女優2

バリカンが動く

大きく足を開いて天井に伸びている。
腰に枕が入れられて幸枝の黒々とした陰部は、照明に照らされて光り輝いていた。
この日の為に国分大臣が仕上げた下腹部の茂みが、漸く日の目を見る時が来ていたが、雪子には全く判らない。
自分が仕掛けたので、当初のホテルでの雪子の股間を思い出して眺めている泉院主。
「この様に不浄な物が沢山生えている女性は、俗世の煩悩を抜くのに苦労をするのですよ!」そう言いながら、幸枝の陰毛を触ると「ひぃーーー」猿轡の中で声を発する幸枝。
カメラは廻っていないが、この場に居る人達全員の目に自分の股間が晒されていると思うと恥ずかしさで一杯に成っている雪子。
「肛門の動きをご覧下さい!喋っている様に動いていますでしょう?」幸枝の肛門を見て話す泉院主。
「後で調べますが、この動きは前だけでは無くて、この部分にも俗世の不浄が感じられます!若奥様は淫乱なのでは?」
「えっ、淫乱なのですか?それでは得度式まで進め無いのでしょうか?」
「この身体から淫乱、不浄を今から取除いて参りましょう!奥様もご一緒にご覧下さい!」
「真理さん、先ずはこの部分から処理しなさい!」肛門から小陰唇の下の部分までを指で示す。
この部分には殆ど濃い陰毛は無く産毛が生えているが、先ずは雪子に衝撃を与える為だ。
その後は諦め、そして自分で感じ始めて、最後は淫乱状態に追い込む作戦で、トップ女優の下半身をスクリーンに露呈させる段取りだ。
シャボンを容器で泡立てると、刷毛に浸けて幸枝の肛門の近くに刷毛を落す。
「ひぃーーーーーーーーー」の声が猿轡から漏れるが、身体は完璧に縄で固定され両足は大きく開かれて、天井に伸びて動かす事も出来ない。
腰は枕を入れられて突き出した状態で、台のぎりぎりの場所に陰部が突き出た状態だ。
注射の効果は少し触られるだけでも、ずきずきと雪子の性的刺激を引き起こしていた。
肛門の廻りから小陰唇の下まで白く塗りつぶすと、真理が細い日本剃刀を持って白いシャボンと一緒に産毛を剃り始めた。
「うぅ、うぅ」何処を見ているか判らない目隠しの中の幸枝の目を、カメラが追って嗚咽の漏れる口元を写す。
「奥様!ご覧下さい!ここが何か喋る様に動いているでしょう?これはこの奥にも殿方を受け入れる場所が在る証拠ですのよ!」
「えっ!それは破廉恥な事ですわね!娼婦の様な!」覗き込む輝子。
幸枝の肛門の動きを見て教える様に言う泉院主。
微妙な刺激だがアナルでも膣でも無い部分への刺激は、もっと強い刺激を求める気分を増幅させる効果が有る。
細い日本剃刀は微妙な隙間を綺麗に剃り上げ、白いシャボンが跡形も無く消えるのに時間は掛らなかった。
「カット!次バリカンのシーンに成ります!」の勝田監督の声に急に我に返る雪子は、自分の髪を刈られると思って「うぅぅぅーーーー」大きく頭を振って訴える。
「自分の姿を見て驚きながら、刈り取られてしまう幸枝の姿です!次ロングで廻しますので、準備の方も怠らない様にして下さい!」
「一気に剃り上げる場面までロングですか?」
「後で編集しますので、早乙女さんの気分が損なわれるので、止めません!」勝田の声が悪魔の言葉に聞こえるが、どうする事も出来ない程、身体は動かない!声は出せない!自分が想像もしていなかった罠に填まってしまったと考えていた。
陰部は益々疼き始めているのが、自分でもよく判る雪子。
自分はこの様にされるのが元々は好きだが、映画でこの様な姿を晒す事はとても出来ない事だった。
国分大臣は世界に通用する日本の本番SEX作品で、SM的要素を持った作品を作るのが夢だった。
勿論日本の上映ではカット、暈かしの連続なので大きな編集が必要だが、海外と裏ビデオ用では画期的な作品なので、ヒットは確実だと考えて計画をした。

「準備出来た様ですね!」勝田監督が見廻して言った。
祐子はつるつるの頭を垂らして、両手両足を天井から吊り下げられた状態は変わらない。
本当に惨い姿だが、撮影が終了するまで吊り下げて画面に幸枝とのツーショットを写す予定に成っている。
全裸で身体中の毛を剃り上げられて、無惨な姿の祐子だが意識が戻ってどの様に騒ぐのか?
泉田プロデューサーが撮影所に入って来たのはその頃で、勝田監督に封筒を手渡して笑顔で光景を見ていた。
「はい、スタート!」
「髪が変な感じのままですわ!奥様お願いします!」
纏めて有った長い髪が中途半端に乱れて、まだ纏まった部分が残っている。
輝子がハサミを持って、幸枝の頭の方に進むと「本当ね、この様に成っていたら刈り取れないわね」左手で一部纏まっている髪を引っ張った。
「うぅぅうーー」驚いて声を出して首を動かしているが、その時陰部に冷たい金属が押しつけられた。
バリカンの腹が臍の下に押しつけられて「ギー、ギー」と動くと、今度は輝子が纏められた髪の中にハサミを入れて「ジョキ、ジョキ」と切り裂く。
纏められていた髪がぼそっと溢れ落ちる様に幸枝の頭から落ちた。
上下を同時に刈り取られて、何も見えない雪子は恐怖に成る。
その時「見せてあげるわ!」輝子が目隠しの黒い鉢巻きを外す輝子。
「うぅ、うぅーー」目の前に真理の顔が見えて「驚いた?今刈り取っているのよ!ほら」そう言って刈り取った陰毛を幸枝の乳房にふりかけの様にまき散らした。
白い乳房に黒い短い毛が散らばっている上に、輝子が切り落した髪の毛の束を置いた。
「うぅ、うぅーー」顔の表情が一気に変わった幸枝。
「それ程心配しなくても、長い髪の毛が残っているわよ!得度式はこれからよ!」泉院主が微笑む。
「ギー、ギーギー」と音がして、恥丘に向ってバリカンが動いて、僅かな陰毛を刃先に咥えて刈り取って動きが止る。
「これ以上刈れないわ!シャボンを塗って!」真理が洋子に伝えた。

浣腸,糞射

真理に言われて洋子がシャボンを泡立てて「綺麗にして貰いなさいね!」不気味な笑みを浮かべていきなり、クリトリスの近くに刷毛を落した。
「ひぃーーーーーーーーー」の声が猿轡の間から漏れて大きく頭を振る幸枝。
「お呪いの液が入っているのよ!色情が強い程刺激を感じるらしいわ?如何?」
刷毛を大きく動かすと「ひぃーーーひぃーーー」下半身を震わせる様に動かす幸枝。
「相当色情が強い様ですわ!若奥様の女の性は相当なものですわ!先に浣腸をして腹の中の物を出し切った方が良い様ですね」泉院主が言うと「これはどうしますか?」洋子が刷毛を持って尋ねる。
「取り敢えず蒸らして起きなさい!直ぐに綺麗にするから必要です!浣腸の準備をしなさい!」
二人の尼層に命じる泉院主。
洋子は再びシャボンを刷毛に浸けて、大陰唇の陰毛に塗り込むと「ひぃーーーーーーーーー」の声を出しながら、大きく頭を振り両手と両足の先に力が入る。
「何が入っているのですか?」輝子が尋ねる。
「これは清めの為にハッカ液が入っています!」
「私も聞いた事が有ります!淫乱女を調べるには最善の方法だと!」
「奥様は物知りですわ!この顔をご覧なさい!疼いているのですよ!シャボンが膣口に流れて燃えているのです!」
「ひぃーーーーーーーーーた、す、、、」声が途切れながら聞こえる。
「もう良いでしょう!蒸らしなさい!」
真鍮の洗面器からタオルを取りだして、四つに畳みながら「パン、パン」と叩く。
そしてそのまま幸枝の陰部に押しつける様にあてる。
「ひぃーーーーーーーーーーーーーーーーー」大きく足と手を震わせる幸枝は、熱さとヒリヒリとした感触に身体が硬直して、一瞬意識が飛んでしまった様だ。
「カット!良かった!段取り通りです!」勝田監督が満足そうに言う。
ぐったりとしている雪子は、目が疲れを訴えて解放して欲しいと訴えた。
「すみませんね!早乙女さんには未だ未だ耐えて頂かなければ、次は浣腸シーンが待っていますよ!」顔の近くで教える様に言う勝田監督。
「うぅ、うぅうーーー」大きく首を振って訴えると「早乙女さんは、どの様な撮影にも文句は言わないと契約されていますよ!この映画は日本初の本格SM、本番作品なのですよ!記念すべき第一作の主役ですよ!世界に売れますよ!世界的大スター早乙女雪子の誕生です!頑張って身も心もこの映画に捧げて下さい!」
「うっぅぅーーー」大きく首を振って初めて聞いた真実に驚く雪子。
「大丈夫ですよ!早乙女さんが何度も逝ける様にしてあげますから、安心して下さい」
完全に自分は借金の為に売られたとこの時初めて思った。
京映が成人映画を製作して、世界に売り出そうとしている事実、自分がその破廉恥な映画の主役させられている事実は衝撃だった。
あの吊り下げられている女優も多分騙されているのだろう?薬で眠らされているので、抵抗も何も無く身体中の毛を剃られた?
それなら、私も身体中の毛を剃られてしまうの?あの子は眠らされて剃られたが、自分はどう成るのだろう?今髪は切られたが、初めの約束の長さ程度だ。
私の場合、京映の顔的女優だから、その様な馬鹿な事はしないだろう?
その様な事を次々考えていると、目の前に大きな浣腸器が二つ並べられて、既に牛乳が入っている様だ。
本当に?と思った時「はい!浣腸シーン!スタート!」といきなり勝田監督が叫んだ。
「少し太いから、いきなりは痛いですよ!」院主が真理に指示をする。
小さなクリームを手に持って、指にたっぷりとすくい取る真理。
「若奥様、大丈夫よ!このクリームは気持ちが良く成る成分が入っています!」
直ぐに幸枝の肛門の襞の部分に指がクリームを塗り込み始める。
「うぅ、うぅ、、いゃーーーや、め、てーー」口の中の布が唾液で小さく成って、言葉が少し漏れ聞こえる様に成っている。
指がマッサージをする様に肛門の周辺を這って、指が肛門に滑り込むと「あぅ!や、めーて」と言いながら首を振る幸枝。
洋子が浣腸器を持って指の近くに浣腸器の先を近づけると、指を抜き取ると間髪を入れずに肛門に浣腸器の先を挿入した。
「あぅ、うぅ、うぅーーーだ、めーー」頭上に伸びた足に力が入る。
首を大きく振ると短く成ったが、まだまだ長い黒髪が台から垂れ下がって大きく揺れている。
一本目はスムーズに吸込まれて、幸枝の下腹が少しふっくらした様な気がする。
二本目の浣腸器を持っているのは輝子で、既に我慢が出来ないサドの血が騒いでいた。
「奥様自らが、とどめをされるそうですよ!ご苦労様です」泉院主が手を合わせて祈る仕草をした。
洋子が抜き取ると間髪を入れずに、幸枝の肛門に突き刺す輝子。
「これで貴女の不浄な物を全て吐き出して、仏門に入るのよ!判りましたか?」
だが二本目は簡単には入っていかない。
「ゆ、る、し、てーーーーー」顔が紅潮して苦しそうに成って、半分程残した状態で中々押し込めない。
「まだ残っているわ!呑み込みなさい!」力を入れて浣腸器のポンプを押し込む輝子。
「く、る、し、、、、」幸枝の身体から汗が噴き出して、顔面は必至の様相に成っているが、輝子は諦めずに徐々に押し込み、僅かに成って「直ぐに吐き出さない様にしますので、奥様浣腸器を抜かれる時、これで押さえて下さい!」コルクの様な物を持って待ち構える真理。
輝子がゆっくりと浣腸器を抜き取ると、敏速に横から幸枝の肛門にコルクの栓を突き差し押し込む。
「ぎゃーーーーーーー」その痛みに大きな声を発する幸枝。
その声を聞いて「今、不浄な物が少し身体から飛び去りました!でも未だ未だ若奥様には残っています」泉院主が適当な事を言うが、既に幸枝の耳には聞こえない。
腹痛と膨満感が次々と襲いかかり、何も考える事が出来ない状況に成っている幸枝。
「た、す、け、てーーーー」の言葉に幸枝の大きく膨らんだ下腹部を触って「そろそろですね」院主が言うと大きなオマルを尼層が蓋を広げて、幸枝の肛門近くに持って来て準備が終った。
「それでは、不浄の物が飛び出します!」
コルクの栓を横から洋子が抜き取ろうと触っただけで「ドバーーーーービシャー」とコルクも一緒にオマルの縁に当たって跳ね返ると大きく飛んで、見学の泉田の上半身に当たった。
驚く泉田は「くさい!」と一言で立ち上がって上着を脱いだ。

