感傷

子どもの頃 撫でられたように
昨夜 殴られた
良心へ感傷に浸りながら
シャワーで水に流した

子どもの頃 夢を見ていたように
今も 見ていた
希望に不安を抱えながら
布団の中で夢に逃げた

複雑な街を走ってる中で
ぶつかりながら失くして
転びながら拾ったものもあった
そうして
じっとを手を見つめると無かった
そこには折れた心しか無かった

子どもの心 忘れられないように
深夜 殴り書きした
将来に想いを馳せながら
言の葉を川に流した

尖る鉛筆を走らせる中で
ぶつかりながら丸くなり
転がしながらかけたこともあった
そうして
じっと紙を見つめると無かった
そこには折れた芯しか無かった

感傷

感傷

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-08-21

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