碧の静寂

独りの空間が幸せ。
彼は言った。

静寂は心地良い。
青空を独り占めできる。
心安らげる風に身を任せて。
そのままの自分でいられる。
取り繕わなくていい。
その開放感は、なにものにも変え難いほど大事。

私にも深く理解できる感情。

人間だから。
生きていると、心の波は変化し続けていく。

望んで静寂を選んでも、再び温もりに触れたくなる瞬間が訪れるかもしれない。
それもまた人生。
過去に掴まれる時があっても、自分を責めることはないと思う。
手に入れた自由は、そこにあるのだから。
無くなったりなど、しないから。


彼の心が永遠に守られ、安寧であり続けますことを祈って。

碧の静寂

碧の静寂

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-08-18

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