裏切り

岡本ゆうた

  1. 学力差別と人種差別の何が違う?どっちも差別だろ?
  2. 日本人と白人の血しか混じっていないのに7つの差別を受けてるタクヤの身になって考えろよ
  3. ある日の事だった「プロローグ」全ての始まり
  4. 裏切り「プロローグ第2章」
  5. 別人の可能性
  6. クミの不穏な噂
  7. ゆうた
  8. あの日の夜東京での出来事の真相
  9. 犯人は嫉妬深い。
  10. 悪いコトを全てタクヤのせいにする輩がいる
  11. もはやミステリー
  12. プロローグ‥冷かし告白の末振られた2人
  13. 人身売買「マーケット」
  14. タクヤ七不思議‥探偵みゆき‥捜査編
  15. 依頼人の正体

タクヤという一人の青年の人生を見つめ直すための物語。※あくまで小説です。

差別する心がある限り‥人をモノのように扱い‥人身売買する輩が必ずいつの時代も存在する。そして‥人身売買とは何か?どういう犯罪か?どれ程の重罪か?また‥人をモノのように扱う事が‥どれ程‥残酷で残忍な事なのか?

作者である私がこの小説で伝えたいのは‥今まで描かれなかった闇の部分と人身売買の残忍さである。

この小説を呼んでも尚‥差別が正しい事だと感じるなら‥やはりあなたは救いようのない差別主義者だ。

学力差別と人種差別の何が違う?どっちも差別だろ?

黒人の血は一滴もタクヤには混じっていない。あるのは日本人の血とヨーロッパ人の血だけ。

学力差別も学歴差別も人種差別も

障害者差別も高齢者差別も差別である事に変わりはない。

男性差別も‥ユダヤ人差別もだめ。

他人を軽侮して見下げる。つまり見下してるって事だよね?

人種差別も同じなんじゃない?


他人を自分とは違うものだからって理由で見下してるよね?それが人種差別なんだよ。

例えば‥俺は白いけど‥彼奴は‥黒い

俺たちの民族は多いけど‥彼らの民族は少ない。

自分と相手を比べて相手が自分より劣ってると思う部分をみて‥見下してるよね?

民族は多い方が人数的に優位だから‥人数的に劣ってる民族を見下してるよね?

学歴差別もそれと同じなんじゃない?

相手の学歴をみて自分より劣ってるから見下してる。つまりそう言う事だよね?


学力差別もそうだよね?相手が自分より劣ってると思うから見下してるよね?


あれー散々タクヤの学力を無さを馬鹿にして軽侮して学力差別してたのはどこのどなたでしたっけ?

確か言ってましたよねぇ〜?タクヤは馬鹿だからそんな仕事しかない。とか。

ここまでアホやとは思わんかった。とか?

言ってましたよねぇ〜?ねぇ??思い出したかな?

どんな差別であれ差別するような人間が人身売買のような‥悪魔の所業をするのです。

差別する心がなければ人間を道具のように扱う事などできませんからね。

日本人と白人の血しか混じっていないのに7つの差別を受けてるタクヤの身になって考えろよ

①障害者差別
②男性差別
③学歴差別
④ユダヤ人疑惑差別
⑤日本人差別
⑥外国人差別
⑦容姿差別

この7つだけでタクヤのキャパシティは限界。これ以上増やせないし。増やすこともできない。

その事を十分頭にいれて考えろよ。


タクヤが社会的にアウトサイダーで‥仲間外れの傾向にあるから‥そうやって全員でタクヤをイジメようとする訳だ。

タクヤとユダヤ人における共通点を見いだすとしたら‥外見と‥社会的にアウトサイダーである事ぐらいだ。

ユダヤ人が就ける職業は限られてて彼らは金融業ぐらいしか生きる道がなかった。その事が返って反感に繋がり今にいたるようだ。

ある日の事だった「プロローグ」全ての始まり

ある日の事だった。小学校の同級生の悪い噂を耳にした。その人物は小学校の頃は仲がそれなりに良かったが‥中学校や高校は別々になりそれからずっと疎遠の人物だった。

裏切り「プロローグ第2章」

昔のタクヤは優しく物静か‥勉強も運動もてんで駄目で‥のび太のような奴だった。

だがオレは衝撃の事実を知ってしまった。タクヤに裏切られたのだ。それを知ったオレは激高した。

怒りに手が震え‥イライラがとまらなかった。

「「★タクヤのこれまで★」」

タクヤは小学校の頃はそれなりの暮らしをしていたが‥両親の離婚を皮切りにタクヤの暮らしは一変した。

家は売り‥アパートに引っ越し‥とうとうタクヤの祖母の実家にまで流れ着いた。

そんなタクヤだったが‥そこでの暮らしに耐えきれず学校の寄宿舎で暮らし‥土日はショートステイの施設で暮らすようになった。

人付き合いが苦手なタクヤは周りと溶け込めずどんどん‥孤立していった。

そんなタクヤも高校卒業と同時に就職して‥一人暮らしをはじめた。仕事を転々と変えては‥タクヤは日本中を旅した。

愛知‥東京‥大阪‥いろんな地域で暮らしいろんな地獄を味わった。ある時からタクヤの心は壊れた。

自分がされてきた嫌がらせを自分に敵意を向けてきた相手にするようになった。そうしなければ‥周りに味方のいないタクヤには生きる術がなかった。周りを蹴落としてでもはい上がらなければ進めなかったのだ。

タクヤが育ったのは片田舎の小学校だった。小学校の頃のタクヤは勉強が嫌いで‥いつも机に絵を書いていた。空をみながら考えていたのは給食のメニューの事ぐらいだろう?運動も苦手なタクヤは体育もマトモにしなかった。

こうへい「ヘルプミー」

タクヤ「‥」

そういえばこうへいは小学校の頃覚えたての英語で喋っていたなぁ。というかアレはギャグだったのか?

タクヤ「‥」

コウキ「ホリケンタイム‥ホリケンタイム」

朝の通学路‥集合場所に到着するとコウキが芸人のホリケンのギャグである‥ホリケンタイムを踊っていた。それをみながらタクヤの1日が始まる

タクヤ「コウキの奴今日も元気やな?というか人前であんな恥ずかしいことようできんな」そう心の中で思ったがその事はコウキに告げずに黙っていた。

「あゆみ」

あゆみは黒人の少女で‥タクヤの同級生だった。見た事もない肌の色にタクヤは興味が湧いて‥あゆみの事をずっとみていた。

音楽の授業中‥あゆみはタクヤの隣の席でタクヤはあゆみの笑った顔がみたくてフザケていた。

特にあゆみとタクヤの事で印象的な事は少ないが‥ある時タクヤが転んだとき‥あゆみは手を差し伸べてくれた‥するとタクヤは不機嫌そうな顔をしながら‥自分で立った。

「謎のヨーロッパ系‥同級生」

タクヤが小3ぐらいの時‥同級生に一時金髪でショートヘアーの似合う色白の女のコがいた時期があった。それまでくみにぞっこんだったタクヤの心はその少女に奪われた。


タクヤ「‥」くみもかわいいけどこの子もかわいい‥金髪やしめっちゃ色白やん。

そう思ったが‥言葉の壁の問題もあり‥その子は暫くしたら引っ越してどこかにいってしまった。


永遠に叶わぬ恋とはこういうことを言うのかもしれない。タクヤはアジア系とは上手く行っても‥ヨーロッパ系とはあまり上手くいった試しがないからだ。だから‥この恋はタクヤの思い出として心にしまってある。


「あきら」

タクヤが小学生の頃の事だ。授業中‥もくもくと授業を進める教師。

教師「ここはこうやって」教師はあいまいな説明をしながら‥黒板に文字を書く‥タクヤはそんな文字など見ずにひたすら机に絵を書き続ける。

他の生徒たちはみな真面目に授業をうけて聞いて書いていた。その時の事‥「ガシャン」突然何かが割れる音がした。タクヤが顔をあげてみると同級生のあきらの腕が血まみれになっていて‥ガラスが割れていたのだ。

女生徒「きゃー」

男子生徒「何?え?」

先生「おい大丈夫か?手をみせなさい」

そういうと先生はあきらをつれて‥保健室まで行った。あきらとタクヤは変なところで似ていた。ずっと無口だったし‥いつも昼休みタクヤとあきらはブランコに乗っていた。

女生徒「あきらくんに似てる」

そんな事がタクヤの耳に聞こえたが‥タクヤはブランコに乗り続けた。タクヤはたまに自転車であきらやたかひろの家で遊んでいた。あきらはレゴ好きで‥どちらかというと無口なタイプだった。あまり話さないあきらのその無口差がタクヤにはかえって楽でなんとなく居心地が良かった。


帰り道‥ゆうたの家によったタクヤはそこでTVゲームに熱中していた。遊戯王のカードゲームをTVゲームにしたバージョンの奴だ。

タクヤ「‥」

ゆうた「もし勝てたら‥アレみせたるわ」

タクヤ「あれ?」

ゆうた「ちょっとHな奴」

タクヤ「何やろ?」タクヤはそれを聞いて何やろ?と思ったがとりあえずゲームに集中する事にした。

タクヤ「勝ったー」心の中でタクヤはそう思ったが口にはださなかった。

ゆうた「しゃあないなぁちょっと待っててや」

ゆうたは少し歩くと部屋からあるモノを取り出してきた‥いわゆるエロ本だ。小学生のタクヤにエロ本は刺激的過ぎて‥その事がキッカケでタクヤは女性に興味をもつようになる。

その少し後の事だタクヤは「転校」した。

「さっちゃん」

さっちゃんはねさちこっていうんだ本当はねだけどちっちゃいから自分のことさっちゃんて呼ぶんだよ。おかしいねさっちゃん。

小学校の授業にこんな授業と童謡があったのを覚えてる。さちこは足の速い女のコで‥背の低い順に並んでも毎回一番前にいるような女のコだった。タクヤも小さい方だったが‥さちこよりは大きかった。

さちこは優しくてタクヤが泣いた時‥いつも励ましてくれてた‥

さちこ「たっちゃん大丈夫か?」

タクヤ「ううん」

さちこ「誰やたっちゃん泣かせたの?」

そう言うとさちこは男子たちにつめよる。

男子「知らんわ俺やない」

男子「俺も違う」

男子たちはさちこが怖いのか途端に逃げてどこかにいった。別に誰かが悪かった訳じゃない。タクヤはもうすぐ転校で皆と会えなくなるのを知ってたから‥途端に悲しくなって泣き出していたのだ。


小学校5年の頃‥タクヤは不登校気味だった。原因は母の不倫である。母は見知らぬ誰かと不倫してその事が父にバレて離婚の危機だったのである。

母「ヒロミさんなんか嫌いやわ」

父「お前ようそんなこと言えんな?」

そんな父と母の口喧嘩を聞いていたタクヤははぁ‥と一言ため息をはなった。父と母は正式に離婚が成立して‥それと時期を同じくして‥引っ越して転校した。

転校したタクヤは転校生として‥注目を浴びる事になる。最初のうちは騒がれていたがだんだんそれもなくなり‥沈静化していった。タクヤは教室には姿をださずにずっとある少女と同じ部屋で過ごしていた。少女の名はちひろ。ちひろはタクヤの2学年下だった。ちひろにも何か理由があり‥教室には行けなかったようだ。

ちひろとの会話で印象的な事はタクヤは覚えていないが‥ちひろの事はずっと覚えてる。2人で毎日同じ部屋で過ごして‥毎日遊んだ。ちひろは小学生のタクヤにとって一番長く遊んだ女友達と言っても過言ではない。


印象的な事でタクヤが覚えてるのはバレンタインデーだ。ちひろは少し恥ずかしそうにタクヤにチョコを渡してくれた。タクヤにとってちひろは忘れたくても忘れられない大切な人だ。

そんなタクヤもとうとう小学校‥卒業の時が来た。

その後タクヤが入学したのは少し特別な学校だった。ファーストキスも‥初エッチも中学生の時だった。

タクヤのファーストキスは3つ上の先輩でミカと言う女性だ。帰り道が同じでどことなくちひろに似た雰囲気のミカにタクヤは惚れていった。ミカは顔こそ良くはないが‥声が可愛く‥気立てが良く‥よく笑う子だった。

ちょうどその頃に「14才の母」というドラマがあった。その時子役ででていた志田未来とちひろはどことなく似ていた。

学校の寄宿舎に入り始めたのもちょうどその頃。ショートステイの施設に入ったのはその少し後だった。

ショートステイ先で当時働いていたふるたにさんはとても良くしてくれた。当時タクヤがハマっていたギターの弦をはりかえてくれたり‥音を調節してくれたり‥弦をくれたりゆずの楽譜をくれたのもふるたにさんだ。ふるたにさんのお陰でタクヤのギター技術は進歩した。

「ひろき」

ひろきは全盲で‥足を動かすのも難しい少年だった。最初出会った時の印象は‥「変な奴」だな?そう思いました。ただひろきは明るく‥自分の障害に負けない芯の強い男の子だった。

ひろきをみて感じた事は‥ひろきみたいに障害に苦しんでる人もあれ程一生懸命に生きてるのに‥五体満足に近い俺は何してんだろう何やってんだろう?そう痛感した。

だから自由自在に動かせる足があり‥目もみえるなら‥どんなに遠く険しい道でもこの足で歩こう。例えそれが夢幻‥うつ夜の夢であっても。そう思った。

★半分ホント半分嘘の番外編鬼教師佐野現る★


順風満帆の小学生活を終えたタクヤは中学生になった。そこでタクヤはある鬼教師と出会う。

佐野「よろしくお願いしますね佐野と言います」

その鬼教師は佐野と言った‥佐野の悪評は瞬くまに広がる。

後輩「佐野の追求とか嫌やな?」

タクヤ「もう最悪‥ネチネチしつこいしよ」

同級生「佐野はないわ」

鬼教師‥佐野はマンツーマンなのを良いことにタクヤにやりたくもない授業を受けさせ‥宿題地獄を押し付けた。


佐野「この宿題明日までにやって来て下さいね」

タクヤ「はいはい」

佐野「はい」は一回」

タクヤ「はーい」そうは言ったがタクヤに宿題をする気はなかった。

タクヤ「アホやろ?あの鬼教師‥ウザいわぁ誰がするん?こんな紙切れ‥ウザすぎ」

タクヤはその翌日‥宿題をしてこなかった。

佐野「タクヤくん‥これはどういうこと?」

タクヤ「先生?どういうことって何がです?」

佐野「宿題は?」

タクヤ「はっ?何か言いました?」

佐野「宿題は?って聞いたんです?何でやって来なかったの?」

タクヤ「あぁ先生お得意の追求ですか?もうやめてください。迷惑してるんです。」

佐野「その口の聞き方は何なの?」

タクヤ「今度は説教ですか?懲りませんね?」

佐野「ちょっとそこに座りなさい」

そう言うと佐野は延々と説教をし始めた。。タクヤは心の中で考える。オレのパーフェクトライフを奪った佐野だけは許さない。いつか仕返しをする。と。

ということでめでたしめでたし。半分ホント半分フィクションの鬼教師佐野とのやり取りでした。

高校に入学したタクヤは‥ショートステイ先の家と寄宿舎を行き来していた。

ショートステイ先はいわゆるいろんな事情で家に帰れない子たちが過ごす施設だった。そこでの暮らしは長く‥高校卒業までそこで過ごした。


女性職員「ねぇねぇタクヤくん起きて」

タクヤ「‥ん?おはよう」

女性職員「おはよう。朝ご飯できたよ」

タクヤ「わかりました。すぐ行きます」

ショートステイ先の女性職員は寝坊しそうになった時‥タクヤをたまに起こしてくれた。その時の事で印象的なのは誰かに寝てるすきにキスされた事。キスしたらあかん。とタクヤが後々言っていた事は有名だ。

タクヤは一応理性があったし‥自分は男だと自覚していたので女風呂に入ってもいいんやで。と言われても「いや大丈夫。男風呂に入ります」と受け流していた。

タクヤが眠っていた所には‥当時‥夜勤と日勤で職員が3〜4人ずつ交代勤務をしていた。そこ以外にも職員はいて全体で数十人はいた。夜中に誰かが‥来ても確か施錠できない部屋だったので‥ふと夜中に目が冷めた時タクヤのムスコがたっていた時もあったようだ。

これは授業中また別の学校での昼休みのこと。

女性1「たっちゃん卒業できると思う」童貞を?

男性1「できへんのちゃうか?」高校を

女性2「たっちゃんでもできるんちゃう?」

男性2「いや無理やろ」俺かって進級ギリギリやのにタクヤが進級できる訳ないやん。

男性3「ほんまにほんまに」

女性3「たっちゃんできると思うけどなぁ‥?」

男性2「いやいや無理やてタクヤには無理」

女性4「たっちゃんなら案外卒業できそうやけどなぁ」童貞を

男性2「それはない」

男性3「俺もないと思うわ」

女性4「そうかなぁ‥」

男性5「タクヤに卒業なんてできる訳ないやん」

女性1「何でそう思うん?」

女性1がそう聞いた瞬間‥チャイムがなったキーンコーンカーンコーン

授業中‥男性2はさっきのやりとりを思い出して考えます。この俺でさえ進級ギリギリやのにタクヤに進級できる訳ない。俺のプライドが許さん。あり得んことや。

「その頃」

タクヤ「よおひろき」

ひろき「よろしくタクヤ君」

ひろき「タクヤ君何してんの?」

タクヤ「ん?風船膨らましてる」

ひろき「風船何でそんなん膨らましてんの?」

タクヤ「なんとなく」

ひろきとはタクヤは毎日そんな他愛のない会話をしていました。口下手のタクヤをひろきが上手くサポートしてくれていたのだ。そんなひろきとの思い出で印象に残ってるのはタクヤが中2の頃の事。その頃‥一般の人も障害者も参加できる陸上大会がありました。タクヤはその前年の陸上大会の1500mで5分30秒ぐらいで走り‥そこで調子にのったタクヤはその大会が決まっても全く練習しませんでした。

そして大会当日‥結果はボロボロ‥タクヤはとてもココでさえ書けるようなタイムではなかった。
でも‥タクヤの中で何かが変わったのはその後の事だ。タクヤは悔しくて悔しくてそれから毎日死ぬ思いで自主練をしました。ちゃんとした陸上部すらなかったタクヤの学校でタクヤはその悔しさをバネに5年間毎日‥自主練に励みました。


中高でずっと陸上をしていたタクヤは高校最後の秋‥国体に出場した。結果は惨敗‥あまり良いものではなかったが‥それでもタクヤの運動神経の悪さを考えれば大したものだった。


先生「国体があるけど出場するか?」

タクヤ「します」

それからタクヤの猛特訓「ほぼ自主練が始まった」と言うのもタクヤの通っていた学校は生徒数が少なく陸上をしているのはタクヤだけだった。学校の女性教諭はタクヤの自主練を手伝ってくれてその女性教諭との授業時間‥指導してくれた。

女性教諭「あと一周」

タクヤ「はいっはぁはぁはぁ」

その掛け声と共にタクヤは猛ダッシュした。そんなこんなでいよいよ国体の日が近付いてきた。そこで出会ったのは3人の可愛いボランティアさんだ。マリナは目が大きくて可愛くて金髪が特徴的な美少女‥イソベは細くて黒毛の特徴的な女のコ。ホンダは彼氏持ちの女のコ。

国体の終わった帰り際‥タクヤは空港でマリナとイソベと何度も何度もハグをした。

タクヤ「ありがとう」帰り際‥空港のガラス越しにタクヤはケータイで3人にその文字をみせてお別れした。


※「ひろきが結んだ出会い」※
ひろきと参加したあの陸上大会の悔しさがあったからタクヤは陸上を続けられたし‥多少は忍耐強くもなった。ひろきがいたから出会えた出会いもあった。だから‥タクヤはひろきには感謝している。


そろそろ気付いてるかもしれないが‥


タクヤは小学校の6年間まるまるマトモに勉強をしていない。授業も聞いてなかったし‥たまにだされるテストの追試もゆうたが代わりに書いてくれてた。転校してからも授業に姿をみせず‥たまーに訪れる同級生とオセロしたりしてただけ。

じゃあいつ?勉強したのか?

タクヤの中学校の頃の担任に佐野という鬼教師がいた。さすがのタクヤもマンツーマンで授業されては勉強をやらざる負えず‥宿題をしなければネチネチしつこかったのでやらざる負えなかった。


女性1「たっちゃん卒業したと思う」童貞を‥?

男性1「たっちゃんやったらしてへんのちゃうか」高校を。

女性2「うちもたっちゃんはしてないと思うわ」童貞を

男性2「たっちゃんやったらありえそう」たっちゃんの頭やったら高校卒業も難しいやろうなぁ

女性3「たっちゃん卒業したらしいで」

女性4「嘘やろ?」ありえへん

男性4「俺も嘘やと思うわ」それはないわ

女性5「たっちゃんしてないと思うけどなぁ」

男性5「たっちゃんでもさすがに卒業はしたんちゃうか?」

女性6「○○でも卒業してないのにたっちゃんが卒業できるはずないわ」

男性6「確かに」

男性7「そりゃしてへんやろ?」俺かって進級できへんかって‥1年遅れたんや。タクヤに負けてるわけ無いやん。

女性7「そうかなぁ〜??たっちゃんしてると思うけどなぁ」

男性7「ないないそんな訳ないわ。そんな事‥絶対ありえへんぞ」

男性8「俺もないと思うわ」俺かって童貞捨ててへんのにたっちゃんに負けてる訳ないやんか?



ここでタクヤの小学生時代の設定を思い出してみよう‥。タクヤは小学生の頃‥まともに勉強をしないで‥テストでも名前だけ書いてずっと白紙のままだすような子でした。なので同級生はタクヤに勉学で負ける事などありえないと思っています。

そして‥小学生時代‥タクヤは男友達とは仲が良かったが女友達とはあまり仲が良くなかった為‥そちらの方の噂もほぼないに等しかったので‥ココでもタクヤに負けるわけ無いと思っています。



果たして‥タクヤは卒業したのか?

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(無事‥高校は卒業しました。ただ童貞の方は‥笑ご想像にお任せします)

「楽をして高校卒業をしたタクヤはある意味賢い」

タクヤは小学生時代6年間‥無勉強で‥中学生になりそこから‥留年を経験する事なく‥卒業した。

どこの高校であろうと高校は高校‥高校卒業である事に変わりはない。

どこかの誰かのように‥留年を経験するよりはタクヤが歩んだ‥道はある意味では賢い選択だ。

タクヤは小さな努力で高校卒業をして‥普通に就職した。結果的にわかった事は学校で習うような勉強など社会に出てからでは役にたたない無駄知識が多いという事実だ。これは‥言い過ぎでも何でもなくやはり事実だ。

高校‥大学で使うような‥勉強は‥よほどの専門職につかなければ意味がない。

例えば英語や中国語‥自らが‥通訳になったり海外を拠点にして仕事をするなら必須だが‥そうでないのなら対して必要ない。理由は英語や中国語が喋れなくてもできる仕事は日本にはいくつもあるからだ。

そして‥数学‥社会にでて数学が必要とされるなら‥せいぜいレジ打ちや経理など数字を扱う業務ぐらいのもの。レジ打ちに関しては小学生レベルの数字がわかればそれで充分。極端な話し細かい計算は機械がしてくれるので。

国語はある程度の一般的な文字がわかればそれで良い。高い国語力を生かしたいなら教師にでもなるしかない。がたいていの場合はある程度の一般的な文字がわかればそれで良い。

理科や生物‥
生物学は医学の基本なので‥ある意味では必須。ここから医者への道を開くこともできる。がそういった職業につく気がないなら不要と言っても過言ではないだろう?

社会‥歴史

歴史を生かせる仕事って何?聞かれて真っ先に思い浮かぶのは博物館の仕事とか‥あとお城周辺の案内‥バスガイドとかかな?だけどそういう職業につく気がないならこれも必要ない。

タクヤが卒業して気付いたことは学校の勉強をして役立つ仕事はなかったという事だ。何故ならタクヤはそれでも総支給額28万〜38万ぐらいはあったし‥それでも普通に今まで生活できた。ただタクヤ自身の性格の問題で仕事が長続きしないため今に至るだけで。

あ!でも文字の書き取りは役立ちましたよ。自分の名前ぐらい書けないと履歴書書くときにまずいので(汗)。

タクヤの仕事との収入の比較

数学編

数学が得意な人に向いてる仕事
1プログラマー
2データサイエンティスト
3ファンドマネージャー
4アクチュアリー

などがある。じゃあまずプログラマーの平均年収は416.6万円程です。

これを単純に12で割ると‥役月収34万〜5万の間です。この月収ならタクヤの良い時の月収とほぼ変わりありませんね?

プログラマー‥35万
タクヤ‥28万〜38万

データサイエンティストの年収は515.5万円
平均月収は42万〜43万の間。高い学費を払い高校‥大学に進学して奨学金を返さなければいけない状況下で借金を払いながらだと月収的にはタクヤの月収とあまり変わらないのでは?とも思います‥。タクヤのやりた方で進めば学費や余分な借金はゼロでSTARTできるので。


ここから下の専門職を目指すのであれば勉強する価値は十二分にあります。ただし‥一生懸命‥努力したところでなれるかどーかはわからない。年収の高い仕事はそれだけ難しく‥より困難だからだ。

ファンドマネージャーの平均年収は980万程

アクチュアリーの平均年収は1200万程

それでも夢をみて挑戦してみるのも悪くないし。それも一つの選択だと‥作者である私は思う。

「よし簡単に説明しよう」

1まずはタクヤのやり方ね

タクヤのやり方のメリットは‥「楽」
 それから‥借金ゼロでSTARTできる事

2次に高校‥大学進学パターンね

メリットは‥「就職に強い‥努力次第で可能性は無限大」

デメリット‥奨学金を借りてた場合‥多額の借金を働きながら返す事になりそのせいで自己破産する人もいること。

大学進学パターン
リスクをとって‥その先のメリットを取るか。


タクヤパターン
リスクを避けて‥密かな逆転の一手を模索しながら‥次に進むか?


どっちをとるかなんだよ。

「ただ一つ言えることは」

一生懸命努力して奨学金まで払って大学に行ったのに‥結果的にたどり着いた職業が「タクヤ」と同じなら‥あまり意味がなかったと思える点だ。

これについては‥どうしようもないし‥4年ないし2年以上の大学生活で自分に合う職業とこうなりたい自分を見つけられなかった自分自身の行いの結果なのだから。誰を攻めることもできない。ごく稀にそういう人もいる。

全てが全てでは無いけど中には成功してる人も失敗してる人もいる。

結果的にジャンプして着地した終着点が同じなら‥「タクヤパターン」の方が断然良いよね?って話し。

ただ‥大学進学パターンを選べばもっと高収入の仕事を得られるチャンスが大幅に増える。

タクヤパターンのデメリットは就職にはやや不利である事だ。


タクヤパターンのメリットは「楽」
そして借金ゼロでSTARTできること

デメリットは就職にはやや不利

大学パターンのメリットは就職に有利で自分の努力次第で可能性は無限大

デメリットは
奨学金などを借りてた場合‥社会人になった瞬間から借金を背負いながら‥STARTする事‥。人によって額は異なるがいきなり借金が1000万以上ある人もいる。

タクヤがこれまでの人生を振り返っての後悔

もっとたくさん勉強しとけば良かったなぁ

真面目に授業聞いとけば良かったなぁ。

運動会でせめて本気で走っとけば良かったなぁ。

ふとそんな後悔がタクヤを襲う時がある。タクヤは決して速くはない。だが遅くもなかった。普通だったんだ。

ただタクヤは運動会でマトモに走った事がなかった。理由はいくつかある。

「目立ち過ぎると大変な役目を押し付けられるから」「もう一つは運動会で本気で走るなんて馬鹿らしいと思ってたからだ。」

タクヤの中学校の時の100mの平均タイムは15秒自己ベストは13秒だった。速くもなければめちゃくちゃ遅くもない極めて普通のタイムだ。

タクヤの中学の1500mの自己ベストは5分30秒‥県大会レベルの極めて普通のタイムだ。

ちなみに5分30秒というのは中学2年生の男子のほぼ平均タイムだ。

中学2年生1500m平均タイム
平均329〜418秒
60×5=300秒=5分
5分29秒〜6分58秒の間。
60×7=420秒

中学2年生100m平均タイム
15秒18

そうタクヤの運動神経は全てが普通だった。

福永祐一騎手の父である福永洋一騎手は実は馬に乗らなければ仲間内からよく運動オンチと言われていた。しかし‥福永洋一騎手は馬に騎乗すると人が変わったように‥ズバ抜けて凄かった。

タクヤも同じように‥「同級生」からは運動オンチと言われていた。ただタクヤと福永洋一騎手の違いはタクヤは自分に合った最高のスポーツを見付けられなかった事。ようは自分に向いてるスポーツを見付けられなかったんだ。

一方‥福永洋一騎手は自分に合った最高のスポーツを見付けた。その違いがこれ程‥人生に違いを生むのか?と思う程‥対象的な人生である。

今‥小学生の君に作者が言いたい事は‥スポーツをやる事に損はない。不利益な事はないという事だ。今君が運動会が馬鹿らしいと思うのは‥それは君が賢いからだ。君は‥目立つのが嫌で‥自分にとってメリットがあるか?ないかを考えてる。100mを本気で走っても君には‥確かにメリットは無いかもしれない。本気で走っても疲れるだけで得がない。君はそう考えてる。だから本気をださない。だけど‥1度だけで良いから本気で走ってごらん。そうしたら周りの君に対する評価は少し変わるかもしれない。


「国体‥練習‥居酒屋‥店員」

今まで似たような人に何度か会った。その中でも印象的なのは‥国体の練習中に出会った人だ。

その人は100mが11秒で走れて‥速いほうだった。今の大学生とか日本代表の平均タイムが10秒前半なので‥その事を踏まえて考えても一般人の中では速いほうだった。


その人によく似た人物に実は卒業してからあった事がある。その人は居酒屋の店員でいつもお会計の所にいた人だ。

世の中似た雰囲気の人物はやはりいるものだな?と思った。


まぁそんなこんなで高校を卒業したタクヤは愛知で派遣の仕事に就いた。

愛知県でのタクヤは仕事を転々としながらもそれなりの収入があった。と言っても普通の派遣社員と何ら変わらない。総支給額で28万〜38万ぐらいの間だった。


タクヤは特段‥お金がある訳ではない。金持ちそうな顔をしておきながら平凡な普通の人だ。ただ一言言わせてもらうと本人の性格の問題のせいで仕事が長続きしないだけだ。


??「ヒカルー」

タクヤ「!?」なんやオレの事言ってるんか?タクヤは心の中でそう思ったが口にはださなかった。

キャッチ2「ヒカルー」

タクヤ「‥」恥ずかしい。ヒカルって誰やねん。こっちみんなよ。

タクヤ「あのやめてもらえませんか?」

キャッチ2「ん?あぁゴメン。オレの中学の同級生のヒカルに似てたからつい」

タクヤ「それで何ですか?」

キャッチ1「今から飲みどうですか?あの看板の居酒屋」

看板をみると派手な髪型の可愛い女のコたちの看板があった。

タクヤ「んー?じゃあ一回だけ」

キャッチ1「決まりですね?1名様ご案内しょうたさんお願いします」

しょうた「OKわかった。じゃあお客さんこちらです。このエレベーター上がったらすぐですよ」

タクヤ「そうなんですか?」

しょうた「ええ。お客さん前にも会いました?」

タクヤ「いや初めてだと思いますよ」

タクヤはキャッチに案内されるまま居酒屋に入った。するとバニーガールのコスプレをした女のコが出迎えてくれた。


バニーガール「どうぞこちらへ」そう言うとバニーはタクヤを案内した。タクヤは枝豆と鍋を注文するとソワソワしないのか‥とにかく食べる事に集中し始めた。


天使タクヤ「‥」このバニーガールどっかで見た事あるわ。あ!?前に一回部屋に来た子。うわぁ〜どうしよ。気まずいわ。何話したらええねん。タクヤはそう思ったが‥何も言わなかった。

バニーガール「よろしくお願いします」

天使タクヤ「よろしく(汗)」やばいわぁ‥どうしよ。てゆーかこの子だけやなくて何人か一回オレの部屋に来たことある子ばっかりやん。初めて会ったフリしよ。ややこしい事になったら後々めんどうや。

バニーガール「ここ来たの初めてですか?」

タクヤ「ええ。初めて。そう初めてですね。」

そんなやり取りを何度か続ける内に‥バニーは別のバニーへと交代した。

天使タクヤ「‥‥」これやばいわぁ。どないしよ。初対面のフリをせなあかん。よーしこうしよ。タクヤは人見知りやから人と話すのが苦手。だから‥話しがはずまへん。これで誰の目にも初めて対面したように見えるはずや。とそんなことをタクヤが考える内に次のバニーが来た。


バニー2「よろしくお願いします」

天使タクヤ「よろしく(汗)」これもし前に部屋で会った事があるって‥別の客にバレたら‥どうなる?あの男「バニーを連れ込んだんか?許せん。俺がしめたる」いやしめないで下さい。あかんあかん。他の客にも初めて対面した2人にみえるように接しなあかんわ。

とそんなことを考えながらタクヤのドタバタバニーガール居酒屋は終了した。

タクヤ「はぁ‥」ふぅー。多分バレんかったな。これで一安心や。


その声が聞こえてきたのはエスカを歩いていた時の事だ。

女F「タクヤなんか絶対にやめたほうがいい」

女F「タクヤの事いつから好きなん?」

女K「1年ぐらい前から」


それを聞いた女Fは声を荒げます。

女F「1年!?こっちは小学生の頃から」どうやら‥その女のコはタクヤを小学生の頃から知ってるみたいだ。

それを聞いたタクヤは思う

タクヤ「‥」そんなに前から?同級生かな?

東京でのこと‥

タクヤはある店にいました。そこでもまた同じような声を聞きます。

女C「女のコの方から」

タクヤはベッドに横たわると女のコにキスをされてち首をなめられます。その後女のコはタクヤのペニスを触り‥

また別の日のこと‥また言い争いがきこえます。

女C「いつから好きなん?」

女A「いや出会って5分です」

それを聞いた女Cは声を荒げます。

女C「出会って5分でsexって何なん!?」

以上‥タクヤが実際に‥耳にした‥街の声でした。


タクヤは考えます。

よし‥メガネとサングラスを外して‥鼻をさらけだそう‥そうタクヤが思ったのは‥名古屋と東京での言葉を聞いた後だ。

それまでタクヤはメガネとサングラスで自分の鼻を隠していた。その事のせいで‥そうなってるとしたら‥メガネとサングラスが原因だと思った。


タクヤ「‥」朝日は眩しいけど‥最初のうちだけさ。

タクヤはそう心の中で呟くとサングラスとメガネを外し‥自らの顔を公の場で見せる事にした。

最終的にメガネはかけっぱなしで行くことに決めた。

「電車の中でみた虹」

タクヤが滋賀県から名古屋に戻る道中での出来事。タクヤは電車の窓から虹をみた。虹はキレイでくっきりとしてて‥窓越しからもはっきりとみえた。

虹を見る事‥事態奇跡的な確率の上に電車の窓から虹をみるのはもっと奇跡的な事だろう‥?

そう考えると‥不思議な高揚感に包まれ‥気づけばケータイのカメラでタクヤは虹を撮影していた。

タクヤ「虹や」カシャッ」

シャッター音が車内を包む‥。ワンテンポ遅れて同じ電車に乗り合わせた乗客が言う。

乗客「ほんまや虹や‥」


乗客「みてみ虹やで」そう言うと‥小さな男の子が少し笑顔になった。


虹をみると幸運になるらしいが‥今の所タクヤに幸運が訪れた気配はない。実は気付いていないだけでもう訪れているのかもしれないが‥こればかりは何とも言えない。

ただ‥一つ言える事は‥タクヤにはまだ未来がある。この未来の果てに‥虹がもたらした幸運がタクヤを待っているならきっと幸せな事だと思う。



タクヤは新宿‥歌舞伎町にいた。歌舞伎町に行った理由はゴジラだ。巨大なゴジラをこの目でみたかった。それが歌舞伎町にいた理由だった。田舎者のタクヤは東京で50万ぐらい騙し取られ‥洗礼を味わった。そのせいで‥帰るに帰れなくなり‥やむなく東京で仕事探しをはじめた。

タクヤ「やばいなぁ‥何とかせなあかん」

キャッチ「お兄さん‥お店お探しないですか?」

タクヤ「いやぁ〜店より仕事ほしいです。」

タクヤ「雇ってくれないですか?」

キャッチ「仕事すか?今店の者に確認します」

そう言うとキャッチはスマホを手にとり電話をし始めた。その後‥大柄な男性も現れ‥その人物は「松葉」と言った。松葉さんの指示に従い‥どうにかこうにかタクヤはキャバクラの店員になった。

タクヤ「何とかなったけど‥まだ油断できへんなぁ。日払いは3000円貰えるみたいやし。とりあえずココで帰る旅費を稼ご」

2週間後‥のある日

女「悪いコト考えてる時の顔」

女「氷?」

タクヤ「‥」何も考えてないんだけど(汗)俺ってそんな信用ないのかな?

別の男性客「氷はいらんわ」

タクヤ「‥!?」何で?意味わからん

その次の翌週から‥その子はやたらとオレに目をあわせてくれるようになった。

先輩「この氷あちらの席の氷と変えてきて」

タクヤ「はい」

タクヤが氷を変えようとしたその時‥

男性客「氷なんか変えんでええ」そう一言‥男性客の声がタクヤの耳に聞こえた。

タクヤは「すいません」と一言言うと‥再び先輩の元へ‥

タクヤ「あの氷変えるなってお客様がおっしゃられてるのですが‥?」

先輩「いいから変えろ」

先輩「行け」

タクヤ「わかりました」

男性客「氷は変えんでええ。そのままにしとけって言ったやろ?」

タクヤ「はい。すいません。でも一応変えるように言われてて」もお〜どないしたらええねん(>_<)(汗)

結局‥その後先輩が強引に氷を変えてしまった。

タクヤの笑顔には何の悪意もなく‥ただ接客業が未経験だったタクヤが‥接客の心得みたいなものを聞いたときに「常に笑顔で」と教わったのでそれを実践していただけだ。

タクヤにとっての不思議は何故?笑顔で接客するように心がけただけで悪意があるように思われたのか?である。これについてはタクヤ史上最大の謎である。

いや‥あの子の視線はプロとしてタクヤを見張ってたのか?例えば‥。

女「タクヤが悪さしないように」っていやいや何でやねん!?‥Σ(゚∀゚ノ)彼女か(-_-;)


とにかくタクヤはキャバクラのボーイとして1ヶ月程度‥勤めた。その時に出会った人物で印象的だったのはマサトという男性だ。その男性は歌舞伎町にいても尚‥一際オシャレでかっこよかった。今までいろんな人物と出会ったが‥マサトはその中でも間違いなくトップクラスでかっこよかった。

そんなこんなでタクヤは帰る旅費を集めて。帰ろうとも思ったが‥わざわざ片田舎まで戻るお金がもったいないと思い‥しばらく関東圏に留まる事を決めた。

実は今まで2度ボコボコにされている。1度目は北海道で‥2度目は新宿だ。だがボコボコにされて悪い事ばかりではなかった。タクヤのボロボロで汚かった前歯が2度の暴行によりキレイに折れた。その事が幸いして歯の治療をして‥歯は以前よりかなりマシな状態となった。


キャバクラを辞めた後のタクヤは一旦長野に行ったがその後スグに‥東京に戻ってきた。場所は確かそう江戸川だ。始めに千葉に住もうと思ったが仕事があわないと思い辞めて‥東京にある新聞社で働き始めた。


タクヤ「僕は免許がないので‥自転車で行ける所を探しています」

タクヤがいたのは秋葉原。そこにある会社の面接にタクヤは訪れていた。そんなこんなで話しが進み‥

面接官「なるほど。わかりました。2、3日お待ち下さい」

面接官「こちらで2、3日ぶんの宿泊費をだすのでそれで何処かに泊まってください」

タクヤはカプセルホテルやネットカフェで2、3日過ごし‥千葉に向かった。

千葉の部屋は相当良かった事を未だに覚えている。床は全て大理石‥。新聞会社の寮と聞いていたので相当悪い部屋を想像していたが‥かなりキレイだった。

千葉をでた後に東京についた。あの頃のタクヤは地図と順路表を頼りに慣れない土地を自転車で回っていた。

夜中の1時半に起床して‥朝の8時ぐらいに朝刊を配り終えて‥その後また昼の12時に出社‥夜の21時に仕事が終わる。これ程睡眠不足に悩んだ仕事はなかった。今までした仕事で3番目にやらなければ良かった。と思ったのが新聞社での仕事だった。


新聞社を辞めた後‥以前の派遣会社の上司に頼り‥八王子周辺に引越し‥仕事をした。八王子に住んでる時に23区内を切符でまわった。

実は関東に来て初めて黒人をみた。その後のYouTuberヒカルの動画でもお馴染みの黒人の店に招かれたタクヤはパーカーを購入した。今思えばあれもボラれたのかな‥汗?

そんなこんなで時は過ぎて‥八王子での仕事も辞めたタクヤはまた秋葉原にいた。そこでまた‥仕事を紹介してもらい‥川崎へとたどり着いた。

川崎での新聞社の仕事の賃金は安く‥2週間働いて6400円しか貰えなかった。嫌気が刺したタクヤは福祉事務所にいた。

そこで初めてタクヤは生活保護を受給したのだ。2回か3回‥生活保護を受給したタクヤは以前の派遣会社の上司にまたも頼り‥横浜での自動車系の工場に入社した。そこでの仕事は割合安定して半年は続いた。

タクヤはシーサイドラインから乗車して途中でJR線に乗り換えて‥いろんな所に行った。川崎‥横浜‥東京‥秋葉原‥上野‥新橋‥渋谷‥新宿‥。

ココでの体験はむしろマイナスだったかもしれない。新聞社の仕事で得た給料よりも生活保護費の方がはるかにお金が貰える事を知ったからだ。

生活保護費‥15万に対して‥新聞社の給料はその半値。これを知ったとき途端に馬鹿馬鹿しくなった。

タクヤが横浜で暮らしていた時の事だ‥
タクヤが当時働いていた自動車系の工場の会社の寮の下の階の住人がやばい人だった。

下の階の住人「オラァーでてけー」

タクヤがその怒号を聞いたのはちょうどタクヤがドアをあけて‥駅に向かおうとした時の事だ。

下の階の住人「うらぁー」

その住人は相当病んでいたのか?相当叫んでいた。しかも帰ってきたらポストに液体までいれる嫌がらせをされた。タクヤにその住人に心当たりはなく。結局その事を会社の上司に相談した。

タクヤ「もしもし‥タクヤです。今日下の階の住人が叫んできて‥ポストに液体までいれたんですよ。怖いので部屋を変えてほしいです」

上司「はいはい。わかりました。タクヤくんね。とりあえずその事を私から管理会社に連絡します」

結局部屋変更の願いは叶わず怖くなったタクヤは会社を辞めて出ていった。

その少し後の事だった。タクヤがちょうど滋賀県で勤務していた時‥あの事件は起きた。

タクヤが怖くなり‥神奈川県を出ていった後にそれは起きた。座間殺人事件。その事件は一人の男により9人の男女が殺害されるという事件だった。いろいろなTVのニュース番組をみると犯人の男はずっとロフト付きの部屋を探していたことがわかった。実はタクヤが住んでいた会社の寮もロフト付きの部屋だった。ここからはオレの単なる想像でしかない。タクヤに怒号をあげた人物その人が犯人であった可能性がある。タクヤのロフト付きの部屋に住みたかった犯人がタクヤを引っ越しさせた。と考えられる。

タクヤがその嫌がらせ被害にあったのは2017年2月の後半頃‥。事件が発覚して犯人が逮捕されたのは2017年10月頃。ほぼ同時期。あの時の嫌がらせの犯人こそがこの座間市の犯人である可能性がある。そして‥タクヤのHELPを察知して異変に気付いていれば‥防ぐ事も可能だったかもしれない事件だ。


事件の概要を見る限り‥犯人の男は2017年の2月に職業安定法違反で逮捕されていて2017年3月頃からは殆ど仕事をしてなかった。またその頃からインターネットを利用していたともある。つまり‥犯人はこの時‥刑務所にはいなかったという事になる。何故なら刑務所であればインターネットの類は利用できないからだ。

忍耐力の弱さがタクヤの命を救った

タクヤがもし‥忍耐力があり‥仕事の長続きする人なら‥あのままあの部屋に留まり‥殺されていたかもしれない。皮肉にもタクヤの短所である忍耐力の弱さがタクヤの命を救ったのだ。

その後タクヤは再び川崎にいた。川崎に来たのは3度目だ。

その子はタクヤより‥年下で‥中学生の頃のタクヤをみるようだった。個人的には‥ひでとの兄であるリクトの若い頃にも似てる気がした。


タクヤとコースケが出会ったのはタクヤが再び神奈川県に訪れた時だ。コースケはマッサージ系の仕事で接客をしており‥とても真面目だった。

コースケとタクヤは不思議な話しだが‥先輩‥後輩という間柄に少しの間だけなった。明らかにタクヤの方が年上にみえるのにだ。

店員「お兄さんお店お探しないですか?」

タクヤ「店より仕事ほしいです。紹介してくれないですか?」


店員「わかりました。店の者に確認します」

そう店員は言うと‥そのまま連れられ面接となった。即決で合格で‥タクヤはその店の従業員となった。

店長「コースケちょっと服とか靴を買ってきたって」

コースケ「わかりました。じゃあタクヤさんちょっとついてきて下さい」

タクヤ「はい」

コースケは手慣れた手付きで服と靴を選んでくれた。そのすぐ後にタクヤはそこを辞めたがコースケの様子が気になって‥暫く神奈川県に残ったみたいだ。

安心したタクヤは滋賀県へと戻り職についた。選んだ仕事は警備業で‥ある。タクヤに警備のイロハを叩き込んだのは「安田」と「清水」の2名だ。安田さんは急な予定変更の多い上司でタクヤはよく困らされていた。清水さんは‥少し短気な側面もあるが信頼のできる人だった。

安田さんの予定変更はいつも急だ。例えば‥。


安田「タクヤくん土曜日にでてくれんか?その代わり日曜休みにするし」

タクヤ「はい。わかりました。」

土曜日に出勤するつもりでタクヤは予定を組む。日曜日に髪の毛を切るために美容院に電話して準備OK。

それは金曜日の午後のこと‥安田さんから一本の電話がかかってくる。

安田「タクヤくん。やっぱり明日休んで‥日曜日に仕事してくれんか?」

タクヤ「えぇ〜日曜ですか?」

タクヤが断れないのを知ってる安田さんはゴリ押しする。

安田「頼むわ。」

タクヤ「わかりました。」

タクヤの予定はまるまる変わり‥美容院には行けなくなる。こういった突然の予定変更が毎日のようにある。予定変更の安田と呼ばれる由縁はそれだ。


安田「タクヤくん‥明日やっぱりちょっとでてくれんか?」

タクヤ「明日ですか?わかりました」またいつもの予定変更だ‥。タクヤは内心はぁ‥と盛大にため息をついた。

朝に事務所につくと5分ぐらい遅れて清水さんが到着した。そのまま日払いを受け取り‥タクヤと清水は現場へ向う。

清水「ちゃうちゃうそうやない何やっとんねん」

清水さんの声がトランシーバーから響く。清水さんは少しのミスも許さない人で‥その短期差がタクヤを成長させた。

タクヤ「はい‥すいません」

タクヤ「ラスト77」

清水「了解‥ラスト77の後流しまーす」

タクヤ「はーい了解です」

そうやって片側交互通行の仕事をこなしていく内にタクヤは一つの難題にぶつかった。それは24時間勤務の現場での出来事。

タクヤ「やばい‥トイレ行きたい」

辺りを見渡してもトイレはなく一番近いトイレまで2.4kmあった。やむなくタクヤはトランシーバーで言う。

タクヤ「すいません。ちょっとトイレに行ってきます」

タクヤは車の運転ができないため歩いて2.4km先のトイレに向かった。

野中「タクヤくん何やっとんねん‥時間かかりすぎやではよ戻ってこい」

そう言われてもタクヤには無理だった。何故なら片道トイレまで行くのに徒歩で40分かかり‥トイレが終わって戻るのにさらに40分かかるからだ。

タクヤ「‥」

タクヤ「はぁ‥やっとついた。」タクヤはトイレにたどり着き何とか事を済ませた。

その日の晩タクヤは安田にその事を伝えた。

タクヤ「トイレが遠いので何とかなりませんか?」

安田「トイレかぁ‥?向こうの監督さんに言ってみるわ」

タクヤ「お願いしますね」

その後このやり取りを何度か続けたがトイレは設置されず‥タクヤは警備の仕事を辞めた。

それがタクヤのこれまでの人生だ。素晴らしいと言える人生ではない。事だけは確かだ。


「「★そして★」」

タクヤの裏切りを知ったオレは‥タクヤの動向を探る事にした。タクヤは2つ大きな裏切り行為をしている。

1つは‥留年していない事だ。これが‥事実なら‥俺の名誉と尊厳とプライドに傷がつく。


そこで‥

まず‥タクヤを関西地方に呼び戻し‥京都に住まわせた。タクヤの仕事ぶりは真面目だが‥落ち着かないのか常にキョロキョロ足を動かしている。

それからしばらくたったある日の事。
タクヤは激高していた。理由はどうやらカラオケのようだ。


タクヤ「なんやねんあいつら‥ウザいわぁ」

そんな事を言いながらタクヤの説教は2時間にも及んだ。

★何年か前の事★

タクヤ「眠いわぁ」

少年「何で眠いん?」

タクヤ「眠いもんは眠いの」

少年「ふーん」

少年「ねぇねぇそれよりこれしよ」

タクヤ「はぁ‥わかったわかった」

そんな穏やかな日常が続いた何日か後の事。それは起きた。

空がゆがみ‥時空を飛び越えた。そこは何もない世界。あるのは椅子だけ。

タクヤ「どこやねん?ここ?意味わからん」

そなたに聞く。そなたは何を望む?

タクヤ「いや意味わからん。誰なん?」

まぁよいとにかく座るのじゃ。

タクヤ「‥」

タクヤは言われるまま座った。すると一人の老人が現れた。その老人は中世の時代の衣服を着ており‥白髪のヒゲが特徴的な老人だった。

老人「タクヤよよく来た。」

タクヤ「いや?誰?おじいちゃん誰なん?」

そんな台詞を言った瞬間目が冷めた。どうやらタクヤは夢をみていたようだ。

オレはタクヤの悪事の証拠を抑える為に‥あらゆる全てを調べることにした。

どうやら今日タクヤは大阪に来ているようだ。またいつもの映画でもみているのだろう?

