九十九神だから九十九だ。そういや俺が子供のころに考えた名前もあったんだがセンスが無さ過ぎて忘れた。いやかい?」

「いえ。うれしいです」

九十九はそう言ってとても嬉しそうな顔をした。

九十九神2

面白かったでしょうか?次もご期待ください!!

九十九神2

九十九神の第二話です

  • 小説
  • 短編
  • 青春
  • 恋愛
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-03-25

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