LOVE MAGIC~彼女から彼氏へ~

ヤリクリー

注意事項
①米印はト書きです。読まないでください。
②カッコ内は読んでください。
③男性4人(※兼任含め)と女性2人の、6人による声劇です。
④若干、過激な言い方があるかもです。そこはご了承ください。

LOVE MAGIC~彼女から彼氏へ~

〔登場人物〕
男性:昌隆(まさたか)、稜也(りょうや)、尚登、雅樹、義之、
(※昌隆と稜也は兼任で。)
女性:真琴、愛結(あゆ)


(※これは、真琴がスリーピングボイスに入る前のお話であり、初期の3人の男性に会う時のお話。)

真琴:まさくん♡

昌隆:まことさん♪
今日も楽しかったですね。

真琴:時間が過ぎるのはあっという間ね。もうこんな時間。
帰りはどうするの?

昌隆:近くのホテルで一泊する?

真琴:どこのホテルなの?

昌隆:あれさ。

真琴:どれどれ?


(※昌隆が指した先には、確かにHOTELとある。しかし、外観からして、普通のホテルとは言い難い。)

真琴:あそこ?

昌隆:そう。これ以上歩くにも暗すぎるから、ここは妥協しようかってね。お金は俺が“先に払うから”。

真琴:“先に払うから”?

昌隆:!!

…い、いや。別に何でもないよ。そうそう。

真琴:怪しいわね。

昌隆:まさか!あんなところを全く使ったことがないんだよ?

真琴:なら、さっきの“先払い”の話は?

昌隆:先に払えるんだったら、済ませた方が楽でしょ?ってこと

真琴:なるほどね。

…わかったわ。こんな日がたまにあるのも無理はないわね。


(※2人はHOTELへ。先払いは可能だったようだ。)

真琴:へぇ、中はこうなってるのね。

昌隆:(く、臭ぇ…。気持ちわりぃ…。)

ちょっと、独特のにおいがするんだな。あと少しでなれそうだけど。

真琴:私は、特に気にしてないわよ。
良かったら、何かスプレーでも使う?

昌隆:助かる。

俺、先にシャワーでも浴びてくるわ。そうすれば、多少なりとも臭いになれるでしょ?

真琴:そうかもね。いってらっしゃい。


(※昌隆がシャワーに行ってから数分後、部屋のベルが鳴る。)

昌隆:(真琴、出てくれ。)

真琴:わかったわ。


(※ドアを開けると、見るからにヤる気のある服装をした女性が。)

愛結:こんばんは♪

真琴:あの…。どちら様です?

愛結:私、“アユ”と申します。“アユユン”とでも呼んでくださいね。

真琴:あの、あゆさん?何故ここに??

愛結:実は、先程の会計をしてくださった方がですね。“当ホテル利用者10万人目”になるのです。それのサービスとして、私を含めて数人の女性がお部屋にお邪魔しようということです。あ、勿論“無料”ですよ?

真琴:もしかして…?(※イライラ)

愛結:いえいえ。そんな突拍子なことは。


昌隆:(真琴、出るぞ。誰か部屋に来たのか??)

真琴:マサ、早くここに来て。

昌隆:(了解、すぐに逝く。)


(※シャワーを終えた昌隆が戻る。)

昌隆:さっきから何かうるさいぞ。ゆっくりシャワーに…。

あ!キミは“日向愛結(ひなたあゆ)”じゃねぇか!

愛結:ん?

あ!“マサマサ”じゃん!お久(ひさ)~♡
ちゅ♡

昌隆:ちゅ♡

真琴:あ~!!!
この男、他の女とチュウをした!!彼女がいるっていうのに!!(怒)

…誰よ?この女。

昌隆:あ、この娘(こ)なんだけど、俺の元カノ。中学・高校と6年間付き合ってた。

まさか、こんな風に変わっちまったとわな。


真琴:え?!

…裏切ったのね、私のこと…。

昌隆:(ギクっ!)

愛結:ん?

真琴:アンタ、私のことを“初恋の相手”って言ったでしょ?私に告白したとき。

昌隆:…あ、あぁ。確かに、口にはしたよ…。(※アセアセ)

真琴:なのに、“元カノ”ねぇ~。ふ~ん。

昌隆:…あぁ、そうだよ。俺は嘘をついたさ。
“君が俺の初恋の相手”だなんて言っちまったからな。

真琴:…私がどうなるかは、わかってるわよね?(※激怒寸前)

昌隆:真琴さん。
荷物には触れ…。

真琴:“勝手に触れないで!!!!”


(※ビシャン!真琴が昌隆に強烈なビンタを一発お見舞い。)

真琴:今日で貴方とは絶好ですから。キャンセル料はそちらで支払って。

以上!!


(※バタン!扉を勢いよく閉めて“ラブホテル”から出ていく真琴。)

愛結:何かあったの?マサマサ。

昌隆:いや、何でもないよ。

愛結:アユ、またマサマサに逢えて嬉しいの。また一緒に付き合ってもいい?