こうへい「たっちゃんがオレの名前を使って?」

女「そうみたいやで」

女「ともやも被害にあってるみたい」

こうへい「いやぁ〜たっちゃんがそんな事するとは思わんかった」

女「いいやん?名前ぐらい」

こうへい「‥‥」

どうやらこうへいはタクヤの行動が納得いかないようである。女友達に「いいやん?名前ぐらい」そう言われて渋々納得したようだ。

ひでと「ん?ん?ん?目線がちゃうやん?」

中村「岡本やわ」

女「これどうみてもちゃうわ。タクヤがこんな事書けるわけないやん。別にいるわ」

どうやらタクヤがバカな事は同級生の間では有名でその事実が拍車をかけて。別人説を生み出してしまったようだ。

別人の可能性

ひでと「多分‥別人やわ」

中村「同級生の誰かである事は間違いない」

中村「誰なんや?」

ひでと「わからん。」

そう一言言うとひでとはスマホを取り出した。

ひでと「もしもし‥清水くん明日仕事でれんか?」

清水「明日?んー‥明日はあかん」

ひでと「そんなこと言わんとでてや」

清水「はぁ‥‥了解」

ともやがFacebookを見ていた時のことタクヤと思われる人物の衝撃的な投稿をみた。

そのFacebookの投稿にはこう記されていた。

ご褒美内容
①靴舐め
②笛舐め
③ムチ叩き
㊙コース

どうやらタクヤの性癖はかなりのドSプレイヤーで相手が‥ご褒美を求めたら‥上に書いてるご褒美をするみたいだ。

それをみたともやは思う。「あかん絶対あかん」

また別の投稿には優しくされたからお返しにご褒美をしたとも記されていた。こうへいは呟く。

こうへい「たっちゃんには優しくしんとこ」

ともや「タクヤに優しくしたら絶対あかんで。」

クミの不穏な噂

タクヤが京都を歩いていた時の事。タクヤは衝撃的な言葉を聞いた。それを聞いたタクヤは錯乱して涙より先に笑っていた。しかしタクヤの心は笑顔とは正反対の感情だった。そう悲しさを紛らわす為にタクヤは笑っていたのだ。

通行人A「クミを殺したんあいつやで」

通行人B「まさかタクヤにクミを殺されるとは思わんかった」

通行人C「最低」

ゆうた「タクヤの笑顔みたらイライラしてきた」

そんな噂を耳にしたが当のタクヤには全く心当たりのない事だった。確かにタクヤの同級生にクミという少女はいた。色白で可愛く‥ショートヘアーの似合う女のコだ。だがタクヤは小学校を卒業してからこれまでクミと再会した事はない。少なくともタクヤはクミだと認識してなかった。

タクヤ「クミが死んだ?どういうこと?意味わからん。意味わからんのに何で涙がでえへん。何でオレは笑ってるんや。はは意味わからん過ぎて頭が錯乱してきた」

タクヤ「アハハハッハハハッ」

そうタクヤの心は錯乱状態に陥り心とは正反対の感情が表にあらわれていた。

ゆうた

ゆうたはタクヤの同級生で‥帰り道が同じだった。ゆうたはあらゆる点でタクヤに勝っていると言っても過言ではないだろう。

もちろんタクヤとゆうたも‥小学校を卒業してから一度も再会していない。いや正確に言うと‥会っていない年月が長過ぎてお互いに顔がわからなかった。というのが正確だろう。

★ブルーシート★

今日の事だ。帰り際にブルーシートで何かを覆う駅員を目撃した。

タクヤ「なんやあれ?」

不審に思ったタクヤは覗き込むようにブルーシートの内側をチラ見したするとそこには誰かの足があり‥どうやら倒れているようだった。

タクヤ「事故‥か?気になってネットでタクヤはその事を調べた」

すると不審な知恵袋をみつけた。内容を確認すると‥どうやら誰かが亡くなった場合‥遺体をみえないようにする為に‥ブルーシートで覆うらしい‥。

タクヤ「マジか‥」

あたりは静寂に包まれ‥タクヤの声が虚しく響いた。

あの日の夜東京での出来事の真相

名古屋から新幹線に乗り‥タクヤは東京に着いた。キャッチに声をかけられるまま入った店。そこで酒に酔ったタクヤは8人の女性たちとキスを交わした。


中でも一人の女性は可愛くて‥数時間以上キスをした。ただの酒に酔った男女の混濁したキスだとしても周囲の目には一生忘れられない出来事として残った。


女性「‥あはぁ」

タクヤ「‥」


2人はただただ唇を重ね続けた。それがどうやら事の顛末のようだ。それからタクヤは嫌な人物に目をつけられて‥パワハラやイジメ‥さらには突き飛ばされたり‥殺されかけたり‥そんなことばかり続いている。

作者の私は思う。男の嫉妬は醜く‥時にそれは狂気と変わる。その刹那にそれは起きるのだと‥。

★突き飛ばし未遂「殺人未遂」★

それは‥あの日タクヤが徒歩で東京駅周辺を歩いていた時のこと。

ドンッ

突然何者かが背後からタクヤを付き飛ばそうとしたが‥タクヤは踏ん張り‥耐えて後ろを振り向いても人が多過ぎて誰かわからなかった。

その後‥駅のホームで待っていた時もそうだ。電車の到着と共に‥誰かがタクヤを背後から押した。がそれでもタクヤは死ななかった。

犯人は嫉妬深い。

タクヤに好きな人の唇を目の前で奪われた何者かがタクヤの命を狙ってる事は明白だった。

ここからはオレの空想と推測でしかないが‥
あの事件の犯人もあの事件の犯人も全てタクヤを殺す為に犯人が仕向けた刺客。

だが‥犯人の狙い通りにはいかなかった。あの事件の犯人はタクヤではなく無関係な人間を。

あの事件の犯人はタクヤではなく‥無関係な女性たちを。そう全てタクヤを殺す為に犯人は彼らを煽ったがことごとく失敗に終わった。

そう犯人は人を操る力をもっているが‥100%他人の心を操れない。犯人ができることはほんの少し導火線に火をつける事だけだ。だからこそ全てが失敗に終わっている。

★男の嫉妬は醜い★

犯人「タクヤさえいなくなれば‥あの子はオレに振り向く。」そういう醜い男の嫉妬が生んだ事件だとしたら‥こんな哀しい事件はない。

タクヤが死んだところであの子は犯人には振り向かないのに‥。

★むしろ振り向く可能性があるとしたら★


犯人の男は言います。

犯人「振り向いたわお前が死んだことにしたら」

その言葉に対して作者である私はこう返す

「むしろ‥振り向く可能性が高いとしたら‥タクヤが生きてる場合だ。死ねばタクヤは彼女の中で絶頂のまま終わる。」


「だが‥タクヤが生きていればその内冷めるかもしれないし‥浮気性のタクヤならその内誰かと浮気して‥彼女も愛想が尽きるだろう‥?」

「そのタクヤが生きてて彼女が愛想を尽きるのを待ったほうが合理的だとオレは思う。」

悪いコトを全てタクヤのせいにする輩がいる

Facebookをしていた時のコトだ。タクヤと思わしき人物のコメントがあった。

それを確認すると‥タクヤは‥とにかく政治家が嫌いらしい。実際‥タクヤは政治家を嫌う傾向がある。特に他国の大統領を嫌う傾向がある。

ただ‥タクヤはアイドルは嫌わない。むしろ好きだ。本人は恥ずかしがって‥好きだとは言わないが好きなコトは間違いない。

そんなタクヤがアイドルに対する悪口を言うはずはがない。だが‥悪い奴がいるもので‥そういった悪口の全てをタクヤのせいにする輩がいるようだ。

タクヤは優しい人物なので‥悪いコトを全て押し付けられても何も言わないし‥迷惑だからやめてとも言わない。人付き合いが苦手なタクヤにとってはネット上で少しでも知り合いになった人物とはどんなに性格の悪い人間ともできるだけ喧嘩をしたくない。だからこそ‥何も言わないのだとオレは思う。

もはやミステリー

タクヤ七不思議の一つ

一途に1人の女性を愛せと言いながら‥いざ本当にそうしたら「あの子とばかりやってる」という文句や不平がでるのは何故?

タクヤが凄いイケメンとかならまだ嫉妬する気持ちもわからん訳ではないが‥こんなブサイクのタクヤに何をもってそんなに拘ってるのか?

その理由がわからん。

多分‥本人を含めいろんな人がこれ思ってる事だと思う。

プロローグ‥冷かし告白の末振られた2人

この物語の始まりはココからである‥。この時はあんな事になるとは誰も予想してなかった。

クミとハルカは悩んでいた‥タクヤに振られたからだ。プライドの高い2人にとってタクヤに振られる事は‥屈辱以外の何者でもない。そしてタクヤに振られる事事態が‥もはやミステリーだ。実はこれタクヤ七不思議の一つである‥非モテ男子タクヤに振られた幻の2人の女。そうそれがハルカとクミである。

ハルカ「タクヤのくせに許せへん」

ハルカはそう言うと‥おもむろにあるき出した。ハルカの表現下手は相当なもので‥オーバーリアクションかと思えばノーリアクションだったりもう訳のわからない状況である。

ただ一言で言うなら‥他人に流されやすい‥性格なのかもしれない。


ハルカ「くそ」ありえへん。タクヤのくせに何様なん?

ハルカはそう言うと‥石ころを蹴飛ばした。

     ‥一方その頃クミは‥。

クミ「タクヤのくせに生意気な」

クミはそう言うと‥おもむろに飲み物を飲みたくなった。クミはコーヒーを飲むと一息ついた。

タクヤが映画を見終えて出てきた‥その後ろ姿をみながらクミが言う。

クミ「訳のわからん事言ってる人がいる」


クミの声が本屋で虚しく響いた。タクヤはエレベーターで降りると地下に向かった。地下から上に上がりゲームセンターについた。


タクヤ「‥」多分‥何か裏があるわ。

そうタクヤは考えると‥コーラを飲んだ。ひとしきり飲んだ後‥思い出す出来事。そうあれは‥

タクヤ「お前の言葉はペラペラなんや‥中身がない。オレの事好きちゃうやろ?」

クミ「そんなこと無い好きな事は間違いないで」

タクヤ「そういう嘘はもうええ」

そう言うと‥タクヤは‥1人立ち去った。

クミ「意味わからん」タクヤに振られるとか?

クミ「ありえへん」何かの間違いやわ

クミは内心‥傷付いたようだが‥他人の前では気丈に振る舞っていた。

さちこ「クミ何かあったんか?」

クミ「ううん何もないで。何で?」

さちこ「いや何か元気なさそうやし。ハルカも元気なかったし。何かあったんかな?って思って」

クミ「実は‥」

そう言うと‥クミは‥もろもろを喋り始めた。タクヤに振られた経緯を。

さちこ「なるほどなぁ‥」

クミ「うん」

さちこ「そんなん気にせんでええで。タクヤみたいブサオやんか?」

クミ「うん。さちこありがとな。」

さちこ「あたしがタクヤに言ってきたる」

クミ「そんなん言わんでいいって」

さちこ「あかん。あたしの気がすまん」

さちこはそう言うと‥あるき出した‥視界にタクヤを捉えたさちこは「女の子の告白をこんな酷い言葉で降るなんて」そう言うと‥さちこはまっしぐらにタクヤに向かって行っていた。

さちこ「タクヤ」

さちこはそう叫んだが‥タクヤは気付かずに遠くへ行ってしまう。

さちこ「ちょいまちい」

クミ「さちこ。もういいって。あんなブサオこっちから願い下げやわ」

さちこ「ほんまにそれでええんか?」

クミ「うん‥」

さちこ「わかった。クミがそう言うならもう追わん」

さちこはそう言うと‥足を止めた。その晩‥クミは酒に溺れ‥ホストクラブに行っていた。そして‥


ホスト「お客様‥200万になります」

クミ「200万!!?」クミは‥大声で一言叫ぶと‥途端に泣き崩れた。

クミ「そんなん払える訳ないやん。」

ホスト「お客様そう言われても払って頂かないとこちらも困ります」

クミ「無理無理‥無理やって」

クミは泣きながら叫んだ。その様子をみてホストが言う。

ホスト「せめて50万だけでも払って頂かないと帰す事もできません」

クミ「50万。カード使えばいけるかも」

ホスト「では‥今日はそれで大丈夫です。残りは別日で良いので」


クミはそう言うと‥カードで50万払い‥部屋についた。部屋でクミは泣きながら叫んだ。

クミ「くっそぉ〜タクヤのくせにー」


実は‥2人がタクヤに告白するハメになったのは少し前の事である。ホストクラブでのコト。その店のNo.1ホストは1億の売り上げをだす人気ホストだった。だがそのホストは予約や先客が多く‥中々2人は相手をしてもらえない。そんな時に‥あるホストがゲームを提案してきます。


ホスト「タクヤを落とせたら‥俺から‥うちのNo.1に相手をしてもらえる様に口聞いたろか?」

クミ‥ハルカ「マジ!?」

ホスト「マジマジ。タクヤを落とせた方はNo.1と遊べて‥負けた方は罰ゲームな」


クミ‥ハルカ「わかった」

クミ「ハルカには負けへんでぇ〜」

ハルカ「こっちこそ」


それで2人はタクヤに告白したのだが‥どちらも落とせずに罰ゲームが決定したのである。

人身売買「マーケット」

佐藤「さぁさぁお集まりの皆さま方‥いよいよマーケットの始まりです」

佐藤「本日の一品めは‥アフリカの奥地で発見されたジャングルの猛者‥足が速く‥身体能力が高い。」

佐藤「雑用にはピッタシです。50万からSTART」

客1「55万」

客2「130万」

韓国人の客1「쓰레기」

韓国人の客1「雑巾拭きぐらいしかできない‥薄汚い黒人とかいらない。」

韓国人の客2「黒人とかゴミ。1番は俺ら韓国人」

韓国人の客2「필요없는」

客3「250万」

客4「500万」

客たち「おお〜」

会場がざわつく

佐藤「さぁさぁ他にございませんか?」

佐藤「なければ落札でございます」

カンっカンっ

佐藤「65番さま落札でございます」


男1「ところで何で女に借金背負わせるんだ?」

男2「馬鹿か?普通に考えてこんな怪しいマーケットに何の理由もなく参加する奴なんかいる訳ねぇーだろ?売れなかったら最悪‥心臓まで抜かれて殺されるんだぜ。売れたとしても買い手が悪かったら一生地獄だ。そんなとこに好き好んで来るような奴殆どいねぇーよ」


男2「借金返済の為にマーケットに参加するって言うのが最も自然な流れだからに決まってんだろ?」

男1「あぁ‥なるほど!!!そう言う事か?」

数時間後‥


佐藤「さぁさぁ盛り上がってきましたね?」

佐藤「本日の15品目はこちら‥ジャングルに住む首長族で‥希少価値の高い商品です。何度も何度も挑戦し‥今回やっと捕獲に成功いたしました」

佐藤「さぁ150万からSTARTです」

客1「450万」

客2「900万」

客3「2500万」

会場がどよめいた‥

佐藤「さぁさぁ他にございませんか?」

佐藤「なければ落札でございます」

佐藤「おめでとうございます。16番さま落札でございます」

その男は希少価値の高い生き物や骨董品を集めるコレクターで名はエルモンドと言った。

メリア「エルモンドさん‥やりましたね」

エルモンド「あぁやっとだよ」

佐藤「さぁさぁ続きましては我が国日本からはるばるやってきた少女‥ホストに騙され借金を作ってしまったようだ果たして彼女を買う紳士は現れるのか?」

佐藤「500万からSTART」

客1「2000万」

客2「4000万」

韓国人の客「てめえみたいなゴミ誰が買うんだよ。日本人の時点で‥てめえは終わりなんだよ」

佐藤「さぁさぁ他にいませんかなければ落札でございます」

客3「2億」

会場がざわつく

佐藤「さぁさぁ他にございませんか?」

カンっカンっ

佐藤「12番さま落札でございます。本日はお越し頂き誠にありがとうございます」

佐藤「さぁさぁまだまだ続きます」

佐藤「続いての品は‥ジャングルに住まう長の息子‥身長2mを超え強靭なジャンプ力と鍛え上げられた肉体‥100m10秒の俊足‥アスリートとしての素質は申し分なし‥しかし‥知能は低く‥言葉がわからないのが玉に傷‥これ程‥捕獲するのに手こずった相手は彼が初めてでした。」

佐藤「身長2mの長身から振り下ろす斧はまさしく驚異としか言いようがありません。冬場に薪ストーブを使っているなら薪割りにこれ程の適任者は彼の他にはいないでしょう?」

佐藤「400万からSTART」
 
客1「1500万」

客2「3000万」

客3「5000万」

会場がどよめく‥

佐藤「さぁさぁ他にございませんか?」

カンっカン

佐藤「45番さま落札でございます」


佐藤「本日‥18品目の商品‥日本から来た少女。ただし‥彼女は少し頭が悪く‥言葉を喋れません。そんな彼女を買ってくれる人間は現れるのか?彼女をどう使うもあなた次第‥一生ペットにするも良し‥夜伽の相手をさせるも良し。使い方はあなたの自由だ」

佐藤「さぁさぁ200万からSTART」

客1「500万」

客2「1000万」

客1「1500万」

客2「5000万」

客1「2億5000万」

佐藤「さぁさぁ他にございませんかなければ落札でございます。」

佐藤「42番さま落札でございます」


佐藤「さぁさぁ続いての商品は‥身長が低くて‥見栄えも悪い。ユダヤ人特有のわし鼻が特徴のユダヤ人と日本人のハーフ‥知能は低く‥これといった特技もない。しかもむさ苦しい男だ。そんな彼だが唯一の救いは肌が白いコト」

佐藤「果たして彼を買ってくれるような紳士は現れるのか?」


佐藤「150万からSTARTだ」

韓国人の客「日本人との?」

韓国人の客2「終わってる。日本人の血が混じってる時点でゴミも同然。150万の価値すらもない」

客2「500万」

ユダヤ人差別主義者の客「ユダヤ人はないわ。150万の価値もない」

客3「5000万」

客4「5500万」


佐藤「さぁさぁ他にございませんか?」

佐藤「なければ落札でございます」

カンッカンっ

佐藤「25番さま落札でございます。」

佐藤「続いての商品も‥ユダヤ人とのハーフ‥先程の商品の兄‥低身長で‥兄弟揃って頭が悪い。しかも障害者である」


佐藤「さぁさぁ誰かこの哀れな男を救う紳士‥はいませんか?」


佐藤「100万からSTART」


韓国人の客1「日本人でしかもユダヤ人終わってるな」

韓国人の客1「쓰레기」


韓国人の客2「障害もちとか無いわ‥0円って感じ」

韓国人の客3「半分‥混ざってる日本人の血が問題。ゴミはどっかいけ。おらゴミ。」

客1「500万」

ユダヤ人差別主義者の客「ユダヤの血が混じってる時点で終わり」

障害者差別主義者の客「ユダヤ‥日本はセーフでも障害者の時点でないわぁ」

客2「1000万」

客3「2800万」

佐藤「さぁさぁ他にございませんか?」

客4「3200万」

佐藤「他にございませんか?」

佐藤「なければ落札でございます」

カンッカンっ

佐藤「13番さま落札でございます」

佐藤「さぁ‥次の商品はレア物でございます。借金の型に親に売られたヨーロッパ人の少女。知能は高く‥容姿端麗‥青い瞳に金髪の髪。」


佐藤「彼女をこの苦しみから救う紳士は現れるのか?」

佐藤「2500万からSTART」

客2「1億」

韓国人の客1「高っ。あんなの1億とか馬鹿げてる。」

韓国人の客1「쓰레기」

韓国人の客2「필요없는」


韓国人の客2「金髪で青い目はない。いらない。いらない。ゴミも同然」

客3「10億」

客4「50億」

客3「75億」

客4「100億」

客3「125億」

客4「200億」

会場がどよめく

佐藤「おっーとこれは本日最高値だ。さぁさぁ他にございませんか?」

佐藤「ちなみに最安値はジャングルの最果てに倒れてた黒人の少年で落札金額は10万円でした」

佐藤「さぁさぁ他ございませんか?」

佐藤「なければ落札でございます」

カンっカンっ

佐藤「お見事‥18番さま落札でございます」

佐藤「続いての商品は借金のまみれの親を救うために自らの意思で‥このマーケットに参加する事を決めた。中国人のけなげな少女。」

佐藤「この少女の想いを受け取ってくれる‥紳士は現れるのか?」


佐藤「では700万からSTART」

客1「1000万」

客5「1億」

客6「5億」

佐藤「さぁさぁ他にございませんか?」

佐藤「なければ落札でございます」

カンっカンっ

佐藤「95番さま落札でございます」


佐藤「さぁさぁ‥続きまして‥日本から来たけなげな少女‥。容姿端麗‥才色兼備‥その2つを兼ね備えながらも街でホスト貢ぎ‥借金をつくってしまったようだ。」

佐藤「この少女を救う紳士は現れるのか?」

佐藤「では900万からSTART」

客4「1000万」

客9「2500万」

客1「5000万」

客4「5億」

佐藤「さぁさぁ他にございませんか?」

客3「10億」

韓国人の客「バカだろ?こいつら‥こんな日本人に金だすとか?0円なら考えてやってもいいけど‥10億とか。ゴミに10億も払う気しないなぁ」

客4「15億」

客7「25億」

客9「40億」

客4「60億」

佐藤「他にございませんか?なければ落札でございます。」

佐藤「お見事17番さま落札でございます」

佐藤「さぁさぁ続きましての商品は‥黒人まとめてドドーンと20人セット。彼らをどう使うもあなた次第。掃除させるも良し。料理させるも良し。庭の草刈りや自らが経営する会社で使うも良し。寒ーい冬‥外に出たくない。そんな時の雪かきにも便利。」

佐藤「600万からSTART」

客1「1000万」

客2「1500万」

客4「2250万」

客5「2750万」

佐藤「さぁさぁ他にございませんか?」

客2「3000万」

客1「3350万」

客4「3500万」

カンっカンっ

佐藤「お見事11番さま落札でございます」

落札額ランキング

1位200億「ヨーロッパ‥場所不明」
2位60億「日本」
3位50億「アルゼンチン」
4位25億「ハーフ」
5位20億「日本」
6位13億「クォーター」
7位10億「中国」
8位7億「ハーフ」
9位6億「クォーター」
10位7億「ブラジル」
11位5億「中国」
12位4億9000万「モンゴル」
13位4億5000万「ペルー」
14位4億「コロンビア」
15位3億「台湾」
16位2億5000万「日本」
17位2億「日本」
18位1億5000万「タイ」
19位1億「アルゼンチン」
20位9000万「モンゴル」

ちなみに‥マーケットの割合
ヨーロッパ系1人
アルゼンチン人‥10人
ブラジル人‥50人
コロンビア人‥150人
日本人‥20人
中国人‥200人
タイ人‥300人
モンゴル人‥200人
黒人‥2000人
ペルー人‥150人
台湾人‥250人
混血「ハーフ‥クォーター」50人
という内訳になっている。

基本的に女性は高く‥男性は安い。その為その時の仕入れ状況で‥値段は変動する。日本人が少し高めなのは‥女性が多いからである。

これらはORGAが世界中から集めた人間たちである。黒人は主に‥白人とアジア人が協力して集めるが‥台湾や中国は‥ORGAの韓国人組員が‥集めている。

韓国人たちは‥非合法な手段を用いて彼らをさらいマーケットに出品するのである。



ユダヤ人と日本人のハーフの青年の名は‥ゆうやと言った。

障害者差別‥ユダヤ人差別‥日本人差別‥この3つの差別を受けて育った青年の心はボロボロだった。そんな青年を買った客はジョンと言った。

ジョン「ゆうや‥食べたまえシチューだ」

ゆうや「ありがとうございます」

ゆうや「いただきます。」

ジョンは中流階級の出身でそこそこの資産家だったが‥子供に恵まれず‥ゆうやの事を養子にしたのであった。


わざわざマーケットに参加しなくても良い気はするが‥呼ばれて‥ついて行きたまたま‥ゆうやを見かけ‥不敏に思い落札したのであった。


マーケット「人身売買」が終わった後‥首長族をGETした。エルモンドは少女の首に首輪を付けてまるで犬を犬小屋にいれるかのごとく扱いで‥首長族の少女を牢屋にぶち込んだ。

エルモンド「ほら。ミケ‥エサだぞ食え」


その少女はミケと名付けられた

首長族の少女ミケ「‥」エルモンドを睨みながら‥与えられた食事を食べる少女。

エルモンド「何だ?その目は?このゴミが買ってやった恩を忘れるな」そう言うと‥エルモンドはミケを何度もムチで叩き続けた。


エルモンド「メリア‥ミケの様子はどうだね?」


メリア「かなり良いですよ。これなら実験できそうです。」

エルモンド「そうかそうかなら良かった」そうエルモンドは首長族の少女を使って恐ろしい実験をしようとしていたのであった。


エルモンド「では実験に入る。準備はいいかね?」


メリア「はい。ドクター」

エルモンド「メス」

メリア「はい」

エルモンド「なるほど‥これが首長族の身体の構造か?」


メリア「普通ですね?」

エルモンド「あぁ。しかし‥これなら実験に耐えられそうだ。」

そう言うと‥エルモンドはニタリと笑った。

実験後‥ミケは薬を手渡された‥

エルモンド「ミケ‥お前は‥毎日その薬を飲むんだ。」

ミケ「‥はい。」

とある日の事‥地下牢に現れた‥エルモンドはミケを再び‥殴っていた。

エルモンド「この‥ゴミがぁ」


ミケ「‥ぐぁ‥」

エルモンドの地下牢には他にも連れて来られた人間がいた。

それぞれ‥牢屋にいれられ‥さらにその奥にある透明なケースの中に入れられていた。

牢屋を出ていいのはエルモンドが許した時だけ。それ以外の理由でケースから一歩でも足をだすと警報音が鳴り響き‥即座にエルモンドが来て‥ムチで何百回‥何千回と叩かれる。

何日かたった頃‥少女ミケは衰弱していた。


エルモンド「ミケ‥エサを食いなさい。食え。食えつってんだろ?」そう言うと‥エルモンドは首長族の少女ミケの口を無理やりあけると‥食料を無理やり少女の口につめこんだ。

エルモンド「メリア‥ミケを頼むよ」


メリア「はい。エルモンドさん」



なぜ?このような事になったのか?話は少し前に遡る。

タクヤ七不思議‥探偵みゆき‥捜査編

1そもそも‥タクヤとやるような‥天女のような女性がいる事がもはやミステリーだ。

2タクヤが留年を経験してない事事態がもはやミステリーだ。

3タクヤに拘る女性がいる事がミステリー

4タクヤは本当は何人?

5タクヤが他の女性と複数回やると「○○さんとばかりとしてると不満をもつ女性がいる事がミステリー」

私は‥これらの噂を調査してみる事に‥したまずタクヤは‥同級生内では‥頭が悪い事で有名である。にも関わらずタクヤが留年を経験する事なく卒業したというのだ。これはもはやミステリーでしかない。


みゆき「対象‥確認‥接近中です」私は‥まずタクヤの近辺を調査する事から始めた。

みゆき「大木くん‥そっちどう?」

大木「はいこちら大木異常なし」

みゆき「了解。」みゆきと大木はケータイを使い会話をする。


みゆき「大木くんは問題なしか?じゃあ次はのぼるやね?」


みゆき「のぼる」


のぼる「こっちも異常ないで」

みゆき「了解‥」

タクヤはみゆきの存在に気付かずに通り過ぎた。

みゆき「今日も特に収穫なしかぁ」そういうとみゆは机の上にあるタクヤのプロフィールを書いた紙をみていた。


みゆき「タクヤ‥年齢は28才‥小さい時から全く勉強をせずに小学校の頃に両親が離婚‥その後ある中学と高校に入り留年する事なく卒業までを過ごした。」

みゆき「どー考えても矛盾がある。タクヤに卒業できる訳ないのに」

そんな時‥一本の電話がかかってくる。浮気調査の依頼だ。

みゆき「もしもし」

??「あの彼氏が浮気してるかもしれないんです。調査をお願いします」


みゆき「浮気調査の依頼ですね。かしこまりました。では彼氏の名前と年齢‥など詳しく教えて下さい。」

るな「はい。彼氏の名前はタクヤで年齢は28才です」


みゆき「もしかして‥その方メガネか何かかけてます?」


るな「はい。って何で知ってるんですか?」

みゆき「いやちょっとした情報があったので(汗)あまり気になさらないで下さい」

るな「じゃあよろしくお願いします。」

みゆき「ではとりあえず明日会っていろいろ話しましょう。こちらの事務所まで来れますか?」

るな「はい。○○市の☓☓町の一番地モアビル2階ですよね?」

みゆき「ええあってます」

るな「じゃあ明日」女性はそう言うと‥電話を切った。

みゆき「まさかねぇ‥こりゃついてるわ」まさか同じ人の浮気調査で4人の女性から依頼がくるなんて。引っ張るだけ引っ張って報酬ボロ儲け。

みゆき「おっともう一人にも電話しなきゃ」


みゆきはそう言うと‥電話し始めた

みゆき「もしもし」

依頼人「もしもし。どーや何かわかったか?」

みゆき「やはり調査通りなのですが‥留年はされていないそうです。」


依頼人1「下手な嘘はあかんで。もう一回よーく調査してみてくれ。そんなことあるはずないんや」

みゆき「そう言われましてもねぇ」

依頼人「もうええそこまでゴネるんやったら別の探偵雇うで。」

みゆき「それは‥是非とも当社で調べさせて下さい」

依頼人「そうやろ。とにかく頼むで。」

そう言うと‥依頼人は電話を切った。実はこの依頼人からの調査依頼でタクヤが本当は留年しているのではないか?を調べていたのだ。

依頼人の正体

あくる日‥みゆきは事務所にいた。どうやら電話をしてるようだ

みゆき「だからですね」

依頼人「なんべんも同じ話しとかしょうもないねん。はよほんまの事言えや。」

どうやら‥依頼人は怒ってるみたいだ。

みゆき「ひでとさん落ち着いて下さい。私の話しを聞いてください」
 
ひでと「何を聞くんや?さっきのつまらん話か?」

そう依頼人の正体はひでとだ。そう言うと‥ひでとは電話を切った。

みゆき「はぁ‥たく何なのこの人」自分だけ留年しててタクヤがしてないのおかしいから調べろだなんて。よっぽどタクヤに負けた事が悔しいのかしら。


ひでとの自宅

ひでと「タクヤがすんなり卒業できる訳ない。なぁさちこもそう思うやろ?」

さちこ「思う。思う。たっちゃんが卒業できる訳ないわ。仮にできても‥絶対留年してるはずやわ」

ひでと「せやろ」

そう言うと‥ひでとは会社に行く準備をし始めた。

ひでと「じゃあ行ってくるわ」

さちこ「行ってらっしゃい。待ってるでな」

ところ変わって‥ここはショッピングモール‥どうやらタクヤが来ているようだ。

みゆき「対象‥B地点‥通過。のぼる頼むわ」

のぼる「了解。」

少し前の事‥みゆきとのぼるは話し合っていた。

のぼる「この任務‥俺でいいんか?」

みゆき「タクヤくんとは長いこと会ってへんのやろ?」

のぼる「確かにたっちゃんとは会ってないけど」

みゆき「せやったら大丈夫やん」

そして‥ショッピングモール。タクヤは100円ショップの中にいる。

みゆき「のぼる。どう?浮気相手の女とかいそう?」

のぼる「特に誰もおらんなぁ」

のぼる「ん?たっちゃんが動いたわ。下に行く」

みゆき「了解。私が追うわ。」


タクヤは店を出ると‥電車に乗って‥ある所まで向かった。

車掌「次は‥名古屋‥名古屋」


タクヤは電車から降りると真っすぐある方向に向って進みだした。

タクヤ「‥」とりあえずあそこ行こ。

みゆき「のぼる‥今タクヤくん‥名古屋におるわ。」

のぼる「もぉ〜出たんやったら言ってくれなあかんやん。とにかく行くわ」

みゆき「ごめん。ごめん。今大木くんも応援で呼んだわ。もうすぐ合流予定。」

のぼる「そんで?今たっちゃんどこにおるん?」

みゆき「マックにいるわ」

のぼる「動いたら言ってや。」

みゆき「了解」


のぼるも合流して‥別々の地点からタクヤを見張る3人。

大木「みゆさん 対象‥動きます」

みゆき「了解。」

のぼる「たっちゃんどっちに行く?」

大木「地下街に行くみたいです」

のぼる「了解‥大木くんはそのまま尾行して‥俺はC地点にいとくわ」

大木「わかりました」


タクヤは映画館に来ていた。その時はたまたま人が多く‥大木の目には女性といるようにみえた。

大木「大変です。対象が女性といます」

のぼる‥「何やて」

みゆき「大木くんとりあえず尾行して」

大木「無理です。何の映画の半券を買ったのかわかりません」

のぼる「今からオレとみゆが一緒に映画館の中に行くわ。大木はとりあえず‥全部の映画のチケット買うて‥中を確認してくれ」

大木「了解です」

大木「のぼるさん‥対象は3番シアターにいます」

のぼる「3番やな?今すぐ行くわ」

‥話は少し前‥マックでの事‥タクヤは‥考えごとをしていた。

タクヤ「‥」映画でもみようかなぁ

タクヤは‥そう思うと歩きだしていた‥「人‥多」タクヤは一瞬そう思ったが‥何をみるかを選ぶ事にした。

タクヤ「‥」よしこれにしよう。

そして‥現在‥タクヤと3人は映画をみていた

のぼる「‥」大木の奴‥あほか。1人でみとるやないか?

みゆき「‥」大木くんまたやらかしちゃったみたい‥(汗)

映画が終わり‥3人はでた。

のぼる「大木‥何勘違いしとんねん?1人でみとるやないか?」

大木「はい。すいません。その時はたまたまそう見えて」

みゆき「はいはい喧嘩はあと‥とりあえず‥仕事に戻るよ」

大木「先輩‥歯の形に特徴のある男性が死んだら‥すぐバレますか?」 

のぼる「当たり前やろ?‥被害者が歯医者行っとったらすぐ被害者の身元がわかるわ。それに特徴的過ぎる歯の形は誰にも真似できへんからそうそうなれるもんやない」

大木「ですよね?」

みゆき「2人とも何話してんの?先行くよ」

のぼる「悪い悪いって何で大木の前やと標準語やねーん」

大木「すいません」

みゆき「標準語って私いつもこんな喋り方だけど」

のぼる「いやいやちゃうやん。めっちゃ関西弁やん」

みゆき「大木くん‥意味わからない人は放っておいて私について来て」

大木「はい」

みゆき「のぼるは‥さっきの地点まで戻って待機して」

のぼる「はぁ‥ツッコむのも疲れてきたわ。了解」


のぼる「ん?たっちゃん来たわ。電車に乗る」

みゆき「追って」

のぼる「了解」

のぼるほそう言うと‥タクヤを追った。その日それ以上何もなくタクヤはそのまま‥部屋に帰った。

ひでと「探偵さん嘘とかええねん」

みゆき「嘘とかではなくてですね?」

ひでと「はぁ( ´Д`)=3よくできた作り話やね?タクヤが留年せずに卒業したとか?」

みゆき「調査によるタクヤくんは○○学校に入学して留年せずに卒業したとなっております」

ひでと「だからそれが作り話やっちゅうねん。留年しとるはずやわ」

ひでと「探偵さんあんた無能やな?そんなんやったら別の探偵に変えるで」

みゆき「いや是非とも当社方でやらせて下さい」

ひでと「せやろ。とにかく嘘の報告はいらんからほんまの報告頼むで」

ひでとはそう言うと‥電話を切った。

ひでと「無能探偵やで‥タクヤが留年せずに卒業?はぁ?ありえへんやろ。オレのプライドが許さん」


みゆき「はぁ‥」毎回毎回‥この人はもう調べついてるんだって。


みゆきは調査の結果わかったタクヤの学校に電話していた。

みゆき「あの私みゆきと言います。10年ほど前‥タクヤという青年がこちらの学校に在席してませんでしたか?」

事務「お待ち下さいね。確認してみます。」

‥暫く待つと。

事務「資料が残ってないのでわかりませんね。以前‥働いていた教師がまだいますので聞いてみます。」

みゆき「わかりました。」

事務「待たせては悪いのでこちらから再度電話をかけ直します。電話番号は080-☓☓☓-☓☓1」ですね?

みゆき「はい。お願いします。」

その頃‥のぼると大木は浮気調査をしていた。追加メンバーで‥しょうへいもいた。

のぼる「しょうへい‥たっちゃんどこおる?」

しょうへい「多分‥部屋から出とらんな。ん?車が来た。女がおる。」

しょうへい「タクヤの部屋入りよったで」

のぼる「何やて?証拠画像撮ったか?」

しょうへい「いや撮れてへん。ちょっとカメラ持ってこっちに来てくれ」

のぼる「了解。大木‥行くで」

大木「はい。先輩‥了解です」

のぼると大木はカメラを持って‥現場へ向う。数時間後‥。タクヤの部屋から女が1人出てきた。

しょうへい「きよったきよったのぼるカメラ」

のぼる「わかってるわ。」

そう言うと‥のぼるは車越しにカメラを構える。写真を数枚‥獲り‥動画まで撮影した。 

のぼる「よし。撮れたわ」

これで終わりかと思ったその後‥また別の車が来た。中から女が1人。

しょうへい「のぼる。もう一人きよったで。」

のぼる「おいおいマジか?ドンキのカードやないねんからマジか?言わすなや」

のぼるほそう言うと‥カメラを夢中で撮る。

ちょうどその時‥。

河瀬「もしもし」

みゆき「もしもし」

河瀬「私は‥河瀬と言うものです。タクヤくんなら確かに10年程前‥在席しておりました」

みゆき「そうですか?ありがとうございます」

河瀬「いえいえ‥じゃあ僕はこれで。」

ガチャ‥。そう言うと‥河瀬は電話を切った。

みゆき「うーん」やっぱ在席してるよなぁ〜問題はどうやってこの事をあの人に説明するかだ。

♪♪♪♪♪♪♪♪電話のベルが鳴った。

みゆき「ん?誰だろ?はいこちら探偵みゆきです」

謎の男「ある男の学歴に関して調査をして欲しい」

みゆき「はぁ‥あのぉ〜その人ってもしかして名前に「タ」がつく人じゃありませんか?」

謎の男「ええ。何故知ってるんです?」

みゆき「いやぁ‥探偵の「かん」という奴です笑」またタクヤさんの依頼かぁ‥。

謎の男「その男の名前は‥「タクヤ」年齢は28才の男性‥彼の学歴に怪しい部分があったので調査お願いします。」

みゆき「受けたわまわりました。」

みゆき「明日‥書類の説明があるのでこちらの事務所までお越しください」

謎の男「わかりました。」

男はそう言うと‥電話を切った。みゆきは調査がもう既にすんでて本当の事を言おうかとか思ったがこれはこれでボロ儲けのチャンスなので受ける事にした。


ひでと「何の証拠があってそんな事が言えるんや?」

みゆき「証言もあります。以前勤めてた教師が確かに」

ひでと「んなもんその教師が嘘ついとる可能性かってあるやろ?」

みゆき「いやですから」

ひでと「ちゃんと調べてるんか?もういっぺん調べろ」

ひでとはそう一言言い放つと電話を切った。


みゆき「はぁ‥」もうどうしたら納得するの?この人。

みゆきはタクヤの学歴について‥ひでとが納得するだけの証拠を集める事にした。

タクヤの高校の頃の教師の‥「成田」という人物をみゆきはよく知っていた。実は成田とみゆきは同級生だ。

みゆき「みほ〜久しぶり」

成田「久しぶり。元気してた?」

みゆき「うん。みほは?」

成田「元気やで。それはそうとタクヤくんの事について調べてるんでしょ?」

みゆき「うん。できるだけ情報頼むわ。」

みゆきは事の顛末を説明した。「ひでと」の事‥謎の男の事。

成田「なるほど。中々手強い人やなぁ?」

みゆき「うん。タクヤくんは留年してないって言っても中々信じてくれなくて困ってるの。どーしたらいい?」

成田「うーん。あ!!いろんな人の「証言」を録音したらどうかな?」

みゆき「録音?」

成田「そ!!」

みゆき「録音。録音なるほど!」

みゆき「ありがとう。みほ。おんに切るわ。じゃあ早速録音や」

成田「今あるの?」

みゆき「こんな事もあろうかと持ってます」

録音中

みゆき「じゃあ‥成田さんは確かに‥タクヤが在席してる事を知ってるんですね?」

成田「はい。間違いありません。授業も担当してました。」

みゆき「タクヤくんは卒業しましたか?」

成田「はい。間違いありません。」

録音終了

みゆき「ありがとう。みほ」

成田「そんなん別にええって。」

ここは事務所‥浮気調査組が帰ってきたようだ。

みゆき「おかえり。どうだった?」

のぼる「収穫や女が2人来とった。」

大木「これで6人ですね?」

みゆき「6人!?」

大木「ええだって最初に依頼が来たのが4人で新たに浮気相手が増えて6人です。」

大木「どうします?もっと浮気相手がいる可能性があります」

みゆき「うーん。どうしよっか?しょうへいどう思う?」

しょうへい「とりあえず‥1人1人‥呼んで個室で話し合った方がええんちゃうか?いきなり浮気相手同士ご対面はまずいやろ?」

みゆき「そうやね?」

みゆきたちは浮気調査を依頼してきた4人を別々に呼び出す事にした。

みゆき「るなさん落ち着いて聞いて下さい」

るな「はい」

みゆき「タクヤさんは複数名の女性と浮気をしています」

るな「え?何?何?どういう事ですか?浮気相手1人じゃないんですか?」

みゆき「はい」

るな「何人ですか?」

みゆき「詳しい人数は現在調査中ですが‥少なくとも2人以上はいます」

るな「‥‥」

みゆき「るなさん。どうします?」

るな「詳しい人数はまだわからないんですよね?」

みゆき「はい」

るな「調査を続けて下さい」

みゆき「わかりました。」

その頃‥別の場所では

のぼる「ももさん落ち着いて聞いて下さい」

もも「はい」

のぼる「タクヤさんの浮気相手は複数名います」

もも「複数名!?何人なん?」

のぼる「詳しい人数は現在調査中ですがかなりの人数がいます」

もも「ありえへん。あいつ。その浮気相手誰なん?直接会って話したい」

のぼる「現段階では‥接触は避けるべきだと思います。まだ正確な人数もつかめてないので。それがわかってからでも遅くはないのではないですか?」

もも「うちの気がおさまらん。あいつ何しとんねん」

ももはそう言うと‥泣き出した。

のぼる「ももさん気を落とさないで下さい。」

もも「気を落とすなって?そんなん無理や」

のぼる「調査続行しますか?」

もも「はい。お願いします」

こうやってのぼるとみゆが‥分担して4人に説明した事で‥とりあえずの接触は避けられた。問題はこの後の事である。どう決着をつけるか?今回の騒動で難しいのはその部分である。


タクヤは‥部屋にいた。

タクヤ「はぁ‥」今日も仕事疲れたぁ。というか最近‥妙に視線感じるわ。まぁでも疲れてるからあんま気にならんけど。

上司「2号。3回遅刻したら坊主な?」

タクヤ「はいわかりました」

そして‥タクヤは見事3回‥遅刻した。

あくる日‥タクヤは散髪屋さんにいた。キレイに丸刈りにしてもらったのだ。ただタクヤは丸坊主姿を人前で晒したくないので‥常に帽子をかぶっていました。

そうこれは‥タクヤがツートンカラーにする前の物語である。

録音中

みゆき「宇野さん‥あなたはタクヤさんを知ってますか?」

宇野「タクヤくんか?タクヤくんならよく知ってる」

みゆき「タクヤくんは留年しましたか?」

宇野「タクヤくんは?多分してないんちゃうかな?」

録音終了

みゆき「ご協力ありがとうございます」

宇野「全然大丈夫ですよ」


みゆは順調に証言を録音していった。そんな時のコト。ある一件の依頼が舞い込んできた。


依頼人「子犬が近所にいるのですが‥どこにいるのかわからないので探して下さい」

みゆき「子犬ですか?」

依頼人「ええ。犬がいることは‥間違いないみたいなのですが‥不思議な事に家の近所で犬を飼ってる家庭はないのです。」

みゆき「犬がいないのに犬の声がする?」

依頼人「ええ」

みゆき「わかりました。探してみましょう。」


みゆきは近辺をくまなく捜査した。


みゆき「いないなぁ‥てゆーかここタクヤくんの部屋の近くやね?もしかして?犬の正体は?」

みゆき「ははッまさかね(汗笑)」

そう言う‥みゆきの前にタクヤが前方から歩いてきた。一瞬目があったが‥タクヤは何事もないように通り過ぎた。


その頃‥

大木「悪徳業者に騙された?」

クミ「はい。200万騙し取られました。」

大木「その業者の名前は‥?」

クミ「モアナという名のホストクラブです」

大木「モアナ?聞いたことありませんね?」

クミ「まだ出来たての店です」

大木「その店に200万を騙し取られましたと?」

クミ「はい」

大木「どうしたいのですか?」

クミ「その店の悪事の証拠を押さえてください。後の事は‥また自分でやります。とにかく証拠がほしいんです」

大木「了解しました」



大木としょうへいは早速動き出した。まず‥しょうへいは持ち前のルックスと顔をいかし‥ホストクラブに潜入捜査する事にした。


店長「ホストになりたいと思ったきっかけは?」

しょうへい「自分にはそれしかないと思いました」

店長「なるほど」店長はしょうへいのプロフィールをみていた。身長180cm。血液型A型。この子顔も‥三浦翔平に似てカッコイイし‥ルックスも申し分ない。合格やな。

店長「合格です」

そして‥次の日からしょうへいは客の相手をしながら‥悪い噂を集める事にした。ちなみに源氏名は「ひかる」だ

しょうへい「ひかる」「この店どう?」

客「ひかる君は良いけど‥他はあんまり‥値段も高いし。あたしの知り合いで800万ぐらいとられてるキャバ嬢いるけど‥とうとうその子飛んじゃった」

しょうへい「800万!?その子の名前は‥?」

客「ゆーりって子。」

しょうへい「なるほど」

しょうへいはLINEでその事を大木に伝えると‥すかさず‥既読がついたのを確認して‥証拠がケータイに残らないようにすぐにメッセージを削除した。

大木「きたきたしょうへいさんからのLINEだ」

大木「なるほど。800万騙し取られた‥キャバ嬢がいるみたいです」

のぼる「800万!?その子は今どこにおるんや?」

大木「飛んだみたいです」

のぼる「名前は‥?」

大木「ゆーりです」

のぼる「大木‥探すで」

大木「了解です」

一方その頃‥ゆーりは神奈川でキャバ嬢をしていた。

店長「前職もキャバ嬢?」

ゆーり「はい」

店長「辞めた理由は?」

ゆーり「親がこっちの方に住んでて‥少しでも親の近くにいたくて」

店長「なるほど」

それを聞いて店長は少し考えたが。採用する事に決めた。

大木とのぼるはゆーりの居場所を突き止めたようだ。

大木「先輩。ゆーりは現在神奈川にいるみたいです」

のぼる「神奈川かぁ?大木ちょっと行って話し聞いてきてくれへんか?」

大木「僕がですか?」

のぼる「そうや。他に誰がいるねん?」

大木「(汗)‥了解です」

大木はゆーりの勤めてる‥店の前に来ていた。大木は店に入るとゆーりを指名した。源氏名はゆきだった。

大木「初めまして」

ゆーり「ゆき」「初めまして」

大木「ゆきさん単刀直入に言います。モアナという店はご存知ですか?」

ゆーり「ゆき」「ええ」ゆーりはそう答えると少しやばいと思ったのかひきつった顔をした。

大木「その店の事を詳しく教えて下さい」

ゆーりは「モアナ」の事を詳しく教えてくれた。店のオーナーは厳しい人であること。ノルマを達成出来ない店舗や‥店長は他の幹部から酷い仕打ちを受けること。

大木「なるほど」


大木は帰りの電車の中で‥報告書の作成にとりかかった。しょうへいは小型のカメラを持参して‥「モアナ」の店長の裏の顔や‥そこで働く従業員たちを撮影し続けた。その撮影された動画を元に‥大木は‥写真を撮った。何十時間という動画の中から‥不正なやり取りをしめした部分を炙り出し‥リーダーの名前‥所属団体‥大元を割り出した。報告書が出来上がった時に‥添付された写真の数は数百枚以上に及んだ。

大木「クミさんこれが今回の報告書です」


それをみたクミは言葉を失った。

クミ「‥」嘘や

そこには‥不正な金銭のやり取りをしめした写真‥さらには‥従業員たちが1人の従業員をボコボコにする様子をおさめられた写真まであった。

また‥編集した動画から店長の裏の顔もみえてきた。

店長「あの女あほですね?」

ヤクザ風の男「まぁまぁそう言うな」

店長「錦さん。これ今回の金です。」

店長「これからも頼んますね?」

ヤクザ風の男「任せとけ」

そう店長は暴力団組員だったのだ。ホストクラブの売り上げの一部が上納金として暴力団に流れていた事を示す決定的証拠であった。

それをみたクミはショックを受けたようで‥顔色が悪かった。それをみた大木がすかさず言う。

大木「にじはさんカウンセリングお願いします」

にじは「わかりました」

にじは「クミさんこちらへ」

クミ「はい」

クミは案内されるまま別室へ入った。

にじは「辛かったですね?」

クミ「はい。」そう一言言うと‥クミの目から大粒の涙がこぼれ落ちた。

実はあれから‥クミは借金が支払えない為‥半ば強引に‥風俗店で勤務するかAVにでるか?どちらかを迫られていたのである。クミは‥大粒の涙を流しながらその事をにじはに話した。


にじは「そんな所に行く必要はありません」

にじは「事件が明るみに出て‥店が摘発されるまで‥クミさんの身は私たちが守ります」

クミ「はい‥。グスッグス」

にじは「クミさんの仕事も隠れ家もこちらで用意します。暫くそこに隠れて下さい」

クミ「グスッグス‥‥ありがとうございます」クミは‥泣きながらお礼を言った。


カウンセリングが終わり‥部屋から出てくるとクミは‥吹っ切れた顔をしていた。

あくる日‥「にじは」は風俗店にいた。クミが身を隠す時間を稼ぐために‥にじはの元風俗店従業員という経歴をフルに活用した。実はにじはもクミと同じように借金を背負わされ‥嫌々ながらも風俗店従業員として働き‥2、3年ほど前に返し終わりカウンセラーになった異色の経歴の持ち主だった。そこに一人の客がきた。タクヤだ。


タクヤ「‥初めまして」

にじは「初めまして」タクヤの膝の上に座った「にじは」はタクヤのアソコが大きくなってる事を感じた。

にじは「こういう所よく来るんですか?」

タクヤ「たまーに」

そういう何気ない会話を交わし‥タクヤは「にじは」を指名した。彼氏がいたにじはだったが‥クミの為にこの苦境に耐えた。


「ちゅっちゅちゅ‥ちゅ‥あははぁはぁ」タクヤとにじはがキスをして激しく交わる音が聞こえる。行為が終わると‥最後にもう一度激しく抱き合う2人。

それを画面越しに確認していた‥大木とのぼるはどうしよーか悩んでいた。探偵事務所の社員が業務上‥致し方ないとは言え‥タクヤの浮気相手の1人となってしまったからだ。

大木「のぼるさんこれ‥依頼人にどう説明します?」

のぼる「どうって?こんなん依頼人にバレたら大変や。依頼人には「にじは」には会わせたらあかんわ」

大木「ですよね?困りましたね?まさかタクヤさんが来るとは思わなかったので」

のぼると大木が悩んでた丁度その時‥みゆは‥子犬を探していた。

みゆき「うーん」ワンちゃんどこだろ?

