野ざらしの憂鬱
まだ、気の晴れない空のもと
閑散とした日々の跡
十月の雨の夜を数える
頬をなぞった露の数
草臥れた二人の両腕
もし僕がきみよりも早く
生まれ落ちたとするならば
無駄に年食う事は無かったろう
きみの居ない秋を越さずに済んだのに
教えられるだけなんて無様だ
このままきみに逢えない日が続くのなら
僕はもっと歪んでいくだろう
たったひとりで死ぬのだろう
野ざらしの憂鬱
まだ、気の晴れない空のもと
閑散とした日々の跡
十月の雨の夜を数える
頬をなぞった露の数
草臥れた二人の両腕
もし僕がきみよりも早く
生まれ落ちたとするならば
無駄に年食う事は無かったろう
きみの居ない秋を越さずに済んだのに
教えられるだけなんて無様だ
このままきみに逢えない日が続くのなら
僕はもっと歪んでいくだろう
たったひとりで死ぬのだろう
野ざらしの憂鬱