女性へのご褒美~男声からの誘惑~ 10号店

ヤリクリー

注意事項
①米印はト書きです。読まないでください。
②カッコ内の文章は読んでください。
③○○のところは、1つに固定してそのまま読み進めてください。
④”ディアラバ”を物語中に利用させていただいているシーンがあります。嫌な思いを与えてしまう場合がございますので、先にお詫び申し上げます。
⑤作者は執事喫茶が何かを理解していません。ご了承ください。
⑥この物語は、男性3人と女性1人による、4人声劇です。

女性へのご褒美~男声からの誘惑~ 10号店

〔登場人物〕
男性:義之、義直、拓海
女性:真琴


(※ここは、執事たちによる癒しを求めてお嬢様方が集う場所、“スリーピングボイス。”今回は、雅樹に代わり義之が義直の監視を行う。そして、久しぶりに拓海が出勤。)

拓海:皆さん、お久しぶりです。

義之:本当に久しぶりですね。何をしていたのですか?

拓海:ゼミの方で学会の発表の用意をしており、一昨日(おととい)が本番。昨日の夜に帰宅して、今に至ります。

義之:なるほど。
それはそれは、お疲れ様でした。

真琴:拓海、あぁ見えて中々の勉強熱心なのですよね。研究課題も積極的で、昨年に関しては、四季に一度ずつ学会に足を運んでいたそうです。

義之:それは驚きですね!
そこまでインテリな方がこの屋敷で働いていたとは。


拓海:義直さん、初めまして。

義直:…ん?
…あぁ、初めまして。名前は“拓海”で合っているかな?

拓海:はい、間違いありません。

義直:よろしくお願いしますね、拓海さん。私、“義直”と申します。多分、義之さんや真琴さんからお話があったと思います。何卒、お願いします。

拓海:はい!よろしくお願いします!


義之:では、いつもの5大要項行きますよ。
今日は拓海さんに全て任せます。

拓海:はい、頑張ります。

真琴:(拓海、ファイト!)

拓海:では、私の後に続いて復唱をお願いします。参ります。

“ようこそ、お嬢様。”

皆:“ようこそ、お嬢様。”

拓海:“少々お待ちください。”

皆: “少々お待ちください。”

拓海:“お待たせしました、お嬢様。”

皆:“お待たせしました、お嬢様。”

拓海:“ごゆっくり、お楽しみください。”

皆:“ごゆっくり、お楽しみください。”

拓海:“いってらっしゃいませ、お嬢様。”

皆:“いってらっしゃいませ、お嬢様。”

義之:今日は、ご予約されているお嬢様がご来館です。
それでは皆さん、本日もお願いしますね。

皆:はい!


義之:お嬢様。ようこそ、“スリーピングボイス”へ。ご予約されていた○○様ですね。
…はい、“コスプレをして皆で楽しみたい”と。予約の電話より情報を頂いております。フィッティングルームの方も用意させていただいておりますので、お好きなコスプレを何着でもお試しくださいませ。

まもなく本日の担当執事が上がりに参りますので、今しばらくお待ちください。


拓海:○○お嬢様、お待たせしました♪私、本日担当をさせていただく“拓海”です。まだ9月の半ばだけど、一緒にコスプレパーティー楽しみましょうね♪
では、本日のお部屋とフィッティングルームの方を一緒にご案内させていただきますね。ついてきてください。


(※拓海によって、フィッティングルームの案内がなされる。)

拓海:こちらが、本日のお部屋でございます。


(※拓海が扉をノックする。)

拓海:拓海です。お嬢様がご到着なさいました。

真琴:かしこまりました。お部屋へ通してください。

拓海:は~い!

“じゃ、行こっか♡”


(※拓海とお嬢様が入室。)

真琴:“おかえりなさいませ、お嬢様。本日はご予約、誠にありがとうございます。”

拓海:彼は“真琴”って言うんだ。

真琴:先ほどご紹介にありました通り、私、“真琴”であります。
本日はよろしくお願いします。

お手荷物、お預かりしますね。
これまたたくさんの衣装なことで。

“我々も、本気のコスプレをさせていただきますね!”

拓海:お料理の方は、“ハロウィンスペシャルセット”だったね。取りに行ってくるから、待っててね♪


(※拓海、一旦退室。)

真琴:そういえば、お嬢様は今回コスプレを希望されていましたが、何故このような提案をしていただけたのでしょうか?