断髪地獄

「カット!良い感じでした!泉田プロデュサー大丈夫ですか?」
勝田監督は驚いて泉田の所に走って行った。
「次の準備をお願いします!」大北助監督が指示をして、放心状態の雪子の陰部をタオルで拭き取り、次の撮影に進む様指示をした。
雪子を今度は上半身の首と両手を木枠で固定する為に抱き起こした。
何も言わずに放心状態で、スタッフに身を任せた状態だ。
先程の浣腸の衝撃でまだ自分を取り戻していない雪子。

しばらくして「泉田さん臭いが取れないと帰られてしまったよ!」笑う勝田監督。
「ここは臭うので、隣の部屋に移動します」
大きく天井に伸びていた足は下に降ろされて、雪子の乗せられた台を数人が押して移動して行くが、当初からここで次の撮影を予定していたのか、色々な道具が既に揃えられていた。
雪子にはまだそれが目に入っていなかった。
木枠の端にはフックが在り、頭上の縄に結び付けられて固定された。
下の台が三分の一取り外されて、両足を投げ出した格好で上半身が起き上がった雪子。
今でも肩より長い黒髪は、揃っていないが美しい光沢を発していた。
「うぅ、うぅーー」漸く自分の首が木枠の中に入って動かせない事が判った雪子。
両足の膝にはサポーターの様な物が巻付けられて、それぞれにフックが付けられている。
縄師の坂田がそのサポーターのフックに天井から垂れ下がった縄を結び付ける。
自分の状況がどの様に成っているのかが漸く理解され始めると、自分の近くには剃刀とか、バリカン、ハサミ、タオル、シャボンのカップ、刷毛が置いて在り、理髪店の様に見えてこれから自分に何をするのかが想像出来た。
予想は的中して、直ぐに膝が吊り下げられて座った状態で膝だけが上がってM字の様に成った。
「準備が出来た様ですね!先程の部屋は唯今消臭中で、この後の撮影の準備をしています。皆さんが撮影する頃には綺麗に空気も入れ替わっているでしょう?」
「それにしても、美人の排便は臭いましたわね!」輝子と手下の二人が大きな声で笑った。
雪子に対する辱めを増幅させる為に、大袈裟に言って笑った。
「お陰で大変迫真の絵が撮影出来ました!今度も綺麗に剃ってぱっくり見せて下さいよ!世界中に早乙女雪子のファンが急増しますからね!」
「うぅ、うぅうぅーーー」首を振るにも動かせ無い状態、両手の先が木枠から出て居るが何も触る事が出来ないので、広げたり閉じたりする程度だ。
膝からつま先までは動かす事が出来る程度で、全くの拘束状態だ。
「も、う、ゆ、るして、、、」片言の様に口走るが、照明が点灯して股間に光が照らされ、雪子の顔にも照らされて撮影開始を示唆した。
「始めます!剃毛シーン!連続撮影で流します!スタート!」
「奥様若奥様は大変淫乱な身体をお持ちの様で、普通の得度では収まりません!後程和尚様にお願いして付き物、不浄な物を落して頂こうと思います!」
「それは和尚様にお願いするのですか?」
「得度が終っても不浄な物が消えない様な気がしますので、特別にお願いを致します!さあ!若奥様の得度式を同時に行って、清めて下さい!」
「同時に?」輝子が再び尋ねる。
「そうです!若奥様の不浄な毛を全て今から剃り落してしまいます!」
「全て?」
「そうです!同時に陰毛と頭髪を剃り落します!」
「成る程!それでは私に散髪をさせて下さい!この子の美しい髪を息子に捧げたいと思います!」
「それは良い事です!奥様の気持ちが息子様に伝わるでしょう?」
「うぅ、うぅーーーや、め、てーーーー」首を後ろに向けられない幸枝。
目の前では早速シャボンを泡立てた真理が、股間に身体を落して「綺麗にしてあげるわね!院主様がその後天国に送って下さるわ!」
真鍮の洗面器には男性のペニスの形状をした芋茎が浮かべられて、準備が整っている。
刷毛にたっぷりとシャボンを浸けると、下腹部に刷毛先を落すと勢い良く円を描く様に陰毛を白く染めた。
洋子が日本剃刀を持って、塗られるのを待っている。
一方輝子は櫛を手に持って、ジグザグに切られた幸枝の髪を櫛で伸ばす様に揃え始めた。
「ゆ、る、し、てーーーーー」動かない頭を動かそうとしている幸枝。
「安心して任せるのよ!」伸ばした髪を左手で持つと、幸枝の目の前にハサミをちらつかせて、顔の前に髪を持って行って「ジョキ、ジョキ」と切る。
「ひぃーーー」僅か切られただけで、幸枝の顔色が大きく変わる。
勝田監督はこの大きく怯える幸枝の絵柄と感じて悶える絵柄が欲しいのだ。
「ジョリ、ジョリ」急にスタジオの中に剃り上げる音が響いて、全員が幸枝の股間に目が向いた。
下腹部を洋子が剃り始めて、集音マイクがその直ぐ上に置かれて音を拾うので、臨場感が素晴らしく剃られている幸枝が驚く程の音だ。
「ジョリ、ジョリ」の音と同時に剃り取られた陰毛が、白い半紙の上に載せられて幸枝に見せる。
「どう?少し剃っただけでこの量だわ!気分は?」
と言った時、今度は「ジョキ、ジョキ」と大きな音が聞こえて、輝子が背中に流れていた髪を沢山切り取った。
「ほら、こちらもこんなに切れたわ!」片手に二十センチ程の髪の毛の束を持って、幸枝の目の前に見せた。
「ゆ、る、してーーーーー」そう言いながら目尻から涙が滲み出る。
「ジョリ、ジョリ」の音が再び聞こえて、下腹部が青白く剃り取られて白い部分が消えた。
恥丘から大陰唇は全くの手つかずの状態で、股間から洋子が離れて真理がシャボンの容器を持って入る。
「ジョキ、ジョキ」再び輝子がハサミで幸枝の髪を切り刻む。
一気に首の一部が後ろから見える様に成った。
今度は床に切った髪をそのまままき散らす様にする輝子。
「、、、、、、、、、」何も言わずに涙を流しているだけの幸枝。
股間に入った真理が恥丘から大陰唇に刷毛を滑らせると、泣いていた幸枝が「あっ、あっ」と感じ始める声を出した。
「ご覧なさい!泣いていたのにもう感じ始めたわ!本当に淫乱ね!」
泉院主が言った時、兼田住職が入って来て「困っているらしいね!」笑顔で覗き込むと、いきなり乳房を右手で揉み「中々良い感じだ!私に任せなさい!」と言った。

