7月・8月の短歌(2019年)
人生はつらい/股間は痒くなる/止まない雨はないこともない
アラレちゃん凄い速さで走るけど任意保険はかけてるのかな
母親にお前もはやく働けと責められながら飲む水の味
そうなのだ 死しかないのだ この世には(熱力学第二法則の文系的理解)
人知れず75%オフされた全てを弔うお墓
もしも死ぬならば野原で昼寝してそのまま目覚めないとかがいい
だとすればこれがわたしの死兆星なんだな あはは 汚え花火
こんにちはそうです僕が弱者ですかつおぶしにも勝てないほどの
出ようとも出られないこの町というアフォーダンスに嵌められている
クソツイに慈雨の心でするいいね(慈雨に心はないだろうがよ)
7月・8月の短歌(2019年)