そんな時‥遠くの方から‥「ワンワン」という鳴き声がきこえた。

みゆき「ん?声がする」みゆきは‥声がした方へ歩いたが子犬の姿はなく‥変わりに謎の男性が前から歩いてきた。

謎の男性「何か探しものですか?」

みゆき「いえいえ何でもないです(笑)」みゆきはそう言うと‥そそくさとその場を立ち去った。

事務所でのこと‥のぼると大木は今日のことをみゆに報告した。

みゆき「もう勝手に何やってるの?」

大木「すいません」

のぼる「オレら以外の調査員全員‥クミの引っ越しを手伝ってたから‥それにまさかタクヤが来るとは思えへんかったんや」

みゆき「だからって!?カウンセラーがやる仕事じゃないでしょ?」

のぼる「そりゃわかってるけど」


みゆき「けど?けど何??」

にじは「みゆきさん私は‥いいんです。クミさんが風俗店をやる事になって‥もうシフトに入ってて断れなかったので急遽私がでたんです」


みゆき「そういう問題じゃないの」

みゆき「浮気調査をしてる探偵が自分が浮気相手になってどうするの?」

しょうへい「悪かった今回の事は‥オレのミスや」

そう言うと‥しょうへいは頭を下げた。


みゆき「もう」

みゆき「しょうへいくんに免じて許すけど次はないからね。あとこの事は他の人には内密よ」

しょうへい「ありがとう。みゆ」

大木「ありがとうございます」

のぼる「おおきに。次はこういうミスはないようにするわ」

みゆき「当たり前でしょ?」

クミの引っ越しは無事に終わり‥暫くの間‥クミは‥うちの探偵事務所で雇う事に決めた。


クミ「はい。LM探偵事務所です」

ひでと「いつもの人はおらんのか?」

クミ「みゆさんの事ですか?」

ひでと「みゆ?そういう名前やったかな?」

クミ「現在‥みゆきの方は外出中で」

ひでと「外出中?わかった戻ったら連絡いれるように伝えてくれへんか?」なんかどっかで聞いたことある声やな?ひでとはそう思ったが言わなかった。

クミ「了解しました」

その頃‥みゆきは別件で‥仙台にいた。

大木「みゆさん対象が動きます」

みゆき「了解。」

大木とみゆきが追っていたのは撮影された動画に映ったヤクザ風の男だ。

ヤクザ風の男「‥」誰かつけとんな?

勘の鋭い男は‥みゆきと大木の尾行に気付くとまきにかかった。

大木「みゆさん‥対象は駅の方面に向かって進んでいます。」

みゆき「駅?了解」

大木「あ!?車に乗り込みました。黒のベンツナンバーは☓☓☓1です。方向は名古屋方面です」

みゆき「了解。その車を私が追うわ。大木くんは先回りして新幹線で名古屋に行って」

大木「了解しました。」

みゆきはヤクザ風の男の車を尾行するとのぼるに指示をだした。

みゆき「のぼる‥男はどうやら千葉に向かってるみたいなの?今のぼるその辺だよね?」

のぼる「そうやで」


みゆき「千葉で尾行‥私と代わってくれる?どうやら気付かれてるみたいなの?」

のぼる「了解。一台じゃ無理があるわな。」

一方‥名古屋に先回りしてそのまま‥戻ってきた大木は編成チームを選抜していた。

大木「対象‥現在‥千葉か。」

大木「君たちに集まってもらったのはある男の尾行をする為だ。今対象はみゆさんが追っていて仙台からこちらに移動している。」

選抜メンバー「はい」

大木「私の知る限り君たちが最高の尾行のスペシャリスト集団だ。」

大木「今すぐのぼる調査員と合流してもらいたい」

選抜メンバー「了解しました」

選抜メンバーは‥あきら‥たかひろ‥ひかる‥こうきの4人だ。この4人‥他の業務は‥駄目だが‥こと尾行に関してのスキルだけは異常に高く‥彼らは尾行のみで飯を食ってきた。

こうき「大木さん俺らに任せとき」

ひかる「俺らが尾行して足取り掴めんかった奴はおらん」

あきら「‥」

たかひろ「そうそう」

ひかる「ほなお前ら行こか」

そう言うと‥4人はのぼるとの合流地点まで向かった。


男は千葉の屋敷で車を停めた。‥のぼるは近くに車を停車して怪しまれない位置で男の動向を探った。暫くして‥あきらたちとも合流して5人交代で男を張り込んだ。

のぼるが寝てる時間帯は‥ひかるとこうきが‥2人が休んでる時間は‥あきらとのぼるで張り込んだ。たかひろは買い物係だ。

たかひろが買い物をしてる時に‥男たちに絡まれた‥

男たち「お前か?兄貴をこそこそ嗅ぎまわってるネズミは?」


たかひろ「なんの事やろなぁ?」

男たち「しらばっくれんな」

たかひろと男たちは交戦になったが‥剣道‥柔道‥空手が初段のたかひろの前に男たちは返り討ちにあった。


たかひろはその事をのぼるとあきらに報告した。それをきいてのぼるが一言‥

のぼる「まずいなぁ‥」

そうのぼるが一言言い終えると‥あのベンツが屋敷から出てきた。カメラをズームして‥運転手を確認したが‥あのヤクザ風の男ではなかった。

あきら「入れ替わっとるな」

のぼる「やな」


それを聞いてたかひろが一言いう。

たかひろ「昨晩‥出たあのシルバーのプリウスかもしれん」

のぼる「とりあえず二手に別れよか?こうきとひかる起こせ」

たかひろ「了解」

のぼる「オレとあきらでそのシルバーのプリウスを追う」

あきら「こうきとひかるはここで暫く張り込んであのヤクザ風の男が出てこんか暫く張り込んでててくれ」

ひかる‥こうき「了解」

のぼる「たかひろはあのベンツ追ってくれ」

たかひろ「了解」

その頃‥大木としょうへいはホストクラブの店長について‥さらに詳細に調べていた。

大木「しょうへいさん‥あれからどうです?」

しょうへい「中々‥尻尾ださん」

大木「なるほどですね。」

大木「他店のホストに情報を聞いてみてはどうですか?」

しょうへい「他店かぁ。了解。やってみるわ」

しょうへいはそう言うと‥「モアナ」を辞め‥「アズ」のホストとして働き始めた。

アズ店長「しょうへいくんモアナは酷かったでしょ?」


しょうへい「嫌‥はは(汗笑)そんな事ないっすよ」

アズ店長「隠さなくていいって。ココだけの話し‥あそこの店長はヤクザと繫がって‥裏でヤバイ取引して儲けてるらしいよ」


しょうへい「ヤバイ取引?麻薬とかですか?」

アズ店長「そうだね?それもある。大麻とかね?」

しょうへい「マジすか?」

アズ店長「マジマジ。しょうへいくんがうちに来てくれて助かったよ。君ほどのルックスならNo.1にだってなれるよ」

しょうへい「No.1!?そんなのなれないですよ」

アズ店長「謙遜するなって君ならなれる。」

しょうへい「なれるように頑張ります。」


大木もそのやり取りをしょうへいがつけてる盗聴器から聞いており‥店長の裏取引の現場を抑えるために動き出した。

一方その頃‥のぼる‥あきらチームは

のぼる「シルバーのプリウスでナンバーが☓☓☓☓☓2あれやな?」

あきら「やっとみつけたで」

あきらがトランシーバーですかさず伝える‥

あきら「のぼる‥一回あいつの前にでるわ」

のぼる「了解。」


あきらはプリウスを追い抜かすと‥暫くプリウスの前を走った。途中‥あきらはコンビニに立ち寄り‥そこでのぼるの車と交代してプリウスを追った。のぼるはコンビニから出ると高速に乗りプリウスの先回りをした。あきらからケータイのLINEで随時プリウスの居場所が送られてくるのでプリウスが何処に向かうのかわかったのだ。

一方‥ひかる‥こうきチームは‥

こうき「もうあの男おらんのちゃうか?」

ひかる「オレもそんな気がする」

諦めかけた2人の前に黒のベンツが現れた‥。ナンバーは☓☓☓☓☓3。運転手はあの男だ。

こうき「おるわおるあいつやろ?」

こうきのその声にひかるが反応して写真と照合して確認する。

ひかる「間違いないわ。」

こうき「行くで。ひかる」

ひかる「了解」

こうきはベンツを追いながらたかひろとあきらにLINEした。しかしたかひろには届かなった。たかひろはベンツに誘い込まれ‥山奥へと誘導されていた。

たかひろ「山奥行きよんな」

ベンツは途中の山奥の別荘で停車した。その別荘はいかにもな雰囲気を漂わせる別荘で少し薄気味悪かった。

たかひろ「何か嫌な予感がするわ。ケータイも圏外やし。」

LINEを受け取ったのぼる‥あきらチームだったが思わぬ現場に遭遇した。


あきら「ん?こうきからのLINE?何や本命は向こうか?」

プリウスが停車したそのすぐ側の車から黒いスーツを着た男たちが現れた。プリウスからでた男性と男たちは‥人気のない所へ進んでいく。のぼるはその様子をみて尾行した。

のぼる「ん?あれ「ブツ」やん?」

のぼる「‥」のぼるはその事をケータイのLINEであきらに伝える。

あきら「のぼるからのLINE‥野外で麻薬の取引かぁ」

あきら「あれだすか?」

あきらは自前の「ドローン」を飛ばし‥麻薬取引の現場を上空から撮影した。撮影した映像が「みゆき」のパソコンへ送信される仕組みになっている。

あきらのドローンは特注品で「鳥」に模して作られている。その為遠目からでは鳥が飛んでいるようにかみえない。


その頃‥こうき‥ひかるチームは

こうき「あのベンツどこ行きよるねん」

こうき「ひかるいつもの奴やんで」

ひかる「了解」

そう言うと‥こうきはベンツの前に出て‥先回りした。ひかるは随時LINEでこうきに居場所を送信する。途中の曲がり角でひかるは右に曲がり‥ベンツから離れる。それとタイミングを同じようにしてこうきがベンツの後ろにつく。その間‥ひかるは車を降り。近くの有料駐車場に駐車した。そこにおいてある‥別の車と乗り換え‥高速で先回りしてベンツの先を行く。暫くコンビニでベンツが来るまで待ちながら‥その間にみゆきに連絡をいれる。助っ人でバイクチームが合流してコンビニでこうきと代わると‥ベンツを追う。1時間ごとに‥こうき‥ひかる‥バイク‥の順でベンツを尾行していく。

一方その頃‥

たかひろの車が山奥に入った事をGPS「SPOT」で知った‥みゆきはすぐに応援チームを送り込んでいた‥。

来たのは「たくみ」と「しょう」だ。たくみもしょうも空手と柔道の有段者で4段以上の腕前がある。

たかひろ「うーん」とりあえずココは‥目立つから目立たん位置まで行こう。そう思うと‥たかひろは車を走らせていた。

ただ別荘周辺に小型カメラを設置して‥常にベンツの動向を探っていた。

たかひろ「この辺なら大丈夫か?」たかひろは安全な位置まで下がると‥あきら同様「ドローン」を使い‥別荘周辺を監視していた。

程なくしてたくみとしょうが加わり‥3人チームで別荘周辺をチェックしていた。


しょう「‥あのおっさん怪しいな」しょうがそう言ったのは‥軽トラを運転したごく普通のおっさんだ。

たかひろ「何でそう思うん?」

しょう「なんとなくや」

たくみ「なんとなくかいな。」

しょう「いやこんな人里離れた山奥にブルーシート乗せて入るとか怪しすぎやろ」


たかひろ「確かになぁ。ブルーシートっていうのが怪しいな。まるで人でも埋めるみたいや」

しょう「そうやろ?」

たくみ「そう言われてみるとそうやな?」

その時‥仕掛けた‥小型カメラ一つが壊された。どうやら‥向こう側もこちらの存在に気づき始めたようだ。

たかひろ「カメラ壊された」

たくみ「やばいなぁ」

たかひろ「ドローンももう少し上空飛ばさなあかんわ」そう言うと‥たかひろはドローンを上昇させた。幸いにも‥夜は真っ暗なので‥ドローンはバレなかった。


スーツを着た怪しげな男「‥」カメラがあるわ。兄貴に知らせなあかん。男は上空を見上げたが‥夜の暗がりではドローンは星かUFOのように見えた。

程なくしてブルーシートを乗せた軽トラが別荘に到着した。


黒スーツの男「兄貴‥別荘にカメラが仕掛けられてました」

錦「どうやらネズミが紛れ込んどるみたいやな?」

黒スーツの男「どないしますか?」

錦「見付けて殺せ」

黒スーツの男「わかりやした」

そう言うと‥黒スーツの男は‥10人組ぐらいで別荘の周辺を探索し始めた。実は別荘にいるのが本物の「錦」でこうきたちが追ってるのは「錦」の影武者だ。


たかひろ「やばいやばい」

たくみ「撤収すんで」

しょう「どうやらその方が良さそうやな。あいつら拳銃持っとるかもしれんし」

たかひろ‥たくみ‥しょうの3人チームは街まで引き返す事にした。たかひろはすかさずドローンを自動操縦モードに切り替え‥ドローンがあってもそれ程不思議ではない場所まで後退させた。


街に戻ったたかひろは‥ドローンから送られてきた映像をチェックしていた。黒スーツの男たちは別荘周辺をくまなく探し回っていた。それをみたたかひろは思う。「何かあんな?あの別荘」

たかひろは昨夜の反省をした。たかひろ「さすがに森にカメラは目立ちすぎたな。反省や」

そんなたかひろの視界に昨夜みた軽トラを捉えた。それを見た‥たかひろはしょうとたくみにLINEをして‥軽トラを追った。

その頃‥みゆきは‥

あきらからの映像を元に‥写真を撮影して麻薬取引の決定的証拠を報告書にまとめていた。

みゆき「あと‥ちょっと」そう一言呟くとみゆは考え事していた。たかひろも街に引き返したみたいだしとりあえず命があって良かった。

のぼるとあきらは戻ってきて‥タクヤの尾行をしていた。

あきら「のぼる‥タクヤそっちに行きよるわ」

のぼる「了解」

タクヤはゲームセンターにいた。

タクヤ「暇やな」そう一言呟くとタクヤは音ゲーをしていた。ギタドラはタクヤのストレス発散に一役買っており‥タクヤはストレスが溜まった時によくここに来る。ゲームが終わるとタクヤはゲーセンを後にした。

のぼる「あきらたっちゃん動いたわ」

あきら「了解」

程なくして‥タクヤの尾行はのぼる1人で充分という話になり‥あきらはたかひろの元に行った。

その頃‥こうき‥ひかるチームは

こうき「どーも臭い」

ひかる「何が?」

こうき「あいつほんまにこの錦って男か?」

ひかる「んー?顔はそっくりやけどな」

こうきとひかるが追ってる影武者は‥あるマンションに入ると暫く出てこなくなった。

ひかる「こうき何でそうおもうんや?」

こうき「ホストに多大な影響力をもつ男の住処としてショボすぎる」

ひかる「まぁ確かにそう言われてみればそうやな?」

こうきとひかるが悩んでいたその頃‥たかひろは軽トラの男を尾行していた。軽トラの男はどこにでもいるような普通の男で‥怪しい点はみられなかった。

たかひろ「うーん」絶対何かあるはずなんやけどなぁ‥。


その頃‥たくみとしょうは‥たかひろのドローンの映像から‥男たちの組の名前を特定した。と言うのも男たちのつけてるネクタイピンは特注品で‥そのネクタイピンはみなある暴力団の組員を示すモノであった。

たくみ「あれ‥あの組を示すピンやな?」

しょう「せやな‥あれは指定暴力団‥枉駕のマークや」

枉駕「ORGA」とは‥日本を始め‥世界中で暗躍するマフィアで‥イタリアを本拠地とし中国‥日本‥スペイン‥イギリス‥アメリカなどで幅をきかせるマフィアの事である。

軽トラの男を尾行するたかひろの前にあきらが現れた。

あきら「何か進展あったか?」

たかひろ「いや何もないわ」

たかひろ「何かありそうとは思ったんやけど」

あきら「オレがこの辺で聞き込みした結果‥最近‥一人の女が行方不明になったらしいわ」

たかひろ「行方不明?」

あきら「うん。昨日のブルーシートがどうやら怪しいそんな気がすんねん。」

たかひろ「確定やな?」

あきら「たくみとしょうは?」

たかひろ「映像の解析してる」

そういう会話をする2人の前にたくみとしょうが現れた。

たくみ「あきら来てたんか?」

あきら「来てたで」

たかひろ「何かわかったか?」

しょう「どうやら‥あの男連中‥「枉駕」のもんらしいわ」

あきら「枉駕!?」

たくみ「せや。世界中で暗躍するマフィアや」

たかひろ「通りでやばいはずやわ」

しょう「そっちは何かわかったか」

たかひろ「特に収穫はないけど‥あきらの話では最近この辺で行方不明者がでたらしいわ」

たくみ「行方不明!?」

あきら「うん。あのブルーシートが怪しいそんな気がすんねん」

しょう「なるほどな」

その頃‥大木としょうへいはホストクラブの内情をさらに調べる為に‥深く踏み込んでいた。がそんなしょうへいの行動が一部のホストから目を付けられ‥しょうへいは窮地に立たされていた。

ホスト「しょうへい‥お前何を隠しとんや?」

しょうへい「いやいや何も隠してないですよ」

ホスト「最近‥この辺りで色々嗅ぎまわってる奴がおるらしいねんけど‥お前ちゃうんか?」

しょうへい「そんな訳ないじゃないですか?」

話しは少し前に戻る。モアナの店長の元に錦からメールが届いた。メールには最近嗅ぎまわってるネズミがおる。そう書かれていた。

メールでのやり取り

錦「最近‥入ったホストとか辞めた奴とかおらんか?」

モアナ店長「最近ですか?しょうへいという子が‥店に入ってすぐ辞めましたね」

錦「そのしょうへいが入ったんはいつ頃や?」

モアナ店長「3ヶ月程前です。」

錦「辞めたんはいつや?」

モアナ店長「つい最近です。」

錦「なるほどなぁオレが視線を感じ始めたんもその頃やわ?」

錦「そいつが怪しいわ。ちなみにその男人気やったんか?」

モアナ店長「人気でしたね?3ヶ月で並のホスト1年分の売り上げをだしてくれました」

錦「なるほどなぁ。とにかくそのしょうへいを調べろ」

モアナ店長「わかりました」

そして‥現在‥

大木「しょうへいさん大丈夫ですか?」

しょうへい「やばいわ。応援頼む。」

ホスト「お前‥誰と話しとんねん?」

しょうへい「先輩‥落ち着きましょう」

ホスト「お前立場わかってるんか?」

しょうへいとホストが会話してる裏路地に数人の男がきた。

男1「いゃぁ〜飲みすぎたぁ‥ひっく」

男2「おいおい大丈夫かいな?」

ホスト「チッ運のええ奴やな?」

ホストはそう言うと‥その場を後にした。その男たちは大木が送り込んだ応援である。

のぼる「しょうへい大丈夫か」

しょうへい「悪い悪いありがとう」

しょうへいは一言そう礼を言うと‥アズの方向に向かって歩きだした。

大木はしょうへいの応援のためにもう一人の男を潜入させる事にした。ちなみにこの間のしょうへいの売り上げたお金は全てみゆきが管理しており‥しょうへいの手元には入っていない。

アズ店長「ホストになりたいと思ったきっかけは?」

タケル「成り行きです」

アズ店長「成り行き?」

タケル「親の為です」

アズ店長「なるほどわかりました」

アズの店長は良い人でタケルの親の為ですという言葉を聞いて快く採用した。タケルとしょうへいはモアナから客を奪い‥とにかく情報を集めた。

     そんな時のコト‥

モアナ店長「しょうへいお前最近相当羽振りええらしいな?」

しょうへい「先輩お久しぶりです」

モアナ店長「お久しぶりやないわ。お前のせいでこっちは大損や。どないしてくれんねん?」

返答に困るしょうへいの前にタケルが現れた。

タケル「まぁまぁ店長さん落ち着いて下さい」

モアナ店長「お前何もんや?」

タケル「僕ですか?僕はタケルと言います。以後お見知りおきを」タケルの風貌はカリスマホスト「蓮士」に似ていた。

モアナ店長「チッ」タケルの顔をみた店長は悔しそうな顔をするとその場を立ち去った。

しょうへい「サンキューな」

タケル「いいっていいって。それよりこれから2人で頑張りましょう」


一方‥その頃‥大木とのぼるは‥新しい仲間の元木と共に‥麻薬取引の現場に居合わせていた。

のぼる「大木‥そっちどうや」

大木「はい。動画はバッチリ撮れてます」

のぼる「了解‥元木くんの方はどーや?」

元木「入口付近に男が数名います」

のぼる「了解。」

のぼるたちは麻薬の売人として潜入していた‥青木から連絡があり‥ここに来たのであった。青木がいつも身に着けてるボールペンやメガネには小型カメラがあり‥青木は今まさに‥麻薬取引の現場を撮影していた。

大木と青木が撮影した動画はリアルタイムでみゆきのパソコンに映し出されていた。その動画を元にみゆきがモアナの悪事の証拠をさらに詳しく報告書にまとめ上げる。

現場に錦はいないが‥あのネクタイピンからすると枉駕の人間である事はほぼ間違いないようだ。

その頃‥警察本部では‥

滝沢巡査「東山警部‥例の案件ですが‥」

東山警部「枉駕の事か?」

滝沢巡査「ええそうです」

東山警部「何か掴めたのか?」

滝沢巡査「どうやら近々‥地下マーケットで怪しげな催しをするという情報をキャッチしました」

東山警部「怪しげな催し?」

滝沢巡査「具体的な内容はわかりませんが‥捕まえた‥宇喜多‥黒岩の2名がどうやらそのパーティーに出席する予定だったようです。」

東山警部「なるほど。滝沢くんは引き続き枉駕の案件を調べたまえ。」

滝沢巡査「了解です」

一方事務所では‥LM探偵事務所の社長‥植草とみゆきが話しをしていた。

植草社長「みゆきくん調査の方は順調かね?」

みゆき「順調です。」

植草社長「なら良い。枉駕の案件があったろう?」

みゆき「はい。社長ご存知なんですか?」

植草社長「ああ‥私と枉駕には因縁があるからね。」

みゆき「因縁?」

植草社長「おっと喋り過ぎてしまったようだ。」

植草社長「枉駕の件期待してるよ」

みゆき「了解しました。社長。」

その頃‥錦は枉駕の幹部会合に出席していた

赤坂「錦‥麻薬の売買は順調か?」

錦「もちろんや。何も問題あらへん」

斎藤「錦さんなら問題ないと思ってましたよ」

錦「高橋‥武器の密輸はどうや?」

高橋「錦さん順調ですよ」

錦「ほうか。」

赤坂「それで錦‥今日俺らを呼んだ理由は何や?」

錦「最近‥俺らを嗅ぎまわっとるネズミがおる。その事ついて話そうと思ったんや」

赤坂「ネズミ?」

錦「そうデカいネズミや。」

高橋「確かに‥僕の所にも最近ネズミがいます。」

赤坂「オレのとこもや」

斎藤「オレの部下の話ではどこぞの探偵事務所らしいわ」

錦「探偵?」

赤坂「何や錦心当たりあるんか?」

錦「さぁどうやろな昔のこと過ぎて思い出されへん」

その頃‥ひでとは激怒していた。

ひでと「電話かけ直せ言うたやろが」

みゆき「はい申し訳ありません」

ひでと「調査は進んでるんか?」

みゆき「もちろんです」

ひでと「そやったら次の報告楽しみに待っとくわ」

ひでとはそう言うと‥電話を切った。みゆきは‥はぁ‥とため息をつくと‥苦悶の表情を浮かべた。

一方タクヤは‥

タクヤ「何か新しい趣味見付けなあかんな」タクヤはそう一言呟くと‥目的地も決めずに電車に乗った。

電車はゆらゆらガタガタと進み‥タクヤを東京へと運んだ。東京に着いた‥タクヤはとりあえず歩き回り‥自分探しを始めた。

タクヤ「‥」特に何もする事はないけど‥最近‥人生の目標がよくわからんようになってきた。女と寝ても心は満たされんし‥余計に虚しくなってくる。そんなコトを‥タクヤは考えながら‥夜の東京をひたすら歩いた。

キャッチ「お兄さん1杯どうですか?」

そうキャッチに言われたタクヤは言われるがままに店に入っていた。タクヤはどうにでもなれ。という気持ちで酒を飲んだ。その日‥薄れゆく意識の中でタクヤは確かに複数名の女性とキスをしていた。ホテルに帰ったタクヤはスヤスヤと眠った。

その様子をみていた三谷は‥

三谷「おいおい何やっとんねん」

木本「大変ですね。これで浮気相手の数が15人になりましたよ」

木本「どうしますこれ?」

三谷「どうしますって俺もわからんわ。とりあえず説明するにしても慎重に言わなあかんわ。」

みゆきはいよいよ‥証言も揃い‥録音も完了したので‥ひでとを事務所に招き‥調査報告をしていた。のだが‥。

ひでと「また作り話しか??」

みゆき「作り話しとかではなくでですね?」

ひでと「この録音もどーせお前のとこの調査員が録音したもんちゃうの?」

みゆき「いやそうじゃなくてですね」

ひでと「ちゃんと調べてないやろ?」

みゆき「調べましたよ」

ひでと「こんなもん報告とは言わん」

ひでと「もうええもうええ。しらけたわ」


ひでとはそう言うと‥出口へ向かって歩き出した。

みゆき「待って下さいひでとさん」

ひでと「何を待つんや?」

みゆき「私の話しを聞いてください」

ひでと「何を聞くんやさっきのウソ話か?」

ひでとはそう言うと‥事務所から出ていった。

みゆき「はぁ‥」もう本当にあの人どーしたら納得するの?

諸星「みゆきさんそんなに落ち込まないで下さい」

みゆき「ありがとう。諸星くん」

諸星「いえいえ」

調査を終えた‥元木‥大木‥のぼるの3名が戻ってきた。みゆさん報告書どうですか?

みゆき「良い感じだけど‥クミちゃんの要望に答えるにはまだ決定力不足かな?」

大木「なるほど」

元木「もっと悪事の証拠を集めろって事ですね?」

みゆき「まぁそうなるかな?これだけだと‥相手に上手くかわされちゃう気がするからもうあとひと押しほしいとこ。」

のぼる「ひと押しかぁ‥?了解。何とか頑張るわ。」

これまで集めた情報を整理しよう

①モアナの店長は枉駕「ORGA」と繋がってる。
②モアナ店長は麻薬取引に関与してる。

③枉駕の麻薬取引現場の撮影に成功「2件」
④枉駕の別荘「アジトらしきモノ」を発見
⑤ホストクラブ「モアナ」の売り上げの一部が枉駕へと流れてる。
⑥借金を払えない女のコを無理やりモアナの店長は‥風俗店で勤務するか?AVに出演させている。
⑦モアナの従業員が不当な暴力を受けていた。
⑧モアナ店長個人の不正な金銭のやり取りを示した映像の撮影に成功。
➈彼らの近辺で行方不明者がでているコト

※枉駕とは‥世界中で暗躍するマフィアの事である。

その頃‥枉駕‥関西支部‥赤阪別邸では‥

赤阪「おい。」

手下「はい」

赤阪「俺をこそこそ嗅ぎまわっとる探偵の名前について調べついたんか?」

手下「はい。諸星というものです」

赤阪「諸星か。その世間知らずなガキに現実の甘さを教えたれ?」

手下「了解しました」

赤阪「聖と赤西も行け」

聖「了解っす先輩」

赤西「ウスっ」


その頃‥諸星は

諸星「亀梨‥上田‥玉森‥準備できてるか?」 

亀梨「諸星さんできてますよ。」

上田「‥はい。」

玉森「先輩‥僕も大丈夫です。」

諸星‥亀梨‥上田‥玉森チームは赤阪別邸付近の街まで来ていた。4人は聞き込みを開始すると‥突然‥5人組の男たちに絡まれた。


亀梨「何なんだよ。てめーら?」

赤西「てめぇこそ何なんだよ」

赤西「あぁ」

赤西と亀梨は険悪な雰囲気になる。

上田「てめぇやんのか!?」

聖「はぁ?てめぇこそやんのかよ」

この2人の言い争いがきっかけで乱闘に突入した。諸星と玉森はその他の3人をなんなく倒した。上田と聖はボクシング経験者の上田がやや優勢のようだ。赤西と亀梨は互いに譲らない死闘を繰り広げている。


赤西「てめぇやるじゃねぇーか?」

亀梨「てめぇもな?」

はぁはぁはぁはぁ‥2人の息づかいが聞こえる。そこに諸星が加勢すると‥亀梨が押し始めた。さすがに2対1はきついと思った赤西が逃げる。それにつられて聖も逃げる。

聖がさり際に一言「覚えとけよ」と叫んだ。

亀梨「諸星さんあざっす」

諸星「いいってことよ。それより怪我ないか?」

亀梨「ちょっと口を切ったぐらいです」


とそこに一人の警官がきた。

山本警部補「君たち何をやってるんだ?」

亀梨「刑事さんなんでもないんです。僕が滑って怪我をしただけです」

山本警部補「滑って?とにかくここは‥危険な奴らが出歩いてて危ないから‥離れるんだ」

亀梨「わかりました」

4人は‥そそくさとその場を後にした。

その頃‥たかひろたちは行方不明者を特定していた。

久保「行方不明になったのは冨田えり子さん22才‥彼女は行方不明になる数日前‥ホストクラブ「モアナ」で多額の借金をしていた。そのすぐ後から彼女は行方をくらませ現在まで発見されていない。」

しょう「怪しい匂いプンプンやな?」

たかひろ「もう死んでるかもしれん」

あきら「急いだ方がええで。生きてる可能性もまだゼロやない。探せば見付かるかもしれん」

しょう「せやな」

たかひろ「行方不明になったのはいつ頃?」

たくみ「ちょうど一ヶ月前やね?」

あきら「一ヶ月かぁ?そりゃやばいな」

♪♪♪♪♪♪その時‥あきらのケータイが鳴った。植草社長からだ。


あきら「もしもしあきらです」

植草社長「もしもし‥私だ」

あきら「社長どうされたんですか?」

植草社長「君たちが追ってる男の名前は‥「錦」だ」

あきら「錦?」

植草社長「そうだ錦は‥私が若い頃から追ってる枉駕の幹部だ」

あきら「幹部?」

植草社長「君たちが見付けた別荘は錦の隠れ家の一つである事は間違いない。用心したまえ錦を舐めてかかれば君たちの身に危険が及ぶ」

あきら「社長‥安心して下さい。これでもオレらはプロの探偵です」

植草社長「それでは私はこれで健闘を祈る」

あきら「任せてください。失礼します」

あきらは電話を切った。

たかひろ「社長から何の電話やったんや?」

あきら「どうやらあの男は錦っていう枉駕の幹部らしい」

たかひろ「幹部!!?」

あきら「社長が若い頃から追ってる男らしいわ」

たくみ「なるほどなぁ」

しょう「思わぬ大物に出くわしたってことか?」

あきら「そういうことやね?」

その頃‥枉駕‥関東支部‥錦別邸

手下「錦さん‥例の侵入者のす件ですが?」

錦「何かわかったんか?」

手下「ええ。奴らは探偵のようです」

錦「それはもうわかってる。調べはついたんか?」

手下「植草という男が設立した探偵事務所で現在‥我々を追ってるのは5人のようです」


錦「5人か?何とかなりそうやな?。すぐ街の若いもんに声かけろ」

手下「はっどうなされますか?」

錦「決まってるやろ?見つけ次第手段は問わん‥殺せ」

手下「了解しました」


たかひろたちが‥「錦」について探りをいれてるその頃‥。警察本部でも動きが‥。


滝沢巡査「東山警部‥例のパーティについて日時がわかりました」

滝沢巡査「宇喜多‥黒岩がゲロを吐きました」

東山警部「吐いたか?」

滝沢巡査「はい」

東山警部「それで日時は?」

滝沢巡査「10月15日に行われるようです」

東山警部「10月15日にかぁ‥。滝沢‥ご苦労‥後は‥こちらで対処する」

滝沢巡査「了解しました」

そしてパーティー当日‥。

東山警部「諸君‥今日は枉駕が主催するパーティーが行われるようだ。そのパーティーに乗りこみ‥一斉検挙する」

刑事たち「はい」

東山警部「現場の指揮はこの東山がとる健闘を祈る」

刑事たち「了解しました」

枉駕陣営では‥

錦「お前ら今日のパーティーは中止や」

赤木「錦さんなぜです?」

錦「宇喜多と黒岩がゲロ吐きよったみたいや」

それを聞いて一同は騒然する。

赤木「錦さん。でも」

錦「今日行けば‥間違いなく「サツ」がくる。赤木もわかってるやろ?」

赤木「‥ですが。」

錦「不満か?じゃあこうしよう。不満があるもんだけパーティーしたらええ。とにかくオレは降りる」

そして‥パーティー会場‥錦の呼びかけで大抵の人間はパーティーを辞退したが‥赤木のようにパーティーをやりたがる人間もいて‥そういう奴らが‥20名程集まった。

赤木「錦さんはああ言ったが今日は思う存分楽しもう」

パーティ参加者「おお〜♪」

赤木のその言葉をきっかけにパーティが始まった。

赤木「篠田‥最高やな?」

篠田「そうやな」

赤木「蔵元‥どや最近上手くやっとるか?」

蔵元「お陰さんで上手いことやってます」

男たちがそんな会話をして数時間が経過した頃‥警察が来た。

刑事「手をあげろ。警察だ。」

赤木「何や何か用か?」赤木はそう言うと‥警察官を突き飛ばした。

東山警部「君たちを逮捕する。シャブの現行犯‥及び大麻‥コカインの現行犯‥公務執行妨害だ。それ以外にも君たちには複数の麻薬取引に関する容疑がかけられている。詳しくは署の方できかせてもらおうか?」

赤木「はいはいってそないに大人しく捕まる思ったんか?お前ら暴れるぞ」

パーティ参加者「おお〜」

赤木のその言葉で警察官との乱闘に発展した。パーティーに参加してた「大西」「蔵元」「篠田」「高村」「山口」はその混乱に乗じて逃げて‥難を逃れた。激しい乱闘の末‥逮捕されたのは‥赤木を含めて14名だった‥。

その頃‥あきらたちは行方不明者捜索をしていた。

たくみ「行方不明になった冨田えり子が最後に目撃されたのはこの辺か?」

たくみ「そうやったな久保さん」

久保「ええ、そうです」

しょう「周辺住民の証言によると‥冨田えり子は怪しげな男の黒のセダンに乗ったらしいわ」

たくみ「黒のセダンかぁ‥。あきらどう思う?」

あきら「うーん。とにかくその黒のセダンを特定せなあかんわ。」

たかひろ「せやな。おれもそう思う。」

そんな時に‥のぼるから一本の電話が入る。

のぼる「世田谷ナンバーの黒のセダンが滋賀県走っとったわ。お前らが探してる奴かもしれんで」

あきら「滋賀に!?」

のぼる「あぁ間違いない。タクヤの尾行して滋賀県まで行ったら‥世田谷ナンバーの車がおったからやけに記憶に残っとる」

あきら「ナンバーは?」

のぼる「世田谷の☓☓☓☓1や」

あきら「のぼるサンキュー。了解。」

そう言うと‥あきらは電話を切った。

あきら「世田谷ナンバーの黒のセダンが滋賀県走っとったらしいわ。」


たくみ「怪しいな。何でわざわざ滋賀県まで行ったんや?」

しょう「何かやましい事でもあるとしか思えん。追おうか?」

あきら「そうしよか。行くでたかひろ」

たかひろ「了解」

あきらたちは滋賀県へと向かう為‥車を走らした。途中であきらが気付く。

あきら「‥」誰かつけてきとんな?

すかさず‥あきらはその事を‥全員に報告した

あきら「誰か来とるわ」

たかひろ「了解。じゃあオレとたくみとしょうでそいつをおびき寄せるわ。久保さんとあきらは先に向かって。」

あきら「了解」

途中の山道でたかひろと車を乗り換えた‥あきらは久保と共に滋賀に向かった。

    その頃‥たかひろたちは

たかひろ「待ってたで」

たくみ「ようやくお出ましか?」

たかひろたちがそう言うと‥乗用車から数名の男たちが現れた。ネクタイピンをみれば彼らも枉駕である事は間違いないみたいだ。

山岸「わざわざこちらの誘いにのってくれるとはね?」

しょう「何の誘いやろなぁ?」

山岸「野郎ども‥奴らを殺せ」

そう山岸が言うと‥男たちはたかひろたちと戦う事になった。が‥柔道と空手4段のたくみとしょうの前に男たちはあっけなくやられた。

たかひろ「どうする?もうお前1人だけやで?逃げるんやったら今のうちやで」

山岸「くそ!覚えてろよ」そう言うと‥山岸は車を走らせてそそくさと逃げた。

たかひろたちは‥捕えた手下たちを軽ーく尋問した。男たちはまたもあっけなく情報を漏らし‥御用となった。

男たちは‥冨田えり子がまだ生きている事を教えてくれた。だが‥いずれ冨田えり子は‥人身売買にだされ‥金持ちの奴隷として過ごすか?もしくは臓器売買の道具にされるようである。

それを聞いたたかひろはスグに「あきら」へその事を知らせた。

あきら「たかひろ情報受け取ったわ。一刻も早く黒のセダン探さなあかんな」

たかひろ「そうやな」

あきら「場所は吐かんかったんか?」

たかひろ「そこだけは裸にしても吐かんかったな」

あきら「なるほど」

その頃‥山岸は

錦「何?返り討ちにあった?」

山岸「はい。すんません」

錦「チャカ「拳銃」もっていかんかったんか?」

山岸「はい。相手を‥舐めてました。それに街のチンピラだけでは奴らに敵いません。」

山岸「あいつら格闘技経験者です」

錦「なるほどな。せやったら‥ゴンザレス連れていけ。」

山岸「わかりました。」

ゴンザレスとは身長200cm超えの大男の事である。

その頃‥諸星たちは‥

玉森「諸星さん‥奴らがブラックマーケットを開くという情報をキャッチしました」

諸星「ブラックマーケット?」

諸星「いつ開催だ?」

玉森「明後日です」

諸星「なるほど。話が見えてきたな。」

諸星「亀‥あきらに連絡せえ。もしかしたらあきらが探してる‥「冨田えり子」がブラックマーケットにだされる可能性がある」

亀梨「了解です」

連絡を受け取った‥あきらたちは諸星たちと合流した。たかひろたちも一日遅れて‥合流し‥これで9人チームとなった。

あきら「諸星さんありがとうございます」

諸星「礼なんかいいって‥それより被害者である冨田えり子の救出が最優先だ」

たかひろ「ですね。」

あきら「久保さん‥奴らがマーケットを開く場所はわかりそうか?」

久保「任せて下さい。」そう言うと‥久保はパソコンを駆使して‥監視カメラにハッキングして死角になる位置を探した。何故ならそういったマーケットを開く場合‥人間は無意識に監視カメラのない所を選びたがるからだ。

久保「あきらさん‥ココが怪しいですね」久保がそういった場所はカメラの死角になっていた。

あきら「ここめっちゃ商店街やん?」

久保「あえて‥こういった商店街の中でマーケットを開催してるのでは?と思います。なぜなら‥あまり人が集まらない所に多くの人間が集まり過ぎるとかえって不自然だからです」

久保「元々人通りの多いとこなら‥多少人が増えても怪しまれない。」

久保「それに‥ココは昼は人が多いが夜中や朝方は人が少なく‥被害者をつれてきやすい。しかもカメラの死角になっている為証拠も残らない。」

あきら「なるほどねぇ。とりあえず行ってみよっか」

たくみ「あきらあきら」

あきら「ん?」

たくみ「あのセダンちゃうんか?」

あきら「ほんまや」

あきら「たかひろとしょうはあのセダンを張り込んでてくれ‥オレらはマーケット会場に行く」

たかひろ‥しょう「了解」

その頃‥赤坂たちは

聖「赤坂さん今回のマーケットの目玉は何ですか?」

赤坂「一つには絞れんな。今年も全国から生きの良いのがきたからな。」

赤坂「それより聖‥怪我はもういいんか?」

聖「はい。一日寝たら治りました」

赤坂「頑丈な奴やな」

冨田えり子は「モアナ」で作った借金を返済できない為‥ブラックマーケットにだされる事になっていた。運よく買い手が見つかれば‥借金はチャラになるが‥そのかわりえり子は一生奴隷生活となる。

そう赤坂の収入源の一つが‥「人身売買」と「臓器売買」なのである。

その頃‥あきらたちを探していた。山岸たちはたかひろと、しょうを発見した。


山岸「ゴンザレス出番や」

ゴンザレス「OK」

ゴンザレス「Hey‥you」そう言うと‥ゴンザレスはたかひろの肩をもった。たかひろは即座に投げようとしたが投げれなかった。そのためしょうとたかひろは距離をとった。

たかひろ「こんな外国人の知り合いはおらんのやけどな」

しょう「ごっつい奴きたな」

少し前‥警察署では‥


堤本部長「山本くん」

山本警部補「はっ何でしょうか?」

堤本部長「少し潜入捜査をしてもらいたいのだができるかな??」

山本警部補「潜入捜査ですか?」

堤本部長「嫌かね?」

山本警部補「いえできます。」

山本警部補「どこに潜入すればいいですか?」

堤本部長「枉駕にだ。」

山本警部補「枉駕に!?ですか?」

堤本部長「頼んだよ」

山本警部補「了解しました」

堤本部長からの命を受けた山本警部補は‥枉駕に潜入捜査していた。話は少し前に遡る

赤坂「お前が新人の山本か?」

山本警部補「はい。よろしくお願いします」

赤坂「お前‥「サツ」やないやろな?」

山本警部補「そんな訳ないじゃないですか?」

山本警部補「何でそう思ったんですか?」

赤坂「この業界の人間にしては真面目過ぎるような気がしてな」

山本警部補「なるほど。けど‥僕はこういう話し方なのです」

赤坂に少し疑われた‥山本だったが何とか切り抜けた。山本が潜入捜査を開始してから一ヶ月が過ぎ‥徐々に赤坂からの信頼も得始めた頃‥山本はあるマーケットの入口を見張るように言われた。

赤坂「ええか山本マーケットにいれてええのは‥このバッジを持っとるもんだけや。わかったな?」

山本警部補「了解しました。」

そして現在‥あきらと山本たちは揉めていた

あきら「何で入れへんねん」

山本警部補「マーケットに出入りするには証が必要です」

諸星「証」

山本警部補「ええこのバッジを所持していないものは入れません。」

その様子を監視カメラでみていた聖はスグに諸星と亀梨の存在に気付く。トランシーバーで山本に追返せという指示をだした。

山本警部補「今日は帰って頂く他ありません。」その言葉と同時に山本はさり気なくメモを手渡した。実は諸星と山本は顔見知りで諸星が探偵である事を山本を知っていたのだ。

諸星はさり気なくメモを確認すると‥すかさずあきらに言う。

諸星「あきらしょうがない戻ろか?」

あきら「いいんですか?諸星さん」

諸星「大丈夫。大丈夫。」

諸星の顔をみてあきらは察したのか素直に従った

山本が書いたメモには「ここには監視カメラがある。自分の休憩時間中に裏口を開けておく。そこから入れと書かれていた。」


その頃‥のぼるやみゆきの所にも‥正体不明の刺客が送り込まれていた。依頼人のフリをしてきたそいつは探偵事務所の中をさり気なくみていた。


みゆき「お待たせしました」

??「いえ大丈夫です」

みゆき「浮気調査の依頼ですよね?」

??「はい」

みゆき「彼氏さんの名前と年齢は?」

事前にタクヤが多くの浮気相手がいた事を情報で知っていたそいつはタクヤの名前をだした。

??「タクヤです。年齢は28歳です」

みゆきは快く依頼を受けることにした。

みゆき「もう安心です我々に任せて下さい。」

??「お願いします」

みゆき暗殺チーム‥

??「とりあえず今日はこんなもんか?」

??2「そうね」

??2「どんなヤツだったの?」

??「間抜けな奴さ。俺が男である事にも気付いていない。」

??2「楽勝だね」

その頃‥マーケット会場では

赤坂「佐藤‥今日は頼むぞ」

佐藤「OKOK任せとけって。」

聖「赤坂さん‥奴らが近くにいます」

赤坂「諸星か?」

聖「はい」

赤坂「チョロチョロされたらうっとおしい。ここには絶対いれるな。9Sを使え」

聖「了解しました」

9Sとは‥赤坂直属の護衛団で武芸に優れた者のみで構成されたチームの事である。

その頃‥こうきとひかるはまだ影武者を尾行していた‥。

こうき「あいつ多分‥影武者か何かやな?」

ひかる「そうなんか?」

こうき「多分な。あいつ張ってたらその内本物が現れるはずやわ」

こうきのそのよみは正しく‥影武者の前に本物の錦が現れた。

こうき「きたきた」

こうき「来たでひかる」

ひかる「いよいよ本物登場やな?」

こうき「あぁ尾行するぞ」

ひかる「了解」


錦「高村‥ご苦労」

影武者「高村」「ありがとうございます」

錦「高村‥オレは今からモアナに行く。仕事はわかってるな?」

影武者「高村」「はい。錦さんの影武者としてここに残り部下を統率する。それがオレの役目ですね?」

錦「せや。オレがおらん間はお前に全部任せたる。よろしく頼むわな。」

影武者「高村」「了解しました」

錦はそう言うと‥屋敷を出てベンツに乗り「モアナ」へ向った。こうきとひかるは錦の跡を気づかれぬ様に尾行した。


一方‥あきらたちは‥山本が裏口を開けてくれた事により‥内部の侵入に成功していた。ただ顔が割れてる‥諸星‥亀梨‥玉森‥上田の4名は中に入らず‥離れた所から‥マーケット周辺を張り込んでいた。

亀梨と上田が‥食事を買うためにコンビニに行こうとしたその時‥謎の集団にでくわした。そう9Sである。

上田と亀梨は直感で‥ヤバいと判断して‥逃げる事に専念した。

上田「しつけぇーなぁ」

佐藤2「亀梨くん‥上田くんこっちこっち」逃げる2人の前に佐藤が現れた。佐藤は亀梨と上田を安全な場所へ逃がした。

9S‥安田「怪しい2人組みかけんかったか?」

佐藤2「さぁみてないですね?」

佐藤2が笑顔で答えると‥9Sは再び‥亀梨と上田を探しに行った。

亀梨「佐藤さんありがとうございます」

佐藤2「いいっていいって。暫くここで休んでいきなよ。」

上田「いや、そういう訳にもいかないんです」

佐藤2「諸星にはオレから言っとくよ。まずは体力を回復させないと‥倒れちゃうよ。」

亀梨「はい。じゃあお言葉に甘えて休ませて頂きます」

亀梨と上田は暫く‥佐藤2の元で休んだ。その知らせはスグに諸星にも届いた。

諸星「ん?佐藤から‥メール。」

玉森「なんて書いてあったんです?」

諸星「亀梨と上田が謎の集団に追いかけられてたらしい」

玉森「謎の集団?」

諸星「50人ぐらいの集団らしい」

玉森「50人!!?」

玉森「ヤバいじゃないすか?」

諸星「とりあえず‥オレらも暫くどっかに隠れよか?」

玉森「隠れるってどこにですか?」

諸星「どこにって?とっておきの場所」

諸星と玉森は9Sに見つからない様に‥秘密基地に隠れていた。この秘密基地はLM探偵事務所が所有する建物の一つで‥外部には居場所がバレないように様々な工夫がなされた建物なのである。

諸星はあきらの鳥型ドローンと自身がもつドローンを使い‥秘密基地から‥外の情報を集めた。9Sの居場所‥マーケット周辺の人の出入り。

諸星は2機のドローンの映像を秘密基地のモニターとみゆきのパソコンに映し出されるように設定しなおした。
秘密基地には食料品もあり‥暫くは出なくてもそこで生活できる環境になっていた。ドローンの映像をモニター越しに見つめる諸星は9Sの居場所をちくいち‥亀梨と上田に伝えた。これにより‥亀梨と上田は9Sにバレないように街を動く事が可能になった。


諸星「亀梨‥上田‥今9Sは‥街の東側にいる」

亀梨「東側ですか?了解しました」

亀梨と上田は9Sとは反対の西側に行った。

ちょうどその頃‥たかひろとしょうはゴンザレスと死闘を‥繰り広げていた。たかひろとしょうの2対1で戦ってもゴンザレスに押され。2人は危機的状況に陥っていた。その時‥。車に乗った亀梨と上田が来た。