青白い陰部

陰部に打たれた注射の威力は、雪子の理性を崩す程の効果を示していた。
無惨な状態でも陰部を触られて感じてしまうので、我慢が出来ない程敏感に成っている。
気に成る頭髪よりも股間の疼きが強く成って「あっ、あっ」猿轡の間から漏れて、時々目が虚ろに成っている。
刷毛で陰部を再三刺激されて、真理が大陰唇の皮膚を横に引っ張って小陰唇にも刷毛が入って、尿道口、ピンクで勃起しているクリトリスに刺激を与える。
先程よりも薄くしたハッカ液が、燃える様に刺激を与える調整がされていた。
先程はハッカの刺激に激痛が走る程だったが、今は程良い刺激に代えているので陰部が疼いてしまう。
「どう?気持ち良いでしょう?」不気味な笑みを見せて真理が刷毛で膣口の廻りを刺激して楽しむ。
「あっ、あっ、だ、だ、めーー」悶える幸枝。
輝子はその様子を見ながら、更に短く「ジョキ、ジョキ」と切り刻んで、短い髪を床にばらまいて楽しむ。
幸枝は髪より、陰部の刺激に気が向いているので殆ど気にしていなかった。
左耳に被さっていた髪は既に切られて無く成り、項と左耳には髪が覆っている。
「そろそろ良い様ですね!」洋子さんお願いするわね」泉院主が言う。
兼田住職がハサミを持って、長襦袢を切り始める。
白い長襦袢は汚れて、所々色が変わった様に成っている。
「院主!得度の時衣類は禁物ですよ!お忘れですか?」適当な理屈を付けて長襦袢を切り裂いてしまう。
「ジョリ、ジョリ」左の長い大陰唇の陰毛を上から剃刀がシャボンと一緒に剃り取って行く。
「うぅ、うぅーーーや、め、てーーーー」と言うが内心は感じている幸枝。
大陰唇の長い陰毛が白いシャボンと一緒に剃り取られて、青白い地肌が露出した。
洋子はその皮膚を大きく引っ張って、小陰唇の方から剃刀を入れて再び剃ると「ひぃーー」の声が猿轡から飛び出す。
輝子は今だ!と左耳に被さっている髪を持って「ジョキ、ジョキ」と切り刻み幸枝の左耳が完全に露出した。
「ほら!」そう言いながら手に持った髪を床にまき散らせる。
兼田住職は長襦袢を切り裂き、引っ張って幸枝の身体からぼろ切れの様に抜き取り全裸にした。
洋子が今度は右側の大陰唇の陰毛を同じ様に上から「ジョリ、ジョリ」と剃り落して、白いシャボンと一緒に半紙に載せた。
この撮影の為に、国分大臣が育毛剤で伸ばした陰毛が大いに役立っているとは、剃られている雪子にも判らない。
同じ様に右の小陰唇を大きく剝き出して、剃り上げる洋子の指に「ひぃーーーー」の声を出す幸枝。
恥丘の下から、クリトリスの廻りに密集して残すだけに成っている陰毛。
真理が交代で股間に入ると、意地悪く再び刷毛で突く様にクリトリスの近くに丹念に刷毛で弄くる。
「あっ、あっ、あっ」声と同時に目が虚ろに成っている幸枝。
それを見計らった様に輝子が、項にまで伸びた状態の馬の尻尾の様な髪を持って「ジョキ、ジョキ」と切り裂くと、白い項が露出して完璧なショートカットの無惨な頭に成ってしまった。
「ここだけね!」指を差す院主、洋子が股間に入ると細い剃刀を持って「ジョリ、ジョリ」と細かい部分を剃り始める。
剃刀の背でクリトリスのピンクの豆を、剃る様に撫でて「ひぃーーーーーーーーーー」大きな声を出して遊んでいる。
「ジョリ、ジョリ」「ジョリ、ジョリ」と小刻みに動かして微妙な部分を剃り上げて、堅くて長い陰毛を剃り落して行った。
「あっ、あっ、あっ」剃刀が動き、真理の指がピンクの豆を触る度に声が出て、涙に濡れていた顔が何処かに消えていた。
「もう終りよ!残念ね!」そう言って僅かに残った陰毛を剃り落して、タオルで拭き取ると青白い肌は剃毛後に浮かび上がる程変わった陰部に成った。
「院主様!綺麗に剃毛が終りました!」
「そう、剃り残しが無いかよく調べなさい!」
「はい、判りました!」今度は真理が指で皮膚を引っ張って調べ始める。
「あっ、あっ」大陰唇の皮膚を左右に大きく広げられて、膣口がピンクの肉片を露呈するまで広げた。
「大丈夫ですが?若奥様のまんこが洪水に成っています!」
「そうなの?予想通りの淫乱な様ね、今から始末しましょう!」
「はい!カット!」ロングで撮り続けて漸くカメラを止めた勝田監督。
「続けて、芋茎責めの撮影を行いますので、輝さんは残りの始末をお願いしますね!その次兼田さんの出番ですので宜しくお願いします!」勝田監督も興奮が収まらないのか、何度も左手で股間を触っていた。
それはカメラマンも男性スタッフ全員同じ様な仕草をしていたのだ。
先程まで黒々としていた陰部が綺麗に成って見えると、異なる感覚に成る様で不思議な光景だ。
「泉院主と輝子の責め!お願いします!」
「それではスタート!」
「綺麗な口がパックリと、涎を溢していましたね!これを食べさせて、昇天させてあげるわ!」真鍮の洗面器から男性のペニスの形に似せた芋茎の束を手に持つ泉院主。
「うぅ、うぅーーーや、め、てーーーー」首を動かそうとする幸枝だが、動かせない。
輝子がバリカンを台の上から手に持って「ギーギーギー」と幸枝の目の前に見せる。
「や、め、てーーーー」バリカンを見て怯えるが、首も頭も殆ど動かす事が出来ない。
左手で短い髪に成った幸枝の頭を押さえる様に持つ輝子。
「や、めてーーーーーーー」大きな声が猿轡の隙間から聞こえる。
股間に入った泉院主が、左手で青白い大陰唇の皮膚を広げ様として「真理さん!広げて貰える?」真理が右横から手を伸ばして、大陰唇の皮を左右に引っ張って広げる。
小陰唇が左右に割れて膣口がピンクの肉片を覗かせる。
その開いた膣口に芋茎の束をゆっくりと挿入する泉院主。
「私が乳を少し揉んでやろうか?」左側から兼田住職が幸枝の乳房を揉む。
「あっ、あっ、うぅ、だ、、めーーー」滑り込んで入る芋茎。
「ああーーああーー」と言った時、頭を抱え込む様に額にバリカンの刃が入って、輝子の不気味な笑みがやがて「ギーギーギー」の音に変わった。

哀れ美人女優

「うぅ、や、め、ああーああーーああー」頭に気が付いたが、芋茎の束を一気に押し込まれて「ああーああーーー」と感じてしまい抗う事を忘れる程、子宮口に到達していた。
「芋茎のエキスが子宮に染み込むと、男根でなければ収まらなく成るのよ!そうして不浄な物を取り払うのよ!判った!」泉院主が束を動かして刺激を与えると「ああーーああーーーだめーだめーーあ、た、まーー」
バリカンが頭頂部まで進んで、白い乳房にも長い髪が落ちて兼田住職の手にも絡み散った。
幸枝の頭には既に白い筋が出来て、もう元には戻せない。
「思い切り叫びなさい!真理さん!猿轡を外してあげなさい!」泉院主が意外な事を言った。
それは映画の撮影が台無しに成る可能性も含まれているからだ。
だが勝田監督は敢えて外す方を選らんでいた。
真理が咥え込んだ木を布で巻いた猿轡を外して、口の中の布を引っ張り出した。
「ふぅーー」大きく息を吐く幸枝だったが、」次の瞬間「あなたた、、、ああーーああーーーだめーーやめてーーー」大きな声がスタジオに響き渡って、頭を抱え込む輝子は再び額にバリカンの刃先を入れた」
「やめてーーーゆるしてーーーああーーああーーーだめーーだめーーだめーー」もう何が駄目なのか判らない状況で、芋茎を動かされて膣内は愛液と芋茎のエキスが溢れている状態。
「やめてーーーー」「ギーギーギー」と勢い良くバリカンが動いて二筋目の筋が頭頂部まで達し、兼田の乳房を揉む手が髪の毛で一杯に成った時「だめーだめーーいっちゃうーーいっちゃうーーー」の声と同時に急に力が抜けて気を失った。
「落ちた様ですね!奥様早く刈り取って下さい!」
「ギー、ギーギー」と輝子の手の動きが早く成って、次々と刈り取り始めた。
「ギーギー」「ギー、ギー」の音が続けて響き、次々と刈り取られてしまう雪子の髪。
「今度目覚めたら、マンコが疼いて男を求めますよ!兼田さんの出番ですね!」
「私は前も好きだが、後ろが大好きなのですよ!」
「早乙女さんの後ろは処女でしょう?最後に兼田さんにお願いしますよ!」
「そうですか?それは有り難いです!」
「うぅ」目覚める様子を見て、空かさず北村医師がクロロホルムのタオルで顔を覆い再び眠らせた。
マスクを雪子の顔に装着して暴れるのを防ぐと、輝子が残り少ない髪を刈り上げて「綺麗に成ったわ!坊主の出来上がり!」嬉しそうに言った。
「凄いわね!腰まで在った長い黒髪が無く成ると、可哀想な気もするわ」
「そうね、この髪の毛の山を見て、髪の毛で布団が作れるわ」そう言って笑う輝子。
クロロホルムのマスクをされて、隣に新しい台が運ばれて来ると、今度は雪子を俯せにして木枠が今度はギロチンの様に変わっていた。
天井から雪子の腰に革のベルトが巻付けられて引っ張ると、今度は両足を四つん這い似させて足を固定してしまった。
少し両足が開かれているので、後ろから雪子の肛門から無毛の陰部が丸見え状態だ。
木枠も天井から吊り下げられているので、頭の位置は背中より少し下がった状態。
「後ろからライト!」大北助監督の指示で照明の位置を決める。
ライトで照らされて一層、雪子の肛門と膣が丸見え状態、少し開いた様な膣はよく見ればピンクの肉片まで見えている様に錯覚する。
陰毛が無いのが格別エロ画像を作りあげている様だ。
突き出した雪子のお尻の横に、何やら変な物が運ばれて来た。
クリームと一緒に置かれて居るのは、ビー玉の様だ!それも何個かのビー玉が繋がっている様だ。
兼田和尚が衣を脱ぎ捨てて、褌姿に成って肩にバスタオルを掛けて待っている。
頭の所には先程の祐子の剃髪に使われた道具が一式運び込まれた。
日本剃刀が三本、タオル数枚、シャボンと刷毛だ。
頭を殆ど動かせないので、剃髪には支障は無い様だ。

準備が整いつつ有る頃、父達三と兄恭介は雪子と連絡が出来ないので、京映の本社に電話で聞いていた。
電話では今日はスタジオで撮影ですと言われて、折角東京に来たのだから雪子の撮影風景を見て帰ろうと場所を聞いてやって来た。
だが、スタジオの入り口でガードマンに入れて貰えず押し問答に成っていた。
ヤマト投資顧問も、吉田商会も存在しない事を突き止めて、雪子にその事実を教えて何か変わった事件が他に起っていないか?を尋ねる為に連絡をしたのだ。
「俺は早乙女雪子の父親だ!ここで娘が撮影をしていると聞いて、見に来たのだ!何故入れて貰えない!」
「そうだよ!これから夜行列車で秋田に帰るから、十分で良いから会わせてくれ!」恭介も詰め寄る。
二人は交互に頼み込むが「ここで早乙女雪子さんが撮影されているとは聞いていません!」別のガードマンが出て来て答える。
「本社ではここで娘が撮影していると聞いて来たのだ!」
「実は関係者以外立ち入り禁止で、我々も入れないのです!」
「どうしてだ!」
「実は京映始まって初めての成人映画の撮影で、女優さんが、、、その裸ですから部外者は入れないのです。それに早乙女さんが出演される様な作品では無いので、ここにはいらっしゃっていません!ピンク女優さんが数人です!」

「その様な作品を撮影していたのか?それならうちの娘が出る筈無いな!本社の事務員がスタジオを間違えたのか?」
「そうでしょう?私も早乙女さんを今日は見ていませんから、来られていませんよ!早乙女雪子さんは僕も憧れの女優さんです!」
「そうなのか?それはありがとうな!俺は雪子の兄!」
「恭介!今から別のスタジオ捜すと、汽車に乗り遅れる!諦めるか!」
「親父!成人映画の撮影風景見たい気もするけれどな!」
「入れて貰えないだろう?」
「はい、部外者も京映の人も限られた人以外は入れません!泉田プロデュサーも少し前に帰られました」
「泉田さんって聞いた事が有る!やり手の人だ!」
「その方が美人の糞が、、、、、と呟きながら帰られました!糞って、、、、」首を傾げるガードマンに挨拶をして、二人は上野駅に向って帰って行った。

