your side in lost daydream

孤独な空想

安らかな寝息が
聞こえる夕暮れのベランダ
囀る文鳥
黄昏れる僕は光に眩んだ

まだ幼い心のままで
君の側にいると
どれだけ歳をとっていても
君の側に行くと 意識が揺らぐ 君は

薄暗い部屋で
聴こえる隣人のギター
囀る文鳥
夢見心地な僕また目を閉じた

涼しい夕風が
青色の空の下に笑って居た
君の髪を揺らした

しつこいほど
脇腹をくすぐらなくても
君はいつも笑って居た

そこに

まだあどけない姿のままで
君の側にいると
どれだけ色あせていても
君の側に行くと 手のひらを差し出す 君は

your side in lost daydream

your side in lost daydream

  • 自由詩
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-09-09

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