亀梨「たかひろさんしょうさん乗ってください」

山岸に妨害されそうになったが‥

上田「うらぁ‥!!」

山岸は上田の一撃でノックアウトした。

しょう「おおきに」

たかひろ「亀梨くんありがとう。」

命からがらたかひろとしょうはゴンザレスから逃げ切った。

ゴンザレス「Mr.山岸‥Mr.山岸」

山岸「‥ん?何だ?」

ゴンザレス「逃げられた」

山岸「何だって?オレは何時間眠っていたんだ?」

ゴンザレス「2時間ね」

山岸「そんなに‥!!?」

山岸が目覚めたその頃‥たかひろたちは9Sへの対策と‥ゴンザレス対策を話し合うため基地に戻っていた。

諸星「9Sはとにかく数が多いのが厄介だ」

たかひろ「そうですね?この数をまともに相手にするのは難しいでしょうね?」たかひろはモニターを見ながら言った

しょう「そうやな?ゴンザレスも脅威や‥」

玉森「警察に頼んでみては?」

しょう「いや。ここいらの警察は9Sに買収されてるから動かん。言ったらこっちの居場所を自白するようなもんや」 

亀梨「じゃあどうすれば‥?」

その頃‥のぼるとみゆきは言いようの無い視線を感じていた。

みゆき「最近‥変なのよ‥誰かにみられてる気がする」

のぼる「俺もや」

その時‥のぼるのケータイが鳴った。

のぼる「たかひろたちからメール。ん?9Sとゴンザレス?」

みゆき「何それ?」

のぼる「そいつらが現れて‥調査が思う様にできんらしいわ」

みゆき「応援要請ってことね」

のぼる「まぁそういうことやな」

その頃‥あきらたちは‥マーケットに無事潜入を果たし‥冨田えり子の居場所を探っていた。話しは1時間ほど前‥

佐藤「さぁご来場の皆さま方お集まり頂き誠にありがとうございます」

佐藤「本日は心ゆくまでマーケットをご堪能下さい」

その佐藤の一言でマーケットが始まった。

佐藤「さぁまずは本日‥1品目でございます。」

佐藤「原産国はアフリカの果ての少数民族で‥森に倒れている所を発見されました。値段は100万から」

客1「105万」

客2「120万」

佐藤「さぁさぁ他にでませんか?なければ落札でございます」

あきら‥久保‥たくみはそれぞれ別地点からその模様を小型カメラで撮影した。その後‥あきらは冨田えり子を探す為に動き出した。

ガードマン「お客様‥そちらは立ち入り禁止でございます。」

あきら「はは‥すいません。初めて来たもので迷ってしまって(汗)」あきらはそう言うと‥その場を後にした。


ちょうどその頃‥みゆきは歩いていた。

みゆき「‥」

??「いるいる」

??2「ほんと馬鹿そうな顔してるね」

みゆき暗殺チームがみゆきを襲おうとしたその時‥‥怒号が鳴り響いた。

??2「なになに?」

ひでと「そういうことされたら困るんや」

??「何が意味わからないんだけど」

ひでと「お前‥今襲おうとしてたやろ?」

??2「お兄さんの勘違いじゃありませんか?」

ひでと「そんなはずないわ。オレはこの目でみた」

ひでと「あの姉ちゃんにはまだ生きててもらわな困るんや。」

??「はぁ何であんたが困んの?」

ひでと「とにかく困るんや。あの姉ちゃんおらんようになったら誰がタクヤの留年調べるねん。」

ひでとはそう大声で叫んだ。その怒号を聞いた暗殺チームは一瞬気圧された。

??2「何?あの人意味わかんない」

??「ほっとけほっとけ。俺らのターゲットはあの女だけや」

そう言うと‥その場を立ち去った。

諸星たちは9Sを倒すために‥彼らを基地におびき寄せる事にした。この基地には‥様々な罠があり侵入者を排除できるシステムとなっている。

諸星「奴らをここにおびき寄せよう」

しょう「そうやな。それがええわ」

玉森「でもおびき寄せるってどうやってですか?」

しょう「簡単なことや。オレとたかひろであいつ等をここまでおびき寄せる」

しょう「たかひろもそれでええな」

たかひろ「了解」

諸星「決まりだな。よし作戦START」

しょうとたかひろは自らが囮になり‥9Sを基地までおびき寄せた。

9S安田「おったおった逃さんで」

しょう「そんなノロマな足の奴らに捕まるかいな。ここまで来てみい」

9S安西「安田さん‥あんまり深追いはあかんで」

安西がそう言った瞬間‥突然‥シャッターが降り始めた。

9S安田「やばい‥でれんようになる」

このシャッター作戦で9Sの内20名はシャッターとシャッターの間に閉じ込める事に成功した。すかさず催涙ガスにより眠らせた。


9S安田「あぁやばかったぁ‥」

その頃‥久保とたくみは‥換気口から‥天井と屋根の間に忍び込み‥立ち入り禁止エリアまで来ていた。

久保「たくみさん中にも‥被害者たちを監視している人がいますね」

たくみ「やろうな‥」そう呟くとたくみはあきらにケータイでその事を伝えた。

久保「たくみさんどうします?」

たくみ「何とかして‥あの中にいる監視員もださなあかんわ」

たくみ「それと‥建物内を巡回してるガードマンも要注意や」

久保「たくみさんあれ冨田えり子ですよ」

たくみ「まだなんとか無事みたいやな」

その頃‥あきらは苦悶していた

あきら「うーん」中にもおんのかぁ

あきらは‥たくみからのメールを受け取り‥冨田えり子があの中にいる事を知った。

久保はそのまま‥そこに残り‥たくみは一度引き返すとあきらの元に戻ってきた。

たくみ「あきらどないする?」

あきら「とりあえず‥もう少し様子みよか?」

その頃‥モアナでは

こうへい「いやぁ〜錦さんおはようございます」

錦「こうへいか?元気やっとるか?」

こうへい「もちろんですよ」

話しは数カ月前になる。

冨田えり子「こうへいくん大好きだよ」

こうへい「俺もえり子が好きやで」

数時間後

冨田えり子「プレゼント何が良い?」

こうへい「シャンパンタワー10回とか?」

冨田えり子「それぐらい全然大丈夫だよ」

そのさらに数時間‥

ホスト「お客様‥1000万円になります」

冨田えり子「なにぃ〜よく聞こえない」

ホスト「いやだから1000万です」

冨田えり子「いっへんまん?」

冨田えり子はその日‥多額の借金を背負った。そして‥その後

冨田えり子「はぁ」どーしてこうなっちゃったんだろう‥。

えり子は監禁されていた。その日‥借金を返済するのに良い話があるからと呼び出されたえり子は黒のセダンに乗った。

部屋につき‥コーヒを飲んだえり子はぐっすり眠らされてしまった。そして‥目覚めると‥首に鉄状の首輪をつけられ両手は手錠で動けない様されていた。

あきらとたくみはみゆきに連絡して‥話し合いの末‥「しょうへい」がホストとして稼いだお金を使い‥えり子を落札する事にした。久保は撮影した映像をみゆきへ送信して‥その映像が街のTV局に送られた。

オークション‥えり子‥落札

佐藤「続いての商品は‥原産国‥日本‥性別女性‥街でホストに貢ぎ借金を背負ったかわいそうな女性だ‥落札価格は100万円から」

客「200万」

客「300万」

あきら「1000万」

あきらの言葉に会場はどよめく。

佐藤「さぁさぁ他にいませんか?」

佐藤「なければ落札でございます」

高橋「1500万」

あきらの勝ちと思われたその時‥高橋という男が現れた。1500万という言葉を聞いたあきらは勝負にでる。

あきら「4000万」

高橋「5000万」

あきら「6000万」

高橋「チッ」高橋という男はそう言うと‥諦めたようだ。

佐藤「さぁさぁ他にございませんか?」

カン カンッ

佐藤「95番さま落札でございます。」

本来‥札は‥正式に入場しなければ‥割り振られないが‥あきらたちは買収して札を1人1人手に入れていた。

あきら「‥」あきらは6000万で落札した。とみゆきにメールを送信した。

みゆきからの返信はまだまだしょうへいくんが稼いだお金があるから‥救えそうな人は‥皆救いなさいとの事だった。


何故こうなったかの経緯については‥監視員の目をオークション会場に向けさせる為でもあった。

手下1「何かオークション会場が騒がしいな」

手下2「そうみたいだな」

手下1「行ってみるか?」

その2人の男の前に別の手下が現れて言う

手下3「お前らもこっち来て手伝えもう大変なんだよ」

手下2「何かあったのか?」

手下3「客同士の乱闘だよ」

あきらは3人の男と揉め事になり会場で乱闘騒ぎが発生していた。

高橋「95番‥てめぇ何なんだよさっきから」

あきら「意味わからんなぁ何や?」

吉田「意味わからない?あなたが商品を買い占めているのがだめなんでしょーが」

高橋「もうこれ以上買う必要ねぇだろ」

あきら「貧乏人の妬み?」

高橋「んだとてめぇ」

吉田「さすがにイラッとしましたね」

その頃‥赤坂は

聖「赤坂さん大変です‥」

赤坂「何や?」

聖「オークション会場で客同士が乱闘騒ぎをおこしています。」

赤坂「すぐガードマンと手下集めてとめさせろ」

聖「了解しました」


会場は大騒ぎとなり‥立ち入り禁止エリアの警備は手薄となった。その瞬間を‥たくみと久保は見逃さなかった。

久保「皆さんこっちです」

女性たち「あたしたちここからでてもいいんですか?」すす

たくみ「当たり前やろ」

久保「もう何も心配する事はありません。あなた達の身は私どもが守ります」

久保たちは裏口から会場を出た。
近くで待機していた‥もう一人の仲間とみゆきがトラックに乗って会場の裏口に現れる。

みゆき「皆さんとりあえず‥トラックの荷台に隠れて下さい」

裏口から出てきた人たちは慌ててトラックの荷台に乗り込む。

みゆき「じゃあ山口くん発進して」

山口「了解しました」

そして‥荷台に乗った人々は探偵事務所がもう一つ秘密裏に所有する‥施設へ行き無事に保護された。

久保はそのまま‥近くの車に行き‥会場で乱闘騒ぎをしてるあきらを救出する為たくみがあきらの元に行った。


その頃‥会場では

あきら「しつこい奴やなぁ?」

高橋「てめぇが言うなよ」

吉田はすぐに‥ぶっ倒れていたが‥高橋とあきらは揉み合いの喧嘩になっていた。

ガードマン「お客様‥会場で乱闘騒ぎをおこされては困ります」

手下たち「お客様お辞めになって下さい」

高橋「てめぇらうるせぇーなぁ」

喧嘩する2人をガードマンと手下たちが押さえようとする。が2人の喧嘩は一向に収まらない。

と、そこに‥たくみが現れた。

たくみ「やめやめやお前ら」たくみの怒号が響く。

高橋「あぁ?何だてめぇは?」

あきら「‥」あきらは静かに見守る。

高橋「おらぁ」たくみに殴りかかろうとした高橋だが‥たくみに瞬殺されてしまう。

高橋「ぐはぁ」

たくみ「お前もやるか?」

あきら「しらけたしらけたもう知らん俺はもう帰る」

あきらはそう言うと‥そそくさとその場を後にする。たくみは倒れた高橋を背負い‥この男は俺が病院に連れて行ったる。お前らはオークション続けいとガードマンと手下たちに言う。

程なくしてあきらとたくみは久保の車に乗り会場を後にした。

    車内‥‥

あきら「高橋さん名演技でしたね?」

高橋「あきらも中々の演技だったじゃねえか?」

たくみ「行ったときはびっくりしたで‥一瞬本気で喧嘩してるんかと思ったわ」

あきら「んなわけあるかいな」

高橋「被害者たちは無事救出できたのか?」

久保「みゆきさんから連絡があってとりあえず全員保護したとの事です」

高橋「なら良かった。」

あきら「とりあえず一件落着やな。」

たくみ「いやまだそうとも言い切れんでそろそろ向こう側も気づく頃ちゃうか?」


その頃‥基地では‥9S安田と上田の一騎打ちとなっていた。

安田「お前‥ボクサーか?」

上田「だったら何だよ?」

安田「奇遇やな?わいもや」

安田はジャブで牽制しながら‥ボディを執拗に狙ってくる。上田はジャブとボディを紙一重でかわしながら‥負けじとジャブで応戦する。

安田「やるやないか?」

上田「そっちもな?」

安田「そろそろ決めさせてもらうで」

そう言うと‥安田は右ストレートをだした。安田の攻撃はあたったが相打ちなりながらも上田はアッパーを安田の顎に叩き込んでいた。上田は後ろへ吹き飛び‥安田は宙を舞う。

安田「‥」

上田「ってぇなぁ。」勝ったのは上田だ。

亀梨「大丈夫か上田」

上田「当たり前だろ」

上田と亀梨が勝利の余韻に酔いしれる頃‥別の所では‥村上と9S田口も熾烈な争いを繰り広げていた。

村上「何や?そんなもんか?」

田口「何がだよ?」

村上「お前‥テコンドー経験者か?」

田口「はぁ‥俺はそんなのしねぇーよ。俺が‥してるのは柔道だよ」


村上は華麗な蹴り技を連発して終始田口を圧倒‥田口は村上の足を掴むと投げ飛ばす。村上は宙返りをして着地すると‥田口に近づき今度は打撃技を繰り出す。

村上「けっこーやるな」

田口「‥」こいつ強いなぁ。‥田口は村上の打撃技を交わすと‥一本背負いで投げ飛ばした。そのまま寝技に持ち込もうとするが‥村上は倒れながらも足技で田口を吹き飛ばし。起き上がる。

田口は吹き飛ばされたが踏みとどまった。すかさず村上はフォーリャで田口を翻弄。そのままマカコで後ろへ下がると‥今度はベンサォンをする。

村上「まだ倒れんとはなぁ」

村上「やるやんか?」

田口「お前もやるじゃねえか?」

そのまま田口は村上の足技を受けながらも掴むと‥その足を掴み‥絞め技をかけようとする。村上は田口をさらに蹴り後ろへ吹き飛ばすとハステイラで村上の足を引っ掛けて倒した。すかさず踏みつけようとするが田口は起き上がり‥後ろへ下がった。

村上は上段蹴りをしてその勢いでそのまま踵落としをする。がこれも田口に防がれた。村上はローキックで田口の足を攻撃するとそのままベンサォンで腹部を攻撃する。そしてフォーリャで再び翻弄すると最後は踵落としで田口を倒した。

村上「けっこー手強かったなぁ」


その頃‥こうきとひかるは‥

こうき「予想通りモアナに行きよったな?」

ひかる「そうやな」

こうき「間違いなく本物みたいや。大木としょうへいに連絡せえ」

ひかる「了解」

ひかるからの連絡を受けた大木としょうへいはタケルをモアナに潜入させる事にした。

しょうへい「タケル頼むで」

タケル「了解」

そして‥

モアナ店長「「アズ」を辞めてうちへ来たいと思った理由は?」

タケル「モアナの方がなんとなく良いと思ったんです」

タケルの人気を知っていたモアナ店長はタケルを採用する事に決めた。そこには錦もいて‥従業員と会話をしているようだ。

モアナ店長「あの人は‥錦さんだ挨拶してくるように」

タケル「わかりました」

タケル「錦さんよろしくお願いします」

錦「新人か?」

タケル「はい。」

錦「お前の噂は聞いてるアズのNo.2やったらしいな」

錦「よろしく頼むな」

タケル「はい。こちらこそ」

錦「こうへいも挨拶しとけ。そのうちお前を抜かす相手かもしれんで」

こうへい「よろしくなぁ‥まぁNo.1の座は渡さんけどな」

タケル「よろしくお願いします」

その会話を盗聴器から聞いていた‥しょうへいと大木は声をかける。

しょうへい「ばれんなよ」

大木「健闘を祈ります。」

ひかる「大木さん‥しょうへい‥準備はええか」

しょうへい「バッチリや」

大木「準備OKだ」

こうして‥こうき‥ひかる‥大木‥しょうへい‥タケルの5人チームで錦に対する本格的な調査が始まった。


大木「しょうへいさんそれ本当ですか?」

しょうへい「ああよく来る客の話ではモアナの店長は突然人が変わったらしい。まるで別物。別人みたいだって言ってた」

こうき「それ事件の匂いがすんな」

ひかる「なぁみんなそもそも店長ってNo.1がするもんちゃうの?」

こうき「オレはその辺の事には詳しくないからわからん」

その頃‥モアナでは

こうへい「ようへいまだバレてないな」

モアナ店長ようへい「バレてへんバレてへん」

こうへい「この事がバレたら大変やから‥誰にも言うなよ」

モアナ店長ようへい「わかってる」

こうへい「まぁ歯もトイレに処分したから多分大丈夫やろ?」

その会話をこっそり聞いてたタケルも事件の匂いを嗅ぎとった。

ひかる「ようへい?歯の処分?」

こうき「確かにそう言ったんやな?」

タケル「はい」

しょうへい「おかしいな‥店長の名前は仁のはず」

ひかる「タケルくんその2人を調べてくれ」

タケル「了解しました。」

タケルがそう言い終えると錦は再び‥動き出した。

こうき「錦が動きよった。」

こうき「ひかる行くで」

ひかる「了解」

こうき「ほな俺とひかるは錦追うわ。そっちは任せたで」

しょうへい「了解」

ひかる「大木さんも元気でな」

大木「ひかるくんもな」


こうきは錦の車に発信器を取付けていたので‥錦の居場所が手に取るようにわかった。発信器のGPSの居場所をみると‥そこは山林のようだ。

こうき「こんな山林に何しにいっとんねん?」

ひかる「怪しすぎるやろ?」

こうき「ひかる‥この辺りの監視カメラにハッキングできるか?」

ひかる「できるけど‥そんなに数あるか?」

こうき「とりあえず‥映像がほしいわ」

ひかる「了解」

ひかるは監視カメラにハッキングしてその映像をパソコンに映し出した。こうきはドローンを自動操縦で上空に飛ばした。

こうき「錦の車が通ったら教えてくれ」

ひかる「了解」

それから‥こうきは車で近づける限界まで行くと‥山林の中に入って行った。

そこは鬱蒼とした山道で辺りには何もなかった。こうきのドローンにより錦の居場所を発見したひかるはすぐに‥こうきに錦の居場所を知らせる。

こうき「おったおった」そう小声で呟くと‥錦は数名の男たちと‥ある屋敷に入って行った。

こうき「‥」こんなとこに屋敷が‥。こうきはその屋敷付近の地面に特殊カメラを埋めた。そのカメラはこうきがもつリモコンのスイッチをONにすれば‥棒が伸びカメラが地上にでる仕組みになっている。それをこうきは屋敷付近にいくつか設置すると車に戻った。

ひかる「カメラの設置は終わったんか?」

こうき「何とかな」

こうきが仕掛けたカメラの映像がパソコンに映し出される。何日かみているとある男が頻繁に出入りしてる事がわかった。

こうきとひかるが調べた結果‥男の名は‥滝村という男だ。この男はコカインの常習犯として知られており‥極度の薬物中毒者だ。

こうき「またえらいやつおったな」

ひかる「刑期を終えて出てきたらしいけど‥錦の屋敷に出入りしてるってことは」

こうき「まだ薬物やっとるな」

ひかる「ほぼ間違いないな」

こうき「あれから錦がでてこえへんな。一体ここで何しとんねん。」

その頃‥久保たちは

あきら「おかしいな。TV局には送ったんやろ?」

久保「確かに送りました」

あきら「何でNEWSにならへんねん」

たくみ「多分TV局も枉駕に買収されとんな」

あきら「買収?」

久保「なるほど。確かにそれならつじつまがあいます」

少し前‥赤坂たちは‥

聖「赤坂さん大変です」

赤坂「何や?今度はどうしたんや?」

手下「出品予定の奴隷が全て‥脱走しました」

大西「何やて!?」

大西「大変やそれは」

赤坂「どういうことや。いつ逃げた」

手下「わかりません。気付けばもぬけの殻でした」

赤西「赤坂さんTV局に謎の動画が送られてるみたいですよ」

赤坂「謎の動画?」

赤西「それがこのブラックマーケットの売買の一部始終を映した動画のようです」

赤坂「誰がそんなもん送ったんや?今すぐ何とかせえ」

手下「ご心配なくそちらは何とか対処できます」

手下「おそらく何者かがこのマーケットに侵入していた。と言うことになるでしょうね」

赤西「とりあえずここはヤバいのでいちど本部に戻りましょう」

赤坂「そうやな。佐藤行くぞ」

佐藤「了解」

その頃‥警察本部では‥

堤本部長「山本からの情報によると‥ブラックマーケットが今夜行われてるそうだ」

堤本部長「そこでこれから乗り込み‥主犯格である枉駕の幹部‥赤坂を捕える」

しかし‥

警察が来た頃には‥赤坂は逃げ出した後だったこの時捕まったのは‥赤坂の直属の部下の大西という男だけだった。マーケットに来ていた客も赤坂がマーケットを中止した為‥いなかった。

刑務所の中で‥

赤木「大西‥お前も来たか?」

大西「‥赤木かぁ久々やな」

大西「俺はただ捕まった訳やないで」

赤木「じゃあなんの為だ?」

大西「BOSSにこの事を伝える為さ」


実は枉駕のBOSSは‥数年前に殺人の罪で捕まり服役していた。そのため‥現在の実質的トップは赤坂を含めた‥錦‥斎藤‥高橋の4人だった。

赤坂は人身売買‥錦は麻薬取引‥高橋は武器の密輸‥そして斎藤は暗殺を特化して任されている。

程なくして‥9S‥50名も逮捕された。大西はBOSSにメッセージを伝え終わると‥赤木にある話を持ち掛ける。
  
大西「赤木‥脱獄せんか?」

赤木「脱獄?」

大西「せや脱獄や。お前と俺‥そこに9Sがおったら何とかなる」

赤木「9Sもおるんか?よっしゃその話のった」

大西は9S‥安田と‥田口にさり気なく‥枉駕にしかわからない方法でメッセージを伝えた。

それをみた安田と田口は動き出した。

安田「田口‥脱獄すんで」

田口「大丈夫かぁ?」

安田「多分な。何せ大西さんは脱獄のプロやからな」

赤木と大西は‥9S経由で刃物を受け取ると‥即座に取り掛かった。換気口を見付けるとそこから中に入った。出た先は‥看守室だった。ここからの脱獄は無理だと思い‥大西は諦めた。

大西が目をつけたのは食料品倉庫だった。倉庫の裏手には「コック専用バイク」があり‥そこから外へ通じてる。何とかしてそこまで出れば出るチャンスはある。だが‥金網のフェンスがあり出入り口は常に警官がいる。

この状況下で脱獄するには‥2人では不可能だ。そこで‥大西と赤木は安田と田口に協力を仰ぎ‥4人チームで脱獄する作戦を考える事にした。

赤木「安田‥」そう一言言うと赤木は安田にメモを手渡した。「メモには独房に入るように。」ただ一言そう記されていた。

安田はそれをみると‥食堂で乱闘騒ぎをおこし独房に入った。この刑務所の独房の構造は‥畳の和室にTVと簡易的なトイレがあり窓が一つあるだけの質素な部屋だ。

その時独房で空いていた部屋は1階の左の奥である事を看守からの情報で得ていた大西は‥最も出入り口に近い所に安田をいれさせた。

そこから安田にバスの出入りの時間を調べるように指示をだしたのだ。

安田「‥」バスは毎回決まった時間に来た。その時間を安田は時計なしで自らの体内時計で正確に測った。9Sの収監された刑務所は規模が大きく多くの受刑者が収監されていた。その為‥バスが出る時間は規則性があった。

その間‥大西たちは食料品倉庫に侵入するための最適ルートを探した。食堂の真上にはホールがあり‥右側には図書室がある。

少し先にシャワー室があり倉庫がある。ある日‥赤木はある物を運動場で拾う。そうノコ刃だ。赤木はこれを図書室のある本に隠した。刃物は没収されてしまっていたからだ。その本を大西が何気なく‥持ち‥見つからないように隠す。

大西はそのノコ刃を使い‥監房の天井に穴を開ける作業を開始した。看守がくる時間はいつも決まっていた。15分だけ看守の目が緩む時間があり‥その時に夜通し天井に穴を開ける作業をした。見張り役の赤木が看守が来ると‥大西に合図する。その合図で作業をとめる。

ある日‥大西は‥外の部下にある書籍を送らせた。そこにこっそりノコ刃を隠すと‥バレぬように図書室に隠した。

また田口は時間稼ぎをする為に看守と長く会話して‥大西たちへの監房に行く時間を遅らせた。これにより作業時間は25分に増えた。また田口は看守とのやり取りで重要な情報を耳にする。

コック専用のバイクの鍵は‥コックの部屋にあり‥実は最近コックが部屋の鍵を無くした。らしいというのだ。ただ幸いにも鍵はスペアがありコックは今のところ困っていない。つまりコックの部屋の鍵のオリジナルはどこかに落ちているという事になる。

大西と田口が食堂でご飯を食べている時田口は偶然にもその鍵を見付けてしまった。田口はその鍵をこっそり隠した。そんな時体内時計でバスの時間を‥正確に測った安田が戻ってくる

安田「大西さん次はどないする?」声にはださず9S特有の合図で安田は大西にそう聞く。

大西「外の部下にある物を持ってくるように指示をだせ」大西はそう合図した。

大西が頼んだものは‥こっそり開けてる天井の穴を隠すためにカモフラージュするものだ。これにより天井の穴は看守にはバレなかった。

この刑務所の天井は低く、身長2mを超す大西には手を伸ばすまでもない‥高さだった。そのため‥大西は天井に穴を開けることができた。穴を開けた先に広がるのは通気孔と屋根裏の世界。2mを超す大西でも入れるように穴を大きくした為赤木は楽楽‥屋根裏に入れた。赤木は屋根裏から‥食料品倉庫を見付けると‥降りた。

食料品倉庫の扉は施錠されていたが中から簡単に開けられた。

再び戻ると‥大西は無事に4人で脱獄する為にもう一人囮役の仲間を引き入れた。男の名は黒岩だ。そう赤木が刑務所に入る理由を作った張本人である。赤木と大西は囮役である事は告げずに黒岩を誘った。

そして‥当日‥。9Sとその他の仲間たちは‥それぞれ‥リーダ格の安田と田口を逃がすため‥看守の目を自分たちに向けさせた。2階で騒ぎをおこし1階の注意を逸らす‥その間‥赤木と大西は屋根裏から食料品倉庫へ降りる。すかさず‥扉の鍵を開けると‥安田‥田口‥黒岩が入ってきた。

それぞれ‥安田‥田口‥大西‥赤木のベッドには9Sの仲間が入り潜って顔がみえないようにしていた。

黒岩は田口からバイクの鍵を受け取ると‥バイクで強行突破した。すぐにバレて警察官の目は黒岩に向く。田口‥安田‥大西‥赤木はバスの下に潜り‥事前に用意していた道具を使い張り付いた。黒岩に目が向いた警察官たちは大西たちに気付かずに‥彼らは‥無事に脱獄した。

ノコギリの刃で天井に穴なんかあくわけない。そう思うかもしれないが‥実際に天井に穴をあける道具に「廻し挽きノコギリ」というものがある。このノコギリの刃は‥本の書籍に収まる程細いのも特徴の一つだ。

また‥電動ドリルで天井に穴をあける道具の刃もノコギリのような形をしている。腕力の強い大西だからこそ‥素手でノコ刃を使い‥天井に穴をあける事ができたのだ。


その頃‥諸星たちは

諸星「奴らの居場所は?」

玉森「わかりません」

あきら「あいつ等どこ行ったねん」

赤坂たちは見事に身を晦まし‥探偵チームと警察の目を撹乱していた。

その頃‥山本は‥

赤坂「お前が中に入れたんちゃうんか?」

山本警部補「いえいえそんなことないですよ」

中丸巡査「私もみてました。山本さんは侵入者を中にはいれてません」

2人は堤本部長‥期待の星で‥潜入捜査の任務を抜擢されていた。いわゆる本部長命令である。

赤坂「本当だろうな」

山本警部補「もちろんです」

中丸巡査「山本さんが侵入者をいれてないことは私が保証します」

赤坂「本当だろうな?」

中丸巡査「山本さんの動きをずっとみてましたので間違いないです」

赤坂「そこまで言うなら信じようか‥」

山本警部補は最大のピンチを何とか切り抜けた。

その頃‥錦は

滝村「錦さん例のものありがとうございます」

錦「お前はコカインがほんまに好きやな?」

滝村「これが私の生き甲斐ですから」

程なくして‥滝村は錦の屋敷から出てくる。その様子をひかるたちは‥

ひかる「仁さん来ました彼奴です」

JIN「彼奴か?」

ひかる「ええ。お願いしますね」

JIN「了解。」

JINは滝村を尾行した。滝村はJINがずっと前から狙ってるターゲットの一人だからだ。

少し前の事だ。JINは滝村を追っていた。

滝村は‥繁華街に向うと怪しげな店に入った。JINはその様子を車中でみながら‥タバコを一本口にくわえてふぅーっと吐いた。

JIN「‥」無口なJINは暫く待った。‥数時間後滝村がでてくる。女と一緒だ。2人はそのままHOTELの一室へ行くと朝まで過ごした。

JIN「やっとか‥」そうJINが一言言うと‥滝村は女とHOTELから出てきた。そのまま滝村と女はそれぞれ別方向へ向かって歩きだした。

藤ヶ谷「JINさんどうしますか?」

JIN「藤ヶ谷は暫く滝村に張り付いててくれ‥俺は女を追う」

藤ヶ谷「了解です」

そう言うと‥JINは女を追った。調査の結果‥女の名前はメイサだった。JINはメイサと接触する事にした。

JIN「滝村とはいつから?」

メイサ「数カ月前ぐらいかな?薬物SEXがやめられなくて」

JIN「俺が忘れさせてやるよ」

JINはそう言うと‥メイサを抱いた。激しく唇を重ねると‥服を脱がせる。またキスをして抱き合う2人‥吐息が交わる音がやらしく響く‥首‥胸‥あらゆる所をJINは丁寧に攻めた。そしてその日の帰り際‥

メイサ「JIN‥滝村は」

そう言うと‥女は滝村の情報を洗いざらいJINに伝えた。出会った場所‥謎のパーティー‥コカイン‥薬物‥女が知りうる限りの情報をメイサはJINに伝えた。

それを聞いたJINは‥

JIN「‥」何も言わず‥女の唇をもう一度激しく奪い‥抱きしめた。別れ際にJINは‥言う

JIN「またな」

メイサ「うん。JIN大好きだよ」

その後のコト‥

藤ヶ谷「JINさんどうでした?」

JIN「ん?まぁそれなりに収穫かな?そんな事よりあいつは動いたか?」

藤ヶ谷「そんな事ってひどいですよ。滝村は今日普通に仕事してただけですね」

JIN「なるほどな」

とそこに‥

大木「JINさーん藤くーん」

藤ヶ谷「あ!!大木さん」

大木「奇遇ですね?こんなとこで会うなんて」

藤ヶ谷「ある男の調査をしてまして」

大木「ある男?」

JIN「滝村だ。お前も知ってるだろ」

大木「あぁあのコカインの常習犯の」

藤ヶ谷「そ?その滝村がまた薬物をやってる可能性があるからこうして張ってる訳です」

大木「なるほどね。お二人とも頑張って下さい」

藤ヶ谷「大木さんも身体壊さないようにしてくださいね?」

それから暫くして滝村が仕事を終えて‥歩き始めた。

JIN「行くぞ。」

藤ヶ谷「了解っす」

滝村を追った2人は滝村がある男と密会してる様子をとらえた。その男は枉駕幹部の一人‥斎藤だ。

斎藤「お前が錦じゃなくて俺のとこに来るなんて珍しいな」

滝村「実は‥依頼がありまして」

斎藤「依頼?暗殺か?」

滝村「ええ。みゆきという女性探偵はご存知でしょうか?」

斎藤「あぁ何か最近うちらを嗅ぎまわってる奴らでしょ?」

滝村「ええそれもあるのですが‥」実は以前に滝村逮捕の決定的証拠を集めたのが他ならぬみゆきである。滝村はその事を恨んでおり‥みゆきを疎ましく思っていた。その為‥

斎藤「なるほどね。それでそのみゆきを殺してほしいわけだ?」

滝村「ええまぁそういうことです」

斎藤「高いよ」

滝村「金ならいくらでも積みます。だから‥あの女を殺して下さい」

斎藤「まぁ滝村っちの頼みなら断る訳にもいかないから‥OK‥商談成立。引き受けるよ」

滝村「ありがとうございます」

こうして‥みゆきは斎藤率いる‥暗殺チームから命を狙われる事となった。

その頃‥安田たちは‥バスが停車した隙を見計らい‥バスから降りると‥事前の打ち合わせ通りの場所に向かい‥逃走用の車に乗り込んだ。運転手は山岸だ。山岸は‥安田たちを乗せると車を走らせた。

まず‥安田たちは赤坂たちと合流するため‥錦が所有する組織の屋敷に身を隠した。

安田「錦さんありがとうございます」

錦「ここなら暫く誰にもみつからんさかい安心せえ」

錦「赤木‥戻ってきたんか!?待ってたで」

赤木「錦さん。あの時すいませんでした。錦さんの言う通りにしておけば」

錦「赤木‥すんだことは気にするな。」

赤木「はい。ありがとうございます」

そう言うと‥錦は屋敷の奥へと‥消えた。赤木はこのままここに残り‥大西‥安田‥田口は何とか赤坂と合流するべく‥最適ルートを探った。

大西「ここはどや?」

安田「あかん。そこは検問がある」

大西「ほやったらここは?」

田口「そこも駄目ですね。」

悩む3人の前に山岸が現れる。

山岸「相当お悩みですね?」

安田「何や?何か文句あるんか?」

山岸「いえいえそんな事ないですよ」

安田「せやったらなんやねん?」

山岸「私が‥知ってるルートなら警察にバレる事なく‥赤坂さまの元へ行けますよ」

安田「ほんまか?」

山岸「ええ本当です。」

田口「どうやって行くんだ?」

山岸「簡単な事です。上からです」

そう言うと山岸は空を指指した

安田「上から?」

山岸「そう上‥空からヘリを使って行けば警察の検問に引っ掛かることなく行けます」

大西「なるほどその手があったか?」

山岸「はい」そう言うと‥山岸は笑みを浮かべた。山岸と安田たちはヘリに乗り込んだ。一応‥全員‥顔が割れてるので変装をした。

安田「いよいよやな」

田口「そうだな」

安田「あのボクシング野郎に負けっぱなしは俺のプライドが許さん」

田口「俺も‥村上って男に負けんのだけは‥腹の虫がおさまらねぇ」

田口「ぜってぇー次会ったらボコボコにしてやる」

そう言うと‥4人はヘリで赤坂の元に向った。

少し前‥刑務所では‥

黒岩がバイクで強行突破した事にいち早く気付いた入口の警官たちが慌てていた。

警官「大変だ受刑者がでようとしてるぞ」

警官2「すぐに捕えろ」

警官3「くそ。中の奴らは何をやっているんだ」

警官「くそ‥」護送車で囚人たちの先導をしていた警官たちは黒岩をみると走って追いかけた。だがバイクの黒岩に追いつけるはずも無く‥逃げられたのである。ちなみにその日護送されるメンバーは全員9Sであった。


黒岩「ほらほら‥バカな警察諸君こっちだこっちだ」黒岩はバイクをバスとは反対方向に走らせる。
 
すぐに黒岩を追うために‥警官が出動する。過酷なカーチェイスを繰り広げ‥警官たちをまいた黒岩は誰も住んでいない‥空き家に身を隠した。

黒岩「‥」黒岩はこみ上げてくる笑いを堪えきれず笑ってしまった。

黒岩「はははっ」

その頃‥警察官たちは‥

コンコンッ

住人「はい」

警官「すいません。この辺りでこの写真の男を見かけませんでしたか?」

住人「いえ。みてませんねぇ‥この人が何なんです?」

警官「刑務所から脱獄した‥男です」

住人「え!!?」

警官2「見つけ次第すぐに警察に通報お願いします」

住人「わかりました」

その頃‥事前の打ち合わせでバスの巡回経路を予め知っていた‥山岸は‥先回りしてバスが停車する予定の所から徒歩数分の位置に車を停車させて田口たちを待っていた。枉駕ほどの大組織になると‥情報調査専門の部署が存在し‥彼らは‥罪を犯さない。枉駕の組織の一部である事も非公開となっている為に警察の目も彼らには向かない。その為‥どんなバスであろうとバスであれば必ずルートが存在し‥巡回経路を知ることができる。どこの信号で止まり‥どこの道を通るのか?警察官が輸送するバスだからこそ‥必ず信号でも止まるし‥法に触れるような事はしない。その為‥ルートを先読みして‥どこなら見付からずにバスから降りれるか‥枉駕にはそれが手に取るようにわかるのだ。

山岸「そろそろかな‥」そう山岸が言うと‥田口たちが車に乗り込んだ。

警官たちは必死で黒岩を追ったが消息がつかめなかった。

警官「くそ‥どこにいるんだ」

その頃‥黒岩はお腹が空いたため‥食料品を探す為に外へ出ることにした。とは言っても囚人服では目立つ為‥まずは服を調達する事にきめ‥近くの民家に服を盗みにいった。

黒岩「へへ‥隣の家の奴は今外出したな」その隙を見逃さず‥窓を割り民家に入った黒岩は衣服をGETした。ついでに周辺にあった金目の物も盗んだ。幸いにも車のキーもあったため黒岩はそれも盗んだ。

警官2「コックのバイクを発見しました」

警官「何?本当か?」

警官2「民家に乗り捨ててありました」

警官「すぐに向かうぞ」

警官2「はい」

黒岩は車に乗り込むと‥発進させた。車で民家を出ると‥山道にある公衆電話から‥錦の屋敷へ電話をした。

手下「はい」

黒岩「俺だ黒岩だ。錦さんはいるか?」

手下「はい。少々お待ち下さい」

少しすると影武者の高村が代わりに電話をとった。実は錦は外出中で高村がかわりにそこにいたのだ。

高村「何や?」

黒岩「ん?その声お前高村やな?」

高村「俺のこと知ってるんか?」

黒岩「黒岩や黒岩」

高村「黒岩。あぁいたかな確かそんな奴。で。その黒岩が何の用だ?」

黒岩「今‥警察に‥追われてる。助けてほしい」

高村「警察に?わかった。今どこにおるねん?」

黒岩「とりあえず今‥今は山道だ」

高村「山道?どこの山道やねん?」

黒岩「わからんわ。」

高村「どこに目指しとんねん?」

黒岩「錦さんの別荘だ」

高村「あそこかぁ?わかった。とりあえず別荘に向かってくれ。山口がその辺におるはずやから‥向かわせるわ。」

黒岩「恩に切るわ」黒岩は盗んだ‥お金を使い電話をかけた。10秒‥10円の電話ボックスでその会話は5分近くに及んだ為‥数百円を使用した。

少し前の事だ。

安田たちがバスが出る時間を知っていたのには裏がある。9Sたちは皆同じ所で捕まり‥同じ刑務所に収容されたが‥何人かずつ他の受刑者も含めて‥護送車で別の刑務所に移送されていたのだ。ただ50人同時に移動するのは難しく‥何月何日に‥4人‥何月何日に6人といった感じで護送されてそれぞれが別の刑務所に移送されていたのだ。一回で移動しても良さそうだが‥刑務所の空き状況の兼ね合いや‥刑務所間の都合も関係している。その為‥別々の日に移送されていた。ただし‥移送される詳しい時間は内密になっていたので時間までは安田たちにはわからなかった。その為‥安田は護送車が何時に出発して刑務所を出るのか?調べていたのだ。安田の超人的な聴覚と刑務所の質素な作りで外の音が中から聴こえた為安田は時間を知ることができた。護送車で刑務所に移動される人間は規模のでかい刑務所だからこそ高い頻度で護送されていた。安田の独房は出口から最も近く‥バスが動く時間を知るのに最適だった。9Sが同じ刑務所に収容された理由は‥その地域の警察も9Sに買収されていたからである。それにまず逮捕されたら‥一番近い刑務所に仮収容されてそれから様々な検査を経て最終的に別の刑務所へと移送される。つまり穴をあけるのに必要な時間は充分にある。ということだ。脱獄当日は護送車‥2台で別々の刑務所に向かう予定となっていた。1台を山岸が追跡して‥もう1台は北山が追跡してそれぞれ護送車から徒歩数分の位置で待っていたのである。

この刑務所のバスの入口は安田の独房の正面に位置しており‥コックの部屋のすぐ脇にある茂みから入口付近まで隠れながら移動する事ができる。
護送車が入口から入り駐車するとしたら‥ちょうど安田の独房の前で刑務所の入口付近である。

黒岩がコックのバイクで強行突破を試みた事により‥護送車の中にいた警官たちの目は黒岩に集中した。その一瞬の隙を安田たちは見逃さなかったのである。その為‥見事に護送車の下に潜り込む事に成功したのである。

その頃‥警察は

警官2「長野警部補‥黒岩が使用したバイクの周辺の民家で空き巣被害にあった家がありました」

長野警部補「何?空き巣被害に」

警官1「はい。車と現金‥それから衣服が盗まれたそうです」

長野警部補「黒岩だな。その車のナンバーは?」

警官2「シルバーのヴェルファイアでナンバーは×××02です」

長野警部補「すぐに‥その車を追え」

知念巡査「了解しました」

警官チームは‥黒岩を追うべく操作網を拡げていた。一方その頃‥刑務所では

看守2「大変です。」

看守1「どうした?」

看守2「黒岩だけでなく安田‥田口‥大西‥赤木の姿が見当たりません」

森田看守長「何だと!!!?すぐに‥付近の警察に連絡しろ」

看守2「了解しました」

こうして安田‥田口‥赤木‥大西‥黒岩の5名は全国指名手配された。

その頃‥黒岩は‥高村に指示された場所へ向かうべく‥車を走らせていた。だが途中で燃料が切れ‥動かなくなってしまった。

黒岩「チクショー‥」ドンッ黒岩は車のハンドルを叩く。

しょうが無く‥黒岩は車を乗り捨て‥近くの山に入った。するとそこには使われていない‥山小屋があり‥黒岩はそこに潜伏する事に決めた。

一方その頃‥ヘリで赤坂の屋敷に向った田口‥安田‥大西は無事に赤坂の元に辿り着いた。

田口「赤坂さん」

赤坂「おお〜田口‥戻ってきたか?」

田口「はい。何とか。」

赤坂「安田もおるか?」

安田「いますよココに」

赤坂「無事で何よりや。」

田口「俺らの事どうなってます?」

赤坂「暫く出んほうがええな。指名手配されとるで」

安田「やっぱそうですよね?」

大西「まぁその辺は予想通りやな」

安田「赤坂さん頼んます」

赤坂「お前らの事は俺に任せとけ。「サツ」には絶対渡さん。」

田口「ありがとうございます」

安田「ありがとうございます」

大西「兄貴すまんな。」

赤坂「大西‥謝んな。大西に残るように指示だしたんは俺や。」

そう言うと‥赤坂は‥部屋に戻った。

一方‥その頃‥高村は

山口「高村さん黒岩助けなくていいんですか?」

高村「ほっとけほっとけあんな奴」

山口「何だか可愛そうですよ」

高村「あいつのせいであないな事になったんや。危うく俺は捕まるとこやったんやで。山口お前もそうやろ」

山口「はい。」

高村「だからあないな奴ほっとけばええねん」

山口「はい。ですよね?」

黒岩は高村の指示通りに向かっていたが‥高村たちに黒岩を助ける気はなかった。

その頃‥黒岩は‥山小屋の中で飢えに苦しんでいた。途中のコンビニで買った食料も尽き‥途方にくれていた。

黒岩「高村の奴何しとんねん」黒岩はそう呟いたが‥その声は誰にも聞こえなかった。

その頃‥警察は

知念巡査「長野警部補‥ヴェルファイアを発見しました」

長野警部補「見付けたか?場所は?」

知念巡査「はい。山道へと続く道で乗り捨てられていたそうです」

長野警部補「途中で燃料でも切れたか?」

知念巡査「はい確かにその様です。車が発見された時‥燃料はカラで動かなったみたいです。」

長野警部補「なるほどな。近くに逃げられそうな場所はあるか?」

知念巡査「いえ‥あるとしたら山ぐらいのものです。」

長野警部補「山?そこだ!!」

長野警部補「黒岩は山に潜んでいる。すぐにその山を捜索しろ」

知念巡査「了解しました」

警察が黒岩の居場所を特定したその時‥黒岩は強烈な喉の渇きに襲われ‥山の川の水で喉を癒やしていた。髪はボサボサで顔は汚れていた。山に生えてるキノコや魚を食べ黒岩は空腹と戦っていた。

黒岩「ぷはぁ‥」ゴクゴクゴクゴク‥黒岩は勢い良く‥水をガブ飲みした。

ちょうどその時‥山に登山に来た一行を黒岩は見付けた。黒岩は見付けると夢中で叫んだ。

黒岩「おーい」

登山者1「あ!!ねぇねぇあそこに人がいるよ」

登山者2「本当だ?何か叫んでるぞ」

登山者3「行ってみるか」


3人は黒岩の元へ向った。

黒岩「いやぁ〜助かった。黒岩と言います。あなた達の名前は?」

登山者1「私は竹内と言います」

登山者2「吉元です」

登山者3「竹田や」3人はそう名乗ったが‥2人の名前は実は違った。吉元の本名は蔵元‥竹田の本名は篠田だった。2人が変装していた事もあり‥黒岩は2人の顔を空腹と極限の精神状態でわからなかった。

黒岩「これからどこに行くんですか?」

篠田「山のてっぺんや。決まっとるやろ?」

竹内「私たち‥今日が初登山なんです」

黒岩「私も同行さしてもらってもいいですか?」

篠田「かまわんで。それより黒岩さん‥あんた顔が汚れてるで洗って来た方がええわ」

黒岩「はい。そうします」

黒岩は篠田にそう言われ‥顔を洗うと‥3人に同行して山の山頂を目指した。その日の晩‥

篠田「おし‥今日はココにテントはるか?」

蔵元「そうだな」

竹内「あ!!私水組んできます」

黒岩「じゃあ私も手伝いに」

篠田「黒岩さんは無理せんでええからココで休んどいて下さい」

黒岩「じゃあお言葉に甘えて」

3人は野宿の準備を始めた。篠田はテントをはり‥竹内は水を蔵元は食事の準備を始めた。そしてその日の晩‥黒岩はぐっすり眠った。朝目が覚めると‥手足を縛られ‥口はガムテープをつけられ木にくくりつけられていた。黒岩の身体を虫が這いずりまわる。黒岩は虫を必死で振払おうとしたが‥できなかった。

その頃‥山では警察による黒岩の捜索が行われていた‥。


警官「君たちこの辺でこの男を見なかったか?」

竹内「いやぁ〜私は見てないですねぇ。蔵元さんは見ましたか?」

蔵元「ん?この男なら登山する時に山の入口にいた男だな」

篠田「せやせや‥確か車で街のほう行ったかな?」

警官「車?どんな車だ?」

篠田「さぁ〜そこまでは何せみたのは数日まえやからなぁ」

警官「なるほど。ご協力感謝します」

警官「長野警部補‥どうやら黒岩は車で街に逃走した模様です。」

長野警部補「街に?よし今すぐ街に行くぞ」

警官「了解しました」

その日の夜‥黒岩は朦朧とした意識の中‥篠田の姿を見たがその直後‥気を失った。黒岩が次に目覚めた時‥真っ暗闇の中にいた。目隠しのような物をされ‥狭い空間に手足を縛られ‥黒岩は閉じ込められていた。暫くすると黒岩はだされたが‥まだ手足を縛られたままだった。

バシャン‥黒岩は突然‥水をかけられた。

篠田「黒岩ぁ‥起きろ」

そう言うと‥黒岩は目隠しを外された。

黒岩「何なんだ?いったい?これはどういう事だ?」

篠田「どういうこと?自分の手に胸を当ててよーく考えてみ」

黒岩「意味がわからない。何故?こんな事をするんだ?」

篠田「そうか?思い出されへんのか?」そう言うと‥篠田は黒岩の顔面を殴った。

篠田「どや?何か思い出したか?」

黒岩「‥何を言ってるんだ?」

篠田「ほな思い出すまで‥じっくり殴らしてもらうわ」

篠田「黒岩ぁ仲間売っといて‥ただで帰れる思ったんか?」

黒岩「ぐばぁ」

篠田「全部ネタはあがっとんねん。」

黒岩「すい‥ま‥せん‥でひた」

篠田「聞こえんなぁ?」

黒岩「すいま‥せへんでひたぁ」

篠田「もっとハッキリ喋れや」

黒岩「すい‥まへん‥でひたぁ」

黒岩は顔面の原型が変わるまで激しく殴られた。

蔵元「篠田さん‥それ以上やったら死んでまいよるわ」

蔵元にそう言われ‥篠田はようやく拳をとめた。そこに高村と山口も到着する。

高村「黒岩‥久しぶりやな?どや?ちょっとは反省したか?」そう言うと‥高村は黒岩にタバコを押し付けた。

黒岩「は‥い。もうひ‥ません。すい‥まへ‥でひたぁ‥。」

そのまま黒岩はそこに放置され高村たちはその場を後にした。暫くして警察に匿名の通報が入る。
現場に駆けつけた警官がみたのは変わり果てた黒岩の姿だった。

警官「長野警部補‥黒岩が発見されました」

長野警部補「本当か?」

警官「はい。ですが相当‥殴られ変わり果てた姿をしています。至急‥病院で手当をしなくては危険な状態です」

長野警部補「すぐに黒岩を病院へ搬送しろ」

警官「了解しました。」

黒岩はそのまま‥病院に搬送され‥怪我が治ると警察に再逮捕されあえなく御用となった。


その頃‥こうきたちは‥

こうき「ひかる‥錦が動きよったで」

こうき「行くで」

ひかる「了解。」

こうきとひかるは錦を追いかけた‥すると‥錦はある男と路地裏で会話していた。

錦「例のもんは?」

kazu「ありますよ」

そう言うと‥Kazuは錦にある包を渡した。その様子をひかるたちは‥

ひかる「何やあれ?」

こうき「ヤバいもんっぽいな」

こうき「Hiroに連絡せえ」

ひかる「了解」

そう言うと‥ひかるはケータイでHiroに連絡をいれた。

Hiro「ん?ひかるからメール珍しいな」

そのメールには協力要請と書かれていた。それをみると‥Hiroはひかるたちの元へ合流した。

Hiro「どうしたんだ?」

ひかる「多分‥この写真みてくれた方が早いわ」

そう言うと‥ひかるは錦が怪しげな包を手にする写真をみせた。


Hiro「なるほどなぁ言いたい事はわかった。」

Hiro「つまりこの包を持ってる男について調べてほしいってことね?」

ひかる「さすがぁ‥Hiroは察しがよくて助かるわ」

こうき「ほな頼んだで」

Hiro「了解」

その頃‥諸星たちは‥赤坂の居場所を特定するべく‥動き回っていた。山本や中丸は赤坂からは少し離されていたので‥山本たちも赤坂の居場所を知らなかったのだ。そんな時‥ある情報が舞い込む。

玉森「諸星さん‥9Sの安田と田口と思わしき‥男たちがこの辺りに潜伏してるそうです」そう言うと玉森はケータイのナビを使い‥その場所を指さした。

諸星「本当か?」

亀梨「確かな情報みたいです」

上田「信頼できる情報屋の情報なので間違いないです」

諸星「よし。行ってみるか」

亀梨「了解」

少し前の事‥亀梨‥上田‥玉森はある情報屋の元にいた。

Jun「それで知りたい情報は?」

亀梨「赤坂と脱獄した9Sの安田と田口について情報があれば教えてほしい」

Jun「OK‥んーちょっと待っててね」そう言うと‥男はパソコンを操作し始めた。

Jun「お!!?あったあった」

Jun「赤坂については現在‥新しい情報は無いけど‥9Sについての情報ならある。」

玉森「本当ですか?」

Jun「ああ‥どうやら‥田舎町に潜伏して身を潜めているらしいね。」

玉森「田舎町?」

Jun「そ!‥滋賀県っていう片田舎さ」

玉森「そこのどの辺なんですか?」

Jun「さぁそこまでは‥ただその辺りにいるという事は確かみたいだよ」

亀梨「ありがとうございます。それだけで充分です」

そして‥現在

亀梨「Shoさん‥そっちの様子はどうですか?」

Sho「順調ですよ。安田と思わしき‥男は今デパートの中にいます。久保くんくれぐれも慎重にお願いしますね?」

久保「わかってますよ」

しょう「ようやく尻尾つかめたな」

あきら「久保‥しくるなよ」

久保「了解です」

そう言うと‥Shoたちは安田を尾行し始めた。暫くすると‥ベンツに乗り込み移動する安田。安田を尾行する車の車内でしょうとShoは会話をしていた。

しょう「所でShoくんって同じ名前なんやなぁ‥?」

Sho「本当ですか?偶然ですね?ちなみに名字は」

しょう「鬼塚やけど」

Sho「鬼塚?かっこいいですね?」

しょう「おおきにな」

Sho「鬼塚さん‥そろそろ安田が止まるみたいですよ」

しょう「ほんまやな」

安田の車は怪しげな‥山林に入ると‥突然車が消えた。

しょう「どこ行ったんや?おれへん?」

Sho「謎ですね?久保くん‥今の見てましたか?」

久保「いやぁ〜みれてないですね」

Sho「とりあえずこの事を亀梨くんに報告しましょう」

連絡をうけて集合した亀梨たちは話しあっていた。

亀梨「Shoさん安田の車が突然消えたのはこの辺りですか?」

Sho「そうですよ」

しょう「俺もみてたから間違いないわ」

あきら「消えたってどういう感じに消えたんや?」

しょう「車ごとおらんようになったんや。まるで地面の中にでも潜ったみたいに」
 
あきら「地面の中に潜る?そんなん出来る訳ないやん」

しょう「俺もそう思ったけどほんまに消えよったんや」

たくみ「謎だらけやな」

あきら「どこ行ったねん」

諸星「とりあえず‥その消えた辺りで張り込むしかないか?」

しょう「そうやな。その辺りで張り込んどったら見付かるかもしれんしな」

諸星‥あきら‥亀梨‥上田‥たくみ‥Sho‥たかひろ‥しょう‥久保‥玉森‥村上の11人は別々の所から安田と思わしき男が現れた地点を3班に分かれて張り込んだ。

チーム分けは

諸星‥あきら‥玉森‥久保チーム

亀梨‥しょう‥たくみ‥村上チーム

Sho‥上田‥たかひろチーム

になった。

幹部‥斎藤‥始動‥

斎藤は‥みゆきを暗殺する為に‥2人の刺客を送り込んだ‥ニアとミルだ。ニアはみゆきに近付くため探偵事務所の前にいた


ニア「浮気調査をお願いしたいのですが」

みゆき「浮気調査ですか?」

ニア「はい。」

みゆき「彼氏の年齢や名前など教えて下さい」

そう聞かれたニアはタクヤの名前をだした

ニア「はい。名前はタクヤ年齢は28才です」

みゆき「なるほど。」みゆきは内心またかぁと思ったが受ける事にした。

ミル「ニアどうだった?」

ニア「んー?間抜けな女さ。俺が男である事にすら気付いてないみたいだ。」

ミル「ぷぷ‥(笑)何それホントに間抜けなんだね?」

そう言うと‥ニアはみゆきの近辺を調査し始めた。その頃‥JINの情報で斎藤の事を知った‥植草はこっそりみゆきを守る為に‥動いていた。


♪♪♪♪♪♪♪♪電話がなる。

植草社長「もしもし」

ひでと「あの女おらへんのか?」

植草社長「あの女?あぁみゆきくんの事か?みゆきくんなら今は外出中だ」

ひでと「外出中?どこにおんねん?」

ひでとにそう聞かれ‥植草はみゆきの居場所を教えた。その頃‥ニアとミルはみゆきを暗殺する為に‥まずみゆきを気絶させて人気のないところで暗殺をしようと企んでいた。


ニア「間抜けめ」そう呟くとニアはみゆきを気絶させようとした。だがその瞬間思わぬ邪魔が入る。

Takahiro「そこの君たち」

ニア「何ですか?」チッ邪魔しやがって

ミル「お兄さん何ですか?」

Takahiro「道に迷ったから教えてくれないか?」

ミル「道?お兄さんどこに目指してるんです?」

Takahiro「ここなんだけど」そう言うと‥Takahiroはケータイを操作しながら説明した。

ミル「あぁ〜そこですか?そこなら‥ここを右に曲がって‥ドドーンと真っ直ぐ行ったらすぐですよ」

Takahiro「ありがとう助かったよ」

みゆき「‥」何か視線感じるなぁ‥?みゆきは後ろを振り向いたが誰もいなかった。みゆきがその場を立ち去り車に乗った5分後‥

怒号が鳴り響く‥おらあ〜お前らぁ〜

ミル「何?何?」

ひでと「それされたら困るねん」

ニア「はぁ何が‥意味わからないんだけど」

ひでと「お前‥今襲おうとしてたやろ」

ミル「お兄さんの見間違えじゃないですか?」

ひでと「そんなはずない確かに俺はこの目でみた」

ひでと「あの姉ちゃんにはまだ生きててもらわな困るねん」

ニア「はぁ意味わからないんだけど何であんたが困んの?」

ひでと「あいつが死んだら誰が‥タクヤの留年調べるねん」ひでとは大声でそう叫んだ。

ミル「何?何?この人?」

ニア「ほっとけほっとけ俺らのターゲットはあの女だけや」

ニアはそう言うと‥その場を後にした。ひでとは怪しい2人組‥「ニアとミル」の写真をこっそり撮影すると‥それをある男にみせた。

NAOTO「で?ひでとはどうしたいの?」

ひでと「この怪しい2人組を何とかしてほしいねん」

NAOTO「なるほどねぇ。わかった。俺が仲間を集めてみるよ」

ひでと「頼むわ」

ひでとはNAOTOにそう頼むと‥まだ不安なのか‥みゆきの専属ボディーガードまで雇う事に決めた。

ひでと「ボディーガードを頼めませんか?」

ひでとはそう言うと‥最近‥民間でボディーガード「身辺警護」の仕事を始めた岡田に頼んだ。

岡田「ボディーガード?警護する人物は?」

ひでと「みゆきという女探偵や」

岡田「なるほど。わかりました。」

そして‥

吉高「岡田さん‥彼女が動きます」

岡田「了解。吉高はそのまま彼女の尾行をしつつ怪しい人物がいないか探してくれ」

吉高「了解しました」

一方その頃‥

ニア「‥」誰かにみられてる?