南無阿弥陀仏

殆ど動かせないが、もしもの場合を考えてマスクを外すと、チューブの中央に布を巻付けた物を雪子の口に咥えさせて、両端を木枠に結び付けて一層動かない様にした。
マスクを外されると、しばらくすると目覚めるのだが有らぬ事を口走るのと動くのを止める。
「もう直ぐ目覚めるから、準備宜しいでしょうか?アナル責めと剃髪、そして兼田住職のバックからの挿入と続きます!はい!スタート!」
丸坊主の頭の側でシャボンを泡立てる真理と尼僧、頭は多いので二つのカップを泡立てている。
真鍮の洗面器にはタオルが浮かべられて、シャボンの塗られた跡を蒸す様だ。
「カット!」目覚めない雪子の影響で、少し間を置く勝田監督。
「クロロホルムを吸込み過ぎて、遅れていますね!」北村医師が雪子の側に来て確かめる様に言った。
「まだ気が付きませんか?」
「後二三分で目覚めるでしょう?大丈夫です」
「気が付くと同時にむずむずして、我慢出来ない様に成っていますよ!」泉が言う。
「私は堅さには自信が有るが、大きさには自信が無いのだよ!」
「品川院長の薬で一層ぱんぱんでしょう?」
「その通りですが、出しませんよ!最後のファイナルまでね!」
「頼みますよ!兼田さん!」笑顔で勝田監督が話した時、雪子が目覚め始めて「うぅ、うぅーーーや、め、てーーーー」と喋り難いが言葉を発した。
「お目覚めですね!ではスタート!」勝田監督の声が響いた。
「若奥様!綺麗にしましょうね!」真理がシャボンの容器を左手に持って、いきなり刷毛でシャボンを頭頂部に落した。
「うぅ、うぅーーー」
「もう髪の毛は無いのよ!綺麗にした方が良いでしょう?」
「うぅ、うぅ」今度は肛門に泉院主のクリームの付いた指がマッサージをしながら滑り込んだ。
頭は直ぐに白く塗り上げられていたが、肛門が気に成って感知していない幸枝。
肛門に挿入された指はゆっくりと動かして、幸枝のアナルを解してゆく。
ビー玉にもクリームが塗り込まれて、つるつると滑る様に準備がされた。
「さあ、蒸すわね!」タオルを大きく広げて、白く塗られた幸枝の頭にタオルを巻付けて、ターバンの様にする。
「うぅ、うぅーーーや、め、てーーーー」少し熱かったので気が付いたのか、急に頭に気が向った。
だが次の瞬間「い、た、いーーー」の言葉と同時に肛門にビー玉が押し込まれようとしていた。
丸いが指より相当太いビー玉、泉院主が力を入れて無理矢理押し込むと「いたーーーーーーやーーめーーーてーー」の声を残して、最初の一個が滑り込む。
「うぅー」
「鏡で見せてあげるわ」手鏡を顔の前に持って行くと、ターバンの様に巻き上げた頭を幸枝に見せる真理。
その姿を見ている時、二個目のビー玉が滑り込む。
二個目は比較的簡単に滑り込んで、幸枝に大きな痛みは無かった様だ。
三個目が挿入された時、ターバンに巻付けたタオルが取り払われて、再びシャボンを塗り始める。
同時に二人が刷毛で塗るので、素早く真っ白に成った頭。
輝子が剃刀を持って「私が綺麗にしてあげるから、息子の御霊をお願いするわ!」と台詞を言うと「ジョリ、ジョリ」と額から剃り始める。
「うぅ」の声が出ると四個目が挿入されて、幸枝は苦しい気分に成ってくる。
「そろそろ馴染んだかな?」泉院主が連なった十個程のビー玉を持って、今度は少し引っ張る。
「うぅ、うぅーーーや、め、てーーーー」幸枝が声を出すと、今度は押し込む。
「うぅうーーーひぃーーーー」五個目のビー玉まで肛門に食い込む。
「ジョリ、ジョリ」素早く頭は剃り上げられて、青白い部分が広がって短い黒い髪と白いシャボンが混じった物が半紙に置かれている。
「あぅ、うぅーーあっ、うぅいーーー」幸枝の表情が徐々に変わって、肛門を刺激されて喜んでいるのか、苦しんでいるのか判らない。
兼田住職が褌をとき始めると泉院主が右横に移動して場所を譲った。
取り払われた褌の中から、決して太くて長くは無いけれど、如何にも堅い感じの男根が既に隆起していた。
「ジョリ、ジョリ」ビー玉で遊ばれている間も、徐々に剃り進んで後頭部は既につるつるで、額の一部も頭頂部に向って青白い筋の様に剃られていた。
兼田住職が幸枝の後ろに立つと、数珠を出して念仏を唱える。
「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏!」
そう言い終わると、数珠の束を腰の部分を支えている縄に引っ掛ける。
右手で自分の男根を持って、左手で数珠を引っ張る様にして男根が幸枝の膣に近づく。
「あぅ、ああーーーああーーーーーーーたすけてーーーー」大きなこえと同時に幸枝の膣に勢い良く男根がぶち込まれて大声が口から漏れた。
堅い男根が肛門から入ったビー玉を擦りつけて、洗濯板に擦りつけた様な痛みと刺激が幸枝の陰部を襲っていた。
「ああーああーーや、、、いゃーーーーこわ、、、れ、、るーー」
徐々に腰を動かし始める兼田住職は「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏!」と言いながら腰をゆっくりと動かす。
幸枝は「ああーああーーや、、、いゃーーーーこわ、、、れ、、るーー」と言いながら「ああーああーいっちゃうーーいっちゃうーーーああーああー」と不自由な口から言葉を発する。
兼田住職は相変わらず動きを早くせずに、ゆっくりと腰を動かしているだけだ。
だが幸枝はもう堪らない刺激に、目の焦点が定まらない状態、鼻で呼吸をしているが「ああーーああーーーいくーーーいっちゃうーーーだめーー」の声が、何度か出るが時々項垂れた様に大人しく成る。
既に頭は殆ど剃り終わり「外して良いですよ!」輝子が言うと、真理が口のゴムを取り外す。
「ふーー」と大きな息をする幸枝だが、兼田の腰の動きが変わると「ああーああーーや、、、いゃーーーーこわ、、、れ、、るーー」
「南無阿弥陀仏!南無阿弥陀仏!」の声で「ああーーああーーーいくーーーいっちゃうーーーだめーー」の声で口から涎を流しながら、気を失って頭が落ちてしまった。
「カット!」の声が大きくスタジオに響いて「休憩に入った」

夫婦の再会

気を失った雪子の拘束を解き始める坂田清吉。
「良い感じで逝っちゃいましたね!二穴が好きだったのですね!」
一人事の様に言いながら、木枠を外すと完全に気を失って雪子は全裸で責められた股間を晒していた。
青白く光る股間に愛液が流れ出して汚れているのがよく判る。
尼層達がタオルを持って来て、先ず顔を拭いて綺麗にするとメイクの横田と柳田が道具を持ってやって来た。
「メイクの前に北村医師にガスを吸わせて貰います!」大北助監督が指示をした。
「北村医師!九十分程度大丈夫でしょうか?」
「長いですね、ぎりぎりですが大丈夫でしょう!」
北村医師がボンベから繋いだ酸素マスクの様な物を雪子の顔に被せると、腕時計を見て時間を測る。
しばらくして「これで限界です!撮影の失敗は許されませんよ!」そう言ってボンベを持ってその場を立ち去った。
メイクの二人が雪子の顔を整え始めると、目を開いてぼんやりと焦点が定まらない雪子。
身体もタオルで綺麗に拭いていると「あっ、いゃーん、だめーー」と乳房を抜き取る時に言った雪子。

「二日に試写をする予定でしたが、編集に少し時間が必要なので五日に変更しますので皆さんお集まり下さい!スタジオKATの三階の試写室の予定です!この作品に携わった方のみの招待に成ります。映画の公開では絶対ご覧頂けない部分も包み隠さず公開致します。必見ですよ!」
コーヒーを飲みながら勝田監督が助監督達を前に発表した。
「早乙女さんは呼ばれるのですか?」
「一応声は掛けるが、多分来られないでしょう?自分の恥ずかしい部分が大写しですからね!」
つるつるの頭に油が塗り込まれて、一段と光り輝く様に成った。
尼層の着物を着せ始めると、先程浣腸プレーの有ったスタジオに場所が変更に成った。
大きな布団が敷かれて、その部屋に向田敦が軍服を着て待っている。
兼田住職も衣を纏って、数珠を手に二人で雑談をしていた。
兼田は向田に「私は中々女性の膣では出せないのですよ!小さいのでしょうか?」
「その様な事は無いと思いましたが、先程袖から拝見しましたが、堅いのはよく判りました」
「そうですか?トルコでは遊女によくその様に言われます!今回は品川院長の薬で一層元気な気がします」
その時、勝田監督達がスタジオに入って来て「これから最後のシーンの撮影です!早乙女さんは先日の時と同じく殆ど放心状態にして有りますので、抵抗は無いと思いますので存分に吐き出して下さい!二週間後の設定に成ります。戦死した筈の庄一郎が失明した状態で帰国して幸枝を捜して尼寺を訪れるのですが、幸枝は散々遊ばれて生きる性人形に変わってしまっているのです。その為殆ど反応は有りません。雪子さんの台詞は無いので無視して進め下さい。母親輝子と言い争いながら尼寺に入って来るシーンから始めます」
輝子も着物を喪服から着替えていた。
時間も遅く成ってこの撮影が終ると日付が変わる事は確実だと思うが、全員目が血走っているので全く気に成らない。
「それでは撮影スタート!」
「お前が戦死したと聞いたので、幸枝は自分から進んで仏門に入ってしまったのよ!お前が無事ならこの様な事は無かった!許しておくれ!」
「決して無事とは言えません、目が見えないのですから」
「ここに階段が有りますよ!気を付けなさい」ゆっくりと部屋に上がって来る二人。
泉院主と兼田住職が「兎に角無事で何よりでしたな!お母様もこれで安心ですね」
「でも、若奥様は庄一郎様の戦死のショックで、記憶が混乱されていますので、覚えていらっしゃるか?」
居間の座布団の上に座る庄一郎と輝子。
「今、若奥様をお連れしますが、変わられていますので旦那様をお判りに成られるか心配です」
「兎に角幸枝に会わせて下さい!連れて帰りたいのです!」
「一度仏門に入られると簡単にはお返し出来ません!」
「ではどの様にすれば、現世に戻せますか?」
「そうですね、若奥様が妊娠でもされたらお返し致します!」
「妊娠ですか?」
「それまで苞林寺に住まわれて、お通いに成られればご懐妊されます!」
「えっ、その様な事が、、、、、」輝子が驚くと「これは特別でございます。日頃お世話に成っていますので、、、、、」住職が言う。
「若奥様をお連れしなさい!」泉院主が尼層に指示をした。
しばらくして、夢遊病者の様な幸枝が二人の尼層に両方の肩を持たれて部屋入って来た。
その姿は尼僧で、衣に白い頭巾を頭から被っている。
「元は鈴木家の若奥様で、今は当苞香院の尼僧見習いで沙弥尼と申す修行期間でございます。先程の申し出により俗世に戻れる期間でございます」
「それなら、私が引き受けて必ず連れ帰ります!」庄一郎が何処に座って居るのか判らない幸枝の場所を目で捜す様に顔を大きく動かした。
「本日を最初として、庄一郎様の夜伽を五回させますので、その間に夫婦の契りを思い出せば庄一郎様に沙弥尼をお返し致しましょう。もしも本人が拒否した場合は残念ですがお諦め下さい」泉院主が二人に告げた。
「幸枝!何処にいるのだ!」尼の衣に頭巾を被った幸枝は全く反応が無い様な感じで座って居る。
「早速お隣の部屋にお床を準備させて頂きました。今宵は久しぶりの夜をお過ごし下さいませ!お目が不自由なご様子ですので、当院の尼がお手伝いさせて頂きます」
「ありがとうございます。良かったわね!庄一郎!」
「はい、お母様ありがとうございます」
「それでは庄一郎様には湯殿で一汗流して下さい、幸尼には準備をさせます」
尼層に手を引かれて湯殿の方に向う庄一郎。
「カット!次は隣の部屋で最終シーンの撮影に成ります」勝田監督のその言葉で、スタッフ達は隣の部屋に向う。
雪子は真理と洋子の手を借りなければ立ち上がる事も、歩く事も出来ない状態に成っている。
大きめの布団が中央に敷かれて、廻りには三台のカメラが設置され、天井からも一台が布団の真上から狙っていた。

