8/1

炎天下のなか街を歩く

片手には溶けかかったアイス

片手には後悔

忘れた振りをして笑い合った

影に嗤われた気がした

距離も隔たりも何もかもすべて

この影に融かして遠くへ行きたい

夏が心を蝕んでいく

8/1

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  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-09-10

Copyrighted
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