ミル「どうしたのミル?」

ニア「誰かが俺らをつけてる」

ひでとに頼まれたNAOTOは怪しい2人組を追っていた。

NAOTO「岩田そっちどう?」

岩田「異常なし」

NAOTO「Atsushiさんの方は?どうですか?」

Atsushi「あの2人組はマルイの方角に向けて‥歩いてるな」

NAOTO「了解しました」

Takahiro「何?何?皆してなにしてんの?」

そこにTakahiroが現れた。NAOTOはひでとに頼まれた事を説明する。

Takahiro「なるほどねぇ。それ俺も手伝おうか」

NAOTO「本当っすか?ありがとうございます」

Takahiro「礼なんかいいって。かわいい女の子の命を守る為だからね‥男としては見過ごせない。ただそれだけだよ」

そしてひでと自信も絶えずみゆきの近辺にいた。

植草社長「もしもし」

ひでと「またあの女おらへんのか?」

植草社長「もしかしてみゆきの事ですか?」

ひでと「そや。どこにおるねん」

ひでとに凄い剣幕で聞かれた植草はみゆきの居場所を伝える。

NAOTO「ん?ひでとから電話?」

ひでと「もしもし。女探偵は今デパートの中らしいわ」

NAOTO「デパート?」

ひでと「中行って生きてるかどーか見てきてほしいねん」

NAOTO「了解」

NAOTOはひでとに頼まれるままデパートに入る。するとまたあの2人組を見付けた。

ニア「あの女がトイレに行ったぞ」

ニア「ミル行くぞ」

ミル「うん。わかった」

ニアが女子トイレに入ろうとしたその時‥警備員に扮した‥Takahiroが現れる。


Takahiro「お客様‥こちら女子トイレでございます。男性の方は男性のトイレへお願いします」

ニア「あ!!?はい。わかりました」チッ。何なんだ一体‥。

ミルは中に入ったがそこには

シュウカ「あぁ〜今日も疲れたぁ」

女「やばかったよね?」

カレン「めっちゃ疲れたぁ」

女「わかるわかるその気持ち」

人が‥多過ぎてミルは無理だと判断した。

ニア「ミルどうだった?」

ミル「人が多過ぎて無理」

ニア「そんなに混んでんの??」

ミル「珍しいんだけどねぇ。」


少し前の事だ‥

Hiro「妻の不倫調査を」

みゆき「了解しました」


斎藤「あやちゃんかわいいね」

あや「斎藤さんも」

斎藤「好きだよ」

あや「私も‥」

調査の結果‥
Hiroの妻はあやと言い‥あやの不倫相手の男性は「斎藤」という男だった。


そして現在‥枉駕‥暗殺支部‥斎藤別邸‥

斎藤「ニア」

ニア「はっ」

斎藤「お前らしくないな?何をそんなに手こずってるの?」

ニア「思わぬ邪魔が入りまして」

斎藤「邪魔?」

ニア「はい。」

ミル「それえ〜私もいたんですけど‥すっごい邪魔が入るの」

ニアとミルの話しをおおよそ聞いた‥斎藤は‥

斎藤「なるほどねぇ」

斎藤「OK‥ミル‥ニア‥現場に戻っていいよ。ただクライアントはそこまで待ってくれないからできるだけ急ぐようにね」

ニア「了解しました」


その頃‥諸星‥あきら‥玉森‥久保チームはあきらの鳥型ドローンを使い‥安田と田口の行方を探していた。

玉森「諸星さん‥あそこ怪しくないですか?」玉森が指さしたのは‥地面にある僅かな‥土が掘られたような跡だ。

諸星「うーん。確かになぁ」

久保「あきらさんはどう思いますか?」

あきら「どうやろなぁみてみなわからんわ」

久保「めちゃくちゃ怪しいですよ」

あきら「せやったら一回確認しに行くか?」

そう言うと‥あきらと久保は‥直接確認しに行き‥諸星と玉森がモニター越しにその様子を見守る事にした。

その頃‥ミルとニアはミルは電話でニアになり済ましみゆきに電話をかけていた。

ミル「ニアです。あのぉ〜彼氏のタクヤを渋谷で見掛けたんですけど‥」

みゆき「はい。調査をしてほしいと」

ミル「はいすぐに現地に行って下さい」

みゆき「了解しました」


ミル‥ニアの誘導で渋谷に向うみゆき‥

みゆきが現地に到着すると‥そこには本当にタクヤがいた。単なる偶然でしか無かったのだがタクヤはいたのだ。


のぼる「たっちゃん動いたわ」


みゆき「了解」
 
のぼる「てゆーかたっちゃんの浮気相手多すぎひんか?」

みゆき「それね私も思ったんやけど依頼者はタクヤの浮気相手の正確な人数が知りたい。そう言ってるのよ」

のぼる「めんどいなぁ‥ここまで証拠掴んでるんやったら言えばいいのに」

みゆき「モロモロの事情でそう簡単にもいかないのよ」

みゆき「のぼる‥無駄話はええからタクヤ追うで」

その時‥ミル‥ニアから一本の電話がかかってくる。

ミル「みゆきさん今どこですか?」

みゆき「渋谷にいます」

ミル「タクヤの事ちゃんと‥みてます?」

みゆき「はい」
 
ミル「浮気相手はいましたか?」

みゆき「今のところは‥」

ミル「一度私と合流しましょう」

みゆき「え!?でもタクヤさんの調査は?」

ミル「それはのぼるって人に任せたらいいでしょ?とりあえず‥今すぐみゆきさんと会って話しが聞きたいの?」

みゆき「電話じゃダメですか!?」

ミル「だめ〜会って話しを聞きたいの」

みゆき「わかりました」
 
みゆき「のぼる‥私は今から依頼者に会ってくるからタクヤくんの調査頼んだで」

のぼる「了解」

ミル‥ニアに呼び出され怪しげな路地裏に呼ばれたみゆき‥。その行動をみていた‥岡田はすぐさま動き出す。

少し前の事だ。

吉高「岡田さん怪しげな人物を2名程発見しました」

岡田「見付けたか?」

吉高「はい」

岡田「吉高はそいつ等の行動を監視してくれ。俺は‥みゆきの警護にをまわる。怪しげな動きを見掛けたら連絡してくれ」

吉高「了解しました。」

主に吉高の任務は情報収集と怪しげな人物の監視である。

みゆきが到着するとミルが立っていた。みゆきはすかさず‥駆け寄る。

みゆき「すいませーんお待たせしました」

何故?みゆきがニアとミルの違いに気付かないのか?それは2人が双子だからである。

ミル「待ちましたよ〜」

そう言うと‥ミルはみゆきと歩きだす‥少しすると‥だんだん人気のない所へ進んでいく

その様子をみていた‥岡田はミルに気付かれない位置で尾行する。吉高は‥ニアに接触して‥岡田に近付かせないようにしていた。


吉高「すいません」

動こうとしたニアに吉高が話し掛ける。

ニア「は?誰あんた?」

吉高「ちょっと道に迷ってしまって」

吉高はできるだけ‥長く会話して時間をのばし‥岡田が隠れる時間を稼いだ。

ミル「それじゃあみゆきさん話しを聞かせて下さい」

みゆき「はい」みゆきはそう言うと‥書類に手をのばしながら‥現在知り得てる情報をミルに伝えた。ミルは興味深そうな顔で聞きながら‥そっとチャンスを待った。みゆきが書類に夢中になってる隙に注射を取り出し刺そうとしたが‥

その瞬間‥ミルの方に男が歩いてくる。男は通り過ぎると‥そっと無線で岡田に知らせる。

松岡「男」「岡田‥注射がみえた」

岡田「了解。松岡‥ナイスフォロー」

まだ‥ミルはみゆきに危害を加えた訳では無いのでこの時点では岡田たちはミルに手をだせない。

暫くすると‥ミルはニアが中々来ない事に不審をもつ。

ミル「‥」おかしいなぁ‥ニア何で来ないのかなぁ‥?

その時‥みゆきのケータイが鳴った。慌てて‥電話を取るみゆき。

みゆき「はい」

植草社長「私だ至急‥事務所に戻ってきてくれ。急ぎの用だ。」

みゆき「わかりました。」

みゆきはミルにその事を伝えるとミルに駄々をこねられたが‥目的地につく前に‥事務所へと引き返した。みゆきが事務所に戻るとそこにはひでとがいた。みゆきが事務所に戻るのを確認した岡田は‥安心したが‥続けて身辺警護の為に事務所周辺にいる事にした。



ひでと「みゆきさん待ってたで」

みゆき「ひでとさん」

ひでと「そろそろ報告に進展あったんちゃうか?思って聞きに来たんや。」

みゆき「それなら後日電話で」

ひでと「最近忙しいみたいで中々電話に出てくれへんから来たんや。何か文句あんのか?」

みゆき「いえそういう訳では」

植草社長「みゆきくんお客様の前だぞ」

みゆき「はい。すいません社長」

そう言うと‥みゆきは調査報告を伝えたが‥

ひでと「もうええってその話しは聞き飽きたんや」

みゆき「いやだからですね(汗)」

ひでと「ここまで来て損したわ。そんな嘘の報告いらんから早く調べてくれんか?」

ひでとはそう言うと‥事務所を後にした。


その頃‥NAOTOたちはミルとニアを追っていた。
NAOTOがミルとニアを追うのは‥ひでとに頼まれた事が理由だけではない。

実は‥NAOTOの恋人を殺した犯人こそ‥ミルとニアなのだ。その事を知ってるNAOTOは写真を見た時にミルとニアに気付いたのだ。

NAOTO「岩ちゃんアイツらは?」

岩田「今俺の前で‥のんびりコーヒー飲んでる」

NAOTO「了解‥動きがあったら教えてくれ」

岩田「OK」

Takahiro「NAOTOアイツらに何か因縁あんの?」

NAOTO「俺の恋人を殺した奴らです」

Akira 「なるほどねぇ‥」

NAOTO「アイツら2人を捕まえて刑務所にいれます。そしてしかるべき罪を償わせます。だからAkiraさん協力お願いします」

Akira「NAOTOの頼みを断る訳ないじゃん。俺も協力するよ」
 
NAOTO「あざっす。」

その頃‥岩田の追跡に気付いたミルとニアはこっそりまきにかかった。

ニア「ミル行くぞ」

ミル「うん。わかった。」

2人は歩くと‥怪しげな店に入った。岩田も来たが‥その店の店長とグルの2人は薬で岩田を眠らせた。

そして‥岩田が目覚めた時には2人はいなかった。

岩田「あれ‥?」

岩田「ごめん。NAOTO見失った」

NAOTO「マジかよ。どこで見失ったんだ?」

岩田「途中まではすぐ近くにいたんだけど‥酒飲んだ後から‥覚えてない」

NAOTO「飲むなよ」

その頃‥NAOTOたちの追跡を振り切ったミルとニアは斎藤の元にいた。

斎藤「ミル‥ニア珍しいね?」

ニア「度重なる邪魔と妨害‥ある奴らの存在でターゲットを殺せません」

斎藤「まぁ君がそう言うならそうなんだろうけど‥あまり長引かせないようにね?」

ニア「かしこまりました」


諸星たちの目をかいくぐった‥赤坂‥佐藤‥田口‥安田はアメリカにいた。ORGAのアメリカ支部の別荘でその身を潜めていた。


後にアメリカ闇世界を震撼させた
「伝説の東洋人コミッショナー佐藤」そして‥
「オーナー赤坂」BLACK‥HUNTERの異名をもつ安田と田口‥この4人のストーリーが始まりを告げた。

赤坂「佐藤」

佐藤「はっ」
 
赤坂「ブラックマーケットの日取りが決まった」

佐藤「了解です」

安田と田口はアフリカの奥地で‥黒人をさらうべくひっそりと銃を構え‥ターゲットが来るのを待っていた。


田口「安田来たぞ」

安田「了解」

そう言うと‥安田は黒人‥目掛けて銃を撃つ‥銃弾は見事‥足に命中し‥安田と田口は一人目の黒人を牢へとぶち込んだ。牢の中では黒人医師が傷の手当をする。

安田「田口‥あそこや」安田は黒人の方向を指さした。程なくして‥黒人は‥田口に撃たれ‥倒れる。すかさず救護班が到着し‥トラックに乗せる。

その日の晩‥安田は超人的な聴覚で5km先の黒人の足音を捉える。それを3km先で待機してる田口に伝える。田口は超人的な視力で黒人を捉えると‥銃を構える。

ドンッ銃声が響き‥音と共に‥黒人は倒れる。

その頃‥聖と‥赤西は臓器売買をする為に‥臓器提供者リストをみていた。リストにのるのはオークションですら売れなかった人間たちである。

赤西「コイツが良い」赤西は一人のリスト者を指‥さした。健康だけが取り柄のその女は‥臓器を抜いて問題ない部位を全て抜かれた。


その臓器は臓器提供を求める‥金持ちたちに‥破格の金額で売られた。

聖「今日は何をお探しですか?」聖はそう訪ねた。すると白人男性は「胃」がほしいと言った。

聖「胃ですか?在庫があるか確認してきます」

聖はそう言うと‥赤西の元へ在庫確認に向う。「胃」の在庫はあり‥程なくして‥聖は老人の元へ向う。

聖「ありましたよ」そう伝えると老人は嬉しそうな顔をした。

その日のうちに‥潜りの医者による手術が始まり‥男性に臓器は移植された。

聖「ありがとうございました」聖はそう言うと‥金持ちな白人男性を入口までエスコートして‥帰らせた。

その頃‥赤坂たちは

マーケットの準備をする為‥急いでいた。

赤坂「大西そっちやないそっちや」

大西「はい」赤坂は‥テキパキと指示をだし‥マーケットの準備に取り掛かっていた。そして‥会場が設置し終わると‥今度はアメリカ支部のジェームスという白人男性に‥マーケット参加者を募るように‥頼んだ。

ジェームスは快くうけた。

ジェームス「ビル‥今度あるマーケットがある?来てみないか?」ビルという男性は裕福な白人男性だった。

ビル「マーケット?どんなマーケットだね?」

ジェームス「人身売買さ」

そう言うと‥ビルは笑みを浮かべた。

別の所では‥ジェームスの部下の‥コルデロという男が動いていた。

コルデロ「皆さん‥今日集まってもらったのはマーケットに関する事についてです」そう言うと‥コルデロは集まったマーケット参加希望者にマーケットの日時と場所を伝えた。

その頃‥順調に狩りを続ける‥安田と田口の前に一人の男が立ち塞がった。男は要塞を建設し‥黒人たちを匿い‥武器を与えた。


黒人「レオポルド王感謝します我々はあなたに忠誠を誓います」

レオポルド王「うむ。怪しげな組織の連中が君たちをさらっているという噂を耳にしたのだ」

黒人「奴らが来ました」

アメリカ支部の白人たちが来た‥彼らは‥トラックに乗りながら‥マシンガンで要塞の上にいる黒人たちを狙う。黒人は要塞に身を隠し‥白人たちの弾丸をかわす。すかさず‥黒人もマシンガンで応戦する。

白人「くそッあいつらめ」

白人たちは敢え無く撤退した。それを遠目でみていた田口は‥

田口「厄介な奴が来たな」

安田「そうやなまさかあんな要塞建てられるとは思わんかったわ」

それでも‥安田は黒人を狩る為に‥動き続けた。これまで安田たちがマーケットの為にさらった黒人は数百人を超えていた。

安田は夜の闇に‥身を潜め‥高台からライフルを手に持ち‥時を待った。程なくして黒人たちが食料を調達する為に要塞を出た。安田はその時を待っていた。

安田「来たな」安田はそう言うと‥ライフルを一発放つ。その合図と共に田口と白人たちがライフルを放ち‥食料品調達に来た。黒人十数名を捉えた。

黒人「レオポルド王大変です」

レオポルド王「どうしたんだ?」

黒人「食料調達に行ったものたちが帰ってきません」

レオポルド王「何だと」

それを聞いたレオポルド王は動く‥食料品の調達は自国‥ベルギーから大型ジェット機とヘリを使って届けさせた。レオポルド王の見事な采配でさらわれる黒人の数は減少した。


まず大型ジェット機で食料品を詰め込み空港まで運び‥そこから‥いくつかのヘリで要塞の上空まで運び‥屋上へ落とす。


暫くして安田もその事に気付く。

安田「ヘリの音がする」

安田は赤坂に連絡をとる。

赤坂「何や?何かあったんか?」

安田はこれまでの経緯を説明する。

赤坂「なるほどなわかった。何とかするわ」

赤坂はそれを聞くとアメリカ支部の幹部‥「ステファノ」に伝えた。

赤坂「ステファノさんある奴らに邪魔をされて商品が思う様に集まりません」

ステファノ「誰だね??」

赤坂「ベルギーのレオポルド王です」

ステファノ「わかった何とかしよう」

ステファノをそれを聞くと‥ORGAが所有する新聞社でレオポルド王が‥現地のアフリカ人に不当な労働をさせているという「デマ」を世界各国に流した。

その影響でレオポルド王の地位は失墜し‥名誉も尊厳も失った。レオポルド王は偽の新聞で娘たちからも軽蔑され‥国民からも批難の的となった。

それでもレオポルド王は最後まで戦い続けた。

黒人「レオポルド王‥奴らです」

レオポルド王「ふむあれを使え」

白人士官「了解しました」

レオポルド王たちは‥ヘリで威嚇射撃すると‥今度は要塞に設けた大砲を撃った。その後‥戦闘機を投入し‥見事に安田たちを退却させた。

黒人「レオポルド王感謝します」

レオポルド王「いいんだ。あの様な組織の輩がいつ来ても私が生きている限り君たちには手をださせん」

黒人「ありがとうございます」

その後‥安田たちはアメリカに戻った。

赤坂「安田‥大変やったみたいやな?」

安田「はい」

田口「あのレオポルド王の登場で黒人は予定してた数の半分にも満たない数しか集められませんでした」

赤坂「気にするな。」

赤坂「こうへいのお陰で‥20人程‥日本人女性も集まった事やし。」

赤坂「それに‥海外支部との連携でその他の支部からもようさん集まった。マーケットを開くには充分な数や」

佐藤「そうだよ安田‥気にし過ぎ身体に毒だよ」

安田「はい。ありがとうございます」

安田と田口はショボくれた様子で部屋に戻った。

その頃‥諸星たちの元にある情報が届く。

ミハエル「私は‥ミハエルというものだ」

諸星「そのミハエルさんがどうしたんですか?」

ミハエル「レオポルド王からの信頼できる情報を君たちに伝える」

諸星「レオポルド王からの!!!?」

ミハエル「そうだ‥。君たちが追ってる枉駕の赤坂たちは今‥アメリカにいる。田口や安田もそこだ」

諸星「それは本当か?」

ミハエル「あぁ間違いない」

そう言うと‥ミハエルは電話を切った。諸星たちはミハエルからの情報を元にアメリカに降り立った。そこでミハエルと数名の仲間と合流した。

ミハエル「待ってたよ」

諸星「ミハエルさんよろしく」

ミハエル「こちらこそ」

玉森「そちらの方は?」

ラルフ「申し遅れました‥私は‥ラルフFBIです」

村上「FBI!!?」

玉森「お二人ともよろしくお願いします」

そして諸星たちは‥赤坂が潜んでると思われる‥街までたどり着いた。

ココでアメリカ支部についても説明しよう。アメリカ支部にも4人の幹部がいる。ステファノ‥ミケーレ‥ガンビーノ‥カルロスの4人だ。

ガンビーノは主に密輸‥密売を繰り返してきた。密輸やヤミ賭博で稼いだ金でレストランを買収し‥ゲイバーを開店しボロ儲けした事で幹部に昇格後は密輸ルートを確立した。

ガンビーノ一家

麻薬の密輸‥密売
ゲイバー
密輸ルートの確立
ヤミ賭博「カジノ」

ステファノは赤坂同様‥人身売買と臓器売買を主軸としながら‥烟草が禁止されてる国や‥州ごとに異なるタバコ税の差額を利用した密売をしてきた。トラック1台で1億の利益を上げをだし下手な麻薬取引よりも儲かった事で幹部に昇格。

人身売買
臓器売買
タバコの密売

ミケーレは複数の殺人とまた他所は麻薬の製造所及び逃亡中のマフィアの潜伏先に使われた。射撃の名手でオリンピック候補選手になったほどの実力者。彼の自宅の地下は洞窟になっておりそこで何人もの人間が殺害されている。またファミリー調停役と言われた為‥「法王」と呼ばれた‥。その為‥幹部に昇格

複数の暗殺
マフィアの逃亡先
麻薬の製造所


カルロスは‥テキサス州‥ルイジアナ州‥及びメキシコ湾岸の実質的支配者で暗黒街の顔役である。大統領の暗殺を指示したとも噂される人物。身長は160cm程しかないが‥精神力と身体能力が優れており‥人を操る能力に長けた人物だ。18歳で強盗‥バーを買い取り黒人相手にマリファナを売っていた。カジノをオープンさせ‥警察をも操る力がある。その為‥幹部に昇格した。

暗殺の指示
人を操る能力
デカイ黒人をねじ伏せる身体能力
マリファナの密売

麻薬の密輸‥密売及びカジノでヤミ賭博をしたガンビーノ一家
人身売買‥臓器売買のステファノ
麻薬の製造所をもつ暗殺の実行犯ミケーレ
カジノとバーを経営しながらマリファナの密売及び暗殺の指示役で人を操る能力に長けたカルロス

この4人が‥牛耳っているのがアメリカ支部ORGAである。

ミケーレが製造した麻薬をガンビーノ一家とカルロスが売る
ガンビーノ一家は白人や東洋人相手に麻薬取引
カルロスは黒人相手に麻薬取引
カルロスの指示でミケーレが暗殺をする
カルロスが経営するカジノでガンビーノがヤミ賭博をする。

ステファノは人身売買と臓器売買をする事で利益を上げる。臓器売買により政財界の大物との繋がりをもつ。その繋がりを糸にカルロスが裏で政治家を操る。

ちなみに‥日本支部「枉駕」はこうなってる

錦「麻薬取引の錦」
※麻薬取引‥「東洋人と黒人」
※情報調査部門
※男性向け風俗店の運営「バーも含む」
※逃亡中のマフィアの潜伏先
※闇金会社の経営

日本人は東洋人であるため‥日本においての麻薬取引は錦が主軸となる。また‥ホストクラブで借金を背負ったものは‥自動的に錦の風俗店に来る。そして‥情報を集める事に長けた部門をつくっている為‥万一‥警察に勘付かれても逃げる事ができる。また‥借金をした人間が錦の元へ来ることが多いため‥そこから経営する闇金会社へ案内しさらに金をむしりとっている。

赤坂「人身売買の赤坂」
※人身売買
※臓器売買
※女性向けホストクラブの運営「バーも含む」
※逃亡中のマフィアの潜伏先
※詐欺グループのまとめ役

赤坂は白人の裕福層を相手に人身売買をして儲ける。臓器売買は人種問わず‥金持ちであれば欲する人間が少なからずいるので破格の金額で取引できる。また詐欺グループ使いお金を集め‥その金を元にホストクラブを運営している。

高橋「武器の高橋」
※麻薬の製造所
※武器の密輸
※暗殺の実行犯‥
※密輸ルートの確立

高橋が製造した麻薬は錦と斎藤によって売りさばかれる。また武器を密輸している為‥暗殺や黒人狩りで使われる武器は全て高橋が用意している。
密輸ルートを確立する事で‥武器や麻薬は警察の目に‥バレる事なく売り裁く事ができる。武器の密輸の主軸は‥日本よりも台湾である‥主に発注があれば‥密輸‥密売する様にしている。


斎藤「暗殺の斎藤」
※麻薬取引‥「白人」
※暗殺の指示役
※人を操る能力に長けている為に‥
警察や政治家をも掌握してコント
ロールしている。
※複数のパチンコ店と洋服屋の経営及びヤミ賭博場の運営
※各‥市役所の市町や政治家を操れる為偽造パスポート‥及び‥偽造の住民票の作成が可能。


斎藤が暗殺の指示をだす。高橋の部下及び‥高橋自身も時には暗殺をする事もある。人を操る能力に長けている為‥いくつかの警察や政治家‥TV局をも掌握している。これにより‥万一の事態がおきても‥未然に防げている。また白人相手に麻薬の取引をする事で‥白人へのパイプをもつ‥そのパイプを元に赤坂が人身売買と売買売買をもちかける。複数のパチンコ店から日本では禁止されている‥ヤミ賭博をしそうなギャンブル好きを見付ける。ヤミ賭博においてそういったものたちからさらに金を巻き上げる。また偽造パスポート‥及び偽造の住民票を作成できる為安田や田口のような指名手配犯を海外逃亡させている。

以上。

諸星がちょうど赤坂の街にたどり着いた頃‥赤坂たちは‥一度目のマーケットの真っ只中だった。

佐藤「さぁさぁお集まりの皆さま方‥いよいよマーケットの始まりです」


佐藤「本日の一品めは‥アフリカの奥地で発見されたジャングルの猛者‥足が速く‥身体能力が高い。」

佐藤「雑用にはピッタシです。50万からSTART」

客1「55万」

客2「130万」

客3「250万」

客4「500万」

客たち「おお〜」

会場がざわつく

佐藤「さぁさぁ他にございませんか?」

佐藤「なければ落札でございます」

カンっカンっ

佐藤「65番さま落札でございます」

その頃‥ガンビーノ一家のアンジェロ率いる密輸‥密売グループはアンジェロの指示で‥車を走らせていた。

女「‥ねぇねぇ」

ルパート「ん?どうした?」

女「これヤバくない?」

ルパート「大丈夫さ。何もヤバくない」

その頃‥ゲイバーでは‥

客「俺たちの憩いの場」

客「あぁガンビーノさんには感謝しなくちゃなあ」

2人の客は見つめ合う。

マスター「お客様‥どうです?VIPルームがございます。そちらに行きますか?」

客「あぁ行くさ」

客「勿論さ」

このゲイバーのVIPルームは通常よりも料金は高いが‥入るとそこにはベッドがあり‥色々な道具も揃っている。いわゆるプレイルームだ。中々男同士でHOTELに入りづらい顧客の為に作った部屋である。

その頃‥カルロスが経営するカジノでは‥一人の客がボロ勝ちしていた。

マイケル「よっしゃぁまた勝ったぜ」

マイケル「これで5連勝」

マイク「おいおいマイケルどうしたんだよ?調子いいじゃないか?」

マイケル「本当‥自分でも不思議だぜ」

そんなマイケルをモニター越しにみた‥ガンビーノの部下‥ダニエルは仕掛ける。

レイモンド「お客様どうですか?一つ大きな賭けをしてみては?」

マイケル「あぁやるさ今日の俺は無敵だ。何でもこいだぜ。」

レイモンドはマイケルを別室へ案内した‥そこにいたのはダニエルだった。

ダニエル「お客様ルールの説明をします。」

手下「このゲームは普通のゲームと少し違います。まず‥互いが互いにカードをひきます」

手下「そのカードを1度みたら公開して戻し再びシャッフルします」

手下「次に自分がカードをひくときに‥同じ数字がでると思ったら‥勝負と宣言します。そうでない場合は‥ドローを宣言して下さい」

手下「見事同じカードであれば勝利」

手下「違う場合はドローを宣言した方の勝利であります」

手下「ただし‥ドロー側が勝っても払う‥チップは原則2枚とします。勝負側が勝てばチップは10枚もらえます。」

手下「両者共に負けた場合は引き分けとします」

手下「カードは1ターン終わるごとにシャッフルして仕切り直しとなります。2ターンめに入ったらまたカードをひきます」

手下「そのカードを1度みたら公開して戻し再びシャッフルします」

手下「あとは5ターンめまでこの繰り返しとなります」

手下「両者共に5回に1度大勝負を宣言する事ができます。その時もし同じ数字であればチップ100枚がもらえます。ただし失敗すればチップを50枚失います」

手下「ルール説明は以上となります。ご不明な点はございませんか?」

マイケル「ないない。今日の俺には勝利の女神がついてるからな」

手下「1ターンめ両者共にドローして下さい」

ダニエル「ドロー」

マイケル「ドロー」

手下「仕切り直し‥ドロー」

ダニエル「勝負」

マイケル「ドロー」

手下「マイケル様の勝利であります。ダニエル様チップ2枚を支払って下さい」

ダニエル「おっと違ったか?やるね?」

マイケル「ふんっ」バカな男だぜ。

手下「2ターンめ両者共にドローして下さい」

ダニエル「ドロー」

マイケル「ドロー」

手下「仕切り直し‥ドロー」

ダニエル「勝負」

マイケル「勝負」

手下「引き分けでございます」

ダニエル「うーん中々でないねぇ」

マイケル「あちゃ〜違ったか?」

手下「3ターンめ両者共にドローして下さい」

ダニエル「勝負」

マイケル「ドロー」

手下「ダニエル様の勝利であります。マイケル様チップ10枚を支払って下さい」

マイケル「マジかよ‥くそぉ」

手下「4ターンめ両者共にドローして下さい」

ダニエル「ドロー」

マイケル「勝負」

手下「ダニエル様の勝利であります。マイケル様はチップ2枚を支払って頂きます」

マイケル「違ったかぁ」

ダニエル「まぁそういう事もありますよ。どうします?今ならまだチップ十数枚ですみます。ココでやめますか?」

マイケル「いや‥やめないですよ。」

ダニエル「ここで一つ賭けをしませんか?」

マイケル「賭け?」

ダニエル「はい。次の5ターン目で私は大勝負を宣言します。もし勝てば‥あなたのチップを全て頂きます。その代わり‥私が負ければあなたに500枚のチップを渡しましょう」

ダニエル「どうします?」

マイケル「のった。」

手下「5ターンめ両者共にドローして下さい」

ダニエル「大勝負」

マイケル「ドロー」

手下「ダニエル様の勝利であります。マイケル様は全てのチップをダニエル様に支払って下さい」

マイケル「くそぉ〜」

単純な運の勝負にみえるがこの勝負はダニエルが勝つようにはじめから‥仕組まれているのである。その事に気付かずに‥この様に勝負して負けていく客が多いのである。

その頃‥ミケーレの麻薬製造所では‥

ミルコ「おぉ〜いい感じだな」

シルバ「あぁ」

そこにミケーレが現れる

ミケーレ「今年は豊作そうか?」

シルバ「ミケーレさん‥ええ豊作です。」

とそこに‥ガンビーノの部下のカルロが現れた。

カルロ「ミケーレさん久しぶりです」

ミケーレ「カルロか?」

カルロ「はい。とりあえず‥発注が入ったので‥を麻薬を16キロほど下さい」

ミケーレ「わかった。カルロ‥ガンビーノは元気か?ガンビーノによろしく伝えといてくれ」

カルロ「了解しました」

ミケーレの製造所では年間役‥25tのマリファナ「大麻」が製造されている。大麻の他に‥覚せい剤‥ヘロイン‥コカインなど様々な薬物が製造されその総量は年間200tを超える

そして‥ルパートは‥テキサス州に向けて麻薬16キロを運んでいた。ルパートの仕事は運び屋である。麻薬を指定された場所に運び‥暫くそこに車を停車させて‥1時間後に再び車に乗る。そうすれば‥車のダッシュボードに大金が現金でいられている。

ルパート「ここだな」ルパートは車を停車させた。

女「危ないよ」

ルパート「大丈夫さ」


ルパートと女は車を降りると‥近くのショッピングモールに向かった。ルパートが車から離れて暫くすると‥複数名の男たちが現れる。男たちは麻薬を車からだすと‥ある建物に入る。

ジェイ「金はあるんだろうな?」

買い手「勿論さ。男は‥そう言うと‥数千万円入ったスーツケースをみせた。」

ジェイ「確かに‥金は貰った。」

その頃‥諸星たちは

村上「俺はちょっと街に行ってくるわ玉森も来るか?」

玉森「あ‥いや僕はいいです。ゆっくり休みます」

村上は街に行った。行き先は‥カジノである。村上がついたのは‥カルロスが経営するカジノの一つだった。

村上「おお〜初カジノやぁ」

諸星「村上来た目的忘れるなよ」

村上「忘れてませんって」

あきら「ミハエルはんの話しやと‥ここはカルロスっていうマフィアの幹部が経営するカジノらしいわ」

Sho「そうらしいですね?」

少し前のこと。

ミハエル「君たちにはあるカジノに潜入してもらいたいと思ってる」
 
諸星「カジノ?」

ラルフ「あぁそうだORGAの幹部‥カルロスが経営するカジノだ」

ミハエル「我々は顔が割れてて潜入したくてもできない‥。が君たちなら?できるんじゃないかと思って。」

玉森「なるほど」

村上「カジノに潜入かぁ?面白そうやね?」

ミハエル「やってくれるかね?」

村上「勿論ですよ」

諸星「ちょっそんな勝手に」

村上「やらないんですか?」

諸星「いや、勿論やるけど」

そして‥現在‥

ダニエル「君たちが新人かよろしく頼むよ」

諸星「よろしくお願いします」

村上「よろしくお願いします」

ダニエル「君たちの教育係に王という中国人をつける。王‥頼むよ」

王「了解しました」

王「じゃあまずは雑用から‥えっと」

村上「村上です」

王「あぁそう村上くんは‥トイレの掃除頼めるかな?」

村上「了解しました」

王「諸星くんはついてきて」

諸星「了解しました」

村上は掃除しながら‥それとなく‥トイレ付近に小型カメラと盗聴器を設置した。

村上「おし‥完璧や」これがカジノのトイレかぁキレイやな?

村上「玉森‥聞こえるか?」

玉森「聞こえますよ先輩」

村上「不審な会話聞こえたら教えてくれ」

玉森「了解しました」

その頃‥ゲイバーVIPルームでは

ジェームス「いい」

ゴンザレス「ジェームスいいよ」

ジェームス「はぁ‥ゴンザレス」

ゴンザレスとジェームスは激しく抱き合っていた。吐息の交わる音が響き‥ゴンザレスとジェームスだけの空間。

その頃‥久保たちは‥

全員で最初はグージャンケン‥ポン

久保「よし」

しょう「よっしゃぁ」

負けたのは上田だった。何の勝負かと言うと誰がゲイバーに調査しに行くかを決めていたのである。

上田「はぁ。」

そして‥

店員「お客様‥当店は初めてですか?」

上田「はい」

店員「お一人様ですか?」

上田「はい」

それを聞いた店員は気をきかせる。

店員「ではお客様‥マッチングルームに案内しますね」

店員「こちらです」

マッチングルームとは‥恋人のいない「ゲイ」の為に‥同じゲイバーに訪れた客の中から好みの相手を選んでもらい‥その男性と気があえば‥VIPルームへ移動できる部屋である。マッチングルームではキスとハグまではOKとなっている。それ以上を望む場合はVIPルームへ移動して頂く手筈となっている。

上田が入るとそこには‥十数人のむさ苦しい男たちがいた。

ムーア「あらかわいい子じゃない?」

男2「新入りかぁ?」

男3「‥」好みのタイプだな

上田「‥」最悪だぁ。

男4「兄ちゃん初めてか??」

上田「はい。」

男4「そう言うと‥男はキスをしようとする」

上田「っちょちょっと」慌てて‥避ける

男4「何だよ?挨拶ぐらいしろよ。アメリカじゃあ普通だぜ」

ムーア「バカねその子日本人よ。いきなりキスしたらだめに決まってるじゃない。私はムーアって言うのよろしくね」

上田「はぁよろしくお願いします」

男4「そうなのか?」

上田「ええ。いきなりキスはちょっと。もう少し仲良くなってからじゃぁダメですか?」

男4「そうか、そう言うならしょうがねえなぁ」

酒は進み‥盛り上がる男たち‥両隣ではキスをし始め‥ハグをして抱きつきあっている。気付けば‥上田とムーアだけになっていた。

ムーア「2人きりになっちゃったわね?」

上田「はい。そうですね」

ムーア「お酒飲んで?さっきから元気ないわよ」

上田「いやぁ僕は結構です」

ムーア「そういわず飲みなって‥」

上田「本当に大丈夫です。」

ムーア「そんなこと言わずに‥」

上田に酒を無理やり飲まそうとするムーア。

上田「ちょっとやめてください」

ムーア「何で?嫌がること無いじゃない?」

とうとうムーアは上田に無理やり酒を飲ませた。途端に上田は気を失った。上田が気付いた時には隣で眠るムーアと裸の自分だった。

上田「‥」最悪だぁ。

上田がそう思った瞬間‥ムーアが目覚める。

ムーア「起きたのね?」

上田「‥」はぁ。

ムーアは上田を押し倒しキスをしようとする。

上田「‥」上田はそれをかわすと‥全裸で走って逃げ出した。

ムーア「待ってよぉ〜あんなに激しく交わった後じゃない」

上田「いやいやいや無理無理無理」

上田は全力疾走で店を出てゲイバーを後にした。


それをみたマスターはガンビーノに伝える。

マスター「怪しげな東洋人をみました」

ガンビーノ「怪しげな東洋人??」

マスター「はい。」

マスターは店での出来事をガンビーノに話す。

ガンビーノ「怪しいな。調べろ」

マスター「了解しました」

そう言うと‥マスターは電話を切り‥部下ジェイコブスにこの事を伝えた。

マスター「頼んだぞ」

ジェイコブス「了解しました」

一方その頃‥ムーアから逃げ切った上田は電話をしていた。

上田「久保か?‥ちょっと服を持ってきてくれ」

久保「服を?わかりました。今どこですか?」

上田「人気のない路地裏だ。すぐに来てくれ」

上田が電話をし終えて一息すると‥怪しげな現場にでくわした。白人男性と黒人男性がバーの裏手の路地裏で密会をしていたのだ。

ウィル「‥」男は無言で黒人男性に何か手渡す。

黒人男性「ありがとうございます」

ウィル「フンっ」

黒人男性‥路地裏で多額の金をその男に支払った。それをみた上田は。

上田「怪しいな‥」すぐにケータイでShoに伝える上田。

それをみたShoと亀梨は


Sho「ん?上田くんからメールです」

亀梨「なんて書いてあるんですか?」

Sho「何やら怪しげな密会現場に出くわしたそうです。」

しょう「怪しげな密会?」

Sho「ええ黒人男性と白人男性が路地裏で密会していたようですね。黒人男性は多額の現金を渡しているようです」

しょう「めっちゃ怪しいな」

あきら「久保がさっきその辺に向かった筈やわ」

たかひろ「俺らも向かうで」

こうして‥しょうとたかひろとあきらは上田の元に向かった。

その頃‥マーケットでは

佐藤「さぁさぁ盛り上がってきましたね?」

佐藤「本日の15品目はこちら‥ジャングルに住む首長族で‥希少価値の高い商品です。何度も何度も挑戦し‥今回やっと捕獲に成功いたしました」

佐藤「さぁ150万からSTARTです」


客1「450万」

客2「900万」

客3「2500万」

会場がどよめいた‥

佐藤「さぁさぁ他にございませんか?」

佐藤「なければ落札でございます」

佐藤「おめでとうございます。16番さま落札でございます」

その男は希少価値の高い生き物や骨董品を集めるコレクターで名はエルモンドと言った。

メリア「エルモンドさん‥やりましたね」

エルモンド「あぁやっとだよ」

佐藤「さぁさぁ続きましては我が国日本からはるばるやってきた少女‥ホストに騙され借金を作ってしまったようだ果たして彼女を買う紳士は現れるのか?」

佐藤「500万からSTART」

客1「2000万」

客2「4000万」

佐藤「さぁさぁ他にいませんかなければ落札でございます」

客3「1億」

会場がざわつく

佐藤「さぁさぁ他にございませんか?」

カンっカンっ

佐藤「12番さま落札でございます。本日はお越し頂き誠にありがとうございます」

佐藤「さぁさぁまだまだ続きます」

佐藤「続いての品は‥ジャングルに住まう長の息子‥身長2mを超え強靭なジャンプ力と鍛え上げられた肉体‥100m10秒の俊足‥アスリートとしての素質は申し分なし‥しかし‥知能は低く‥言葉がわからないのが玉に傷‥これ程‥捕獲するのに手こずった相手は彼が初めてでした。」

佐藤「身長2mの長身から振り下ろす斧はまさしく驚異としか言いようがありません。冬場に薪ストーブを使っているなら薪割りにこれ程の適任者は彼の他にはいないでしょう?」

佐藤「400万からSTART」
 
客1「1500万」

客2「3000万」

客3「5000万」

会場がどよめく‥

佐藤「さぁさぁ他にございませんか?」

カンっカン

佐藤「45番さま落札でございます」

その頃‥上田たちは合流した‥。上田は諸事情がありその場を動けなかった為‥写真を撮影していた。

久保「上田さん大変だったんですね?」

上田「あぁもう本当に大変だったよ」

あきら「とりあえずそいつら探そか?」

上田「そうだな」

久保「とりあえず‥こいつらの事をミハエルさんに報告しておきましょう。FBIのミハエルさんとラルフさんなら何か知ってるかもしれません」

しょう「久保の言うことも一理あるな。賛成やわ」

上田たちは謎の男の事をミハエルとラルフに伝えた。程なくして電話が鳴る。

ミハエル「その白人の男は‥カルロスの部下のウィルという男だ」

久保「ウィルですか?」

ミハエル「そうだ。この写真の裏側の建物はおそらく‥NYでカルロスが経営するバーだ。」

ミハエル「カルロスは‥テキサス州‥ルイジアナ州にバーをOPENさせた後‥現在では全米中にカルロスが経営するバーが存在する」


ミハエル「これは機密情報だが‥そこで麻薬取引をしているという‥不確かな噂がある。何か新情報があれば教えてくれ」

久保「なるほど。了解です。わかりました」

その頃‥安田たちは‥赤坂の指示で‥ガンビーノさんが全米中に展開するゲイバーにいた。

マスター「安田‥君に聞きたい事がある」

安田「何でしょうか?」

マスター「この映像の男に見覚えはないか?」

少し前の事‥レイモンドは東洋人について調べていた所‥ジェームスさんに最近‥日本支部の人間がアメリカに来たという情報を聞いた。そこでレイモンドは安田たちをゲイバーに呼ぶ事にしたのである。

安田「!!?」

マスター「その顔‥やはり見覚えがあるんだね?」

安田「ええ。よーく覚えてますとも‥コイツの名前は上田。俺を刑務所送りにした男です」

マスター「何者なんだね?」

安田「この男は探偵です」

マスター「探偵か?なるほど」

安田「マスターこの男に関しては俺に任せて下さい。必ず借りは返します」

安田の目には闘志がみなぎっていた。それをみたマスターは‥

マスター「わかった。君に任せよう」

そして‥安田は上田を追うべく‥動き出した。その間‥安田の代わりに‥田口がゲイバーの手伝いをする事となった。

安田は日本とアフリカでの経験をフルに活かし‥武器という武器を集めた。

そして‥高台からひっそりと身を隠し‥上田を狙っていた。

そんなことを知るよしもない上田はウィルを追っていた。

久保「上田さん‥ウィルが店から出ました」

上田「了解」

時を同じくして‥富田さんが安田たちを討伐する為に‥黒人を率いて‥アメリカへと降り立った。

富田さんは‥以前‥安田たちにマーケットで売られそうになった富田えり子の実の父親である。

えり子から話しを聞いた富田は激高する。そして‥安田たちに対抗すべく‥黒人部隊を率いてNYの地に降り立ったのである。


富田「マイケル‥協力感謝する」

マイケル「礼には及ばない‥人身売買をするような奴は俺らが根こそぎ掃除してやる」

マイケル「なぁ皆」

黒人たち「おお〜」

富田「行こうか?」

マイケル「OK」

富田は‥安田たちを探すべく‥まずは‥偵察ドローンを投入した。その後‥NYの情報屋から‥安田が最近‥ある建物の一室に引きこもってるという情報を得た。

マイケル「富田‥安田は今‥あのアパートの一室にいるようだ」

富田「了解」

富田「マイク行けるか?」


マイク「OK」そう言うと‥マイクは建物に近づく‥すかさず富田はトランシーバーで清水に伝える。

富田「右‥確認人影なし‥」

清水「了解‥建物の裏‥人影なし」

マイクは安田の部屋のドアの前に立つと‥ゆっくり‥鍵をピッキングで開け‥突入した。

マイク「手を上げろ」

入ると‥そこに安田はいなかった。どうやら間一髪逃げられたようだ。

その頃‥マーケットでは‥今日一の熱狂に包まれていた。

佐藤「さぁさぁ‥199品目は‥アルゼンチンのスラム街で育った15才の少女‥アメリカンドリームを掴む為に自らの意思でマーケットに参加を決めた」

佐藤「少女の夢は‥アメリカで有名になり‥本当の父親と母親を探す事だ。彼女は幼少の頃に一枚の写真と共に捨てられ‥今日に至る」

佐藤「この少女に希望の光を灯す救世主は誰だ!!?」

佐藤「500万からオークションSTART‥ 」


客1「2000万」

客2「7000万」

客3「3億」


おお〜‥会場がゆれる

佐藤「さぁさぁ他にいないか?」

リッチモンド「10億」

会場がどよめく

佐藤「さぁさぁ他にございませんか?」

客4「15億」

リッチモンド「20億」

客5「25億」

リチャード「おいおいどこまで上がるんだ?」

リッチモンド「50億」

佐藤「さぁさぁ他にございませんか?」

佐藤「お見事63番さま落札でございます」

佐藤「続いての品は‥日本で路頭に迷い‥親を嫌う少女‥単なる家出先を見付ける為に自らの意思で参加だ」

客1「1000万」

リチャード「1500万」

客1「5000万」

リチャード「1億」

客1「3億」

リチャード「5億」

客1「10億」

リチャード「20億」


佐藤「さぁさぁ他にございませんか?」

佐藤「お見事‥99番様落札でございます」


その頃‥赤西と聖はじっくりその様子をみていた。

聖「何で?黒人だと値段が上がらないんだ?」

赤西「当然だろ。マーケットの客の9割が白人」

赤西「彼らにとっての‥優先度は肌の色だけさ。」

赤西「肌の白いヨーロッパ系は高く‥アジア系は中間ぐらい」

赤西「1番黒い黒人は、彼らにとってそれ程価値がないのさ。」

聖「なるほどね」

聖「じゃあ何で買うんだ?」

赤西「さぁな!!?労働力の為とか?」

聖「借金があると値下がりするのは?」

赤西「単純に余計な借金を背負いたくないから‥買い手の数が減少するからだ」

その頃‥赤坂はステファノとマーケットをVIPルームからみていた。

赤坂「ステファノさん大成功ですね」

ステファノ「あぁそうだね」

赤坂「一杯どうです?」そう言うと‥赤坂はワインを手にした。

ステファノ「いいね。では頂こうかな?」

こうして‥アメリカ支部のステファノと日本支部の赤坂は‥親交を深めていった。

その頃‥安田は黒人部隊から逃げ回っていた。

安田「相手の数が多過ぎるわ」‥逃げながら‥全力疾走でケータイをかける。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

レイモンド「ん?どうしたね?」

安田「レイモンドさん‥黒人に追いかけられてて‥ヤバいんです。」

レイモンド「なるほど。わかった。すぐに援軍をおくる。」

安田「ありがとうございます」

安田は電話を切り‥程なくして‥誰も使ってない錆びれた廃墟のビルを見付ける。ここや。直感でそう感じた安田は‥潜伏する事にした。

その頃‥富田さん率いる黒人部隊は‥

富田「マイク‥安田の居場所は掴めるか?」


マイク「いや。ドローンにも‥カメラにも‥ヒットしない」

マイケル「諦めるのはまだ早い。探すんだ。」

マイク「わかってるさ」

そんな時‥清水から‥無線で連絡がはいる

清水「富田さん安田‥今廃墟に入りよったわ」

富田「了解。すぐに向かう」

富田「マイク‥マイケル行くぞ」

マイク&マイケル「了解」

清水は建物の裏口から黒人‥十数人を率いて入る‥富田は正面から‥同じ数の黒人を率いて入る

安田はその様子をみると援軍の白人部隊に位置を知らせる為‥信号弾を発射する。

安田はその後‥屋上の鍵をしめた。それをみた富田たちは‥急いで屋上に上がるが‥またしても間一髪の所で安田は「ヘリ」に乗り逃げ出した。

その頃‥亀梨たちは‥

亀梨「諸星さんそっちはどうですか?」

諸星「とりあえず‥今の所は何もない」

亀梨「了解しました。動きがあれば教えて下さい」

諸星「了解」


その頃‥カジノに仕掛けた盗聴器からある人物たちの会話が聞こえる

男「ダニエル‥あれどうやってるんだ?」

ダニエル「あれって?」

男「あの賭けだよ。何で負けないんだよ」

ダニエル「さぁね?それは自分で考えてごらん」

それを聞いていた玉森は‥

玉森「あれ?」あれって何だ?