仰け反る光る頭

しばらくして、浴衣を着て部屋に戻る庄一郎と布団の上に座る幸枝。
布団の所に連れて来ると「さあ、手を前に出して下さい!幸枝さんですよ!」
「幸枝!幸枝か?」手探りで幸枝の頭巾を触って「何か変な感じですが?」
「頭巾を被られていますので、外しましょう!」真理が幸枝の白い頭巾を外し始める。
洋子が庄一郎の浴衣を脱がせる為に帯を解き始めた。
頭巾が取り外されると輝く様な綺麗な青く光った幸枝の頭がライトに輝く。
「奥様ですよ!」庄一郎の手を持って幸枝の頭を触らせる真理。
「ああーーこれは?あの美しい黒髪は?何処に、、、、、、、」庄一郎が幸枝の頭を触って項垂れる。
「若奥様は庄一郎様の御霊を拝む為に得度されたのですよ!」泉院主が答える。
「庄一郎様に対する気持ちにお変わりは無いと思いますよ!」
洋子が庄一郎の肩から浴衣を脱がせると、今度は褌を解き始める。
既に勃起状態に近い庄一郎の男根が、褌から飛び出すと「さあ、若奥様!旦那様の男根を頂きなさい!」そう言って頭を庄一郎の股間に押しつける様に押した。
「口を開きなさい!」ゆっくりと口を開く幸枝。
その少し開いた口に押し入れる様に男根を差し入れる庄一郎。
つるつるの頭を持って動かす真理。
「うぅ、うぅ、うぅ、うぅ」小さく声を出しながら咥えた男根を生尺させられる幸枝。
無理矢理生尺をしばらくさせられると「良い気持ちだ!幸枝の陰部を見て見たいが、今では見る事が出来ないので、あの感触を味わいたい!」そう言い始める庄一郎。
「そうですか?それでは奥様にも脱いで頂きましょうか?」泉院主が二人に指示をする。
幸枝の尼僧の衣を脱がせると、白い衣服の帯を解き始める二人。
庄一郎は既に全裸で布団に寝た状態に成った。
全く抵抗無く脱がされて、腰巻き一枚にされた幸枝。
すると庄一郎は上半身が起き上がって、その顔の近くに腰巻き一枚の幸枝を近づける。
「旦那様にお見せするのよ!」そう言うと横から腰巻きの紐を緩めて、一気に取除いて全裸にした。
「足を開いて、旦那様にお見せしなさい!」真理と洋子が左右から幸枝の足を開かせる。
「あっ、あっ」足を左右に引っ張られて声を出す幸枝。
股間が照明に照らされて光り輝く様にのだ、ローションが塗られていた。
「さあ!庄一郎様お確かめ下さい!」泉院主が庄一郎の右手を持って、幸枝の陰部に添えた。
「あっ、ここも毛が無い!」口走る庄一郎。
「舐め易くさせて頂きました!目の御不自由なご様子でしたので、昨夜若奥様も進んで剃って欲しいとおっしゃいました」
「そうなのか?嬉しいぞ!」
「さあ、早く喜ばしてあげなさいませ!」
庄一郎が指で幸枝の陰部を弄ると「あっ、あっ、あっ」急に声を出す幸枝。
そして、自分の手を下半身に移動させ様とした。
直ぐさまその手首を持つ真理、同じ様に左手も洋子が持ってもう一人の尼層が縄を持って後ろ手にして縛り始める。
太股を抱き抱える様に持つ庄一郎、その時「カット!」の声が響いた。
「後ろ手に縛り上げて下さい!そこから再開します」
坂田清吉が直ぐに出て来て、後ろ手に縛った縄に眊一本の縄を持って、雪子の乳房の上に二重に巻付ける。
続けて乳房の下にも縄を巻付けると、乳房が飛び出す位に締め付けるが、時間にして僅かだった。
「準備出来ましたね!それでは再開します!スタート!」
同じ体勢から始まるが、手の自由を奪われているので庄一郎がするままで、幸枝に自由は無く成った。
元々、ガスの影響で夢遊病者の様で、何をされているか自分では記憶も無いのだが、拒絶する可能性は大いに有るので出来ない様にしたのだ。
「さあ、私達がお手伝い致しますわ」真理が言いながら、幸枝の陰部に手を伸ばして両方から、大陰唇の皮膚を左右に引っ張った。
「ぺちゃ、ぺちゃ」と音を立てて舐め始める庄一郎に「ああーーああーーーーだめーだめーー」急に大きな声を出す幸枝。
「奥様が御主人様を思い出された様ですわ」
「ペチャ、ペチャ」
「ああーああーだめーーだめー」と声が続く。
「幸枝!気持ち良いのか?どんどん出て来るぞ!愛液を吸い取ってやろう!」
「チュー、ペチャ、ペチャ-」
「ああーあーああーーーいいわーーーーーいいーーー」光る頭を大きく振りながら、後ろに仰け反る仕草を見せる幸枝。
「南無阿弥陀仏!南無阿弥陀仏!」泉院主が後ろから両方の乳首を引っ張る様に摘まんだ。
「ああーああーーーいっち、ち、ち」
「カット!良い感じです!次の撮影に移ります」
もやもやとした気分の状態で引き離されて、虚ろな瞳が一層侘しく見える雪子。
布団の上に仰向けに寝る向田に「腰を畳んで有る上布団の上に載せて、腰を高くして貰えませんか?」指示を出す大北助監督。
足を投げ出して仰向けに成った向田は、勿論全裸でペニスは半分勃起した状態に見える。
「それでは目の悪い庄一郎が、尼層の助けを借りて幸枝と結ばれるシーンを始めます!ロングで最後まで続けて下さい!よーい、スタート!」
「さあ、私達がお手伝いをさせて頂きます!」
「奥様!御主人の上にお乗り下さい!」
二人の尼層が幸枝を抱き抱える様に持ち上げて、左右の足を真理と洋子が持ち庄一郎の下腹部に照準を合わせる。
左手で庄一郎の男根を手こきして、元気にさせる真理。
「うぅ、うぅ」強烈な手こきに驚く庄一郎。
位置を合わせると、そのままゆっくりと幸枝の身体を落して、庄一郎の男根が幸枝の膣口に挿入される様に合わせた。
「あぅ、うぅ、うぅーーー」陰部に突き刺さる庄一郎の男根に、思わず声が出てしまう幸枝。
体重に任せて一気に奥に挿入された男根は、幸枝の子宮口にまで一気に到達。
「ああーーああーーーこわ、、、れ、、、るーーー」の声で仰け反る光る頭。

屈辱の性交

「ああーああーだめーーだめー」と声を大きく出す幸枝。
四人で幸枝の身体を上下に動かすので、力を抜いた時は勢い良く子宮口まで食い込む庄一郎の男根。
「ああーああーああーいっちゃうーーーだめーだめーー」つるつるの頭を大きく振って反応をする。
「ああーああーああーーーーいくーーーーいくーーーーー」
「若奥様!逝ったのですか?」項垂れた頭を起こして泉院主が尋ねる。
「い、いっ、つ、、、、」
「そうなの?もう一度逝きなさい!」
今度は小刻みに身体を動かされて「ああーああーだめーーだめー」
「ああーああーーや、、、いゃーーーーこわ、、、れ、、るーー」
「だめーだめーーーーー」
庄一郎も下から突き上げる様に腰を動かしたから、幸枝は大きく仰け反って頭を動かして「いくーーいっちゃうーーーだめーーーゆるしてーーーー」
再び頭を垂れて再び逝ってしまった幸枝。
「和尚様!気を失いました!気合いを入れて下さい!」
「判った!任せて置きなさい!南無阿弥陀仏!」数珠を持って祈る烟田住職。
既に褌を解いて全裸に成っている。
項垂れた幸枝の身体をそのまま庄一郎に抱かせる様に被せる。
男根は幸枝の膣に挿入された状態で、お尻が照明に照らされている。
真理が指にクリームを浸けて、幸枝の肛門のマッサージを始める。
一方、泉院主が油を手に浸けて、兼田住職の男根を手こきし始めた。
元々堅くて勃起をしていたので、油で滑りを良くしただけだ。
「住職ではお願いします」
指でマッサージを受けた幸枝の肛門、そこに慣れた手付きで自分の男根を近づける兼田住職。
「南無阿弥陀仏!南無阿弥陀仏!」
「あぅ、うぅーいた、いたーい、いた、いたーーいたいーーーーー」気が付いて叫ぶ幸枝。
庄一郎にがっちりと抱き抱えられて、膣には男根が食い込み、今肛門に兼田の男根がこじ開ける様に挿入され始めた。
「たすけてーーーーーーーーいた、いた、いたいーーーーーーゆるしてーーーーーーーこわれるーーーーーーーー」急に我に返った様な悲鳴がスタジオに響く。
左右のカメラが股間をアップで写し、苦しむ幸枝の顔も大写しされている。
「だめーーーーだめーーーこわれるーーーーーーいたいーーーいた、いたいーーーーーー」
ぐいっと腰に力を入れて挿入が完璧に終ると、動かし始める兼田住職。
「南無阿弥陀仏!南無阿弥陀仏!南無阿弥陀仏!」腰をゆっくり動かしながら、気を反らせて自分が逝くのを遅らせる兼田住職。
今度は下の庄一郎が下から突き上げ始めると「ああーああーーや、、、いゃーーーーこわ、、、れ、、るーー」
「だめーーだめーーーいくーーーーいっちゃうーーーーーーゆるしてーーー」感じ始める幸枝。
「ああーああーーや、、、いゃーーーーこわ、、、れ、、るーー」
「ああーああーだめーーだめー」
「ああーああーーや、、、いゃーーーーこわ、、、れ、、るーー」
二穴に入れられた美人女優、早乙女雪子がその後大きくに仰け反って失神するまで、二人に責め尽くされた。
何度も逝かされて最後は完全に失神状態に成って、庄一郎は我慢出来ずに中出しで終った。
兼田も辛うじて肛門の外に男根を出した時、射精して白い幸枝の背中に流れ出ていた。
「カット!お疲れ様でした!良い作品が出来ました!五日の日を楽しみにしていて下さい!ありがとうございました」勝田監督がスタッフと俳優に御礼を言って撮影が終了した。