昌隆:あぁ、いいとも。

愛結:やったぁ♡
(これが、復縁っていうものよね?実は、別れた後も気にしていたし、双方が納得してのお別れだったから、問題なし♡ うふふ♡)


(※その頃、真琴は夜明け前の街を、荷物を抱えたまま1人で彷徨っていた。)

真琴:何よ、あのクズ男(お)。復縁するんじゃないわよ…。私のこの苦しみ、わかってくれないでしょうね…。
(´;ω;`)ウゥゥ

私、これからどうすればいいのかしら…。先が思いやられてしまうわ…。

…ん?!

稜也:ちょっと、そこの可愛い可愛いお嬢ちゃん?ちょっとだけ、じっとしててくれよ…?動いちまうと、命が危ないかもな。

真琴:ん~!!!
(キャーーーーーー!!不審者ァーーーーー!!!!)

稜也:ちょっとした辛抱だ。

動くんじゃねぇ!!


尚登:ん?!何か悲鳴が聞こえる。

雅樹・義之:?!

尚登:俺、声のする方に行ってみる。

雅樹:気をつけて。

義之:俺たちも後を追う。

尚登:2人とも、頼む。


真琴:…ィヤ!ヤメテ!!離して!!

あん!ちょっと…!!
(お願い!誰か助けて!!)

稜也:動くな!!この野郎!!


尚登:“待たせたな!”

稜也:一体誰だ?!

尚登:そこの不審者さん♪女性、苦しんでるよ?ちょっとストップ♪

稜也:…お前は誰なんだ!!

誰だと言ってるんだよ!!


(※稜也が尚登に突撃。)

尚登:おらよ!


(※尚登のパワースラム。)

稜也:ぐへぇ。

尚登:ほら、何突っ伏してんの?

立った立った!
(これでも喰らえ!!)

稜也:あぁ…。俺のアソコが…。


(※稜也にローブロー。倒れた。)

尚登:お嬢様。お怪我は?

真琴:…は、はい。何とか。
(私がお嬢様?! ちょっと嬉しい♡)

尚登:私のことは、“尚登さん”とでも呼んで下さい。後に、私の仲間である“雅樹(まさき)と義之(よしゆき)”が来ます。

お嬢様のお名前は?

真琴:私、“真琴”と申します。

尚登:真琴お嬢様。

雅樹:尚登くん!お待たせ!!

義之:警察には通報済みですよ!

尚登さん、お嬢様にけがは?

尚登:ないらしい。

…けど、いちよ救急車で病院で診てもらうことにするよ。

義之:それがよきかと。


(※救急車で病院へ行き、検査を受けるも異常なし。そのまま、4人は喫茶店へ。)

雅樹:雅樹と申します。

義之:義之です。

真琴:真琴と申します。

先程の皆さんのおかげで、私は助かりました。

雅樹:いえいえ。礼には及びませんよ。

尚登:そうそう。お嬢様が無事だったから、それだけでよかったさ。

真琴:唐突に失礼しますね。

義之:はい、何でしょうか?

真琴:よろしければ、“皆さんと一緒に居させてください!”

尚登:(なるほどね。)

真琴:それと、皆さんはどのような関係を?
聞く順番を間違えてしまいましたが。

雅樹:気にしてませんよ。

我々は、元執事です。実際にお嬢様のもとで従事してました。

義之:しかし、お嬢様の対応が気に食わなかったのでやめました。

真琴:“執事”なのですね?!

でしたら、私、一つ気になるのがあるのです。

尚登:それは何なんだ?

真琴:“執事喫茶”って言うんです。

尚登:“執事喫茶”?何だそれは?

真琴:メイド喫茶はわかりますよね?

尚登:「おかえりなさいませ、ご主人様♡」ってやつのことか?

真琴:それです。
要は、“メイド喫茶の男性版”です。

尚登:でもお嬢様は…。

真琴:実は私、“コスプレイヤー”でして、“男装”をメインにしているんです。

雅樹:なるほど。その趣味を活かしたいと。

真琴:雅樹さん、まさにそれです。

義之:どうしますか?

尚登:いいんじゃねぇのか?

運営に関しては、雅樹に任せりゃいいさ。

雅樹:尚登さん、ありがとうございます。

運営の方は、私がさせていただきます。

義之:いかがですか?“お嬢様”?

真琴:是非とも、私を仲間に!

尚登:よし!決まりだ!

雅樹:ではですね、基本的な流れを説明しますね。


真琴:こうして、私はスリーピングボイスで働くようになりました。

LOVE MAGIC~彼女から彼氏へ~

LOVE MAGIC~彼女から彼氏へ~

執事喫茶シリーズの外伝、新作登場!今回の主人公は、”真琴”です。 真琴が執事としての道を歩み始めたワケとは一体?

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2019-09-08

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