その頃‥村上は‥ディーラーを任されていた

村上「どないする?」村上のアップカードはJ

客「スタンドだ」

村上「バストやオレの負けですわ。お客さん強いなぁ‥」

客「もう1回戦しよか?」

村上「いいですよ‥次は負けへんで」
 
村上がしていたのはブラックジャックである。

客「5枚ベットするわ」

村上「OKOK」そう言うと‥カードを配る村上

村上「どないしますか?俺のアップカードは10です。」

客「ヒットや」

村上「うーん微妙やなぁ」

客「よわ越しやねぇ〜?じゃあヒットで行くわ」

お客のカードの合計は22でバスト‥村上は20だった。

村上「今度はオレの勝ちやね」

その頃‥上田たちは‥

久保「ウィルが動きました」

上田「了解」

ウィルは少し歩くと‥あるアパートについた‥そのアパートからは独特な異臭が立ち込めていた。

しょう「何や?この匂い臭いわぁ」

Sho「同感ですね」

あきら「この匂いはヤバいわ。」

そのアパートに人影はなく‥住んでるのはウィルだけに思えた。後日‥付近の住人に話しを聞くと‥そこのアパートの住人が何人か行方不明らしい。というのだ。

ウィルについてはあきらとしょうで交代で張り込みをした。上田たちは‥カルロスが経営する他店のバーを張り込む事にした。

ちなみにアメリカ偏のチーム分けは

あきら‥しょうチーム
上田‥Sho‥たかひろチーム
亀梨‥玉森チーム
村上‥諸星チーム
久保‥たくみチームとなっている

久保‥たくみチームは客としてカジノに入る事にした。

久保「いきますよ。25枚賭けます」

村上「ええで。」

久保「スタンド」

村上「あちゃ〜お兄さん強いなぁ。わいの負けや」

八百長ギャンブルで‥久保とたくみは荒稼ぎしていた。というのも‥当面の生活費を確保する為だ。日本から来て‥ここに留まるには‥どーしても資金が必要になるからだ。久保は村上とブラックジャックをして儲けていた。他の客が来れば久保は席を立ち‥休憩する。再び村上が一人になると現れて勝負をする。

たくみ「32かな」たくみは一つの数字だけを選び続けた。

諸星「ノーモアベット」

たくみ「よっしゃぁまた当たった。」たくみは最も難しいストレートアップを決め続けた。


諸星はルーレットで95%狙った位置に玉を落とせた。その為‥予め‥たくみにどこに落とすかを伝えておき‥諸星は本当にそこに玉を落とした。その結果‥たくみはルーレットでボロ勝ちしたのであった。

2日目の夜‥たくみと久保は同じように勝ち続けていた‥さすがにおかしいと思った‥ダニエルが勝負を仕掛ける。カルロスのカジノには別室があり‥その部屋だけは‥ガンビーノが借りてる部屋である。その為‥そこでヤミ賭博して儲けたお金はガンビーノにはいるようになっている。

レイモンド「お客様‥もうひと勝負して行きませんか?」

たくみ「ええで。乗ったろやないか?」

レイモンドに案内されるまま‥別室に入るたくみ‥たくみは小型カメラを胸につけてその部屋に入る。そのカメラの映像は‥HOTELで待機する‥亀梨と玉森のパソコンに映るようになっている。

久保は怪しまれないように‥村上と八百長ギャンブルを続ける。

カメラに映った映像をみていた‥亀梨と玉森はすぐに‥この事をShoに報告。

玉森「先輩たくみさんが‥ヤミ賭博が行われていると思われる部屋に入りました。」

Sho「わかりました。我々も向かいます」

Shoの知らせを受けて上田‥Sho‥たかひろチームは‥たかひろは見張り役として残り‥カジノの前で車で待っていた。Shoと上田はカジノ内を探索する。

Sho「上田くんは‥ブレーカーのようなものがないか探して下さい」

上田「了解」

上田は‥ブレーカーや電気設備がないかカジノの人間には気付かれないように‥探す。


ダニエルは‥スポーツ賭博をたくみに仕掛ける。スポーツ賭博はこの時代アメリカでも禁止されていた‥いわゆる違法賭博だ。
 
ダニエル「お客様‥私と賭けをしましょう」

ダニエル「簡単な事です。どちらのチームが勝つか賭ける。ただそれだけです」

たくみ「シンプルやな。その話しのった」

ダニエル「試合が始まるまで少し私とゲームをしませんか?」


たくみ「ゲーム?」

ダニエル「なぁーに簡単な‥カードゲームです」

たくみ「カードゲーム」

手下はたくみにゲームの説明をする。

たくみ「面白そうやな」

ダニエル「ではやりましょうか?」

手下「1ターンめ両者ドローして下さい」

ダニエル「ドロー」

たくみ「ドロー」

手下「仕切り直し‥ドローして下さい」

ダニエル「勝負」

たくみ「ドロー」

手下「たくみ様の勝利ございます。ダニエルさまチップを2枚支払って下さい」

たくみ「しゃあっ」

ダニエル「お客様やりますね。」

ダニエル「おやそろそろ試合が始まるようだ」

試合はヤンキース対マリナーズの試合だった。

ダニエル「私はヤンキースが勝つ方に‥チップを1000枚賭けます」

たくみ「ほなら‥俺はマリナーズに持ってるチップ全部や」

試合は‥8回まで両者譲らぬ展開となっていた。しかし‥8回の裏‥ヤンキースの攻撃でヤンキースが10点をいれ。試合を決定的なものにした。

たくみ「くっそぉ〜」

ダニエル「どうやら勝負が見えてきましたねぇ」

実はこの野球事態が‥リアルタイムの野球ではなく単なる録画された試合だった。その事を知らない‥東洋人や外国人たちを‥こうして‥部屋に誘い込み‥ダニエルたちはボロ儲けしていたのだ。

試合の映像をたくみの小型カメラでみていた‥亀梨と玉森が気付く。

玉森「先輩‥今日‥ヤンキースとマリナーズの試合なんかしてないですよ」

亀梨「玉森それ本当か?」

玉森「はい。試合は雨で流れて中止になってます」

亀梨「おかしいな。じゃあこの映像は何だ?」

亀梨と玉森はその事をすぐにShoに報告する。


Sho「なるほど。そういうことですか?玉森くん亀梨くんありがとうございます」

諸星を見付けた‥Shoは‥

Sho「諸星くん‥一つお願いできますか?」

諸星「全然大丈夫だよ」

そう言うと‥Shoは諸星に耳打ちした

その頃‥見事にボロ負けした‥たくみはしょぼくれていた。

たくみ「はぁ‥途中まで熱戦やったのに」

ダニエル「お客様どうしますか?カードゲームでチップを取り返しますか?」

たくみ「さっきの奴かぁ?」

ダニエル「ええ。」

たくみ「俺‥もう金ないで」

ダニエル「ご安心下さい。チップなら10枚1000万で借りる事ができますよ」

たくみ「1000万かぁ‥」


たくみが迷ったその時‥カジノ中が停電になった。

手下「何だ何だ?何がおこった」

手下2「電気をすぐにつけるんだ」


たくみはその隙を見逃さず‥部屋から‥脱出すると‥そのままカジノを出た。

たくみ「どーや何か証拠撮れたか?」

亀梨「バッチリですよ」


たくみ「ほなら良かったわ‥あーぁそれにしてもお金勿体ない事したわ」

たくみはそう呟くと‥そのまま‥あきらたちの元へ向かった。たくみはメールでその事を久保に伝えると程なくして久保も混乱に乗じて‥カジノから出て‥たくみと合流するべくあきらたちの元に向かった。ちなみにこの時久保がカジノで稼いだ金額は5億だ。上田とShoは停電させると素早く出て裏で待機するたかひろの車に乗りHOTELに戻った。


久保が稼いだお金でアメリカに隠れ家を購入した探偵チームはHOTELを後にして‥隠れ家で過ごしていた。

村上と諸星はカジノでディーラーとして相変わらず勤務「潜入」している。


そんな時のコト‥村上の前に複数の女が現れる

村上「お客さん何枚賭けますか」

女1「じゃあまず‥10枚かけようかしら」

女2「私も10枚かけます」


女たちはそれぞれ10枚賭けた。村上はカードを配り‥女たちをみる。

女「ねぇ‥あなた」

村上「何ですか?」

女「どうして‥あの日の晩わざと負けてたの?」

村上「は?何の事かわかりませんね?」

女「私の目は誤魔化せないわよ」

女2「私もそれが凄く気になります」

村上「言いがかりですよ。そんな訳ないやないですか?」

女2「ディーラーさん嘘はダメですよ」

女2「このコトをあなたの上司に報告しても‥別にいいんですよ」

村上「いやいや待って下さいよ」

女2は村上に耳元で囁く‥これがバレたらあなたはどうなるのでしょうね?それを聞いた村上は‥

村上「お客さん‥ココでは言えへん。後で説明するから‥言わんとってくれるか?」

女2「うーんどうしましょうか‥」

女2「あ!!?こうしましょう。私に勝てたら黙っててあげます。」

女2「そのかわり‥私が勝ったら‥そこにあるチップ全てとこの情報をあなたの上司に報告します」

村上「わかった。その勝負受けようやないか」

女1「その言葉を待ってたわよ」

ゲーム開始

村上「ほならひかしてもらいますわ」

女1「ヒット」この宣言により女の手札は合計18となった。

女1「ヒットするわ」アップカードはQ

女2「私もヒットしますね」なるほど

村上「どないするおりるんやったら今のうちやで」村上のアップカードはQ‥ホウルカードは6‥そして‥

女1「随分強気なのね?けど私も負けないわよ」

女1「スタンド」

女2「じゃあ私はヒットしますわ」

女2はカードをひくと笑みを浮かべた


女2「ディーラーさん負けても知りませんよ」

村上「さぁ吠えづらかくんはどっちやろかな?」


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥



結果は3人とも21だった

村上「ドローやね。「プッシュやね」どうするまだ続けるか?」

女2「もちろんでございます決着がつくまで続けましょう」女2は目を輝かせながら言った。

村上「ほなら第2回戦といきますか」

女2「私ワクワクしてきましたわ」

ちょっと待ったぁ‥

??「その勝負俺も混ぜてくれんか?」

村上「お兄さんさんは?」

??「俺の名はショーンだよろしくな」

村上「よろしくショーンさんほなら4人でやりましょか?」

ショーン「あぁよろしく」


その頃‥あきらとしょうはウィルの張り込みを続けていた。

あきら「あの男でてこんな」

しょう「そうやな」

ウィルの住むマンションはウィルがオーナーで‥そこには怪しげな地下通路があり‥ウィルはそこから街に出ていた。

その事に気付かなったあきらとしょうは亀梨からの連絡でそれを知る。

亀梨「しょうさん‥ウィルが街にいますよ。」

しょう「なんやて?」

しょう「いつ出たんや?すぐ向かうわ。亀梨くんは悪いけどもうしばらく尾行しといてくれ」

亀梨「了解です」

しょう「あきら行くぞ。ウィルが街におるらしいわ」

あきら「どっから出よったんや?」

しょう「とにかく向かうで。」


その頃‥白人部隊と安田と富田率いる黒人部隊が熾烈な銃撃戦をしていた。

安田「きよったわ」‥安田は6km先の黒人の足音をとらえると‥白人部隊の指揮官‥レイノルズに伝える。

安田「レイノルズはん‥黒人の奴らは今こっち向かってきてますわ」

レイノルズ「了解。どの辺だ」

安田「さっきみたマンションの左側です」

レイノルズ「了解。」

レイノルズ「お前たち奴らがくる準備いいか」

白人たち「YESレイノルズ」

声を揃えて白人たちは返事をする。

レイノルズ「撃てぇ‥」

その合図で白人たちは黒人目掛けてライフルを撃つ。安田も遠く離れた位置で黒人を狙う。

安田「あのゴミが」安田はそう言うと‥黒人目掛けてライフルを撃った。

マイク「ぐぅ‥」安田の球はマイクに見事命中

マイケル「大丈夫か?」

マイク「あぁかすっただけだ」

30人いた黒人たちの10人が足を撃たれて立てなくなった。それをみたマイケルは応戦しつつ撤退の準備を始めた。

マイケル「撤退だ」

富田と清水は離れた位置で偵察ドローンでその様子を確認すると‥急いでトラックを走らせた。

清水「こっちやマイケル」

富田「トラックの荷台に乗りい‥とりあえず病院行くで」

マイケル「あぁありがとう清水‥富田」

黒人たちの撤退の様子をみたレイノルズたちは‥勝利の雄叫びをあげ‥喜びを分かち合っていた。

レイノルズ「やったな」

白人1「ええ。あいつらの顔みました。もう笑えますね」

レイノルズ「そうだな。間抜けな黒人どもめ‥俺たちに歯向かうからああなるんだ」

白人2「レイノルズさんの言うとおりですね」

安田「やりましたねレイノルズさん」

レイノルズ「おお〜安田君のおかげだよ」

その頃‥マイケルたちは

マイケル「おいしっかりしろ。タイソン」

タイソン「ぐぅ‥」タイソンは腹部にライフルの弾をうけ‥もがいていた。

この大型トラックには荷台に座れば最大50人まで乗る事ができる。また荷台の外側はあつい装甲に守られていて‥ライフルの弾も通さない。

10人中‥3人は重症だった。その中でもタイソンは‥

マイケル「タイソン‥もうすぐで病院だ」

富田たちが到着したのは‥黒人医師が院長を勤める病院だった。マイケルからの連絡で事情を知った院長は‥快く手当てを承諾してくれた。

院長「マイケル大変だったな?」

マイケル「はい。」


院長「原因はなんだね?」

マイケルはそう聞かれモロモロの事情を説明した。

院長「なるほど。奴らはまだ人身売買をしてるのか?」

マイケル「あぁだから奴らを許せない。」

マイケル「院長‥協力してくれ」

院長「わかったできる限りの事はしよう」

マイケル「ありがとう院長」

10人は幸いにも命に別状はなかった。

富田「くそ‥安田め」

清水「富田さん‥アメリカにたかひろが来とるらしいわ」

富田「それ本間か?」

清水「本間やで」

その頃‥富田の連絡を受けた‥たかひろはすぐに安田を‥倒す為に動き出した。

上田‥Sho‥たかひろチームは富田‥清水に合流した。

マイケル「君たちが追ってる安田とは何者なんだ?」

Sho「ORGA日本支部‥赤坂の部下の男です」

ドレザル「ORGAだって!!?世界的マフィアじゃないか?」

Sho「はい。やはりご存知なんですね?」

エミネム「もちろんだよ」

ジョン「大変な奴らが相手だな」

ドレザル「こちらの支持者は何人集まりそうだ?」 

上田「ジョンのおかげで‥結構集まったよ。人権活動家の白人たちが1000人に‥黒人たちは3000人だ」

Sho「それでも向こうはこちらの倍近い人員がいます。人員確保が最優先事項になるのは確かです」

ドレザル「これまで証拠はいくつ掴んでる?」

上田「とりあえずヤミ賭博の証拠は撮影できたぜ」

たかひろ「怪しい密会のほうは現在調査中やけどな(汗)」

ミハエル「なるほど。引き続き協力を頼む」

Sho「了解です」

ドレザル‥エミネム‥ジョンは立派な白人男性だ。そんな彼らのおかげで‥探偵チームを支持する協力者は集まった。そこで‥ドレザル‥エミネム‥ジョンを中心としたレジスタンスを結成したのであった。

白人のドレザルには黒人の「フリ」をしてもらい‥レジスタンス‥黒人支部の会長になってもらった。

人員は役3000名
この支部には‥主に射撃の訓練と格闘をやってもらう事にして‥表向きは身辺警護の会社として設立した。

エミネムとジョンはそれぞれレジスタンス白人支部の会長と社長になってもらった。

人員は1000名

この1000名で‥情報調査会社を設立した。社名はシークレットファイルだ。表向きは情報調査会社だが‥本当はORGAに対抗する為に設立されたレジスタンスである。

白人支部が情報を集め‥その情報を元に‥あきらたちが動き証拠を押さえ‥その証拠を元にFBIが逮捕する。

黒人支部にはあきらたちの身辺警護をしてもらう事にした。

この流れで進む事になった。

あきら‥しょうチームは‥身辺警護の黒人100名余りを周囲に配置して‥ウィルの調査を始めた。


また‥協力者に白人支部の元刑事ハミルトンが協力する事となった。ハミルトンの指示で黒人一人一人にもボールペン型の小型カメラをもってもらった。これにより‥ウィルの動きは筒抜けとなる。

マイク「ハミルトンさん」

ハミルトン「どうした?マイク?」

マイク「ウィルは地下の隠し通路にいます」

ハミルトン「了解‥でかしたマイク」

ハミルトン「あきら‥しょう行くぞ」

あきら‥しょう「了解しました。」

ウィルの隠し通路は街の果物市場に繋がっていた‥。そこはウィルが勤めるバーのすぐ側でもあった。またウィルの部屋に通じる扉は固く閉ざされており‥それとは別の扉がもう一つあった。

ウィル「さぁ行こうか」

ジェニファー「まだ早いよ」

ウィル「そんなことないさ」

どうやら‥ウィルは部屋の方向に向かって‥女と歩いてるようだ‥あきらたちは‥地下通路の天井部分にバレない位置で小型カメラを設置して‥その様子を亀梨と玉森がモニター越しにみていた。

あきら「‥」あきらは静かに‥尾行した。

あきら「ハミルトンさん‥そろそろ‥中に入ります」

ハミルトン「了解。あきら」

‥ウィルはポケットから鍵を取り出すと‥ゆっくりと扉を開けた。その瞬間‥身もけよだつ異臭が地下通路に流れこむ。その匂いであきらは‥一瞬‥顔をしかめる。

あきら「‥」臭え。何やっとんねん。

暫くするとウィル一人で出てきたが‥その衣服は血まみれだったのをあきらは確認した。その後ウィルは部屋に戻った。

あきら「‥」これヤバい奴やん

あきらはその事をハミルトンと‥しょうに伝えた。

ハミルトン「やはり殺人か?」

しょう「ほぼ間違いない奴やな」

あきら「‥」あきらはショックで声がだせない。

それから‥調査チームは‥いなくなった女性を特定した。女性の名は「ジェニファー」彼女は最近‥ウィルが店に雇った‥従業員だった。

それから‥あきらたちは‥ウィルの殺人の証拠を掴む為に‥奔走した。

まず‥バーに黒人ボディーガードを潜入させ‥盗聴器をつけさせた。これにより‥今まで謎に包まれていたバーの中の構造と‥客たちの声がわかるようになった。100人のボディーガードが順番にバーを出入りする事で‥ウィルのバーの動きは‥常に‥亀梨と玉森がモニターで監視できるようになった。

亀梨「あきらウィルが女を口説こうとしてるぞ」

あきら「了解。」

ハミルトン「マイケル間に入って2人をあまり会話させるな」

マイケル「了解」

マイケル「なぁエリソン」

エリソン「あらマイケルどうしたの?」

マイケル「今日はより一層キレイだな」

エリソン「いつもそんなこと言わないのに‥変よ?どうしたの?」

マイケル「そうかな?」

2人の会話を不満そうにみるウィル‥マイケルを睨んでるようにもみえた。


その夜のコト‥マイケルはウィルに呼び出された。

ウィル「なぁマイケル‥エリソンから手を引け」

マイケル「いきなりそんなこと言うなんてらしくないなウィル」

ウィル「冗談で言ってるんじゃない。殺すぞ」刃物をだすウィル

マイケルが死を覚悟した瞬間。声が聞こえた。

しょう「何してんねん。あきら」

あきら「何もしてないわ」

その声に気づき‥ウィルはナイフを隠す。

あきら「よぉマイケル」

マイケル「おお‥あきら」

しょう「約束してたのに何でこえへんねん行くで」

マイケル「あぁそうだったそうだった。じゃあウィル」

ウィル「あぁじゃあなマイケル」

3人は‥ウィルから離れ‥街まで出た。

マイケル「ありがとう」

しょう「マイケル礼には及ばん。」

あきら「そうやで」

一方その頃‥上田‥Sho‥たかひろチームは

まず上田は安田に対抗する為に射撃の訓練を始めた。元々運動神経の良い上田は射撃の腕をみるみる上げていった。上田の銃の師匠は「ウィリアム」という白人男性だった。


ウィリアム「GOOD‥上田」

上田「ありがとうございます。師匠」

ウィリアム「僅か1ヶ月でこれ程射撃が上達するとは驚きだよ」

上田「あいつに対抗する為です」

ウィリアム「安田かい?」

上田「はい。武器なしのケンカなら勝つ自信はあります。ただ‥拳銃を使っての勝負だと正直あまり自信がありません」


ウィリアム「上田‥君の腕前はもう既にプロ級だ。自信を、もて」

そんな2人の前に‥一方が届く‥

たかひろ「安田がおったで」

上田「場所は」

たかひろ「ルイジアナ州や」

上田「師匠‥行ってきます」

ウィリアム「行ってきたまえ。健闘を祈ってるよ」

少し前‥カジノでは‥ショーンの手助けにより村上は勝利を手にしていた。ショーンはFBI捜査官だった。第2回戦の結果はショーンの勝ち‥そのお陰で村上は情報を漏らさずにすんだ。

村上「ショーンさんありがとうございます」

ショーン「礼には及ばんよ。」

村上「何で追い詰められてるってわかったんですか?」

ショーン「あの二人ここじゃ有名なんだよ。」

村上「有名?」

ショーン「そ。何かとこの世界ではね」

村上「それはそうとあんなにショーンさんが強いとは思わんかったわぁ」

ショーン「はは(笑)全部イカサマだよ。」

村上「イカサマ?」

ショーン「種はヒミツだがね」

そして‥ディーラーとして認められた‥村上と諸星はダニエルから信頼を得ていた。そんな時‥ひょんな事から村上の正体がバレてしまった。


赤坂の命令で‥カジノに届け物を届けに行った。田口はディーラーとして働くある男を見付けてしまった。そう「村上」だ。それをみた田口は

ダニエル「で?話とは?」

田口「あの村上というディーラーは探偵です」

田口から一連の話しを聞いたダニエルは

ダニエル「なるほど。田口‥貴重な情報。感謝する」

ダニエル「Mr.赤坂にも‥よろしく言っておいてくれ」

田口「いえ礼には及びません」


そして‥

ダニエル「このカジノに探偵が紛れ込んでるようだ」

手下1「探偵?」

手下2「なんの為にですか?」

ダニエル「おそらくカジノの不正を暴く為だろう?」

ダニエル「そうだろ?村上」

村上「なんのことでっしゃろ?」

ダニエル「とぼけても無駄だ」

村上「なんの証拠があってそないなこと言わはるんですか?」

ダニエル「証言者がいる」

村上「証言者。誰ですか?それ?」

??「俺だ」

部屋に入ってきた男は田口だった。

田口「忘れたとは言わせねぇぜ」

村上「誰ですか?初めて会いましたけど」

田口「てめぇ‥」

ダニエル「まぁ待て2人とも‥どちらが真実を言ってるか?ここは一つギャンブルで決めようじゃないか?」

村上‥田口「ギャンブルで?」

ダニエル「そうだ」

ダニエル「ルールは至って‥シンプル‥どちらがより多くの人の票を集めるか?」

ダニエル「今から‥私の部下たちに君たちの内どちらが信用できるかを‥匿名用紙に記入してもらい‥書いてもらう。」

ダニエル「より多くの票を集めた方が勝者だ」

ダニエル「ルールはわかったかね」

田口「ようはコイツより多く票を集めればいいって事ですね?」

ダニエル「左様だ」

田口「わかりました」

ダニエル「村上も依存はないか」

村上「ええですよ」

ダニエル「ただし‥ココで長く勤めてる村上の方が有利な為‥公平性をきすために‥それぞれにPRタイムをもうける」

そして‥現在‥村上派と田口派が入り混じってケンカをしていた。またその裏で‥田口と村上どっちが勝つかを賭ける輩まで出だした。

村上派1「村上が嘘つく訳ねぇだろ?」

諸星「そうだそうだ。あんな奴の言ってる事は全部‥嘘っぱち」

村上派2「そうだぜ。村上は俺が1から指導した初めての後輩だ。探偵な訳ないだろ?」

田口派1「いやいや田口の言ってることが絶対に正しい。村上は探偵だ」

田口派2「田口が嘘をつくとは思えない」

田口派3「田口の方が信用できる」

それをみてた何人かは‥

男1「俺は村上が勝つ方にチップ10枚。」

男2「俺は田口かな」

男3「田口が勝つ方にチップ30枚」

男4「のったで。俺も田口に10枚。」

男5「俺は村上にチップ60枚」

その頃‥安田を追いに行った‥上田‥たかひろShoチームは私立探偵をしていた経験のあるジェフと一緒にいた。

ジェフ「Sho‥エミネムからの情報では安田たちはここルイジアナのあるマフィアの元で潜伏してるそうだ」

上田「マフィア!?」

ジェフ「ORGA幹部の一人‥カルロスという男だ」

Sho「私もその名前は聞いたことがあります。」

ジェフ「危険な男だ‥。ここルイジアナでは警察は信用しない方がいい。この街の全てがカルロスのテリトリーだ。」

Sho「かなりの大物と言う事ですね?」

ジェフ「そういう事になる」

たかひろ「Shoくん安田見付けたで」

Sho「たかひろくんありがとうございます」

ジェフ「追うぞ」

安田の尾行をする4人‥。そこでジェフがある提案をする。

ジェフ「今から安田と接触する」

Sho「今ですか?」

ジェフ「そうだ。顔の割れてない俺なら‥安田の潜伏先に潜入できるかもしれない」

Sho「なるほど」

たかひろ「ジェフさんあかん。めっちゃ危ないやんか?」

ジェフ「危険は承知の上だ」

Sho「たかひろ君大丈夫ですよ。いざとなればボディーガードもいます。」

Sho「ジェフくんを信じましょう」

たかひろ「了‥解」

たかひろは‥渋々納得したようだ。そして‥ジェフが安田に接触した。

ジェフ「すまない」

安田「ん?何ですか?」

ジェフ「道に迷ってしまって‥この辺まで行きたいのだが‥」ジェフはそう言うと‥フレンチクォーターを指‥さした。

安田「あぁそこなら‥僕もそこに用事あるんで‥案内しましょか?」


安田は‥そう言うとジェフを案内した。その様子を後ろから‥尾行する3人‥そんな3人を狙う一人のヒットマン「??」

??「引っかかっとる引っかかっとる」

??「あほやな」

ヒットマンは銃口を上田に向ける。フゥーと息を吐くと‥ゆっくり引き金をひいた。

ドン‥銃声が響く。

上田は脅威的な反射神経で弾を交わした。避けた弾は、Shoに目掛けて一直線‥超人的な動体視力でそれをみた‥たかひろはShoを押し‥Shoの命を救った。

たかひろ「危なぁ‥誰やねん?」

Sho「たかひろ君ありがとうございます」

上田「後ろに誰かがいるな。」

Sho「とりあえず‥弾の死角になる位置で尾行しましょう」

たかひろ「そうやな」

上田「賛成」


??「チッ」

その銃声をきいたジェフは

ジェフ「今の音は?」

安田「何の音ですか?」

ジェフ「今‥音がしなかったかね?」

安田「多分気のせいですわ」

安田「」

Shoは狙われた事をすぐに‥ジェフにメールで報告する。

ジェフ「‥」そういうことか?

暫くすると目的地周辺までついた。

安田「じゃあこの辺でええですか?」

ジェフ「あぁ‥すまない」

ジェフ「この辺に住んでるのかい?」

安田「いえ住んでませんよ。」

安田はそう言うと‥その場を後にした。その頃‥

たかひろ「何であんな銃声あったのに警察動かへんねん」

Sho「たかひろくんジェフくんが言っていたでしょう?カルロスはこの街の警察をコントロールしていると」

上田「ヤバすぎんだろ?街中で撃ってくんのかよ?」

Sho「とにかく‥建物の影に隠れながら進みましょう」

その頃‥カルロスは‥

フランク「殺してほしい奴がいる」

カルロス「誰だい?フランク?」

フランク「大統領だ」

カルロス「高いぜ。腕の良いヒットマンに心当たりはないか?」

フランク「います。一人だけ。ミケーレグレコです」

カルロス「ミケーレ?」

フランク「はい‥ミケーレはイタリアマフィアサルヴァトーレリィナの部下で気弱ですが‥銃の腕前は一級品です」

カルロス「サルヴァトーレリィナ?なるほどわかった」

カルロス「そのミケーレを呼べるか?」

フランク「はい。」

カルロス「暗殺の場所は俺が用意しよう」

フランクはルッソと交友があり。ルッソが‥暗殺の後ろ盾となり‥ルチアーノがナヴァーラを暗殺した。そのルチアーノの忠実な部下が‥サルヴァトーレリィナでそのサルヴァトーレリィナの部下が‥ミケーレグレコである。

こうしてあの世紀の暗殺の幕があがった。

フランク「ルッソさんお願いがあります」

ルッソ「何だ?言ってみな?」

フランクはモロモロの説明をする。

ルッソ「OK‥ルチアーノに頼んでみよう」

ルッソから話しを聞いたルチアーノはサルヴァトーレリィナに話し‥まもなくミケーレがアメリカに到着する。

ミケーレのクレー射撃の腕は相当でオリンピック候補選手になった程の名手である。

クレー射撃とは高速で動く的を散弾銃で撃つスポーツである。散弾銃よりはるかに性能の高い銃で‥ゆっくり動く‥ターゲットを撃ち抜く事などミケーレには造作の無い事である。しかも撃ち抜くターゲットは普段の的よりもはるかに大きくて狙いやすい。

カルロス「ミケーレできるな」カルロスの凶暴さに恐怖を感じた‥ミケーレは逆らえなかった。またサルヴァトーレからの命令という事もあり引き受けるしかなかった。

ミケーレ「はい‥」

その頃‥謎の刺客は上田を狙っていた。5km先の上田の居場所を何らかの方法で知ると‥射撃ポイントについた。

??「きよったきよった」


上田たちは‥建物の影に隠れながら‥安田を尾行していた。安田は人気の無い所に進んでいく。

ドンッドンっ銃声が2発響く‥

上田は素早く身を隠し‥弾を避けると‥2発の銃痕から‥刺客の居場所を特定すると‥即座に‥腰に携えた拳銃をその刺客目掛けて撃ちかえした。

上田「やられっぱなしでいられるかよ」


??「うってきよった」銃声で‥弾に気付いた刺客はその耳で‥弾の軌道を把握すると避けた。その直後にまた上田を狙い‥銃を撃つ。

上田「くそ」上田も負けじと応戦しながら‥ゆっくりと刺客に近付いていく。

2人の激しい銃撃戦となったが‥街の警察は銃声ぐらいでは動かない。

Shoとたかひろは銃声から‥位置を割り出すと‥素早く刺客の元に向かった。

3人の接近に気付いた‥刺客は全力疾走で逃走して‥車に乗り込むと‥Shoたちを撒いた。


その間‥安田はジェフが尾行していた。その晩‥安田の部屋の窓を偵察ドローンで確認していたジェフはとんでもない光景を目にする。

そこには‥安田が2人いたのだ‥。

ジェフはその事を上田たちに伝えた。


Sho「ジェフくんそれは本当ですか?」

ジェフ「あぁ間違いない」

たかひろ「安田が2人もいるってどういう事やねん?」

上田「おそらくどちらかが影武者でどちらかが本物ということだろうな。」

Sho「確かに‥以前‥滋賀県で追っていた人物は安田に似てましたが全くの別人でしたしね」

Sho「その可能性は大いにあり得ます」

たかひろ「その後の調査でそいつも組織の人間やって事は調べがついてるしな」

ジェフ「なるほど。では我々は敵の罠にまんまと引っかかったというわけか?」

Sho「そういう事になりますね。」


その頃‥FBIでは

ミハエル「長官‥探偵からの情報を元にカルロスを捜査したところ‥カルロスは全米中で展開するバーで大麻の密売をしてる事がわかりました」

フーヴァ長官「でかした。ミハエル。」

フーヴァ長官「カルロスが経営するバーに潜入して囮捜査で‥物的証拠を掴み現行犯逮捕せよ」

ミハエル「了解しました。」

ミハエルは囮捜査をする為に‥黒人FBI捜査官モーガンを潜入させた。

ミハエル「モーガン聞こえるか?」

モーガン「あぁ聞こえるとも」

ミハエル「よろしく頼むぞ」

モーガン「了解。」

モーガンはNYに展開するカルロスのバーの一つに潜入した。そこの店長は「サミー」と呼ばれていた。

サミー「やぁモーガンいつもの奴かい?」

モーガン「あぁ頼むよ。」

そう言うと‥サミーは酒をモーガンの前にだした。

サミー「モーガン仕事の方はどうだい?」

モーガン「うまくいってないんだ」

モーガン「それより、聞いてくれサミー」

サミー「ん?なんだい?」

モーガン「妻が浮気してるかもしれないんだ。この写真をみてくれ」その写真には女性が白人男性とハグをする姿がおさめられていた。

サミー「モーガン考え過ぎだよ。君の妻はただ挨拶をしただけさ」


モーガン「はぁ‥サミー俺はどうしたら‥」

サミー「そう悩むな。今晩はゆっくり飲んでいくといい」 

モーガン「あぁありがとう。サミー」

従業員「店長ちょっと」

サミー「ん?どうした?」そう言うと‥従業員はサミーに耳打ちをした。その直後‥。

サミー「悪い‥モーガン急用ができた。少し席を‥外す」

サミーはそのまま店の裏手に消えていった。

その頃‥アンジェロは‥部下に指示をだし

ガンビーノ一家が経営する運送会社のトラックを使い‥秘密裏に麻薬を港へ運んでいた。他人が経営する航空会社より一家が掌握する港湾貨物から船で運んだ方が安心だからだ。トラックを使う理由は様々な食料品を運んでいるように偽装させる為でもある。


※空港を使えば時間は短縮できるがそこには必ず警察官がいる。

※自身が経営する運送会社と掌握する港湾なら‥時間はかかっても警察官はいない。

時間を短縮して警察官と会うリスクを取るか?

時間をかけて警察官と遭遇する確率を大幅に減らすか?どっちかなんだ。


その前に一度ガンビーノさんについて紹介しよう

ガンビーノ「ORGA」幹部

ガンビーノはNYの実質的支配者で
ゲイバー、食肉市場、土建業、港湾貨物、運送屋、清掃業、パン屋・レストランなど外食産業を隠れ蓑にヤミ賭博、高利貸し、売春、ポルノ、組合たかり、インサイダー取引、麻薬、窃盗団・詐欺団など多岐にわたる非合法活動を展開した。人物である。

1麻薬取引「密輸‥密売」
2密輸ルートの確立
3詐欺‥インサイダー取引‥ヤミ賭博
4窃盗団の設立
5闇金融の運営
6男性‥女性向け風俗店営業
7組合たかり

アンジェロ「シルバ頼めるか?」

シルバ「はい。アンジェロさん任せて下さい」

シルバは部下の‥グレコに麻薬をトラックで運ぶよう指示をだした。

グレコ「了解しました。」

グレコは‥運び屋ルパートを使い‥ガンビーノさんが掌握する‥港湾までトラックを走らせていた。

グレコ「ルパート頼んだぞ」グレコはルパートのトラックを少し離れた位置で監視する。



ルパート「了解」

途中の道で‥ルパートは食事の為に‥飲食店に行った。そこはガンビーノさんが全米展開するレストランのチェーン店だった。

店員「お客様何にされますか?」

ルパート「パスタを頼む」

店員「わかりました。」

店員「他にご注文はございませんか?」

ルパート「あぁないよ」


その様子をグレコも少し離れて監視する。グレコの仕事は部下の監視である。その時シルバから電話が鳴る。

シルバ「順調か?」

グレコ「問題ありません」

シルバ「少しルートを変更した方がいい。そのあたりで事故があり‥事故処理の為‥警官がいるようだ」

グレコ「了解しました」

グレコはその事をルパートにメールで知らせる。メールをみたルパートは「了解」と返信した。


ルパートはルートを離れて迂回して港湾まで向かった。その道中での事だ。

ルパートは用を足す為‥トラックを停車させた。トラックの脇に森があり‥ルパートはそこで‥おしっこをする事にした。その時だった

ドンっドンっドン銃声が響いた‥

ルパート「何だ!?」

その少し前‥ルパートが用を足す為‥トラックから出た後に‥グレコは‥自分の後を執拗につける車に気付いた。

グレコはその車を‥森の方へ誘い込むと‥車を出た。出たと同時にメールでルパートに待つように指示をだす。

グレコ「出てこいわかってるんだ」


男が数名‥出てきた。その男たちは別のファミリーの人間だった‥

男1「グレコ」

グレコ「何のようだ?」

男2「何を運んでるんだ?」

グレコ「お前らには関係ない事だ」

暫く‥男たちと話したグレコだったがとうとう‥
ドン‥ドン‥ドン‥男たち数名を銃で撃ち殺したのであった。ルパートが耳にした銃声はこれである。

その後‥グレコは死体を処理する為に‥ある男に電話をした。♪♪♪♪♪♪♪


??「何だ?」

グレコ「リィナ頼みがある」

リィナ「言ってみろ?」

グレコはモロモロの事情を話す。

リィナ「わかった」

リィナ「俺の部下をそこに向かわす」

グレコ「助かるよ」


リィナはグレコの同期で‥グレコが麻薬を監視してるようにリィナは主に‥イレギュラーな事態で発生した問題に対処する為の運び屋を束ねてる。いわゆる‥死体破棄をする為だけの運び屋たちのまとめ役がリィナである。

暫くして‥グレコは戻り‥ルパートに発進するように指示をだした。


ルパートはまた‥トラックを走らせて‥港へ向かった。暫く走るとグレコから電話がかかってきた。


グレコ「ルート変更だ。その先で検問がある」

ルパート「了解」

指名手配犯が逃げ出したらしく‥その辺りで警察が検問をしていたのだ。

ルパートは‥トラックで戻り‥さらに遠回りして港に向かった。

その頃‥なかなか届かない‥貨物に船の船長は‥不安を募らせていた。

船長「どうなってるんだ?いつもならもう来てる時間なのに」

船員「多分‥何かあったのでしょうね?」

船長はその事を‥ガンビーノの部下のミアミルに電話で連絡した。

船長「貨物が来ないのだが何かあったのか?」

ミアミル「いや‥特にグレコからは何も聞いてないですね。」

船長「そうか‥。」

ミアミル「一度僕の方からグレコへ連絡してみます」

船長「頼んだぞ。」

ミアミルはグレコに電話をした。♪♪♪♪♪♪♪

グレコ「ん?」グレコは電話に出る

ミアミル「何かあったんですか?」

グレコ「ちょっとな」

グレコは事の経緯を説明した。

ミアミル「なるほどですね。」

ミアミル「僕から船長に連絡しておきます」

グレコ「すまない。あと数時間で到着予定だ」

ミアミル「了解です。」


その頃‥赤坂たちは悩んでいた。日本支部の人身売買の人員は黒人が多数をしめており中々日本からの人員が集まらないからである。


女をマーケットに参加させるには‥手っ取り早く借金を背負わせるのが最も簡単だからだ。

女に借金を背負わせるには‥ホストを使うのが最も簡単で女性が借金を背負う最も多いパターンだからである。

女が借金を背負う理由

1ホスト遊びで借金を背負う
2親が借金まみれ
3何かの事業に挑戦して失敗した

ぱっと考えて女が借金を背負うとしたらこれぐらいしかないのが現状である。

佐藤「中々‥日本から人員が集まりませんね?」

赤坂「そうだな。こうへいも人気が落ちてて‥その影響で‥人が集まらなくなってる」

佐藤「どうします?」
 
赤坂「借金背負ってもないのに好きこのんでマーケットに参加する奴は稀やしな。」

佐藤「稀ですね。それを言ってくるのは‥500人に1人ぐらいの割合ですから」

赤坂「うーん‥。何か別の手段を考えようか?」

佐藤「そうですね」

その頃‥富田と清水は‥白人支部からの情報を元に‥赤坂がアメリカでマーケットを開いてるという情報を得た。

富田「くそッあいつらめまだ人身売買などをやってるのか?」

清水「人間の命をなんやと思ってんねん?いい加減いらついてきたわ」

亀梨「彼らをとめないとこのままでは被害者が増えるばかりです」

玉森「ベルギーのレオポルド王に協力を要請してみては?」

富田「何でもいい。とにかく赤坂たちを止められたら誰でもいい。俺は怒ってる」
 
清水「その気持ちはようわかるわ」

そして‥富田たちはベルギーのレオポルド王に協力を要請する為に動き出した。

清水「とは言っても国王と話すってどないしたらええねん?」

玉森「ベルギー大使館に掛け合ってみては?」


清水「うーん‥ただの探偵がいきなり国王と話したいって言っても掛け合ってくれるとは思えへんけどなぁ」

玉森「ですね。確かにそう思います。」

玉森たちが悩んでる頃‥ORGAロシア支部の幹部
モギレヴィッチがアメリカ支部のガンビーノと連携をとり暗躍していた。

モギレヴィッチ「なぁガンビーノ」

ガンビーノ「なんだい?モギレヴィッチ?」

モギレヴィッチ「俺と一つ手を組んで‥商売を始めないか?」

ガンビーノ「商売?」

モギレヴィッチ「あぁ。100億は稼げる」

ガンビーノと手を組んだモギレヴィッチはガンビーノ率いる‥詐欺グループに協力を得て‥ターゲットを騙しにかかる

今回の人員で使う人数は10人

ガンビーノから5人

合計10名でターゲットたちを騙しにかかる。たった10人でする小規模作戦である。

成功すれば100億‥200億は稼げると豪語するモギレヴィッチにガンビーノも協力する事にした。

ガンビーノファミリーから

ジョゼフ
ルッケーゼ
ルチアーノ
マリオス
アニエロ

の協力を求めた。

ジョゼフとマリオスは声真似が上手く‥多彩な人物の声真似ができた。
ルッケーゼはパソコンを駆使して様々なところにハッキングできた。いわゆるプロ中のプロのハッカーである。
アニエロは甘いマスクの持ち主で男女問わず人望が厚かった。

またマリオスは一見詐欺をしなさそうなその幼さの残る見た目が奥様がたの目を惑わせた。しかし‥本当はずる賢く頭も切れて‥作戦参謀に向いていた。

ルチアーノはこの5人をまとめるリーダーである。

今回の作戦にはこの5人の協力が不可欠だった為モギレヴィッチはガンビーノに協力を求めたのであった。

モギレヴィッチはまず会社を設立してWorld support project「世界応援プロジェクト」をという名目で出資者を募った。

この会社の事務所はガンビーノが保有する自社ビルを使った。Spirit ballと名付けた3%の配当金を出資者たちに返還する事を約束。元本も保証していた。

出資者を募ってすぐに‥ある高齢資産家女性から出資話が舞い込んだ。

アニエロ「出資して頂けると?」

資産家女性「しますわ。」アニエロの甘いマスクに女性はメロメロのようであった。

アニエロ「ありがとうございます。あなたの支援金がアメリカを始め世界の子供たちの明日の未来と平和をつくります」


資産家女性「期待してるわよ」帰り際に握手して資産家女性を抱きしめてハグをする。アニエロ。

資産家女性「いいのよ」資産家女性は満足そうな顔をしながらその場を後にした。


また同様の手口でアニエロは多くの資産家女性をメロメロにした。

アニエロが主催したパーティーにはガンビーノの力添えで多くの著名人が集まった。

著名人1「その麻薬を買いたい」

売人「わかりました」

著名人2「私もお願いするわ」

売人「わかりました」

彼らは皆‥薬物依存者でガンビーノが麻薬取引をしていた相手でもあった。パーティー会場のキャスト専用の部屋には大麻やコカイン等の麻薬が常備されており‥そこで売人から麻薬を通常よりも少し安く買うことができた。

モギレヴィッチ「ルッケーゼ‥君にやってもらいたいのはカード詐欺だ」

ルッケーゼ「なるほどわかった。」ルッケーゼはパソコンを利用して‥ある闇サイトにハッキングした。

モギレヴィッチ「できたか?」

ルッケーゼ「ああ」

ルッケーゼはフィッシング‥クローン‥‥マスター‥ウィルスなどの方法を駆使して‥カード情報を盗みまくった。

また架空の偽サイトを作成してショッピング詐欺もやった。モギレヴィッチはその手伝いである。

ルッケーゼはパソコンを使いクレジットカードを利用する人をターゲットにして‥暗証番号等を盗み出し‥不正に何百万人のカードを利用した。

前者の2つで莫大な利益を上げた

ジョゼフとマリオスは得意の声真似をして多彩な人物になりきり‥いくつかのケータイを利用して‥自分たちにはアニエロが立ち上げたプロジェクトで実際に配当金が返還されていると虚言を吐いた。さらに2人にはその声真似を利用して‥高齢女性や高齢男性をターゲットにして彼らの息子や娘になりすましてお金を集めてもらった。いわゆるオレオレ詐欺だ。

また2人はクレームの処理も担当した。2人から我慢の限界が近づいてると思われる出資者については‥ルチアーノを通してガンビーノに伝わり‥マフィアの暗殺チームの手によって抹殺された。

カルロスの力で警察を意のままに操るルイジアナ州なら‥暗殺し放題だった。ことも助長して‥文句を言うものはでなかった。死亡理由はルイジアナ州の警察と医師を掌握していた為‥事故死や病死‥として処理された。

ジョセフとマリオスの情報を元に‥一人暮らしの高齢者をターゲットにしてルチアーノと‥モギレヴィッチとその他6人が地面師詐欺を実行した。

この時‥本物の土地所有者は‥暗殺され消えてもらっていた。がルチアーノたちの巧みな戦術により‥偽の土地所有者Aさんを福祉施設に入所してもらった為に誰一人気づかなかった。


ガンビーノ「指示役」「首謀者」
モギレヴィッチ「首謀者」「架空会社設立」
「指示役」「地面師詐欺」「カード詐欺補助」 ↓指示↓
ルチアーノ「リーダー」「地面師詐欺補助」
アニエロ「投資詐欺」「麻薬取引」
ジョセフ‥クレーム‥情報調査‥声真似詐欺
マリオス‥クレーム‥情報調査‥声真似詐欺
ルッケーゼ「カード詐欺」
その他4人の部下「捨て駒」「地面師詐欺補助」

