いのち

　世界中で　キミを想うと
　涙が出る　雨が降る
　僕たちは　それぞれの夢に
　生かされてる　生きている

　正しいとか　間違いだとか
　見えているものだけに縛られながら
　時に　はみ出して　一人　さ迷ってた
　悩みの果てに　望みはあるのか

　そんな風に語れる頃には
　僕等の道は　一つじゃない

　こんな夜は　キミを想うと
　心苦しく　懐かしく
　僕たちは　それぞれの明日に
　過去を重ねては　重石と成せて

　そぐわない者同士　ぶつかり合い
　苦々しく　傷が染みても
　ふっと　生まれてくるもの　熱い　熱き思いが
　命綱となり　それが『強さ』だと知る

　そんな風に出遭える頃には
　縛られた時間も　許せられるだろうか

　世界中で　キミを想うと
　涙が出る　雨が降る
　僕たちは　それぞれの夢に
　生かされている　生きている