弱輩者
ろっく
はやい
現実から逃げた
真実に嘘をついた
たまに振り向くと
そこに馬鹿がいた
後々死ぬのも知らずに
弱さ 本当の事は隠したまま
新しい街で生きる未来
未だ 君に言われると苦しい
でも何故か何処か安らぐ
僕は 何もかも無くしたまま
今日も死を覚えながら
詩で怯えている弱輩者
渦中から消えた
言葉に罪を着せた
さらに夢を見ると
そこに馬鹿がいた
後々死ぬのも知らずに
悪さ 都合の程は言わずもがな
哀れな人に嘆く嫌い
嫌だ 僕が言いたいだけと気付き
ふと不完全な涙を拭う
僕は 過去の角見つめたまま
明日も死を見据えながら
詩で擦れている弱輩者
弱輩者