土地所有者にAに成りすまし施設に入ったホームレスの老人‥。追加1名

こうして‥モギレヴィッチ‥ルチアーノ‥アニエロ‥ジョセフ‥マリオス‥ルッケーゼたちは誰にも気付かれずに詐欺を実行した。名前にすらでなかった4人は捨て駒である。もし‥仮に‥バレた時の為に彼らの罪を背負ってもらう為の。

仮に‥バレた場合は‥暗殺チームが4人を殺害して‥偽の遺書と嘘の自白により‥容疑者死亡のまま‥逮捕され事件の幕は下りる事となっている。

アニエロは投資詐欺により‥7500人近くから出資を集め‥230億円を集めた。アジア圏を中心にパーティーを開いた結果‥この時の麻薬取引により稼いだ金額は4500億円にのぼる。


ルッケーゼは500万人近くのクレジットカードから10万円ずつ不正利用した結果‥5000億円近く集めた。

マリオスとジョセフは‥オレオレ詐欺により‥1000人近く騙し‥8億円を。クレーム処理と声真似により投資詐欺の加担もしている。

ルチアーノは全米中から300人近くを地面師詐欺で騙し‥3000億円近くを集めた。

最終的に1兆2738億円にのぼる金額を集めた。

アニエロの投資詐欺

※出資してくれた人間はそれなりの資産家である。一口100万円の投資を募り‥結果的に‥230億円集まった。

アメリカを始め世界を救う為の出資と見せ掛けた裏でパーティーをする。特別出資をしてくれた人間には大麻や‥覚せい剤の割引きをつけた。

例えば5億円出資してくれる事で‥大麻や覚せい剤を通常の値段よりも10%引きで買える。大麻5000グラムは通常3000万前後である。5億円出資をしてくれれば‥2700万円で買える特典をつけた。ただし割引きが聞くのはパーティ会場のみ。300万は損するが‥その分先に5億円貰っていると考えればそれ程損ではない。

ただし割引きが聞くのは‥先に貰っている5億円分だけ。その金額を超えれば割引き対象外となる。

大麻5000グラムの取引を167回‥おこなったとき出資者は初めて元がとれる計算である。

300万×167=5億0100万円

大麻5000グラムを167回買うという事は‥
3000万×167=50億1000万円分大麻を買うという事である。

一見‥出資者は損にもみえる。ただし物は考えようである。10%引きで買った大麻をさらに通常の値段で転売すれば出資者は最終的に儲かる。

2700万で買い‥それを3000万で売る。これによって‥徐々に出資者も儲かる仕組みになっている。

合法化の進んだカナダだが大麻の値段は闇市場の2倍である。反対に言えば‥大麻は闇市場の値段で売っても充分に元がとれるという事にもなる。

その為‥闇市場で買う人が後を絶たないのもまた事実である。ただし‥マフィア的にはいっそのこと合法化して通常の2倍で売った方が‥儲かる。その為NYでも合法化の動きが活発化している。

他国で安く仕入れた‥大麻をパーティー会場「大阪」で売る。そこから出資者をつのり出資してくれた人間には‥大麻を10%引きで買える特典をつける。出資者は東京で大麻を売る。



1グラム5000円よりも安く仕入れた大麻を大阪で転売して‥出資者は東京で売る。

大阪レート1グラム5000円
東京レート1グラム8000円

このシステムにより‥儲かる仕組みになっている。つまり‥大麻は10%引きで売っても元々買値より‥元がとれる仕組みである。

ガンビーノとモギレヴィッチとアニエロがやった事は‥ガンビーノの自社ビルで会社を設立して‥アニエロが投資話しを持ち掛ける。

表向きは世界を救う為の投資だが実は出資者には特典がある。出資してくれた金額に応じて大麻や覚せい剤の割引きをつける特典があった

5億の出資で10%の割引きをつけた。ただし‥日本で転売する大麻は10%の割引きをつけても元がとれる値段。

1グラム5000円よりも安く仕入れた大麻をパーティー会場で売りさばく‥。その時に出資者には出資してくれた金額に応じて割引きをつけた。

1グラム5000円よりも安い大麻の為‥割引きをつけて売っても利益がでる。つまり出資してくれた金額はまるまるガンビーノの儲けになる。プラスα‥そこで大麻を破格の金額で売りさばく為‥最終的にはやはり‥利益がでる。

投資詐欺で230億円
麻薬取引で4500億円というのはそういう計算である。

東京の相場1グラム74.80ドル「約8000円」
日本の相場は3000円〜8000円の間

0.5グラム「4000円」


エクアドルの相場は0.5グラム1.34ドル「150円」

合法のウルグアイの相場は0.5グラム4.15ドル

つまりエクアドルでは‥150円で買える訳です。危険を犯さなくても‥ウルグアイであれば合法的に443.82円で買える訳です。

例えば‥0.5グラム150円なら‥100グラムで75000円です。1000グラムで15万円です。

1グラム300円‥100グラム‥30000円‥1000グラム‥30万円

これを東京で売ったとしたら‥1000グラム‥で
4000×1000=400万です。15万円の大麻が400万に化ける訳です。密輸するお金を考えても利益が出る訳ですね。

またアメリカ.シアトルでは‥7.58ドル「810.64円」
イタリア‥ナポリでは7.75ドル「828.82円」
です。

覚せい剤は1グラム15000円〜9万円
コカイン1グラム15000円〜9万円

バラつきはあるがこの辺り‥が末端価格である。マフィアが覚せい剤を入手する場合は1グラム‥1000円〜3000円で入手する。

これを1グラム15000円〜9万円の間で売買する。

1グラム1000円ということは
100グラム‥10万だ。

もし仮に1グラム35000円で売ったとしたら‥
35000×100=350万になる。

10万で仕入れた‥覚せい剤が350万〜900万になるわけです。

ガンビーノ「首謀者」
↓共犯↓
モギレヴィッチ「会社設立」
↓指示↓
アニエロ「投資詐欺」「麻薬取引」

この場合‥配当金を支払っていても投資詐欺に該当する。投資運用してないからである。

※投資詐欺で7500人から230億円を集め‥特別出資をしてくれる人間には‥出資金額に応じて‥割引きをつける。5億の出資で10%引き。プラスα配当金が3%ある。

という前提の元で‥パーティーを開く‥名目は世界の平和の為のパーティー。

そのパーティ会場には‥コカイン‥覚せい剤‥大麻等の麻薬がある。これらを売りさばく。

10万〜30万で仕入れた覚せい剤は350万〜900万になる。
15万円で仕入れた大麻は400万に化ける

大麻
東京レート‥1グラム8000円
エクアドル‥1グラム300円
1グラムあたり7700円の儲け。

7700円×1000000=77億円
つまり3億円の出資で77億の利益がでてるという事です。

1グラム「7700円」の儲け
10グラム「77000円」
100グラム「77万円」
1kg「1000グラム」「770万円」
10kg「7700万円」
100kgで7.7億
1000kgで77億
10000kgで770億円

仮に1グラム6万で覚せい剤を密売すれば
1グラムあたり59000円の儲け
10グラムで59万
100グラムで590万
1kgで5900万
10kgで5億9000万
100kgで59億
1000kgで590億円

大麻レートはアジア圏を中心として高い傾向にある。アジア圏を中心にパーティーを主催しつつ‥一緒に麻薬取引をすれば4500億という数字はあながち無理ではない。

パーティーにある品は‥コカイン‥ヘロイン‥を始めとした麻薬から‥大麻‥覚せい剤‥脱法ドラッグまである。これらを中心とした薬物取引の総称をこの小説では麻薬と書いている。ただ厳密には‥覚せい剤と大麻は麻薬ではない。

密輸するお金を差し引いてもこれらの事を踏まえれば利益がでるという事です。

なので一見不可能に思える4500億円という利益は‥あながち不可能とも言えない訳である。

ココで本題に戻ろう

投資詐欺の問題点について。

投資を募る人数が多すぎること
投資運用してないこと。
配当金を投資運用で得たお金で支払っていない事

この3点である。

この投資に不満を持つ者はジョセフとマリオスの報告でルチアーノからガンビーノに伝わり‥ヒットマンに殺される手筈となっている。

しかし‥7500人全てを殺す訳にもいかない。

だから一つの作戦を考えた。大統領選挙の暴動を利用して逮捕する作戦だ。ただし逮捕するのはあくまで不満を持つ者だけ。

アメリカの大統領選挙は文字通り‥今後8年間を左右する一大行事だ。

その為‥自分たちが支持する人間が大統領とならなかった時の落胆は大きい。もちろん暴動も起きる。その人間の心理を利用する。

まず‥投資してくれた人間たちがどの政党を支持していて‥どの人間を支持してるかをマリオスとジョセフが徹底的に調べた。

調べた結果‥共産党支持者が多かった。事と‥メキシコ系とイスラム系が多かった。その為‥ルチアーノは‥民主党に勝たせるように暗躍した。民主党の候補者はこいつだけは‥大統領になってはいけない。と言われていた人物でレアンドロという名前だった。レアンドロは酷い人種差別主義者で‥黒人からの評判が悪かった。またスピーチでもメキシコ人やイスラムの人たちからも酷く嫌われていた。

まずは‥ルチアーノが麻薬取引の常連客である‥エリックとムーンの2人に共産党を支持するように動いた。

ルチアーノ「エリック‥ムーン頼んだぞ」

エリック「任せときなって」

ムーン「了解‥ルチアーノ」

エリックとムーンとルチアーノは共産党支持者を巻き込み‥レアンドロに対する‥デモを先導した。作戦は見事にハマり‥デモは激化していった。


このデモに7500人のうち‥5000人が参加した。


この間にも‥逮捕者は何人かでている。そしていよいよ大統領が選ばれるその日‥

大統領になったのはレアンドロだった。

そして‥ついにデモ隊の怒りは頂点に達した。これにより各地で暴動が起き‥120人近くが逮捕された。


そしてレアンドロの政策により‥メキシコ系と‥
イスラムの人たちが国を追放。もしくは自分から出ていった。メキシコ系もイスラムの人間もレアンドロ政権のアメリカにはいたくないと思っていたからだ。これにより7500人中‥逮捕者も含めて4400人が‥アメリカから姿を消した。


逮捕された人間が‥麻薬の事を‥喋る可能性は?よっぽどの馬鹿じゃ無ければ‥自らの罪を増やすような言動はしない。何せ麻薬の使用がわかれば重い罪に問われるからだ。逮捕された段階ではまだ‥麻薬の使用はバレていないからだ。

国外追放させたのにはもう一つ狙いがある。パーティーの和を世界にひろげる為だ。国によって物価が異なる。売れる商品も違う。例えばアジア圏では麻薬は高い傾向にある。メキシコでは医療費と電化製品が高い。この様に国によって高いものが違う。例えば‥メキシコでは高給な電化製品を安く仕入れ‥通常のメキシコの電化製品よりも安く売れば‥大抵安い方に食い付く訳です。

この国によって違う物価を‥利用する訳です。あとメキシコ人は基本的に電話が好きなんです。アメリカからメキシコに戻された人間たちも電話が好き。メキシコからアメリカにかければ国際通話になりますよね?ケータイ会社にとってこれ程良い‥顧客はいないのではないでしょうか?

その他にもアメリカで発売された‥最新のケータイや周辺機器をメキシコで売ればどうでしょうか?

この様に‥新たなマーケティングの可能性がひろがるわけです。

メキシコは大麻の主要な生産国でコロンビアで生産されメキシコからアメリカへ流入するコカインは90%に及ぶ。

また‥メキシコのガンショップは軍によってコントロールされているため合法的に購入するのが難しいのです。その為‥メキシコへ銃をグアテマラアメリカからトラックを使い時には船便を使い密輸する。

国外追放させた‥もう一つの理由は‥組織と‥マフィアとの中継役になってもらう為だ。彼らを通して‥コカイン‥大麻を密輸‥密売して‥またアメリカから銃の密輸‥密売をする。

最も自然な流れでアメリカからメキシコへ移住する為には無理やり追い出された事にするのが‥最も自然だからだ。

パーティーの参加者は売人と深く関わり‥自らも麻薬に手を染めてるモノが殆どである。

投資に不満を持つ者は逮捕するが‥

投資に協力的な人物は逮捕しない

アメリカにおける麻薬は日本ほど‥高くはない。
麻薬の代わりを成してきたモノがタバコだ。

タバコは州ごとに税金が異なり‥その差額でトラック1台で1億儲かった。

パーティー参加者はタバコを始め麻薬‥それ以外にも酒‥高給ワイン等‥様々なモノが破格の値段で買える。そこではアメリカの法律では禁止されている‥オンラインカジノを始め‥それ以外のヤミ賭博ができる。


※ただし‥パーティーへの参加条件は‥一口100万以上の出資をする事が前提である。

☓☓☓6年に誕生したデロン政権による組織への一掃作戦で‥組織からマフィアへ流れる麻薬が大幅に減少して値段も高騰した。

その為‥麻薬の密売‥密輸ルートを確立する必要があった。その為のパイプ役として‥出資者にメキシコへ行ってもらった。

またメキシコはグレーゾーンの為‥オンラインカジノの事業を始めるのには‥適した場所とも言える。

日本の出資者は‥出資という名目で大麻や覚せい剤を先払いして購入していると考えればそれ程損ではない。それに‥大麻や覚せい剤の割引き以外にも様々な特典がついてくる。


闇市場編‥

投資出資者だけが得られる特典それは‥命である。パーティーという名目の闇市場への案内場だからだ。

そこではあらゆる物が売買されている。

大麻
覚せい剤
コカイン
を始めとした薬物全般

タバコ類


ワイン
薬物を混ぜ込んで
作った食品

人の精子
人の血液
心臓
腎臓


眼球
肝臓
等の人の臓器と血液等全般

ユキヒョウの毛皮
象の角
クマの胆嚢
サイの角
ホッキョクグマの毛皮

等の動物の毛皮や角

他人の個人情報全般
住所
名前
電話番号に始まり
クレカデータ
医療データ

個人情報全般

窃盗団が盗んできた
宝石
時計

有名人の持ち物
カバン

等の盗品全般

暗殺された政治家や
有名人が身に着けてた
遺品


カバン
腕時計

これらの全てが闇市場に集められ出品される。闇市場でしか買えない情報や物を果ては人間の臓器を欲しがる人間が後を絶たないからである。例えば人の心臓は一つ1億円である。

先にも話した通り‥パーティー会場への入場の条件は一口100万円の投資をする事である。

まず‥パーティー会場があり‥さらにその奥に‥闇市場がある。パーティ会場から先に入室するには別途100万円が必要である。

置き換えれば投資という名目の入会料である。

この闇市場は会員制になっている。
100万円の入会料と
別途‥会員料が月に100万必要である。

年会費が1200万である。

パーティー会場には‥大麻‥コカイン‥を始め‥薬物で混ぜ込んで作った食品‥酒やタバコ‥がある。

ただし‥麻薬の販売は違法の為‥別途‥売人たちがいる部屋がある。部屋に入るには‥バーのマスターと話し‥「キーワード」を言えば案内してくれる。ようになっている。

バーがあり‥そこでだされる食品には薬物が混ぜられている。もちろん薬物がない食品も取り扱っている。

酒‥タバコ‥薬物を楽しみながら‥踊り‥オンラインカジノを始めとした違法賭博と闇カジノがあり‥そこから先に入室するには別途100万が必要である。入るとそこに売人がいて‥話をする。

何が欲しいかを聞かれて‥その返答次第で改めて別の市場へ案内される。それが闇市場である。


この別途100万は‥闇市場への案内料である。
いわゆる‥入場券の値段が100万である。

パーティーは毎回‥毎回‥場所を変えて行う為‥特定できないようにしている。

アニエロと佐藤はパーティー会場にいた。

アニエロ「Mr.佐藤‥今日はよろしく頼むよ」

佐藤「こちらこそよろしくお願いします」

そう言うと‥アニエロはマイクを手に取り挨拶をする。


アニエロ「皆さま‥お集まり頂き誠にありがとうございます。本日は心ゆくまでパーティーを楽しんで行ってください。」

アニエロのその言葉でパーティーはSTARTした。

暫くすると一人の客が佐藤の元に訪れた‥佐藤はパーティー会場でのバーのマスターをしている。

佐藤「何になされます?」

ウォレム「強めの酒をもらおうか?」

佐藤「では‥ウォッカなどいかがでしょうか?」

ウォレム「あぁそれで頼むよ」

酒をひとしきり飲んだ男は‥佐藤にある言葉を囁いた。それを聞いた佐藤‥。

佐藤「了解しました。すぐにむかえの者が来ますので‥もう少々お待ち下さい」

ウォレム「できるだけ早く頼むよ」

数分後に店の前に‥一台の車が止まる。

佐藤「お客様お待たせ致しました」

ウォレム「あぁ‥。」そう言うと‥ウォレムという男性はパーティー会場を後にした。ウォレムが車に乗ると‥車は目的地に向けて‥進みだした。

少しすると‥車は目的地に到着する。ORGAには世界中に‥売人たちが隠れて麻薬を売りさばく‥市場があり‥そこで麻薬を売りさばくのである。

その場所もパーティーの度に変更する為‥足がつかないように工夫している。

売人「何になさいますか?」

ウォレム「コカインを8000万円分頼むよ」

売人「了解しました」およそ16000グラムに及ぶコカインをウォレムは購入していった。


ここに訪れるのはいわゆる大口の客だけである。
1グラムや2グラムの世界ではなく‥1000グラム以上を一度に買う顧客のみを案内する麻薬市場である。コカインのアメリカでの末端価格は5000円〜2万円の間と言われている。

ここではおよそ1グラム2万円で売ってるコカインを5000円で販売している。

ウォレムという男性は高齢の白人男性で資産家である。総資産は200億$以上。でモギレヴィッチが設立した会社に多額の投資をしてくれている。

その為‥ウォレムは麻薬を安く買う事ができる。また‥常に警察に配慮を配り‥アニエロの指示でウォレムには専任のボディーガードまでついている。

ウォレムが麻薬市場を出た頃‥パーティー会場では‥。アニエロとルチアーノが会話をしていた。

ルチアーノ「さすがだな?アニエロ」

アニエロ「いえルチアーノさんのお陰ですよ」

と‥そこに‥ジョセフが姿をみせる。

ジョセフ「ルチアーノさん大変です」

ルチアーノ「どうした?何かあったのか?」

ジョセフ「マリオスが何者かに襲撃されました」

ルチアーノ「何?相手は誰だ?」

ジョセフ「わかりません」

少し前の事だ‥。富田たちは‥レオポルド王に協力を要請すべく‥動いていた。

富田「シャルルさん王の返事はどうですか?」

シャルルというのはベルギーの有力貴族で‥国王とも繋がりのある人物だった。富田たちは何とかシャルルを接触に成功して事情を説明した。シャルルは富田の願いを聞き入れレオポルド王に直接話してくれる事になった。


シャルル「喜びたまえ。王は君たちに助力するそうだ」

富田「本当ですか?」

シャルル「あぁ‥すぐに部隊を編成して‥マフィア討伐チームを組んでくれるみたいだ」

それを聞いた富田は涙を浮かべて喜んだ。‥そして‥レオポルド王率いるチームがアメリカに到着した。

大型ジェットに乗ってきたのは‥王の私兵団で‥アークレックスと呼ばれる者たちだ。流石にアメリカに軍隊を送り込んでは国家問題に発展する為‥レオポルド王は私兵団を派遣させた。


総勢‥2000人の私兵団で‥王が所有するジェット機5機に乗り‥アメリカの地に降り立った。ただ‥軍隊と思われてはいけないので全員私服で搭乗してもらった。

アーク「あなたが富田さんですね?」

富田「はい。そうです。あなたは?」

アーク「自分はこの私兵団の指揮官を任されてます‥アークと言うものです。よろしくお願いいたします」

富田「こちらこそよろしくお願いします」

玉森「富田さん良かったですね?」

富田「あぁこれでやっとあいつ等に仕返しができる」

アークと富田たちは‥白人支部の情報を伝手に‥ある男にたどり着いた。そうマリオスだ。

マリオス「俺は毎月‥しっかり配当金もらってるよ」

マリオスはカフェで誰かと話しを‥しているようだ‥。

女性「その話し本当なの?」

マリオス「本当ですよ」

マリオスは‥幼さの残るその外見で‥女性に近付くと‥投資に参加するように話しをしていたのだ。

女性「一口100万って高くない?何の為の投資なの?」

マリオス「世界の平和の為に使われるお金ですよ」

女性「平和?」

マリオス「ええ。集めたお金で世界中の恵まれない子供たちの為に学校をつくったり‥あとは薬や食品を届ける仕事です。」


女性「うーん‥。なるほどね。わかったわその話し考えておくわ」


マリオス「お願いしますね」マリオスはそう笑顔で言った。そうマリオスのもう一つ仕事は‥出資者を集める事だった。

もちろん‥学校をつくったりするという話しは真っ赤な嘘なのだが‥それでもマリオスの外見に騙される人間は割と多い。

中にはあの女性のように善良な人もいるがこういう人は‥基本的には‥裏パーティーには誘わない。

事前の情報で元々‥麻薬取引をしていた‥大口の客や‥ヤミ賭博好きで名が通ってる。人間たちを裏パーティーに誘ってるのだ。

パーティーには2種類ある。

慈善活動家たちの為の表パーティ

もう一つは‥薬物やヤミ賭博が好きな人の為の裏パーティーだ。


カール「マリオス‥ルチアーノさんから大筋の話しは聞いてる。俺も出資するぜ」


マリオス「助かります。」

ハルト「そのパーティーていうのは何か面白い賭博でもあるのかい?」

マリオス「もちろんありますよ。パーティー会場でしかできないヤミ賭博です。一度来てみる価値は充分ありますよ」

ハルト「ふーん?そこまで言うなら一度行ってみるよ。」

一方‥表パーティーは裏パーティーと同じ日に行われる。そこでは‥投資が上手くいってこれだけの事ができたと‥嘘の説明をする。パーティーは投資の進行状況を説明する報告の場である。

例えば‥あたかも‥黒人の少年たちと寄り添って‥笑い合う写真や‥学校で勉強をする写真。100万円の投資により‥アフリカの子供たちは飢えに困らない生活をしている。等とにかく嘘を並べる。

それが終わると‥投資をしてくれた皆さまへの感謝を込めて‥大物ミュージシャンがライブ演奏をしてくれたり‥入場者プレゼント等を配布したりする。そして‥親睦会と称して出資者同士で‥ワインや酒を片手にミュージシャンのLIVEをみながら飲み合う。

そうやって幾度かパーティーを繰り返しながら‥出資者がどちら側の人間なのか?判断して決めていく訳だ。そして‥ある程度‥出資者の人間性が理解できた所で‥ダークサイドに引き込める人は‥引き込みつつ‥引込めない人はそのままにしておく。そして人数を絞っていく。

7500人中

表パーティー出席者3500人
裏パーティー出席者4000人

人間性を判断した所で‥表パーティー出席者に疑いの目をもたれないように自然にする。そして疑われた場合の対処法を事前に考えておく。

裏パーティー出席者には‥ある仕事の話しを‥持ち掛ける。それは組織とのパイプ役になってもらう仕事だ。彼らは薬物依存者である。パイプ役になれば‥お金も貰えて薬物も安く買い放題だと言う。しかもメキシコは合法の為‥気兼ねする事なく薬物ができる。そう彼らには伝える。もう一つはアジア圏を中心に裏パーティーを開催してもらい‥麻薬取引をする仕事だ。麻薬の売人になれば薬物はいくらでも手に入るし‥薬物取引の最前線日本なら金も稼ぎ放題だと。彼らには言う。ただしあくまで‥これは小口の顧客に頼む仕事である。


投資をしてくれた人間たちには‥配当金事態は支払っている。為‥その間暫く気付かない。

しかし‥その配当金は投資運用で得た配当金ではなく‥投資され集まったお金をそのまま配当にまわしていただけ。投資詐欺だとバレてしまえば‥それまでである。

だから‥大統領選挙を利用したのだ。裏パーティー出席者には‥組織とのパイプ役になってもらう為に‥何人かの人間にメキシコへ行ってもらう。

残った‥人間たちは‥大統領に怒りを感じたフリを演じてもらい‥世界各国に散らばってもらい‥パーティーの和を世界に広げてもらう。

7500人中‥

1200人はメキシコへ
1200人はアジアへ

1600人は大口の顧客である。
500人は暴動で逮捕されている。

そこで売人になってもらい‥アジア圏でのパイプ役になってもらう‥。

日本‥韓国‥中国‥台湾‥彼らにどの国に行きたいかを選択してもらい‥そこに派遣する。ただし一度には派遣しない。少しずつ‥ちょっとずつである。

日本に300人‥韓国に300人
1200人
中国に300人‥台湾に300人

メキシコへのパイプ役として1200人

アメリカに残った人間が1600人

合計4000人

表パーティー出席者のうち

500人は暴動で逮捕されている。
↓理由↓
彼らは‥善良な人物であるからこそ
レアンドロがゆるせない。

1500人はレアンドロを嫌い国から
出ていった。

アメリカに残った人間が1500人

合計3500人


裏パーティー出席者には‥特典が与えられている為‥まず文句を言わない。

だから4000人は大丈夫である。

表パーティ出席者の内500人は逮捕され‥1500人は国を出た。

あと残るは1500人だが‥この1500人には‥それぞれが納得するような‥特典を付けた。それでも不満が残るなら暗殺するしかない。

特典は人によって望むものが違う。出資者にアンケートを配り‥どのような特典があれば嬉しいかを訪ねる。

そして‥一人一人の顧客にあわせた特典を付けた。ただ‥それでも‥一つ問題として残るのは‥嘘を並べ続けても‥その内‥バレる時がくるという事だ。


その為‥表パーティーの出資者には‥様々な問題があり‥会社が倒産した。という流布を流した。

モギレヴィッチが設立した会社は表向きには完全に倒産させて‥裏パーティーだけは密かに続ける。

アメリカに残った1500人は善良な人物だが‥大抵はお金がなくてアメリカから出たくても出れなかった者が大半だった。

その為‥投資して頂いたお金は返却した。彼らの出資金額は‥100万〜300万の間の者が多数だったからだ。損害額は100万〜30億の間。それでも投資詐欺で200億円が集まったと考えれば+である。

投資がシロートなら‥投資会社が倒産したと聞けば‥投資したお金を諦めるかもしれない。し‥マリオスとジョセフの巧みな会話と‥マフィアの息のかかった弁護士を使い‥できるだけ‥返金する人数を減らした。

ただ‥投資家ならば‥投資したお金が戻ることは知ってる筈なので‥一度カマをかけて引っかからなった人間には素直に返金した。

損害額100万〜30億というのは‥実力次第で減らせるし増えるという事である。

その頃‥佐藤は‥小口の顧客の相手をしていた。

客「マスター‥」客は一言そう言うと‥佐藤にキーワードを喋った。

佐藤「わかりました。お客様‥すぐに係の者に案内させます。もう少々お待ち下さいませ」

客「わかった」

佐藤「係の者が来るまで1杯いかがですか?」

客「そうだな。それじゃワインを貰おうか?」

佐藤「かしこまりました」

暫くすると‥聖が出てきた。聖は客を別室へと案内した。

聖「それではお客様こちらです」

客「あぁ」

入ると‥そこは飾り気のない部屋で‥質素な作りである。ここは1000グラム‥未満の買い物をする小口の客が案内される部屋である。


聖「お客様‥本日は何をお求めですか?」

客「わかってんだろ?シャブに決まってんだろ?」

聖「覚せい剤ですね?何グラムお求めですか?」


客「そうだな‥900グラム程頼むよ」

聖「かしこまりました。それでは300万円になります」

アメリカでの覚せい剤の末端価格は1グラム‥3333円程である。

客「OK交渉成立だ。兄ちゃんまた来るよ」

聖「お待ちしております」

男はそう言うと‥部屋を出た。

その頃‥佐藤と赤西は

佐藤「ルチアーノが急いでるみたいだね?何かあったのか?」

赤西「あぁ確か仲間が誰かに襲撃をうけたとか何とかそんなこと言ってましたね?」

佐藤「襲撃?」佐藤が一言言い終えると‥そこにルチアーノが来た。


ルチアーノ「すまない佐藤‥ここは君とアニエロに任せても大丈夫か?我々は急用ができた。」

佐藤「大丈夫ですよ。こちらの事は気になさらないで下さい。」

ルチアーノ「ありがとう」

ルチアーノは一言‥言い終えるとその場を後にした。

佐藤「赤西‥お前の差し金じゃないだろうな?」

赤西「んな訳ないじゃないですか?」

佐藤「そうだよなぁ‥それはそうと飲まないのか?」

赤西「先輩ジントニック頼みます」

佐藤「ジントニック?了解」

その頃‥ルチアーノ‥率いるマフィアのヒットマンチームは‥ある廃墟のビルで‥拳銃を構えながら進行していた。

ルチアーノ「OKだ進むぞ」ルチアーノは小型無線で静かに指示をだした。

手下たち「了解」

ルチアーノが進みだした瞬間‥ドンっ一発の銃声が響く‥その銃声で再び‥止まり‥物陰に潜むルチアーノたち。みるとそこにはある男が立っていた。


清水「そこまでや」

ルチアーノ「君は何者だ?」

清水「オレ?俺の名前なんかそんなんどうでもええねん。」

ルチアーノ「そうだな。確かにどうでもいい。それより私の部下は知らないかね?幼さの残る少年のような顔立ちだ」


清水「ほやなぁ知らんこともない‥」

ルチアーノ「ならば教えてもらおうか?」ルチアーノがそう言うと‥ヒットマンチームは全員清水目掛けて銃を構えた。そしてゆっくり歩き出すルチアーノ。

清水「それ以上動かん方がええで」

ルチアーノ「脅しかね?」ルチアーノがそう一言言い終えると‥ルチアーノの目掛けて‥ドンっドンっと2発の銃が撃ち込まれた。

1発目は足元前方に‥2発目はルチアーノの頬を霞めた。

清水「脅しやない。警告や。あんたらの仲間を返して欲しかったら‥その腰にぶら下げてる物騒なもん捨てて‥後ろに隠れてる奴らにはどっか行ってもらおうか?」

そう一言言うと‥再びルチアーノ目掛けて銃が撃ち込まれた。ドンっ‥銃弾はルチアーノを霞めた。

清水「次は当てるで。ともかくお仲間を返して欲しかったら‥あんた1人でついてくることや」


ルチアーノ「OK‥わかった。指示に従おう。」ルチアーノは銃を捨て‥無線で部下に指示をだすと‥後方へ下がらせた。

暫く歩くと廃墟のビルの一室へたどり着いた。

清水「ここで暫く待っとき。タバコ吸いたかったら吸ってもいいで」

ルチアーノ「あぁそうさせてもらうよ」ルチアーノはタバコに火をつけふぅッーと息を吐いた。

少しすると‥複数の男たちに拘束されたマリオスが姿を現した。

マリオス「ルチアーノさん何で来たんですか?」

ルチアーノ「君は私の家族だ。来るのは当たり前だろう?」

マリオス「ルチアーノ‥さん」マリオスは涙を‥流した。

マリオス「あなたは‥バカです。僕なんかほっとけばいいのに‥。」

ルチアーノ「あぁマリオス私はバカだ。」

マリオス「でも‥ありがとうございます。」

ルチアーノ「で?君たちの要件は何かね?」

富田「要件はただ一つや。今すぐマーケットもパーティーも中止せえ。それとマーケットの為に捕らえられた人たちを解放せえ。」

ルチアーノ「一つじゃなかったのかね?3つもあるじゃないか?」

ドンっ清水は天井に銃を撃ち込む

清水「無駄口はええ。捕らえられてる人たち解放すんのか?せえへんのか?どっちやねん?」

ルチアーノ「解放したい所だが私だけの一存ではどうにもできない。」

アーク「ならば誰ならできる?」

ルチアーノ「BOSSに言えば何とかなるかもしれないが‥。」

清水「ほならそのBOSSにあんたから解放するように頼んでくれんか?」

ルチアーノ「そうしたいのは山々だができない。」

清水「何でできへんねん?」

ルチアーノ「BOSSは現在‥所在不明だ。一度姿をくらますと‥幹部ですらBOSSの居場所はつかめない。」

アーク「なるほど‥ならば交渉の余地はない。彼を返してほしければ‥今すぐ‥捕えた人たちを解放する事だ。」

清水「気が変わったらこの番号にかけてや」

そう一言言うと‥清水たちはその場を後にした。ルチアーノはこの事をすぐに‥ガンビーノに報告した。

ガンビーノ「なるほど。わかった。今すぐ‥マリオス奪還チームを編成する。敵のアジトはわかったのか?」

ルチアーノ「今のところはまだわかりません」

ガンビーノ「ならばすぐに‥調べろ。」

ルチアーノ「了解しました」

ルチアーノはジョセフと共に‥マリオス捜索と‥アジトの特定を急いだ。

その頃‥清水たちは

マリオス「こんな事をしても意味はない。僕を捕らえてもマーケットは開催される」

清水「そうかなぁ‥?わからんで」

アーク「君が知ってる事を聞いてなかったね?さっきの男は何者だ?」

マリオス「あの人はルチアーノさんで僕の上司にあたる人だ。」

アーク「ルチアーノ?あぁその名なら聞いたことはある。彼の悪名は私の母国でも轟いてる。カスのような男だとね‥?」

マリオス「きさまぁ‥それ以上言うな。ルチアーノさんの事を何も知らないくせに」

清水「コチアーノやかルチアーノやか知らんけどそんな奴どうでもええねん。とりあえず次のマーケットの日にちと場所を教えてもらおうか?」

マリオス「言えない」

清水「何で言えへんねん」

マリオス「それも言えない」

清水「話にならんなぁ」

清水「なめとんか?人の命がかかっとんねん?」

清水はそう言うと‥声を荒げた。

アーク「清水さん落ち着いて下さい」

清水「あぁすまん。俺はちょっとタバコ吸ってくるわ」

そう言うと‥清水はタバコを吸いに‥どこかへ行った。

その頃‥佐藤は‥。

佐藤「何になさいますか?」

ガレ「あぁではウォッカを一つ頼むよ」

佐藤「わかりました」

佐藤はガレという男性にウォッカをだした。時を同じくして‥賭博場では。赤西が闇カジノのディーラーをしていた。

ブラックジャックダーク

赤西「お客様‥このブラックジャックは通常のブラックジャックとは違います」

客「どういうところがかね?」

手下「普通のブラックジャックは単に数字を21に近付けた方が勝者となりますが‥」

手下「このブラックジャックは‥21かブラックジャックを揃えなくてはディーラーには勝てません。」

手下「つまり‥20や19‥18と言った類いの数字では‥ディーラーの勝ちと言う事になります。プレイヤー側は21をださなければディーラーには勝てない。プレイヤー絶対不利の勝負それが‥ブラックジャックダークでございます。」

手下「ただし‥勝った場合の‥チップは通常のブラックジャックの20倍はもらえます。」

手下「やられますか?」


客「なるほど。ようは21をだせばよいという事だね?」

赤西「左様でございます」

客「その勝負うけようじゃないか?」

客「ヒット」

赤西「ヒット」

客「ヒット」

客「よし。ふふどうやらわしに運が向いてきたようだ。」

赤西「自身ありと言う事ですか?」

客「まぁそうなるね」

赤西「こちらはスタンドさせて頂きますね」

赤西「スタンド」

客「わしの合計は21じゃ」

赤西「こちらの合計も21」

手下「ゲームはディーラー赤西の勝利でございます」

客「何!!!?どういうことじゃ?わしは21そちらも21ではないか?」

手下「お客様‥ルール上‥カードの合計が21で同数だった場合はディーラー側の勝利となっております」
 
客「ぐぬぅ‥そういうことか?」

赤西「もうひと勝負なされますか?」

客「当たり前じゃ。」

それをみていたガレという老人は‥。


ガレ「マスターよ」

佐藤「どうされましたか?」

ガレ「あの様な勝負に身を投じるとはバカだとは思わんか?」

佐藤「中々難しい質問ですね。正直に言うとそう思います。」

佐藤「ただ‥ヤミ賭博や闇カジノにはリスクを犯してでも‥やる価値がある。」

佐藤「僕はそう思いますよ。例えば‥あそこで闇スロットをうってる若者‥賭け金は通常のカジノのスロットに比べると数十倍の値段です。」

佐藤「それでも‥当たった時は数百倍儲かります。その一発の夢にかけてみるのも私は良いと思っています。」


ガレ「なるほどのう。さすがマスターじゃ‥」

佐藤「いえ‥思った事を言ったまでです」

ガレ「どれ‥わしも一つ賭けるとするか?マスターはどうじゃ?」

佐藤「私は遠慮させて頂きます」

客「俺は乗るぜ」

ガレ「乗るか?青年?ならばあの男が勝つ方に‥1億円賭けよう。」

客「いいね‥爺さんじゃあ俺は負ける方に8000万賭ける」

その時だった。

アニエロ「ここで皆さまに大切なお知らせがあります。」

アニエロ「次回‥行われます。裏パーティー会場は船の上でございます。日時は❍月☓日‥▲曜日です。」

アニエロ「どうぞお間違えの無いようにご集合下さいませ」

ザワ‥ザワ‥

客「船の上だって?」

客2「大丈夫なのか?」

アニエロ「引き続きパーティーをお楽しみ下さいませ。」


サム「さぁさぁ‥皆さま‥見逃せない展開となってきました。ここで皆さまには‥現在‥行われてる‥ブラックジャックダークの勝敗を予想して頂きます」

サム「ディーラー赤西が勝つと思う方は赤いボタンを‥」

サム「そうでない方は緑のボタンを」

※緑のボタンは複数ある1〜

さぁ‥ドン‥。♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

サム「オッズはやはり赤西優勢か?」


サム「でた。」

サム「1番人気‥ディーラー赤西‥2番人気モルン様‥3番人気‥よしえ様‥4番人気‥ウッズ様5番人気‥サミュエル様‥人気はこのようになりました。」


サム「このブラックジャックダークはディーラーが絶対的に優位な賭けの為‥ディーラーに賭けた場合は‥人気に関係なく‥チップ5枚+賭けたチップ×1の払い出しとなります。」

サム「単勝でプレイヤー側に賭けた場合はチップ100枚+賭けたチップ×2となります。」

サム「さらに三連単で見事‥1位‥2位‥3位を当てた場合はチップ250枚+賭けたチップ×2となります。順位通りとならなかった場合はチップは払い出されませんのでご了承下さい」

サム「三連複で‥1位〜3位までを的中させた場合は‥チップ40枚+賭けたチップ×2となります。」

サム「例えば‥2番人気にチップを30枚賭けて見事単勝で当たった場合は‥合計チップは160枚貰えるという事でございます」

サム「あと‥プレイヤーの人気が低ければ低い程‥チップが多く貰えます」

サム「1番人気は‥賭けたチップ×1」
サム「2番人気は‥賭けたチップ×2」
サム「3番人気は‥賭けたチップ×5」
サム「4番人気は‥賭けたチップ×7」
サム「5番人気は‥賭けたチップ×10」

サム「というふうに低い順位になればなる程貰えるチップは跳ね上がります。このルールは単勝のみ適応されます。」

サム「勝負は10回行われ‥その勝利数が最も多い者が本日のゲームの勝者です。2位‥〜5位は‥10回の勝敗によって決めていきます。」

サム「ただしBETは1回の勝負毎に行い‥その度に単勝か三連複か三連単かを選んで頂きます。もちろん勝った分のチップは払い出されます。」

サム「例えば‥1位は15点2位は10点‥3位は5点のように点数を決め‥最終的に最も多くの点数を稼いだ者が勝者となります。」

サム「皆さまには最初に最終順位と‥単勝か三連複か三連単を選んで頂きます。」

サム「最終順位で三連単が予想通りに見事当たられましたら‥チップ1500枚+賭けたチップ×3を払い出します」

サム「単勝の場合はチップ600枚+賭けたチップ×1〜10が払い出されます」

サム「三連複の場合は‥チップ200枚+賭けたチップ×5が払い出されます」


サム「また‥1人の人物が単勝‥三連単‥三連複に同時にBETする事は可能となっております。例えば‥単勝に5BET‥三連複に15BET‥三連単に10BETのような賭けかたは可能となっております。」

サム「ただし‥三連単を外すと‥それまで稼いだチップが没収となりますので予めご了承下さい。」

サム「ルール説明は以上でございます。ちなみに‥ディーラー以外のプレイヤーの順位は普通のブラックジャック同様の順位となります。」

※チップ1枚100万円

客「どうする?」

客2「いやぁ〜モルンが無難じゃない?」

客3「いや俺は大穴狙いでサミュエルだな?」

ガレ「わしはサミュエルに‥チップ100枚じゃ」

ザワつく‥会場

サム「おっとおっと来ましたねぇ?そこのご老人中々の勝負師ですね?」

客5「まじかぁ?」

客4「あの爺さんマジかよ?」

客6「すげぇなぁ‥」

客7「三連複が狙い目だな」

客4「俺もそう思う」

そう‥誰しも‥このゲームは三連複が狙い目で‥単勝と‥三連単は厳しいと感じるそこが味噌である。予め‥5人の内3人は主催者側の‥人間である。あとは‥最も‥ダメージの少ないようにコントロールするだけである。

サム「では‥そろそろ‥BETを締め切ります」

手下「始めて下さい」

赤西「ヒット‥」

モルン「ヒット」

よしえ「ヒット」

BETする側は始めに手元のボタンで‥誰にBETするのか?ディーラーなのか?プレイヤーなのか?を決める。これにより主催者側のケータイにデータが送信され‥どこが一番BETされてるのか?最も高額BETは誰なのかを割り出す。

その結果を元にディーラーが最も‥ダメージの少ない‥方法を割り出す。


BET状況 最高

三連複‥赤西‥モルン‥ウッズ‥40%

三連単‥赤西‥よしえ‥モルン‥35%

単勝‥モルン75%

となった。

BET状況 最低

三連複‥よしえ‥サミュエル‥ウッズ‥1%

三連単‥サミュエル‥赤西‥よしえ‥0.67%

単勝 ‥ウッズ‥1%

1回戦総合BETチップ枚数6000枚
チップ1枚100万×6000=60億
パーティー参加者200名主催者側‥100名
1人あたり‥20BET

1回の勝負で60億のお金が動いた事を意味する。

ウッズ「ヒット」

サミュエル「ヒット」


ディーラーが負ける条件は2つ

プレイヤーに‥ブラックジャックと21をだされた場合‥

ディーラーがバストしてしまった場合‥

赤西「ヒット」

サム「おっーとここでディーラー赤西‥苦悶の表情を浮かべる。何かあったのか?」

主催者側が誰だかわからなくする為に‥残りの2人の考えは名前を伏せてご覧下さい。

??「‥」ここでは勝たない方がいいな。カードのは合計11。

モルン「ヒット」

サミュエル「スタンドじゃ」

ウッズ「ヒットだ」

よしえ「私もヒットよ」

サム「さぁさぁ出揃いました。順位はおっーとこれは大波乱だ‥。ディーラー赤西バストにより敗北」

サム「順位は以下の通りだ」

1位ウッズ20枚「10P」
2位よしえ19枚「8P」
3位モルン18枚「5P」
4位ディーラー赤西‥バスト「3P」
5位サミュエル‥バスト「1P」

サム「さぁさぁ払い出しチップ枚数は‥2759枚だぁ‥。」

4番人気
ウッズ‥単勝‥3人 559枚
※チップ100枚+賭けたチップ×7

三連単‥ウッズ‥よしえ‥モルン‥3人1200枚
※チップ250枚+賭けたチップ×2

三連複‥よしえ‥モルン‥ウッズ‥10人1000枚
※チップ40枚+賭けたチップ×2

100‥10×7=70枚  100枚+70枚=170
100‥17×7=119枚
100‥10×7=70枚

40‥50×2=100
40‥80×2=160
40‥10×2=20
40‥30×2=60
40‥10×2=20  40枚+20枚=60枚
  この様に計算する。
   90 
※(40+50)×2=180とは計算しない
あくまでも40枚のチップは固定チップ。増えないし減らない。
   

6500-2759=3741枚

1回戦‥主催者側の‥勝利37億4100万の儲け

ちなみにこのミニゲームの予算は‥カード詐欺で儲けた5000億+1回ごとの勝負でのチップ枚数でまかなわれている。

サム「それでは‥2回戦BETして下さい」

客3「どうする?」

客1「いやぁ‥ディーラー負けんのかよ?」

ガレ「むぅ‥」

レル「爺さんお互い外したようだな?」

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

サム「おーっとここでルーレットタイム突入だ」

サム「ルーレットのめは‥チップ1枚250万」

サム「これは残念。もし隣なら‥100万のチップ1枚を10万で買えるフィーバータイム突入だったのに。」

サム「2回戦はチップ1枚250万になります。つまり1BET250万という事でございます」

客「1枚250万かよ」

客3「うーん」

サム「ではBET締め切ります。」


2回戦総合BET枚数4500枚(112億5000万円)
1人あたり15BET

サム「開始の前に一つ重大な‥ルールを伝え忘れていました。」

客「何だ?何だ?」

サム「ルーレットで1BET‥いくらか決まって当たった場合‥支払い金額はチップ1枚100万円で計算されて返金されます。」

サム「つまり‥1BET250万でも‥支払い金額は1BET100万円で計算されるし‥1BET10万でも支払い金額は100万円で計算されます」

サム「このルーレットは‥毎回勝負毎に回され‥1BETいくらか?を決めます。」

サム「ただし‥どのBET金額でも‥最低BET枚数というものが決められています。」

サム「最低5枚以上は勝負毎にBETしなければなりません。もちろん辞退されてもかまいませんが‥その場合はゲームの再参加が不可となります。」


サム「先程も見た通り‥ルーレットに10万〜1000万までの数字が記載されており‥どの数字になるかはその時の運次第です。」


サム「それがDestinyルーレットでございます」

客「おいおい‥。サムさんそういう事は先に言ってくれないと困るよ」

サム「申し訳ございません。私も先程気付きました。」


Destinyルーレット
10万‥枠1つ
50万‥枠2つ
75万‥枠3つ
85万‥枠4つ
100万‥枠5つ
250万‥枠4つ
500万‥枠3つ
750万‥枠2つ
850万‥枠2つ
950万‥枠1つ
1000万‥枠1つ

それでは第2回戦開始でございます。

BET状況‥最高

三連単‥モルン‥ウッズ‥よしえ‥21%

三連複‥ウッズ‥赤西‥モルン23%

単勝‥よしえ‥31%

BET状況‥最低

三連単‥サミュエル‥よしえ‥モルン‥1%

三連複‥よしえ‥サミュエル‥ウッズ2.5%

単勝‥サミュエル0.67%


赤西「ヒット」バストでいくか‥。

モルン「ヒット」

ウッズ「俺もヒットだ」

よしえ「私もヒットさせてもらうわ」

サミュエル「わしもヒットじゃ」

サム「さぁさぁ第2回戦の結果がでました」

1位サミュエル‥21「11P」
2位よしえ‥20枚「16P」
3位モルン‥18枚「10P」
4位ディーラー赤西バスト「6P」
5位ウッズ‥バスト「11P」

サム「さぁさぁ第2回戦払い出し枚数は」


単勝1人
サミュエル‥100枚‥+100×10=1100枚
「11億」※チップ1枚100万円

三連単3人
サミュエル‥よしえ‥モルン‥750枚+チップ×2
合計‥1200枚「12億」

三連複20人
よしえ‥モルン‥サミュエル‥40枚+チップ×2
1600枚「16億」


112.5億-39億=86.5億円
第2回戦主催者側の利益は‥86.5億円

ガレ「ほれみろわしの言った通りじゃろ?」

レル「そうだな?爺さんやったじゃねえか?」


サム「第3回戦と行きます」

サム「おっとおっとこれは中々良いめだDestinyルーレットのめは85万だ」

客1「ここで取り返さなあかんわ」

客4「やっときたか?」

サム「それではBET締め切ります。」

3回戦総合BET枚数20000枚(170億円)
1人あたりBET枚数66枚

BET状況‥最高

単勝‥サミュエル‥10%

三連単‥サミュエル‥モルン‥よしえ‥40%

三連複‥よしえ‥モルン‥‥サミュエル25%

BET状況‥最低

単勝‥赤西‥0%

三連単‥赤西‥ウッズ‥サミュエル1%

三連複‥ウッズ‥赤西‥サミュエル‥7%

赤西「ヒット」

モルン「スタンド」

ウッズ「ヒットだ」

サミュエル「ヒットじゃ」

よしえ「ヒットするわ」


第3回戦結果‥

1位‥ディーラー赤西「16P」
2位‥ウッズ‥20枚「19P」
3位‥サミュエル‥19枚「16P」
4位‥よしえ‥バスト「19P」
5位‥モルン‥バスト「11P」


単勝‥0人
チップ0枚‥0円

三連単‥3人
250枚と‥120×2=490枚
250枚と‥80×2=410枚
250枚と‥60×2=370枚

合計1270枚

三連複21人
40枚と‥150×2=340枚‥3人‥1020枚
40枚と‥100×2=240枚‥5人‥1200枚
40枚と‥ 60×2=160枚‥5人‥800枚
40枚と‥ 40×2=120枚‥8人‥960枚

合計3980枚

払い出し合計枚数5250枚‥52億5000万

170億-52億5000万=117億5000万

主催者側の‥儲けは117億5000万

サム「払い出し合計枚数は5250枚だあ」


サム「さぁさぁそれでは第4回戦にまいります。」

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ドン

サム「これはついてない‥Destinyルーレットのめは1000万だ」

客1「ないな。」

客5「いらんな」

客4「サムさん‥俺おります」

サム「おりたら‥再参加できませんがよろしいですか?」

客4「さっきの勝負で使い果たしてもうないんですよ(汗)」

サム「お金が無ければこちらで融資もできますよ」

客4「いやぁ大丈夫です」

サム「わかりました」

サム「それではBET締め切ります」

第4回戦‥BET枚数2000枚「200億円」
1人あたり6.6BET

サム「それでは第4回戦始めます」

最高BET

単勝ウッズ‥42%

三連単‥ウッズ‥モルン‥よしえ18%

三連複‥よしえ‥ウッズ‥サミュエル25%

最低BET

単勝‥赤西1%

三連単‥赤西‥ウッズ‥よしえ‥11%

三連複‥ウッズ‥赤西‥よしえ‥12%

赤西「ヒットだ」

モルン「俺もヒットだ」

よしえ「ヒットですわ。それよりディーラーさん‥さっきからわざと負けてるのみえみえですよ」

赤西「何をおっしゃられてるのわかりませんね?」

サミュエル「ヒットじゃ」

ウッズ「スタンドだ。」

モルン「俺もその事について気になってたんだ?」

サミュエル「2人とも考え過ぎじゃよ」

赤西「そんな事よりゲームを続けましょう」

4回戦結果

1位‥ディーラー赤西「26P」
2位‥ウッズ「27P」
3位‥よしえ「24P」
4位‥モルン「14P」
5位‥サミュエル「17P」

3人
単勝‥5枚+チップ×1
合計30枚‥
5枚‥5枚×1=10枚‥3人

33人
三連単‥ディーラーが混じった場合チップ-100枚
150枚+チップ×2
150‥6枚×2=162‥10人‥1620
150‥5枚×2=160‥23人‥3680