「凄い作品に成りましたね!一流の女優さんの本番作品で、SM、と三人プレーが行われるとは思いませんでした!」縄を解きながら坂田清吉が興奮気味に話した。
「一番の責めは剃髪でしょう?あのロングの黒髪で有名な早乙女雪子の黒髪を切るだけでは無く、剃ってしまったのですからね」
「気が付けば怒るでしょう?」
「大丈夫ですよ!契約書ではどの様な撮影も断らないと書かれていますので、裁判に成っても勝てます!映像に成った作品をご覧下さい!」
縄を解かれると車椅子に載せられて風呂場に運ばれる雪子。
「今後は私達のペットとして調教を続ける事に成るかも知れないからね」輝は真理と洋子に雪子の後始末をする様に指示をした。
放心状態の雪子を風呂場に連れて行って、シャワーを浴びせると急に目覚めて「えっ、私!ああー!髪が無い」我に返って鏡に写る自分に驚く雪子。
「早乙女さん、良い作品が撮影出来たと勝田監督が喜ばれていましたよ!」
立ち上がろうとして「あっ、痛い!お尻が痛い!」そう言って縄目の付いた腕でお尻を押さえる。
「早乙女さんお尻好き者ですね!責められて喜んでいましたよ!」
「何をしたのですか?」
「髪が剃られたのは判るわね、他に浣腸されたでしょう?」
「SEXはしたの?」
しばらく考えて「本番は撮影しても上映出来ないから、してないと思います!」
「そう、そうなのよ!して無いのよね!身体を洗ってあげるわ」
「結構です!自分で洗います!」
そこへ泉が入って来て「これ使いなさい!ボブの鬘よ!少し短いけれど切ったと言えば良いわ!ドライヤーの横に置いて置くわね!でも流石は女優さんだわ!私には絶対に真似は出来ない!」
「、、、、、、、、、、、、」無言の雪子は、痛いお尻を押さえながら湯船に浸かった。
二人は「着替えの服は鬘と一緒に置いておきます」そう言うと雪子を残して風呂場から出て行った。
完全に騙された!勝田監督の罠に填まったと思うと涙も出なかった。
だが、二億以上の金を何も無しに出すとは考えられなかったので、当然の報いだったのかも知れないと思う雪子。

しばらくして着替えてボブの鬘を被って出様とした時、祐子がバスタオルを身体に巻付けて風呂場に入って来た。
「気が付いたら、坊主に成っちゃった!映画の主役も大変ですね!早乙女さんも坊主に成られたそうですね!」そう言いながら手に持った鬘を被り「同じだ!」と笑った。
「髪は直ぐ生えるし、五百万なら良いわ!我慢しますって言ったわ!早乙女さんも沢山貰ったの?五日にスタジオKATで試写会と慰労会が有るので、見に行きます!楽しみ!」そう言って祐子は諦めたのか?裁けた感じで風呂場に入って行った。

故郷へ

「騙したのですね!」恐い顔で風呂を出てから、勝田監督に詰め寄る雪子。
「そうですね!髪を剃ってしまったのは騙した事に成りますね!それは謝ります!それからこれは今回のギャラです!泉田さんから預かりました」
そう言って封筒を差し出す勝田監督。
「五百万程度の端金で坊主にされたら困ります!」そう言って受け取った封筒を破り棄てようとする雪子。
「ちょっと、待って下さい!五百万では有りませんよ!」
そう言われて破りそうに成った封筒を開く雪子、そこには三千万の小切手が挿入されていた。
「それは早乙女さんの髪の代金です!お許し下さい!」
「私時々、記憶がはっきりしていない部分が有るのです!それに今もお尻が痛いのです!どの様な撮影がされたのでしょう?」
「それは五日の日に編集をして、皆様にご覧頂きます!お越し頂ければ、、、、」
「その様な場所に行ける訳無いでしょう?私の裸を見るのでしょう?」
「それなら、五日以降でしたら編集したビデオテープを差上げますので、京映で機械を借りて一人でご覧に成れば宜しいでしょう?」雪子は怒りに燃えてスタジオを後にした。
話はそれで終って、五日以降にスタジオKATに伺う事に成った。
雪子には髪と陰毛を剃られて、浣腸をされた事の記憶が鮮明に残っているが、それ以外は曖昧でSEX事態よく覚えていないのが実情だった。

お尻を押さえながらタクシーで自宅に帰ると、既に夜明けが近かった。
疲れ切った身体はそのままベッドに倒れ込み、昼の三時まで目覚める事は無かった。
本当は後編が有ると聞いていたが、無かったので四月下旬まで仕事は皆無に成っている。
この頭ではもう普通の作品に出演出来ない。
あの映画が封切られたら、もう清純な作品からはお呼びは無いだろう?その様な事を考えていると、雪子は故郷に帰ろうと考え始めた。
翌日簡単な荷物を纏めて、秋田の実家に向ってマンションを出た。
今回は二週間以上秋田でゆっくりと過そう、傷ついた心を癒やしてくれるのは故郷だと思う。
大袈裟に帰らず、髪も短いショートボブ、サングラスに帽子、派手な服装は止めて、地味な服装にした雪子。

雪子が帰ったその日の夕方、勝田監督は撮りためた作品をビデオに複写して、国分大臣の自宅を訪れていた。
冒頭勝田監督は息子和紀と八木結梨の婚約の祝いを言った。
誰も国分大臣と結梨の関係を喋らないので、勝田監督も全く知らない。
苦笑いの国分大臣は「良い作品が出来たのか?」嬉しそうに尋ねた。
「はい、大臣の言いつけ通りの作品が出来上がりました!ビデオに昨日録画して持参致しました。編集はしてないので撮影のままお持ちしましたので、十時間以上は有ると思いますが、アドバイスを頂ければ助かります。一応五日の日にスタジオKATで関係者だけで試写会を行います。大臣も、、、、、」
「馬鹿な事を言っちゃ駄目だよ!私は今回の件には全くのノータッチだ!」
「失礼致しました!」大きくお辞儀をする勝田監督。
「またアドバイスはさせて貰うよ!ありがとう!」そう言って受け取る国分大臣は内心楽しみが出来たと喜んでいた。
その夜国分大臣はビデオを動かして、撮影されたビデオを見たのだが、興奮し過ぎて少し見ただけで珍しく射精をして終っていた。
最近ご無沙汰が続いて刺激に弱かったのも一因だったが、雪子の長い黒髪が剃髪される興奮は格別だった。

秋田の自宅にこっそりと帰った雪子を出迎えた両親は、ショートボブに成っている髪型を見て驚いた。
「どうしたの?その髪型?」母の良子尋ねた。
「気分転換!しばらく休暇貰えたから、ゆっくりするわ」
「へー珍しいわね、お父さんと恭介が東京に行ったのよ!会えなかったと残念そうに帰って来たわ」
「何用事で?二人が揃てって珍しいわね」
「色々有ってね!もう直ぐ帰って来たら詳しく聞きなさい!今夜はご馳走しなければね!」
「久しぶりに母さんの手料理が食べたいわ!」
「京映の撮影所まで行ったけれど、入れて貰えなかったって、京映では成人映画を撮影していたらしいわ」と話した時に二人が帰って来た。
「雪江!帰って来たのか?」父の達三が雪江に近づいて言うと、恭介が「どうした?その髪型?」
「イメージチェンジだって、思い切ったのだね!と話していたのよ!一ヶ月程休暇で実家に居る様だよ!」良子が嬉しそうに言った。
「でも、以前の髪型の方が髪に艶が有って綺麗だったな!」恭介が雪江の髪を見ながら言った。
東京に行った話から、何故行ったかに話が移る。
詳しく話す達三に、時々註釈の様に恭介が口を挟んだ。
話を聞いていた雪江の顔色が大きく変わるのが手に取る様に判った三人。
「雪江!何か有ったのか?」雪江の変化に驚きながら尋ねる達三。
「お父さんも兄さんも撮影所に入らなくて良かった!、、、、、、、」泣き始める雪江。
「何か有ったの?騙された私達と関係した事が?」
「借金は私を陥れる為の罠だったの、、、、、、、、、」
「えーーーーー」
「えーーー」
「何だって!」
泣きながら「京映初の成人映画の主役に私をする為に、罠を仕掛けてお父さん達の借金を肩代わりさせたのよ!」
「えーー雪江が成人映画の主役に!」
「京映のトップ女優、日本映画界でも有名な女優なのに、何故?」
「初の成人映画で目玉女優が欲しかったので、私を罠に填めて契約させたの?外国にも売れる作品にしたのよ!だから男優に犯されたわ!」
「えーーーーー」
「えーーー」
「そんな事!信じられないわ!」驚きの三人が次の瞬間凍り付いた。

試写会

「お父さんと兄さんが来た頃、スタジオで私はこの様な事をされていたのよ!」涙で話ながらボブの鬘を右手で外して泣き崩れた。
「あっ!」
「えー!」
「、、、、、、、、」
三人は雪江の頭を見て凍り付いた。
「惨い事を!」
「頭だけじゃ無いわ、身体中の毛を全て剃り落されて、撮影されたのよ!、、、、、、、、、、」
その後は言葉に成らない雪江は良子の膝に泣き崩れて、起き上がる事は無かった。