…はい、はい。“自分一人でコスプレをするのもいいけれど、誰かとも一緒にやりたい。できれば、男性の方とやりたいから、今回お願いをした”と。なるほど。
確かに、いきなり異性の方と、所謂(いわゆる)“併せ(あわせ)”をするのは大変ですよね。それで今に至ると。

実は、私もこう見えt…。


(※ノック音が響いた。)

拓海:拓海です。お料理の方の用意が整いました。開けてください。

真琴:はい!今開けます。

“お嬢様。
…続きは、ランチの後で。”


(※拓海ともう一人の執事がお料理を引っ提げて〈ひっさげて〉入室。)

拓海:お嬢様、お待たせしました!“ハロウィンスペシャルセット”、どうぞ!

義直:初めまして、お嬢様。私、“義直”と申します。以降、お見知りおきを。

拓海:お楽しみのコスプレは、お食事の後ということでお願いします。


(※○○お嬢様が食事を楽しみ、それに拓海が付きっ切り。その間、執事たちはお嬢様の持ってきた衣装リストと屋敷で用意した衣装リストを見比べていた。)

拓海:はい、お嬢様。お水、ですね。
こちら、どうぞ。


義直:なるほど。お嬢様が持参してくれた衣装はこのリストの通りと。

写真の映えそうな部屋はいくつか確保が出来ておりますし、スモークや選手入場に使う炭酸ガススプレー、ブラックライトなどはこちらで用意しております。後は、映えてくれたら最高なのですが。

真琴:大丈夫ですよ。義之さんも、今回の撮影には乗り気でしたし。今回のリクエストに応えられたら、コスプレ撮影用のロケーションスタジオとしても今後は使えるかもしれませんよ?

義直:さらなる発展が期待できそうですね♪


(※お嬢様が食事を終え、メインイベントに。)

拓海:お嬢様が御食事を済まされ休息をとれたようなので、コスプレタイムに入りましょう!
今回は、“ディアラバ。”通称、ディアボリックラバーズという吸血鬼のアニメのコスをします。お嬢様は、そのままヒロインに。我々執事がイケメン吸血鬼の役になります。セットの方が用意されているようですので、早速着替えましょう。場所は、事前に伝えた場所で。

真琴:かしこまりました。

義直:了解。


(※お着替え完了)

拓海:さて、皆さんが着替えを済まされたということで。

○○お嬢様は、“小森ユイ”様に。そして、私は“無神コウ”さんに。

真琴:私は、“月並カルラ”に。

直義:私は、“逆巻ライト”に扮してみました

義之:私も、我慢できずに参戦です!“逆巻レイジ”になりきってみました。

ご安心ください、既にお支払いは済ませておきましたし、尚登さんが受付を担当されてくれております。時間までたくさん盛り上がりましょう!


(※執事たちの完璧な扮装に、ものも言えない○○お嬢様。たじろいでしまう。)

拓海:“ほら、○○。そんなにもじもじしていたら、せっかくの時間も無駄になっちゃうよ?

ほら、こっちに来て?”
(※完全にキャラクターになりきる拓海。)

義直:“なあ、レイジ。”

義之:“何なんですか?ライトさん。今から○○お嬢様がお楽しみだという時に。”

義直:“これってさ、俺たちもなりきらないといけないパターンなんだよな?”

義之:“状況から察するに、それが妥当としか思えませんが。”

義直:“こんな格好、俺、似合っているように見えるか?”

義之:“十分にお似合いですよ。

流石はライトさん。”

義直:(早く終わんねぇかなぁ?メイクしている部分も、肌がかゆくてかゆくて仕方ないんだよ…。)

拓海:“…もう、○○。
キミのせいで、僕はこんな状態になったんだからね。

ん…。
(※吸血代わりに、甘噛み。)”

真琴:“ここまでコウさんが積極的になってしまっては、我々はもとい、○○お嬢様の身が持ちませぬ。”

義直:“なぁに、心配は無用だって、カルラ。

俺たちは、○○の血を吸うことで正気(しょうき)を保っているようなものだからな。”

義之:“ありがたいことに、○○お嬢様には我々の体内に摂取されると集中力・持続力が上がる成分を血中(けっちゅう)に含んでおられるそうです。気兼ねなく吸えるのです。”

拓海:“ん…、ん…。っぷはぁ!
やっぱり、定期的に俺に血を吸われないと落ち着けないんだ。

僕の言うことにきちんと従っていたら、こんなにたくさん吸わなかったんだけどな。”

義直:“なぁ、レイジ。

俺たちは、2人がかりでないと○○お嬢様を止められないらしい。”

義之:“そうする必要がありそうですね、ライトさん。

すぐ逃げ出してしまう癖がお嬢様には見られますからね。少しは教えてあげないと。”

