遺書

今、猛烈に怒りを感じている。
それと同時に完全なる私への使命をひしひしと感じる。
人生の為、過去の為、未来の為。
言葉は血や肉になり、全てを表している。
初めての感情に戸惑いは無い。
寧ろ、やっと来たかと思うのだ。
数日で終わる筈は無いだろう。
今、2019年9月4日午前3時7分。
死ぬことにした。つまり生まれ変わるということだ。
一世一代が、決して覆ることは無い。
心臓が動いている。地に立っている。
若さ故、徹夜している。
そうして今、猛烈に力が湧き出ている。
全てが揃った。何も恐れることは無い。
さようなら。

遺書

遺書

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-09-04

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