しばらくして、雪江が自分の部屋に行くと三人は話し始めた。
「私達が騙されたのが悪いが、卑怯な手法で雪江を、、、、、許せない!」
「雪江が話していたけれど、五日の日にスタジオKATで関係者一同が慰労会と試写会をする様だわ」
「娘の裸を見て酒を飲むのか?ふざけるな!」
「親父、許せないな!京映をぶっつぶしてやろうか?」
「そうだな!雪江が自分から進んで撮影に応じたのなら、仕方が無いが騙して撮影なんて許せない!」
「そのスタジオKATって場所聞いたか?」
「目黒に有る、京映の編集スタジオで、撮影したフイルムの構成と編集をする場所だって!」
結局怒りで三人は、雪江の歓迎もそこそこに眠れない夜を過した。

翌朝、いきなり達三と恭介は「東京に行って、決着を付けて来る!」と行って早朝から出掛けてしまった。
「雪江のその様な破廉恥な姿を世間に晒せるか!」
「俺も絶対に許せない!」
「撮影したフイルムを奪い盗って焼却してしまおう!」
二人は四日の夕方東京に到着すると、恭介が作戦を遂行する為にタクシーに乗りガソリンスタンドに向った。
「フイルムを奪って全て焼き払う!」その様に口走って一人で行った。
達三は包丁を二本買い込んでホテルに帰って、ガソリンを買って来た恭介と明日の襲撃の打ち合わせを綿密に行った。
ガソリンの傾向ボトルを二つホテルの部屋に運び込んでいた。

実家では雪江が二人が急に居なく成った事で不安を抱くが、良子は京映の本社に交渉に行ったと伝えた。
今更、上映を中止にするはずも無いと否定する雪江。
三千万の出演料を貰っているので、一応契約は成立した事に成っている。
少しずつ思い出す数々のシーン、急に意識が無く成った事が度々有ったのはSEXシーンの撮影だったのだろうか?初めから自分を罠に填めたのなら、その様なシーンを沢山撮影されたのか?今日まで家族の借金の為に成人映画に出演したと思っていたが、最初から自分を主役にした世界に通用するポルノ作品を製作していたのなら、中途半端な作品は作らないと思い始めていた。
雪江は自室に籠もり翌日も同じ事を考えていたが、その頃スタジオKATには映画の関係者が全員集まって簡単な慰労会が催されていた。
泉田プロデュサーが、映画の撮影が終った事に感謝の言葉を述べた。
最後に「大変断念ですが、主役の早乙女雪子さんは体調が優れずに欠席されました」と締めくくった。
全員当然の成り行きだと納得して聞いていた。
「尚、試写会は三階の試写室会場で行います!沢山の方のご参加で少し狭いと思いますが、ご辛抱下さい!」
三十人以上は充分座れる会場だが、今日の参加者は保々撮影の参加者全員だった。
スタッフも、出演者も日本で初めての本番SEX映画で興奮は隠せない。
吉永祐子もその中に居て、自分がどの様に映されているのか?早乙女雪子の哀れな姿をどの様に写されているのかに興味が有ったのだ。
「只今、編集中ですのでご歓談が終了するまでには、上映出来る様に成ります!今日の段階ではメイキング作品ですので、正式な上映には数ヶ月必要に成り、海外版、国内版、ビデオ用と三種類は全て異なる編集に成ります」全て泉田が説明をした。
お酒が入ると早乙女雪子の話題が各テーブルで行われて、SEXをした兼田も向田も絶賛していた。
女性達はあの長くて美しい髪を元の様にするには、六年程度は必要なのに承諾した早乙女さんが凄いと絶賛した。
真実を知っているのは数人のみで、刈り取った輝子も真実は知らなかった。

その様に盛り上がった慰労会が終って、夕方の四時から試写会が行われるので、一人を残して全員が三階の試写室に集まった。
冒頭勝田監督が「皆様のお陰で大変素晴らしい作品が出来上がる予定です。本日はメイキング作品としてご覧下さい。尚簡単なストーリーを書いた用紙をお配り致しましたので、ご覧頂ければ内容がより分かり易いと思いますので、上映が始まる前に御一読下さい!尚近くに出演者の方がいらっしゃいますので、批判等はご遠慮下さい!早乙女さんはいらっしゃいませんので、御自由にどうぞ!」
「早乙女さんって、髪も綺麗で長いのだけれど、あそこの毛が凄く多いので驚いたわ!」
「でもそれでいて、綺麗な毛並みで美しいのよね!普通の女性ならあの様な美しさには成らないと思うわ!」早速結髪の須藤と小柳が口火を切った。
それどれが飲酒で多少酔っているので、全く遠慮が無い状態で話して、筋書きを読み上映が始まるのを待った。
ここで上映されるのは、国分大臣に届けた五分の一程度に編集されている。
しばらくして、上映が始まると全員が固唾を呑み込む。
小さなスクリーンだが、美しい映像が流れ始める。
しばらくして、長い黒髪の美しい幸枝の先生が美容院で庄一郎に見初められるシーンが登場すると「美人で清楚な感じが良いですね!」誰が口走ったのか判らないが、男性の声が聞こえた。
その頃出刃包丁と、ガソリンの携行ボトルを持った達三と恭介がタクシーで近くの公園に向っていた。
「これから草刈りの奉仕作業ですよ!」微笑む達三。
「ご苦労様ですね、草刈り機で?」と尋ねるタクシー運転手。
「広いのでガソリンもそれなりに使います!トランクに入れていても臭いますね」
二人は公園の清掃員を装ってスタジオKATを目指していた。

放火殺人

しばらくして試写会場では溜息と生唾を呑み込むシーンが上映されていた。
幸枝が庄一郎と初夜を迎えるシーン、綺麗な文金高島田が乱れて庄一郎のペニスが幸枝の膣に挿入される部分が大写しに成っていた。
余りの迫力に全員無言、大きな画面でこの様なシーンを見た事が無い為に言葉を失っている。
ハンカチを口に咥えたまま両手は長襦袢が邪魔をして、自由に動かせないので布団を掴んでいる。
「うぅーーー」目を白黒させて、久々の男根を銜え込む。
幸枝の肩から長襦袢が脱がされて右手が自由に成り、その乳房を揉む庄一郎。
下から突き上げる様に腰を動かすと、幸枝が腰を浮かせて自分で動かし初めて、簪が揺れて文金高島田の髪から畳に飛んで行く。
口に咥えていたハンカチが同じく嗚咽で布団に落ちて「ああーーああーーーいくーーーいっちゃうーーーだめーー」演技では無い本物のSEXシーンに興奮する場内の人々。

しばらくしてスタジオKATに二人の男、達三と恭介が入って来たが、カウンターの中には一人の中年女性だけで誰も居ない。
「勝田監督は居るか?」
「何方様ですか?全員今試写室に居ますので、誰も居ませんが?急用でしょうか?」
「試写?それは早乙女雪子の作品か?」
「そ、そうですが?関係者の方でしょうか?全員来られた筈ですが?」
「小南社長も来ているのか?」
「いいえ、本社からは泉田プロデュサーが来られていますが?誰をお呼びしますか?何方様でしょう?」
「勝田監督とやらを呼んで欲しい!」
「今、試写会の真っ最中ですから、監督をお呼びするのは難しいと思うのですが?」
「つべこべ言わずに、試写会は即刻中止だ!呼んで来い!」
「これが目に入らないのか?」恭介が出刃包丁をカウンターに突き刺す。
「ど、泥棒!」恐怖に声を詰まらせた。
「即刻連絡をしなければ、お前を叩き殺すぞ!」
「ひぇーー判りました!直ぐに呼びます!」電話を持って内線を呼ぶ女子社員。
試写室では断髪シーンの上映から、剃毛シーンに進んでいた。
「誰も電話に出ませんが?」
「続けて呼べ!誰かが気が付くだろう」
しばらくしても全く反応が無いので「親父!俺が見て来る!」
恭介が奥の階段を目指して進み始めた時、女子社員が隙を見て非常ベルを押した。
幸枝の浣腸シーンの真っ最中で「きゃー」と女性が叫ぶ様な、糞謝のシーンがリアルに撮影されていた。
「何だ!火事か?」真剣に見ていた人の中で警報音に気が付く。
「駄目だ!恭介!無理だ!」達三が叫ぶと、走って恭介が入り口の入った場所に置いて在ったガソリンの携行ボトルの蓋を開けて、事務所の奥に放り投げた。
「親父!逃げ様!」
もう一つの携行ボトルも蓋を開いて、放り投げてる恭介。
達三がライターに火を付けて、放り投げるが途中で消える。
今度は恭介がライターを持って走って行くのと、三階から降りて来た数人が顔を見るが、ライターの火が一気に点火されて燃え広がり、前方の数人は火に巻かれて倒れ込む。
中年の女性の足元のガソリンに一気に点火して、炎の中で倒れ込む。
達三を引っ張る様に恭介がスタジオから飛び出ると、同時に火の手が一気に広がった。
フイルム類に引火したのが原因で、スタジオKAT のビルは炎に包まれた。
三階は試写室の為、殆ど窓が存在していないので、一気に煙が充満して映画を見ていた人は重なる様に窒息死に成ってしまった。
消防車が沢山現場に到着したが、誰一人助ける事が出来ずに殆ど全焼状態で鎮火した。

このニュースに驚いたのは、国分大臣で小南社長よりも打撃が大きかった。
小南社長も京映が全精力を使った成人映画が灰に成ったと嘆いた。
「このスタジオKATではどの様な試写会が行われていたのですか?」
「消防の取り調べに小南社長は、新作の映画の打ち上げ会と試写を行っていたのですが、、、、」と言葉を詰まらせた。
まだ世間に発表出来ない状況で、何も答えられない小南社長。
「一階にガソリンの散布された形跡が有ります。何故?ガソリンが?」
「判りません!当日の参加者でしょうか?」小南社長も放心状態で答える。
「誰一人生存者が居ませんので、調べるにも術が有りません!一階に中年の女性の焼死体、階段付近に三人の男性の焼死体が有りますが、身元はまだ判明していません!黒焦げ状態です」
「試写中のフイルムは?」
「熱で全て駄目に成っていましたね!取り敢えず分析に出して見ますがフイルムが沢山事務所内に置かれて居て、火の廻りが早かった様ですね」
「誰かが尋ねて来たとか?」
「この辺りは人通りが少ないので、誰かが来て居たとしても目撃者は少ないと思います!」
「このビルは撮影したフイルムの編集、製作、試写をする場所です。一番新しく撮影したフイルム以外は古い作品の貯蔵で倉庫に保管していました」
「新しいフイルムは殆ど焼失、古い物は多少残っています」と説明した消防隊。

その頃達三と恭介は東京駅から、秋田に向って夜行列車に乗り込んだ処だった。
昨夜はビジネスホテルで、怖々一夜を過して帰途に就いた。
新聞を数紙買って、細部に渡って読むが自分達の形跡を報じている新聞は皆無だった。
秋田の雪江もニュースの報道に驚いて、良子に兄と父の行き先を尋ねていた。
「あの二人がこの様な事をする筈は無いわよ!」
「でも京映の本社に行ったのでしょう?」
「社長に直談判する勢いだったけれどね!でもこの火災は京映には打撃だわね!」
人事の様に言う良子、二人が犯人だと判って居ても雪江には言えない。