義直:“そうだ!キミにとっておきのモノがあったんだ。”

義之:“ライトさん、こちらですね。”

義直:“流石はレイジ!わかってんじゃねぇかよ。”

とりあえず、これ。花の香りのウェットティッシュさ。これを使うといい。
おや?もう体が火照って(ほてって)いるぞ。まだお楽しみはこれからなのに。

義之:“世話の焼けるお嬢様ですね。

ん!ん…、ん…。
お嬢様がいうことを聞くまでは、ずっとアナタの血を吸わせていただきますからね。
ん…、ん…。”

義直:“そんなに血を吸われちゃ、身体が持たないよね。だから、レモンパフェ!レモン、体にいいよねぇ。

スマン、レイジ。もう十分に血を吸えたんじゃねえのか?これ以上無理をする必要はない。”

義之:“…かしこまりました。後はライトさんに一任(いちにん)します。”

義直:“よし、わかった。

ほら、おいしそうなケーキだろ?食べさせてあげるからさ♪これを…。
えいっ!”


(※義直が○○お嬢様の顔面に向かってケーキ投げ。顔がケーキまみれ。)

義直:“フハハ!ねぇ、どう?おいしいかい?

え?「わからない」って?
仕方ないなぁ。おかわりあげるからさ。ね?
おらよッ!”


(※また顔がケーキまみれ。)

義直:“これでもまだお腹は空いているって?

なら、最後は「あまおういちごのタルト」をあげよう!
オラオラオラオラ!”


(※タルトをお嬢様の顔面に押さえつける。お嬢様は呼吸に苦しむ。)

義直:“フハハ!お嬢様の無様(ぶざま)な顏!

いぃねぇ。ステキだよ…。”


(※お嬢様は過呼吸に。)

真琴:“…ッたく、ライトさんときたら。

お嬢様。今、顔をきれいに拭いてあげますからね。”


(※その瞬間、真琴はお嬢様の顔面を舐めまくる。先ほどのケーキとタルトの影響で甘い。)

真琴:“お嬢様のお味は、レモンを効かせておいしく仕上げた甘酸っぱいイチゴのようですね。生クリームもいいアクセントになっていて、まさに、お嬢様にピッタリな味です。

ん…、ん…。(※ちゅ♡)”


(※真琴、お嬢様の顔を舐めているどさくさに紛れ、唇を奪う。)

真琴:非常に美味でございました。お嬢様をおいしくいただくことができました。

義之:“お嬢様。一度この屋敷にある浴場を利用して体をきれいにしていただくことをお勧めします。”


(※入浴し着替えをなおし、お別れの時。)

義之:本日は、非常に“濃密な”一日をありがとうございました。

義直:次回は、侍系のやつとかがいいな。今回のは、やりすぎなところがあったからね。
…反省反省。

真琴:お風呂で気分を落ち着かせることが出来たでしょうか?次回は、もっと温厚(おんこう)にしましょうね。

拓海:では、出発の時間でございます。最後の一言を。

“いってらっしゃいませ、お嬢様!”
せーのッ!

義之・義直・真琴:“いってらっしゃいませ、お嬢様!”


(※○○お嬢様が退館。)

拓海:疲れたぁ。

義之:義直さん、“暴れ過ぎ”。

義直:それを言うなら、義之さんだってェ~!

“拓海もだし。”(※ポソッ)

拓海:あぁ!!い、今、義直さんが…!!

義之:今回は、義直さんの言う通りです。

“進行さん、もっとマジメに!”

拓海:はい!

真琴:“本日の営業はここまでです。またのご来館、心よりお待ちしております!”

女性へのご褒美~男声からの誘惑~ 10号店

※ディアボリックラバーズの出典先・参考先:
・ディアボリックラバーズ・モアブラッド公式サイト(http://anime-dialover.com/dlmb/)
・DIABOLIK LOVERS CHAOS LINEAGEのゲームプレイ動画数本。

訂正情報
・9月27日(金) 本文の一部を修正

女性へのご褒美~男声からの誘惑~ 10号店

執事喫茶シリーズの最新作であり、(作者的に)若干心配な作品です。 今回、執事たちはお嬢様の願いをかなえるためコスプレにチャレンジ!キャラクターのなりきりシーン的なものがあったりなかったり。 (※この物語を読んで、嫌な思いをさせてしまった場合は申し訳ございません。先にお詫び申し上げます。)

  • 小説
  • 短編
  • 青春
  • 恋愛
  • 成人向け
更新日
登録日 2019-09-15

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