10/20

ここから視える景色は

あなたが最初におしえてくれた

あなたにはじめておしえてもらった

きょう久々に行ってみたんだ

去年の記憶が蘇って

今年の記憶に改竄されそうだった

あなたにまた逢えるのならば

早くこの無機質な日々から逃げ出したい

まだおしえてほしいことがあるから

まだおしえてほしいことをわたしが

わすれないまで

10/20

10/20

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-09-10

Copyrighted
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