36人
三連複‥
40‥5枚×2=50枚‥36人‥1800

合計7120枚‥

200億-71億2000万=128億8000万


サム「皆さまにここでお知らせがあります。」

サム「ブラックジャックダークに乱入者が現れました。これによりゲームは9人追加となります」

サム「新たに‥ここで再度‥最終順位を予想して頂きます」

サム「現在までの順位は以下のようになっております。」

1位ウッズ「27P」
2位ディーラー赤西「26P」
3位よしえ「24P」
4位サミュエル「17P」
5位モルン「14P」

サム「尚‥途中参加者は‥一律10P‥STARTとなります。」

客「最初からやり直しだって?」

客3「ちょうどええわ。最初の順位予想‥若干外れてたしええ機械やわ」

サム「ちなみに現在の人気はこうだ。」

1番人気‥ウッズ‥チップ×1「27P」
2番人気‥よしえ‥チップ×2「24P」
3番人気‥赤西‥チップ×1「26P」
4番人気‥サミュエル‥チップ×3「17P」
5番人気‥モルン‥チップ×4「14P」
6番人気‥フラン‥チップ×5「10P」
7番人気‥オリオン‥チップ×6「10P」
8番人気‥プラント‥チップ×7「10P」
9番人気‥レオン‥チップ×8「10P」
10番人気‥リナ‥チップ×9「10P」
11番人気‥レナ‥チップ×10「10P」
12番人気‥レニー‥チップ×11「10P」
13番人気‥ネラ‥チップ×12「10P」
14番人間‥ネロ‥チップ×13「10P」

サム「尚‥人数が多くなり過ぎた為‥2組のトランプを使用します。」

サム「まず‥ディーラーを除いた1番人気〜7番人気までがAテーブルに‥8番人気〜14番人気までをBテーブルに行って頂きます。」

サム「そこで普通に各テーブルで3回ブラックジャックをして頂き‥1位になった者から順に抜けて行きます」

サム「AテーブルとBテーブルの3人ずつ「計6人」が抜けた所で残ったもの同士でサドンデスします。」

サム「最初に抜けた6人とディーラー赤西を含めた7人で勝負をします。」

サム「Aテーブルのディーラーはアンソニー兄弟の兄‥ウィルアンソニーが」

サム「Bテーブルのディーラーは弟‥ディーンアンソニーが務めます」

サム「ディーラー赤西のいるCテーブルでの順位が上位7人‥1位〜7位とします」

サム「Aテーブルでサドンデスをしてその結果で8位〜14位とします」

サム「公平をきすため‥BETは勝負開始前にすること。以上です」

サム「これだと‥サドンデスのAテーブルの人間に意味がない?いえいえそんな事はありません。皆さまにはサドンデステーブルでのビリ予想を新たにして頂きます」

サム「また‥AとB誰が1番始めに抜けるのか?も賭けて頂きます」


単勝‥1位の人間が誰かを当てる
チップ100枚+賭けたチップ×1〜13

三連単‥1位〜3位までの人間を順位通りに当てる。順位通りでなければ払い出しされません。
チップ250枚+賭けたチップ×2

三連複‥1位〜3位‥までの人間を順位に関係なく当てる。
チップ40枚+賭けたチップ×2

ビリ単勝‥14位の人間を誰か当てる
チップ100枚+賭けたチップ×6

1抜け‥AとBのテーブルで1抜けするのが誰かを当てる
チップ10枚+賭けたチップ×2

皆さまにはこれらの順位を‥予想して頂きます。
 
サム「それでは第5回戦‥DestinyルーレットSTART」

サム「これは良いめだ。1BET50万でSTARTです。」


客7「うっしきたきた」

第5回戦‥BET枚数25000枚(125億円)

客「誰にいれる?」

客7「人数が増えたからむずいなぁ」

BET状況‥最高

単勝‥フラン「6人気」チップ×5‥21%

三連単‥フラン‥ウッズ‥よしえ‥18%

三連複‥ウッズ‥モラン‥プラント‥20%

1抜け‥A‥サミュエル‥Bレニー‥15%

ビリ単勝‥ネラ‥「13人気」‥28%

BET状況‥最低

単勝‥赤西‥0%「3人気」5枚‥チップ×1

三連単‥プラント‥レナ‥ネラ‥1%

三連複‥レニー‥リナ‥ネラ‥1%

1抜け‥A‥モルン‥B‥ネラ‥0.67%

ビリ単勝‥ウッズ‥3%

Aテーブル
ウッズ‥よしえ‥サミュエル‥モルン‥フラン‥オリオン‥計6人

ブラックジャックとは本来ディーラーをプレイヤーたちが倒すものだが‥このヤミ賭博場では‥ディーラーに勝ったときの‥各々の数字も大切である。尚‥このミニゲームはゲームに強制参加である。プレイヤーたちは賭けチップなしでゲームを進めていき順位をあげていく1位のものにはチップ750枚‥2位には500枚‥3位は300枚‥貰える。ようは‥チップ0枚で。最大750枚「7.5億円」貰えるという事である。

ウッズ「負けないぜ」

よしえ「今度こそ勝ちますわ」

モルン「そろそろ真打ち登場かな?」

ウィル「では始めます」


ウッズ「‥」ディーラーのアップカードはQか。俺の手札は6と3‥の9‥ここはヒットだな。

ウッズ「ヒットだ」3かよ。

よしえ「ウッズさん浮かない顔されてますね?」

ウッズ「そうみえるか?」

よしえ「ええ」‥6と10で現在‥16ここはヒットね

よしえ「ヒットしますわ」きた‥5。

サミュエル「‥」微妙な‥手札じゃ‥このゲームで1位になった者は‥豪華景品とチップ750枚があると聞いて参加してみたが‥。

サミュエル「ヒット」観客席で見てた方が良かったような気もするのじゃ‥。

モルン「‥」さぁここまで良いとこなし。そろそろ挽回と行くか。

モルン「ヒットだ」よし‥4がきた。これで20だ。

よしえ「モルンさん何か良いカードでも来ましたか?」

モルン「何でそう思うんだよ?」この女‥怖え‥。

よしえ「いえなんとなく」

フラン「‥」今‥7とJの17‥ここで4がくれば

フラン「ヒット」‥はぁ残念‥5‥バストだ

オリオン「フランその顔は‥バストでもしたか?」

フラン「な!!!な‥何でそう思うんですか?」

オリオン「ははッたくわかり易い野郎だな?」

オリオン「ヒットだ」

改めて‥普通のブラックジャックと
ブラックジャックダークの違いを説明しよう

普通のブラックジャックは21に近付けていき近い者が勝利者となります。また‥ディーラーは自らの意思で‥ヒットやスタンドを使えない。

ブラックジャックダークで‥プレイヤーがディーラーに勝利するには21かブラックジャックをださなければいけない。もしくはディーラー自身がバストした場合がプレイヤーの勝利となります。

ブラックジャックダークはディーラー自身もヒットとスタンドの意思表示を選択できる。また気に入らなければ‥最初にひいたカードを引き直して‥再び選択する事ができる。これを「ドロー」という。ただしこれを使えるのは1ゲームに1度だけ。

ブラックジャックダーク固有ルール
1※ディーラーに勝つには21かブラックジャッ
クをださなければいけない。

2※仮にディーラーが「16」でプレイヤーが「20」や「19」と言った数字だった場合でもディーラーの勝利となる。

3※ディーラーは自らの意思で「ヒット」や「スタンド」ができる。

4※最初のカードが気に入らない場合‥1ゲームに一度だけ‥カードを引き直す事ができる。「ドロー」できる。

普通のブラックジャック

※ディーラーは自分の手持ちのカードが17以上になるまでヒットを続ける「カードを引き続ける」

※ディーラーは自分の手持ちカードが17以上になったらスタンドする「カードを引かない」

この2つの縛りルールがあるためディーラーは自らの意思でヒットとスタンドができない。


一方Bテーブルでは
プラント‥レオン‥リナ‥レナ‥レニー‥ネラ‥ネロ‥計7人

プラント「行くぜ」ディーラーのアップカードはJか‥。俺は3と6

プラント「ヒットだ」

ディーン「強気ですね?でも私の手も中々のモノですよ」

プラント「心理戦ですか?」

ディーン「どうとらえてもらっても結構です」

ディーン「そちらの2人はどうされますか?」

リナ「ヒット」手札は3と5

レナ「私もヒット」2と8

ネロ「僕はスタンドするよ」

ディーン「スタンドと言う事は余程良い‥カードがきたという事ですね?」

ネロ「そうですね?自身ありますよ」

ディーン「本当にスタンドでよろしいのですか?」

ネロ「ええ。大丈夫です」

レオン「‥」クソ‥手札は4と6‥カスカードじゃねえか‥?

レオン「ヒットだ。」

ディーン「OK‥ヒットですね?」

レオン「ああ」

その頃‥上田たちは‥カルロスの支配するルイジアナから‥脱出して‥隠れ家でひっそりと作戦を練っていた。


Sho「ルイジアナで安田を追うのは危険ですね?」

ジェフ「ああ。」

たかひろ「そうやな。ああも‥銃弾が飛び回ってたら‥命がいくつあってもたりんわ」


Sho「あれ?上田くんはどうしました?」

ジェフ「彼なら‥さっき出掛けたよ」

Sho「出掛けた?」

たかひろ「まぁ無理もないかぁ‥。」

Sho「そうですね。あんな事の後ですし」

Shoたちがそんな話しを‥している頃‥上田は

上田「はぁ」

レイナ「どうしたの?」

上田「何でもない」

レイナ「何か元気ないよ」

上田「何でもないっつってんだろ!!!?」

レイナ「ごめん」

上田「悪りぃ‥」

レイナ「今晩はあたしにたっぷり甘えて」

上田「ホント‥ごめん」

レイナ「いいよ」

レイナがそう一言言うと‥上田はレイナの唇を奪い‥ベットに押し倒した。何度も唇を重ねて‥服を脱がす上田。もう一度キスして‥ゆっくりとレイナが感じる所を攻めた。

その日の帰り道‥

上田「ごめん。また来る」

レイナ「いつでもおいで」

少し前の事だ。安田を追い詰めた‥上田は得意のボクシングで‥挑んだ。

上田「また俺にボコボコにされたいらしいな?」

安田「やるやないか?まさか‥あないに銃の腕がたつとは知らんかったで」

安田「けど‥今度ボコボコになるんはそっちかもしれんで」

上田「はぁ‥?なめんな」


上田「うらぁっ」

安田「当たらんなぁ」

安田「何やそのヘナチョコパンチわ?」

上田「てめぇ‥」

安田「それを待ってたで」

結果は‥上田の惨敗だった。上田がジャブで牽制しながら安田に近付いた。安田は挑発して上田の大振りを誘った。その結果‥上田は大振りの右ストレートを安田にカウンターにされて‥ダウンしたのであった。

さらに立ち上がった上田に安田はコークスクリューパンチを決め‥上田をノックアウトした。

勝利の余韻に浸る安田はキャバクラで両脇に女をはべらせて‥酒を飲んでいた。

安田「ドンペリ頼むわ」

ボーイ「了解しました」

キャバ嬢1「やけに羽振りがいいのね?」

安田「祝杯や‥とことん飲もうやないか?」

キャバ嬢1「祝杯?」

安田「そや。記念すべき俺の初勝利の日や」

キャバ嬢2「なるほどね?よし飲もう飲もう」

安田「ふぅーはぁ最高やなぁ吉田お前もそう思うやろ?」

吉田「せやな」

安田「みたか?上田のあの伸びた顔」

吉田「みたみためっちゃ笑ったわ」

安田「捕まえたろか思ったけど‥外人と‥あの空手使いの日本人の邪魔が入ったからな」

吉田「せやなぁ‥あいつ等さえおらなんだら今頃‥」

安田「今頃‥海の藻屑やな。」

安田「それよりみてみいこの上田の顔‥あいつ調子のってわいに喧嘩売るからこないな惨めなめにあうねん」

安田「思わずケータイで写真とってもたわ」

吉田「惨めな顔しとるで。」

吉田とは安田の影武者を務めてる人物の名前である。安田と吉田はキャバ嬢の唇を奪い‥また酒を飲む。

安田の手下たち「イケイケ安田イケイケ安田」

安田の手下たち「いっきいっきいっきいっき」

安田の手下たち「ふぅー」

安田コールに乗ってドンペリを一気飲みする安田

安田「追加や。じゃんじゃんドンペリもってこい」

その頃‥田口は‥

田口「ちくしょう‥何でなんだよ?」

苛ついていた。

田口「あぁーくそ」

壁を蹴り‥悔しさを滲ませる田口‥。その目からは静かな闘志がみなぎっていた。

少し前の事‥村上は田口と‥票を競い勝負していた。

ダニエル「では‥結果を発表する」

ダニエル「結果はこのモニターにパーセンテージとして表示される」

   ♪♪♪♪♪♪♪♪♪ドン

  村上55%       田口45%

 WINNER‥村上     loser‥田口

村上「よっしゃあ。」

田口「何でなんですか?」

ダニエル「田口‥皆の総意だ。敗者は‥大人しく帰りたまえ」

田口「こいつは探偵です」

村上「ほないな嘘よういわはりますわ」

田口「何だと?あぁ」

ダニエル「田口落ち着きたまえ‥ギャンブルで全てを決める。それがココの掟だ」

ダニエル「ボブ‥田口をつまみ出せ」

田口「ちょ‥てめぇ離せよ」

ボブ「はいはいボーイ‥大人しくね。」

ボブは田口を引きずりながら‥カジノの外へだした。

田口「てぇなぁ」田口はすぐさま引き返そうと‥入口に近付くが‥ボブに阻まれ‥入れない。

そして‥現在‥

田口「くそくそくそくそ村上みぃー」

壁を蹴り‥ゴミを蹴り‥そこら中に当たり散らす田口。

あの日の夜から‥何日か過ぎたが‥田口の怒りは収まらない。とそこへ1人の男が近付いてきた。

???「荒れてるようだね?」

田口「あぁ何だてめぇ‥?死にてえのか?」

???「おっとこれは失礼。気に触ったなら謝るよ。私の名前はレックだ」

田口「てめぇの名前なんか聞いてねぇよ」

レック「そうだったね?」

レック「それより‥君に良い話しがある。」

田口「良い話し?」

レック「あぁ‥。」そう言うと‥レックは田口に耳元で囁いた。

レック「どうだい?良い話しだろう?のるかい?」

田口「今の話し本当だろうな?」

レック「あぁ本当だとも」

田口「嘘だったらてめぇを殺す」

レック「はっはっは。安心したまえ。私は約束を破らない」

そう言うと‥レックはその場を後にした。


その頃‥ガンビーノたちは

ガンビーノ「向こうの要求は何なんだ?」

ルチアーノ「パーティーの中止‥及びマーケットの中止を求めております」

ガンビーノ「マーケット?何だそれは?」

ルチアーノ「自分にもわかりません」

ルチアーノ「ただ‥新しく来たあの赤坂という日本人が関係しているようです」

ガンビーノ「なるほど。わかった。マーケットの事に関してはジョセフに調べさせる」

ガンビーノ「ルチアーノ‥君は下がっていい」

ルチアーノ「了解しました。」


ガンビーノ「ジョセフ‥君に調べてもらいたい事がある」

ジョセフ「ガンビーノさん何ですか?」

ガンビーノ「マーケットの事について調べてもらいたい。」

ジョセフ「了解」


ガンビーノはその後‥ケータイを手に取り‥電話をし始めた。

ガンビーノ「グレコ‥君にしかできない事がある‥やってくれるか?」


グレコ「何だい?ガンビーノさん?」

ガンビーノ「とある人物の殺害だ」

そう言うと‥ガンビーノはグレコに小声で囁いた。それを聞いたグレコは

グレコ「わかましたガンビーノさん引き受けましょう」

ガンビーノ「頼むぞ」そう言うと‥ガンビーノは電話を切った。



ガンビーノ「それとアニエロ」

アニエロ「はっ?何でしょうか?」

ガンビーノ「パーティー会場で麻薬取引をしているそうじゃないか?」

アニエロ「はい」

ガンビーノ「密輸ルートはシチリアか?」

アニエロ「いえ」

ガンビーノ「メキシコか?」

アニエロ「それは‥」

ガンビーノ「バレないと思ったのか?私は君を尊敬しているし大事に思っている。しかし‥アメリカに麻薬を持ち込むのなら‥君を殺さなければならないだろう」

ガンビーノ「下がりたまえ‥よく頭を冷やして考える事だ」

アニエロ「はい」


ガンビーノに注意されたアニエロは‥とある人物と電話をしていた。


アニエロ「ヤバいガンビーノさんににバレた」

バルベーラ「案ずる事はない。ステファノさんは存命かね?」

アニエロ「はい。」

バルベーラ「ならば彼に頼ると良いだろう‥彼とは少し縁がある。私の名前をだせば彼も君を受け入れるはずだ。」

アニエロ「わかりました」


アメリカ
ORGA幹部‥ステファノ‥別邸‥

ステファノの支配地区はノースカロライナ州〜ミシシッピ州までの太西洋に面した地域だ。

1ノースカロライナ州「139390平方km」
2サウスカロライナ州「82931平方km」
3ジョージア州「153909平方km」
4アラバマ州「135765平方km」
5ミシシッピ州「125443平方km」
6テネシー州「109247平方km」
7フロリダ州「170305平方km」
合計916990平方km


カルロスは
1ルイジアナ州「135382平方km」
2テキサス州「696241平方km」
3アーカンソー州「137733平方km」
4ケンタッキー州「104659平方km」
合計1074015平方km

ガンビーノはニューヨーク
を始めとしたノースイースト全て+4つの州

1コネチカット州
2ニューハンプシャー州
3バーモント州
4マサチューセッツ州
5メイン州
6ロードアイランド州

7ニュージャージー州
8ニューヨーク州
9ペンシルバニア州
敷地面積‥469630平方km
※ノースイースト

               

10オハイオ州「116096平方km」
11インディアナ州「94321平方km」
12ミシガン州「250493平方km」
13イリノイ州「149997平方km」

合計1080537平方km


ミケーレは
1ミネソタ州「225181平方km」
2アイオワ州「145037平方km」
3ウィスコンシン州「169639平方km」
4カンザス州「213096平方km」
5ミズーリ州「180553平方km」

合計933506平方km

一見‥ガンビーノに偏って‥カルロスに少なく見えるが地図でみれば広さは同じぐらい。厳密に言うと違う。

この4人の上にBOSSがいて5人でアメリカ全土の闇社会を操っている。

ステファノが支配している7つの州はかつて‥南北戦争の時に‥「奴隷制」を主張する南部の白人たちによってアメリカ合衆国を離脱し、連合国と名乗った‥11の州の内の7つである。

ORGA幹部‥ステファノの収入源は主に

1人身売買
2臓器売買
3タバコの密売

である。この3つを主軸としながら‥影でアニエロとアンジェロを操り‥その2人を主軸とした麻薬組織を創っている。人数は不明

4麻薬組織の設立

また裏で‥メキシコへの武器の密輸‥密売もしている。現在‥メキシコのガンショップでは合法的に武器を購入するのが難しい。理由は‥政府がガンショップをコントロールしているからだ。

それに目をつけたステファノは‥闇市場を開き‥武器を始め‥人間の臓器‥麻薬などを密売している。また‥非合法に様々な動物たちから‥角や毛皮などを剥ぎ取りそれも売りさばいている。

5武器の密輸‥密売
6麻薬の密輸‥密売

またステファノが独自に創った‥白人だけで統制された情報調査及び処理会社によりステファノは様々な情報を得ている。

7情報調査会社

さらに‥ステファノの息のかかった新聞社に複数の人間を潜り込ませ‥現在‥ステファノの部下の男がそこの社長を務めている。つまり新聞社をも掌握していると言う事だ。

8新聞社の掌握

ガンビーノの窃盗団から盗品を受け取りその品を闇市場で高値をつけて売っている。元々盗品である為‥0円で得た商品を高値をつけて売りさばいている。特に時計や宝石は高値で売買されている。宝石や時計などの利益は共同である。

人身売買と麻薬のステファノ

1人身売買
2臓器売買
3麻薬組織の設立
4密輸‥密売「タバコ‥武器‥麻薬など」
5情報調査会社の設立+「新聞社の掌握」


暗殺と闇金のガンビーノ

1暗殺「殺し屋」
2密輸‥密売「禁酒‥盗品」
3密輸ルートの確立「麻薬」
4窃盗団の設立
5闇金融「高利貸」
6詐欺団の設立「詐欺‥インサイダー取引」
7男性‥女性向け風俗店営業
9組合たかり
10多数の会社の経営→隠れ蓑にして「ヤミ賭博」


そして‥

アニエロ「thank you very much」

ステファノ「礼には及ばんよ」

ステファノ「ガンビーノの追っ手は今‥NYからこちらに向かっているそうだ」

アニエロ「やはり」

ステファノ「だが安心すると良い。私の知り合いに良い男がいる。」

アニエロ「誰ですか?」

ステファノ「赤坂という日本人だ。日本にある彼の別邸に暫く身を隠せば‥大丈夫だ」

アニエロ「日本ですか?」

ステファノ「あぁ‥君も麻薬取引をしているなら知っているだろ?日本では‥こちらの価格の数倍〜数十倍の値段でコカインや覚せい剤が売れる」

アニエロ「はい。」

ステファノ「そこならガンビーノの目から逃れ‥自由に麻薬取引ができる」

ステファノ「行ってみないか?」

アニエロ「行きます。」

ステファノ「では赤坂‥頼むよ」

赤坂「ステファノさん。わかりました。」

赤坂「聖‥アニエロさんを日本の別邸までお連れしろ」

聖「了解しました。」

アニエロ「君は?」

聖「アニエロさん‥パーティー以来ですね?」

アニエロ「そうだな」

聖「ついて来て下さい。道中の身の安全は‥俺の信頼する‥優秀なボディーガードのゴンザレスがあなたを守ります。アニエロさんよろしくお願いしますね。麻薬ビジネスをするなら日本は最高の場所ですよ」


アニエロ「あぁこちらこそよろしく頼むよ」

そして‥アニエロは麻薬ビジネスの最前線‥日本に行く事となった。その間にもステファノと赤坂による‥マーケットの準備は確実にそして密やかに‥進行していた。


そして‥あの男は‥再びアフリカにいた。


安田「ジェイ‥5km先に黒人がおるわ」


ジェイ「OK‥安田」

超人的な聴覚で黒人の足音をとらえた安田はジェイにそう伝える。

ドンっ静かな闇空の中‥銃声が響く

黒人はとっさにかわし‥弾を避けた。

ジェイ「すまない。外した。」

安田「大丈夫や問題あらへん」そう言うと‥安田はライフルを構え‥全速力で逃げる黒人の足音をとらえると‥音で場所を割り出し‥静かにライフルを構えた‥。


黒人が息を切らし‥止まったのを確認すると‥
安田はライフルを黒人めがけて狙撃した。 

ドン‥っ‥バタ‥黒人は安田のライフルの餌食となり‥倒れた。即座に救護班が到着すると‥黒人をトラックに乗せた。

安田たちはレオポルド王がかまえた要塞より‥はるか遠くの地で‥ひっそりと「ハント」していたのであった。


その様子を‥ドローンのカメラ越しにみていた。Shoたちは‥。


上田「あの野郎‥許せねぇ」

たかひろ「人の命何やと思ってんねん?絶対ギッタギタにしたる」

Sho「2人とも落ち着いて下さい」

上田  「落ち着ける訳ねぇだろ」
たかひろ「落ち着ける訳ないやん」

ジェフ「まぁまぁここは堪えろ。2人の気持ちはわかる」

富田「ここで何とか救出せなあかんわ」

Sho「そうですね。とにかく作戦を練りましょう。」


そんな会話をShoたちがしていると‥

清水「レオポルド王と連絡とれたで」

Sho「本当ですか?」

清水「ほんまや。今アークさんが王に話しをしてくれてるわ」
 
Sho「助かります。これで何とかなるかもしれません」

清水「何か秘策でもあるんか?」

Sho「とっておきの奴がありますよ」

Shoたちがアフリカで黒人救出作戦を開始した頃アメリカではあるニュースが話題となっていた。

Emmaアナ「ここでニュースの時間です」

Emmaアナ「黒人連続射殺事件について新しい情報が入りました。‥犯人の男は未だ逃走中ですが‥犯人が使用していたと思われる銃が発見されました。」

Emmaアナ「ここで現場と中継を挟みます」

Emmaアナ「マイクさーん‥」

マイク「はい。こちら現場のマイクです」

マイク「犯人が使用したと思われる銃はこの辺りで発見され‥警察が今入念に調べています」

マイク「現場となった大通りは人通りの多い所で‥普段は‥バーに入る客やショッピングをする人間でごった返しております」

マイク「また周辺住民によると‥最近見慣れない東洋人が‥バーに出入りする様になったと話しています」

マイク「警察はその東洋人が何かを知っているとみて探していますが‥未だに足取りをつかめません」

マイク「現場からは以上です」

Emmaアナ「マイクさんありがとうございます」

少し前の事‥レックという男について行った田口はとある‥バーにいた。

田口「で?何をしてほしいんだ?」

??「なぁーに簡単な事さ。ゴミの掃除だよ」

田口「ゴミ?」

??「あぁそうだともゴミだ」 

田口「なるほど。高いぜ。いくらだす?」

??「500でどうかな?」

田口「5000万だ」

??「わかった今すぐ用意しよう」

そして‥

田口「ターゲットは彼奴か?」

田口は銃を構えると‥6km先のビルの屋上から撃った。ドンっドン

市民「きゃぁ〜」

市民2「何だ何だ?」

市民3「おい大丈夫か?しっかりしろ?」男性が倒れた黒人を揺さぶると‥胸から血を流し倒れていた。

市民3「‥早く救急車を」

医者「どきたまえ」

その時‥1人の医者が現れ‥応急処置を施し‥黒人男性は病院に運ばれたが‥間もなく死亡した。

ちょうどその頃‥上田たちは‥黒人を救出するべく動き出していた。

Sho「上田くんくれぐれも慎重に頼みますよ」

上田「わかってるよ」

安田たちは‥人里離れた所に住んでる黒人たちを狙っていた。そこでShoたちは‥マイケルたちを使い‥安田をおびき寄せる事にした。ただし命の危険が伴うので‥防弾チョッキを着用してもらった‥。

Sho「マイケルさんどうですか?」

マイケル「今の所気配はない。」

その時‥安田は

安田「ジェイ‥誰か来よるで。」

ジェイ「誰なんだ?」

安田「音からして黒人である事は間違いない」

ジェイ「なら獲物だな。どれ」

安田「待て行かんほうがええ」

ジェイ「なぜだ?」

安田「変なんや。微かやけど‥服と肌やない何か?そう防弾チョッキがすれるような音がすんねん」

ジェイ「防弾チョッキだと」

安田「そや‥。もう暫く様子見た方がええわ」

その様子を遠目でみていたアークと清水は

清水「引っかかりよらんなぁ」

アーク「そうだね。敵もかなりの手練だ」

その時‥Shoから無線で連絡が入る

Sho「清水さんアークくんよろしくお願いします」


清水「了解」
アーク「了解だ」

2人は救急班のトラックを罠にかけて襲撃した。作戦は見事ハマり‥トラック横転。その混乱に乗じて‥黒人を助け出す事に成功した。

次に黒人が目覚めた時医療用のベッドの上だった。


黒人「ん?ここは」

看護師「目覚めましたか?」

黒人「あなたたちは?」

田丸医師「我々は国境なき医師団だ」

田丸医師「君は‥人攫いの集団に襲われて‥危うく連れ去られる所だったんだ」

話しを人通り聞いた黒人男性は

黒人「ありがとうございます」そう涙を流して喜んだ。 

その頃‥安田たちは

安田「何やて?」

ジェイ「どうした?」

安田「救護班のトラックが何者かに襲撃されたらしいわ」

ジェイ「何だと!!!?」

その頃‥諸星は‥カジノの任務を久保に任せ‥隠れ家のTVで「黒人連続射殺事件」のニュースを見ていた。

諸星「怪しい東洋人?バー?」

しょう「何かあるなぁ‥いっぺんその辺調べてみるか?」

たくみ「そうやなぁ」

諸星「玉森‥行くぞ。」

玉森「了解しました」

諸星‥しょう‥たくみ‥玉森チームは隠れ家を出て‥事件のあったミシシッピ州へと向かった。

ちなみにミシシッピ州はアメリカでも2番目に黒人の多い州である。


少し前の事

ステファノ「どーもミシシッピは最近‥ゴミ「黒人」が多くてうっとおしい」

レック「そうですね‥ステファノさん」

ステファノ「何だね?」

レック「1つゴミ掃除をしてみてはどうでょうか?」

ステファノ「ゴミ掃除かぁ‥しかし‥あまり派手にやると騒がれるぞ。」

ステファノ「誰にやらせるんだ?」

レック「例の東洋人を使いましょう」

ステファノ「東洋人を」

レック「はい」

ステファノ「何か考えがあるのだね?よかろう」

ステファノ「ゴミ掃除の件は君に任せるよ。」


その頃‥FBIでは

ミハエル「長官‥サミーという男がこちらの囮捜査に引っかかり‥モーガンに薬物を売ったようです」


フーヴァ長官「でかした。すぐにサミーを逮捕しろ」

ミハエル「了解しました」


その頃‥田口は‥ひっそり身を隠していた。田口は確かに黒人を射殺した。しかし‥

田口「‥くそッハメられた」

田口が逃げ回る間にも‥黒人たちは殺され続けられた。その間‥警察の目は完全に田口だけに向いていた。

地元警察では

刑事「事件前夜‥怪しい東洋系の男が見掛けられています」


刑事「東洋系の男はバーで‥包を受け取ると‥その場を立ち去り‥その数時間後‥第1の事件が発生しました」

刑事2「バーと事件現場は目と鼻の先で‥また周辺住民の話しによると‥事件当夜‥見慣れない東洋系の男がマンションにいたのを何人もの住民が目撃しています」

警部「なるほど引き続き調べてくれ」

刑事たち「了解しました」


新米刑事「警部ー‥東洋系の男を捕らえてきました」

たくみ「痛たっ引っ張んなや」

新米刑事「こら大人しくしろ」

たくみ「なんべんも言うてるやろ?俺は探偵でFBIに協力してるって」

新米刑事「そんな嘘誰が信じるんだ?いいから早く本当の事を言え。殺ったのはお前なんだろ?」

たくみ「ちゃうわ。ミハエルっていうFBIに聞いてくれたらわかるわ。電話番号も知ってるし」


警部「こらこら‥ダニーよく調べもしないで失礼だろ?1度FBIに確認してみるよ。そのFBIはミハエルと名乗ったんだね?」


たくみ「そうや」

ミハエルに確認をする警部。数分後‥‥



警部「いやぁ〜すまない悪かったね。こちらの不手際だ。‥ダニー‥君も謝るんだ」

ダニー「。ごめん」


たくみ「いや別にわかったらそれでええねん。もう堪忍してや」


その頃‥玉森たちは

玉森「皆さん大変です」

しょう「どないしたんや?」

玉森「たくみさんが警察に連れて行かれました」

しょう「何やっとんねん‥あいつ」

しょう「ミハエルさんには連絡したんか?」

玉森「はい。しました」

諸星「なら多分‥大丈夫だろ」

しょう「そうやな‥それより‥東洋系の男に‥ついて調べなあかんわ」

諸星「とは言っても俺らも東洋人だから‥聞き込みしたら怪しまれるし‥うーんどうしようか?」

しょう「そうやな‥?あ!!やったらレジスタンスから協力者呼んだらええやん」

諸星「協力者?」


その時‥一人の男が現れた‥。


横山「そんなことやろ!?思ったで‥協力者呼んできたで」


しょう「横山!!?来とったんか?」

横山「昨日来たんや。」

しょう「昨日!!?」

横山「せや。それより協力者の‥ランディーさんや」

しょう「おおぉーランディーやないか?元気しとったか?」

ランディー「あぁ元気だ。」


そんな話しをしていると‥たくみが戻ってきた

たくみ「何や?俺がおらん内にえらい盛り上がってるやん?」

しょう「早いやん?。てっきり逮捕されてもう出てこえへんと思ってたで」

たくみ「ひど‥そりゃないわ。って横山おるやん?」

横山「たくみやんか?久しぶりやな?」

たくみ「どないしたん?」

横山「どないした?やあれへんやろ?手助けに来たんや」

たくみ「手助け?」

横山「せや。どーせあのニュースの東洋系の男探してんねんやろ?」

たくみ「まぁそうやけど‥」

横山「もっと頭使わなあかんわ。東洋系の男は警察も探してるんやで。そんなとこに俺ら日本人が行ったら100%怪しまれるやん?」

しょう「横山の言うことも一理あるわ」

たくみ「あぁ‥ほんでランディーがおるんか?」

横山「察しええな」


玉森「あと一人ほしい所ですね?」

しょう「せやな」

諸星「とにかく赤坂の居所を掴む手がかりがほしい所だ。」

玉森「ですね。今回の事件の黒幕の一人でしょうからね」

たくみ「せやな。赤坂らを止めんと黒人被害者が増える一方やわ。はよ止めなあかんわ」

しょう「まぁ赤坂がやったかどーかは別として一枚噛んでる事は間違いないわ」

玉森「協力者誰かいませんかね〜?」

たくみ「うーん」

玉森たちがそんな会話をしていると‥一人の‥男が現れた。

??「その話し俺に協力させてくれないか?」

玉森が振り返ると‥そこには大柄の黒人男性が立っていた。

玉森「あなたは?」

??「俺か?俺はドミニクだ」

玉森「協力してくれるんですか?」

ドミニク「あぁ君たちの事を100%信用した訳ではないが‥困ってるんだろ?」

玉森「はい」

ドミニク「ならば協力するよ」

玉森「ありがとうございます」

たくみ「よし‥ランディー&ドミニクペア決まりやな」

諸星「ランディー‥ドミニク頼むぞ」

ランディー「OK諸星‥任せとけ。行くぞドミニクついて来い」

ドミニク「OK‥了解‥ランディー」

こうして異色のペア‥ランディー&ドミニクが結成された。

玉森‥しょう‥諸星‥たくみ‥横山の5人は近くのHOTELからドローンを使い街の様子や怪しい人物がいないかを確認しながら‥ランディーたちの報告を待った。

ランディー「ドミニク何かわかったか?」

ドミニク「いや‥酒屋の店主は何も覚えていないそうだ。」

ランディー「そうか」

ドミニク「それにしても意外だな?」

ランディー「何がだ?」

ドミニク「あんたのような白人は皆俺たち黒人を毛嫌いしているものだと」

ランディー「ドミニク‥それは誤解だ。」

ランディー「確かに‥白人の中には君たち黒人を差別しているものはいる。だが‥全ての白人が君たちを差別している訳ではない」

ドミニク「そうか?そうだよな。ランディー俺は君に出逢えて良かった。」

ドミニク「一生‥白人を誤解したまま人生を終えるとこだった」

ドミニクがこう言ったのには訳があった。知ってると思うがアメリカにおける黒人差別は‥世界でも類を見ない程酷い。だが‥差別をする白人にも白人なりの理由がある。


そのエピソードの1つがこれである。


黒人女1「人種差別主義者や」

青年「人種差別主義者扱い。上等じゃねえーか?勝手にしてろよ。」

青年「お前らの偏見にはウンザリだ。お前ら黒人に俺がどんな酷い目にあってるかも知らねえくせに勝手な事言ってんじゃねぇ。」

青年「始めに俺を差別したのお前らじゃねえーか?」

青年はそう言うと‥その場を立ち去った。どうやら青年は‥黒人たちにイジメられた過去があるようだ。

また別の男の子は‥


女1「あの人黒人の子供ちゃうん!?」

女2「多分‥黒人の子やから」

それを聞いた白人男性たちは

白人男性「もう。あの子とは関わらないように」

白人少年「やーい黒人の子やーい黒人の子」

白人少年「死ね死ね死ね死ね死ね死ね」その噂のせいでその男の子は白人たちからイジメをうけました。

その子はその後‥自殺した。その無責任発言で死亡した少年がいた事を女1は知らない。

黒人のせいで白人からイジメをうけて死亡した少年の親と‥親友は黒人を深く恨むようになりましたとさ。

黒人支持派の女性「人種差別や」

黒人に子供を殺された男性「上等だよ。俺の子供を殺した奴なんか人間ですらねぇーよ」

黒人支持派の女性「だからと言って人種差別はいけない」

黒人に子供を殺された男性「ふざけんな。だったら返してくれよ!!!!」

黒人支持派の女性「何をですか?」

黒人に子供を殺された男性「俺の子供だよ。」

黒人に子供を殺された男性「俺の子供返せっつってんだよ!!!!!!」

それを聞いた女性は言葉を失った。

男性はアメリカのTV生放送中に起きた被害者の家族であった。

この事件は‥黒人のヴェスターフラナガンが元同僚であるカメラマンとリポーターを殺害した事件である。

その後‥フラナガンは自殺したが‥それでも‥被害者家族に残った心の傷は癒えない。と言う。

確かに‥白人たちにも批はある。だが‥フラナガンの動機とされる。銃乱射事件にはリポーターとカメラマンは無関係である。つまり‥2人は無関係と言っても良い事件のせいでただ白人であるという理由だけで殺されたのである。


黒人が白人に殺害される事件も確かに多数ある。

その一方で白人が黒人に殺される事件も確かに存在するのである。

白人が黒人を差別するのは肌の色だけが原因ではない。もっと根本的な所。根っこの部分に言葉では言い表し切れない何かがあるのだ。

子供を殺された‥家族の心の傷は‥10年たっても20年たっても癒えるモノではない。

黒人にも傷が深く残っており‥白人にも傷が深く残っている。

よく日本のネット上で流されるNEWSはどれも白人が理不尽な理由で黒人を殺した。というNEWSばかり。その白人が理不尽な暴挙にでる根本的な理由を知らないから‥皆‥悪人だと思い込む。


黒人が白人を殺せば差別に耐えきれなくなったからだ。と言われて哀れみの言葉をかけられる。

一方‥白人が黒人を殺せば‥人種差別主義者扱いのレッテルをうけて‥世間から批判の的になる。

それ自体がもうおかしいとは思わないか?

黒人なら差別に耐えきれなくなったから‥人殺しをしてもいいの?駄目だよね?

もしもしていいという理屈なら‥障害者差別をされたから‥人殺しをしてもいいって話しになるよ。

駄目だよね?障害者差別に耐えきれなくかったから人殺しをして良いか?どーか?

答えはダメに決まってます。どんな理屈やお題目を並べても殺人は殺人‥。許される事じゃないんだ。

そもそも殺人自体が‥純粋な悪である事にかわりはないが‥暴挙にでた白人にも黒人を殺したい程憎む何かがあった事は確かだ。それは差別だけが原因ではない‥別の憎む理由があったのだ。それを知らないから‥白人ばかりが悪く書かれる。

一部の白人は確かに人種差別をする。だが全てではない‥。

一部の白人は人種差別をしてもそれだけが理由で黒人を殺したりはしない。それ以外にも理由がある。その理由を知らずに‥人種差別主義者のレッテルをはるのはいささかおかしくないか?

もし‥動機が‥別にあるなら‥それは人種差別でも何でもなく純粋な殺人だ。

そもそも‥人種差別の根源ともされる‥奴隷制度‥発症の地は「古代エジプト」つまりアフリカ大陸である。つまりアフリカ人が初めに人類で奴隷制度というモノを生み出したのである。

よく‥奴隷制度と聞くと‥黒人のイメージが強い。だが‥それはアメリカ大陸だけに限った事で‥世界では古くから‥黒人以外の人種も奴隷として売買されてきた。その最も‥有名な事例がオスマン帝国第7代皇帝‥メフメト2世の存在である。彼は‥ムラト1世とヨーロッパ人奴隷との間に産まれた子供であった。

つまり‥黒人も白人もアジア人も皆‥戦争で負ければ平等にその扱いを受けてきた。それが歴史なんだ。白人が黒人を奴隷にした根本的な原因と理由は‥根っこの部分‥1番はじめは‥アフリカ大陸でアフリカ人が生み出した奴隷制度が原因なんだ。


つまり‥巡り巡って‥アフリカ人が生み出した奴隷制度は世界を駆け巡り‥後のアメリカ人がアフリカ人たちをアフリカ大陸から人をさらい奴隷にした。もしかしたら‥根っこの部分1番はじめはは黒人が白人を奴隷にしてた可能性だってある訳さ。その事に不満をもった白人が奮起して自らの知恵で武器を生み出し‥報復「復讐」したとしたら??その可能性については考えた事はないかい?

奴隷制度という人類を苦しめてきた‥悪魔の制度をつくった‥アフリカ人たち。そのアフリカ人たちへの報復として‥アメリカ人たちはアフリカ大陸から人をさらい奴隷にしたのだとしたら?

それが‥悪魔の制度をつくった‥アフリカ人への報復だったとしたら?どうだろうか?

※人物設定‥口調は現実と少し変えてあります

裏切り

この物語は半分実話‥半分嘘のストーリーだ。いや下手したら半分以上実話かも(笑)うそうそ‥でも半分以下は本当かもね。もちろん現実の絵者‥その時の人物の心情などは若干違うこともある。


付属情報「差別関連」


①日本人差別
②外国人差別
③男性差別
④障害者差別
⑤ユダヤ人疑惑差別
⑥容姿差別
⑦学歴差別

わかるかい?タクヤは今までの人生でこれら全ての差別を受けてきた。

一部の日本人からはややこしい鼻のせいで‥外国人扱いをされて差別される。日本人優遇姿勢‥外国人の血が混じったタクヤは迫害の対象となった。

韓国人からは日本人の血が混ざってるという理由だけで迫害され差別される。母親が日本人‥ただそれだけの理由で彼らはタクヤを差別した。

また男性だからこその様々な差別も受けてきた。そこに加え‥障害者だからこそがうける様々な差別や迫害も受けてきた。

その外国人のような鼻や‥低身長である事で‥ある一定の層から‥容姿差別も受けてきた。

鼻の形が悪いから‥身長が低いから‥ブサイクだから‥何かと理由をつけては彼らは差別した。

その他にも学力差別だ。タクヤがただ勉強しなかっただけで‥彼奴は‥馬鹿だからとかあほやからとか。何かと軽侮されてきた。これを学力差別と言わずして何と呼ぶ?馬鹿だからあいつにはこの仕事しかない。タクヤの同級生は‥タクヤにそういった‥これは立派な差別だ。人身売買してる奴と何も変わらない。

タクヤは道具のように扱われ‥機械のように扱われ‥挙げ句は犬扱い。差別的な言動を浴びせられ‥さらにはユダヤ人の疑惑までかけられてユダヤ人だからこそ受ける差別も受けてきた。

彼らにとってタクヤは差別の対象でしかない。

ユダヤ人であり障害者であり‥日本人であり‥外国人であり男性でもある。

この時点で7つの勢力と7つの差別。7つの呪いを受けてる。

もうこれ以上の差別をタクヤに押し付けるのは少々‥酷だとは思わないか?

だから‥断言します。タクヤには日本人と白人の血しか混じっていない。


タクヤに対する差別的言動をやめないグループ

そう‥いわゆる「タクヤ」は障害者である。どこの障害とは言わない。伏せておく。

そんなタクヤに対して妙な偏見をもつグループが存在します。

彼らは‥タクヤの事を国民の税金で暮らしている怠け者だと勘違いしています。タクヤの人生史上‥生活保護になった期間は僅か数ヶ月です。それ以外は年金も貰わず‥自分で働いた給料で生きてきました。

タクヤは他人と会話するのが少し苦手な男の子です。

彼らは‥タクヤの事を道具のように扱い‥ゴミだの‥クズ等と罵ってきました。

タクヤはそうした‥差別に耐えに耐えてこれまで幸い犯罪を犯していません。

タクヤは障害者差別をされたから人殺しをしていい訳ではない。と知っているからです。

どんな理屈とお題目を並べても殺人は殺人決して許される事じゃないんだ。

タクヤはその事をよーく理解しております。だから‥これまでどんなにイラッときても人殺しは愚か人を殴った事すらない男です。

さぁさぁそんなタクヤを罵る集団‥理由を考えましょう。

別のチャプターで8人の女性とタクヤはKISSをしたと書きました。

好きな子が目の前でタクヤに盗られた腹いせに彼らはタクヤを調べました。

するとわかった事はタクヤは障害者である事です。その事を知った男は激高します。

今まで見下していた障害者に‥女を盗られた。それだけでその男は次第に豹変し‥障害者への恨みをつらみを溜め込んでいきました。

ある時‥爆発します。その男は狂気に満ちた顔でなんと人殺しとなってしまいました。


男が殺人を犯した理由は

①障害者差別
②見下していた障害者に女を盗られたから
③上手く行かない人生への焦り

この3つであると作者である私は考えています。
もちろん私の推測ですが‥。

そして‥最初の白人の話しに戻りましょう。

彼らは‥黒人を忌嫌い‥数年に何度か‥白人警官が黒人を射殺した。というNEWSが流れ込んできます。理由は‥様々です。

①間違えて部屋に入って不審者と勘違いしたから
②黒人差別の結果‥理不尽な殺人を犯した‥者など。

これを上の男に照らし合わせて考えてみましょう。

男が殺人を犯した理由は障害者差別の結果である。

②の黒人差別の結果‥理不尽に黒人を射殺した警官も同じだったのではないでしょうか?

①黒人差別の結果
②見下していた黒人に女を盗られたから。もしくは生まれた子供が黒人の子供だったとか?
③そしてオバマ政権にかわってから‥今まで上手くいっていた人生が上手くいかなくなった。
つまり上手くいかない人生への焦りがあったのではないでしょうか?


黒人を差別する事も障害者を差別する事も差別という観点では同じ。

別に彼らを庇う気はありません。

どんな理由やお題目を並べても殺人は殺人‥決して許される事じゃないんだ。

そして‥差別する心がある限り‥人をモノのように扱い‥人身売買する輩が必ずいつの時代も存在する。そして‥人身売買とは何か?どういう犯罪か?どれ程の重罪か?また‥人をモノのように扱う事が‥どれ程‥残酷で残忍な事なのか?

作者である私がこの小説で伝えたいのは‥今まで描かれなかった闇の部分と人身売買の残忍さである。

それでもまだ障害者差別が正しいと感じるなら‥あなたも人身売買をしてる輩と何も変わらない。

薄汚れた心をもったどす黒い精神の持ち主である事を自覚出来るはずです。


もちろん‥全ての人間が障害者を差別したりしません。白人も同じです。全ての白人が黒人を差別する訳ではない。中には黒人が好きな白人もいる。

それでも‥障害者差別と同じようにある一定数いつの時代もそうした人間は必ずいます。

ただ‥作者である私はこの小説をみて気付いてほしい‥差別とはどういうもので‥人間を道具のように扱う事が‥どれ程酷く‥残忍な事であるかを。だからこそ‥心を鬼にして書いているのです。

どんなに人気があっても‥

どんなにルックスが良くても

どんなに話術に優れていても

心が曇っているなら‥せっかくの男前も台無し。そうは思わないか?

差別を辞める事はきっとタバコを辞める事よりも彼らにとっては難しいかもしれない。

彼らにも彼らなりの理由があって差別をしている。人によって理由は様々だ。彼らにとって差別という魔法のドラッグを辞めるのはきっと覚せい剤を辞めるのと同じぐらい過酷で‥困難な事だと思う。

それでも‥彼らに変わってほしい。気付いてほしい。いつの日か彼らが変われる事を信じて‥その願いを込めて書いています。

そして‥差別という心の醜さと‥客観的に文章のみで第三者として見た時‥自分が如何ほどダサい男なのか?その事に気付けたのなら‥差別を辞めろとまでは言わない。ただ男ならせめて‥レディーの前でぐらいカッコよく振る舞ってみたらどうだい?

そしたら‥あの子の君に対する評価は変わるかもしれない。

君が差別という魔法のドラッグを完全に辞める事ができた時‥君の想いはあの子に届くはずさ。だから‥少しでいい‥頑張ってごらん。

差別にもいろいろある

世の中にも様々な差別がある

ユダヤ人差別
障害者差別
高齢者差別
部落差別
女性差別
男性差別

これらは全て差別である。

例えば男性差別とはどのようなものか?
兵役の有無だ。例えば‥韓国では男性は軍隊に必ず兵役に2年間はつかなければならない。これを差別と言わずして何と呼ぶだろうか?

例えば‥日本の自衛隊では一方的に男性だけが丸刈りにするように課せられている。一部の学校でも校則や規則で丸刈りをさせる学校がある。

また男性は女性に比べ育児休暇をとることが困難な事も男性差別と言っても良い。

1996年‥13歳の少年が一人の37歳の女性にレイプされたとして訴えた事件の報道をしたが‥

「少年も望んでいたに違いないさ」「夢のようなことさ」「間違いなく強姦だけど、男の子は若いうちから性的に活発じゃなきゃっていう社会通念があるから、みんなどこかで許容してしまっているのよ」といった、男性被害者に対する偏見があるとしている。

また対義語として存在する女性差別もある

代表的な事例は例えば‥ロシアでは女性は456種類の専門職につくことができない。

ヨーロッパでは処女でない事を理由とした結婚の無効など。

これも全て差別である。

また高齢者差別では
高齢者が邪魔者扱いされてつまはじきにされたり‥病院や養護施設において劣悪な虐待をされたり‥家庭内での看護や介護で嫌がらせや虐待をうけるなど‥こういった事も全て差別である。

障害者差別として代表的な事例は
就職や職場で不利な扱いをうけたり‥じろじろ見られたり避けられたり‥差別的な言動をされたり‥職場や学校での嫌がらせやいじめをうけること等がある。

これも全て差別である

また歴史的にみてもユダヤ人も迫害や差別の対象になっている。これまでにも多くの事件がおきておりその殆どがユダヤ人差別をする人間の仕業である。

こうした差別をやめられない人間たちもまた人身売買をする人間と同じような
どす黒い差別心をもった人間であると言える。差別する心が人身売買のような悪魔の所業を生み出すのだと改めて考えてほしい。

それでもまだ‥こうした全ての差別が正しいと感じるなら‥救いようのない差別主義者だと言える。

※どこまでが小説でどこまでが実話か。これについてもご想像にお任せします

裏切り

天使‥悪魔‥タクヤ‥たっちゃん。ゆうた。クミ。恋愛。青春。ミステリー。

  • 小説
  • 長編
  • 青春
  • 恋愛
  • ミステリー
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2019-09-06

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