仄かな灰色、炭の香

曖昧、曖昧と言われては

黒を隠した遠い夏

逢いたい、逢いたいと乞われては

白を刺された遠い春

相対、大体寂寞で

相対、大体媒体で

落ち着くけしきを見たことがない

落ち着くけしきを見せたことがあっただろうか

逢いたい、逢いたいと乞われては

相対、歪んで過ぎ去るときと

ときに譫妄、とかされ失明

相対壊れて心中か

燃ゆる大地に妬く熱帯夜

仄かな灰色、炭の香

仄かな灰色、炭の香

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-08-18

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