数日後、焼け残った僅かなフイルムから消防では、スタジオKATでは大勢が集まってブルーフィルムの鑑賞会を行っていた様だとの見解を発表した。
そして、亡く成った吉永祐子がその作品に出演している事も警察に発表された。
もう一人女性が出演している様だが、顔が判らないので誰なのか特定出来ない。
陰毛の濃い女性が本番SEXをしている以外は、判らないとの見解だった。
祐子の家族が自宅マンションに五百万の小切手が残されていたと警察に証言。
小南社長は一気に窮地に送り込まれてしまった。
京映がブルーフィルムを闇で制作していたのでは?と暴力団に流す目的では?と次々と追い込まれてしまった。

再会

今、早乙女雪子を使って成人映画を製作した事を喋ると、今以上に避難を受ける事が確実にだから真実を語れない小南社長。
世間から冷たい視線を浴びて、小南社長は三月末で京映の社長を辞任する事を発表した。
国分大臣も小南社長に諦める様に勧めた。

秋田に戻った二人は何事も無かった様に、雪江に接して「良かったじゃないか?神様がお前を助けて下さったのだよ!」と慰めた。
雪江は半分以上は二人の犯行だと思っていたが、口には出せなかった。
自分を守る為に、命を賭けてくれた二人に詰め寄る事は出来なかった。
母の良子も二人を一切問い詰めなかったので、その後語られる事は無かった。

警視庁ではその後も放火殺人事件か、出火なのか?犯人は内部の人間か?で捜査は継続に成っていた。
この事件を境に国分大臣は病気が進み、肝臓病で品川総合病院への入院を余儀なくされた。
京映の経営は一気に悪く成り、小南が去って一段と悪化する事に成る。
早乙女雪子も京映からの仕事が全く入らない状態に成り、休暇の時期が過ぎても京映からお呼びが無かった。
そんな雪子に国分大臣との再会が待っているとは?運命の悪戯なのか?
八木結梨はテレビの出演も多く成り所属もフリーに成っていたが、国分大臣の口添えで映和プロダクションの所属に変わっていた。
マスコミでは国分大臣の息子和紀との結婚が近いので、いち早く問題の有る京映から移籍させたと囁かれた。

四月の下旬に成って雪子は身体に変調を感じていた。
妊娠?いつ?何処で?誰と?の疑問が次々と頭を過ぎる。
可能性が有るのは、兼田昌義?向田敦?本番撮影をされていて、中出しされたのなら可能性が有る。
だが既に二人共この世には居ないので尋ねる術も皆無で、撮影の関係者も誰一人この世には居ない。
地元で病院に行くとパニックに成る。
両親にも心配をさせるので、東京に行くしか方法は無い。
お願い出来るのは品川総合病院のみだと思い始めた雪江。

その日の内に病院に電話をすると、比較的簡単に診察をしてみましょうとの答えが婦長から有った。
入院中の国分大臣に大泉婦長が連絡して「それは面白い直ぐに診察しなさい!私も最近女優と遊べないので困っていたのだよ!あの映画の再現が出来るな!」そう言って喜んだ。
「国分大臣は女性と遊べると聞いて急に元気に成られましたね!」大泉婦長が品川院長に話すと「元気に成られるのは良い事だが、大臣はそう長く無い様な気がする!先日も息子さんの結婚を急がれては?とアドバイスしたのだよ!」
「そんなに悪いのですか?」
「本人には伝えていないが、癌が見つかっている」
「癌ですか?もう助かりませんね!」
「奥様もいらっしゃらないから、心残りは一番下の和紀さんの結婚だと思う!意外な事から八木さんと結婚させる事に成ったが、万博まで式を延ばしているのは、自分がまだ未練が残っているから機会を伺っていらっしゃるのだよ!」
「でも恐ろしい方ですね、自分が遊んだ女を息子の嫁にするのですから、、、、」呆れる大泉婦長。
「北村君が焼け死んだが、世間ではブルーフイルムの鑑賞会に行った事に成って可哀想だった!」
「何も証拠も無かったですし、この病院との関連も指摘されませんでしたのが幸いでした」
「早乙女雪子の妊娠は多分撮影の時だろう?もう中絶もぎりぎりに成るから、早めに来る様に言ったか?」
「はい、明後日検査、翌日手術で本人には伝えました」
「国分大臣が遊ぶなら明後日か?私も玩具メーカーが新製品のテストを希望しているので、良い機会に成るが、折角撮影したフィルムが焼失したのは実に惜しい!国分大臣の夢だったのに!」
「事故でしょうか?」
「放火の可能性が高いのだろう?ガソリンが事務所にまかれたのだからな!」
「誰が犯人でしょう?」
「一説には、新人女優の吉永祐子の彼氏との噂も出ているが、、、、、」
二人の話は最近発生した色々な事に波及して、時間を忘れる程だった。

国分大臣も早乙女雪子が、自分が騙されてポルノ映画に出演させられたと知っていたら、犯行の可能性も有るが、その様な話は誰からも聞いていなかった。
警察は焼け跡からガソリンの携行容器二つを発見して、購入経路を捜したが多すぎて中々判らない。
昭和四十年代初頭では監視カメラ等も殆ど無く、捜査は困難を極めていた。
三階の密室で亡く成った人以外は四名、男性三人はいずれもスタジオKATの職員。
達三と恭介がガソリンを持って、スタジオKATに直接向ってタクシーを乗り付けて居たら、直ぐにタクシー運転手が通報しただろうが、離れた公園に向ったので全く怪しまれなかった。
運良く清掃作業が行われていたのも、偶然ながら二人を助けた。
事件は迷宮入りの可能性を示唆していると、上層部は内部の犯行では?と捜査の方向を変えていた。

秋田から神妙な面持ちで早乙女雪子が、沢田雪江から芸名に戻って品川総合病院に訪れた。
早速特別病棟に案内されると、そこには国分大臣が雪子の到着を待っていた。
偶然を装って車椅子に載せられて、廊下をエレベーターホールの方に向う国分大臣。
「あっ、国分大臣!お久しぶりです!お体がお悪いのですか?」
雪子が直ぐに見つけて車椅子の国分大臣に声をかけた。
「私もいよいよ年貢の納め時が近づいた様だ!君は健康診断か?それとも病気なのか?京映も大変だね!映和プロダクションに移るなら口添えするぞ!」
「えっ、映和プロダクションって、テレビ主体の会社でしたね!」
「そうだ!八木君も今年から変わった!君なら喜ぶだろう?」
「息子様と結婚内定おめでとうございます。移籍は一度考えてみます!お大事に!」軽くお辞儀をすると診察室の方に向かって行った。

再びの恐怖

「院長!これは変わった道具ですね!」
「工業用のピストンの動きを改良した物で、動きも弱、微弱に設定されているので、工業用とは比べられない程の動きだが、これが女性の膣に入って動くとどう成ると思う?」
「えーー、これが?」
「そうだ、ペニス状の物とその先に稲穂の様な物が取り付けられて、女性の膣を掻き回すのだよ!これを組み合わせれば二穴責めのマシンも出来上がるだろう?」
数ヶ月前に大泉婦長にピストンを改良した道具の図面を披露すると、直ぐに国分大臣にも見せている品川院長。
その後、早乙女雪子から堕胎の話が突然舞い込んだのだ。
三人は是非ともこの最新型の性具を使いたい、試したいで一致していた。

診察室に入った雪子に大泉婦長は「もしも、妊娠されていたら堕胎をご希望ですか?」
「は、はい」小さな声で言う雪子。
「早乙女さんは独身ですよね!」
「はい」
「子供の父親は納得されていますか?堕胎の同意書をお持ちでしょうか?」
「いいえ」
「困りましたね!診察後連絡をして同意を頂けますか?」
「いいえ、父親が誰か判らないのです!」
「えっ、判らない!困りましたね!強姦されたのなら、警察の証明が必要に成ります」
「、、、、、薬で眠らされて強姦されましたので、犯人が判りません!」
「それなら尚更、警察に届ける必要が有ると思いますが、早乙女さんのイメージが完全に崩れますね!でも誰か保証人が必要ですが、有名な、、、、、そうだわ!国分大臣に頼めば宜しいのでは?」
「えっ、国分大臣に、、、、、」その様に言われて戸惑う雪子。
その時品川院長が入って来て「妊娠されたとか?いつ頃ですか?」
「二月の末だと思います!」
「それは大変です、中絶の時期がもう少しですね!胎児も大きく成っている可能性が有りますね!手術も困難に成りますよ!早速検査と診察をして確かめて診ましょう」
「それが、相手の男性が判らない様なのです、私から国分大臣に頼まれてはと申しましたが、早乙女様が躊躇されて、、、、」
「強姦なら、警察に、、、、」
「それが眠らされて強姦されたので、相手が判らない様なのです」
「その様な事なら、尚更大臣に頼まれるのが良いと思いますね!」
雪子は大臣に頼む事は自分の妊娠を知られてしまうのと、また何か要求される可能性が有ると思って躊躇していた。
数年間は国分大臣との性的な行為は全く無かった雪子だった。
「このままでは、私達は警察に通報しなければ成りません、もし通報しなければ当病院での手術はお断りしなければ成りません!私達も早乙女さんの知名度と今までのお付き合いがございますので、穏便に済まされた方がお互いに宜しいのではと思います」
「、、、、、、、、、、、」考え込む雪子。
国分大臣からは雪子に納得させて、責めて見たい気持ちは伝えられている。
映像では見たが実際に目の前で見ていない国分大臣には、予期せぬ出来事が舞い込んで喜んでいた。
毎日病院で退屈の日々を過していたので、大きな刺激に成ると思っている。
品川院長は国分大臣が元気なのも今月一杯で、来月に成ると確実に身体に衰えを感じる様に成ると思っている。
余命半年、性豪国分哲三の遊びもそろそろ限界に近づいていた。
政治活動では真柴喜三郎に地盤を譲って、次回の選挙には出馬を断念する事を心では決めていた。・

雪子は頭の中で色々考えていると院長が「実は国分大臣の病気は相当悪く、回復の見込みが無いのですよ!」とぽつりと話した。
「えっ、相当悪いのですか?」
「はい、癌です!」
「えっ、癌!」
「そうです!もう次回の選挙にも出馬出来ないと思いますね!」
「夏の衆参同日選挙の噂が有ります!もう引退ですか!」
そこへ間島と田淵が入って来て、雪子の顔色が変わった。
「早乙女さん覚えていらっしゃった?」
「えっ、貴女方は、、、、、」遠い記憶を蘇らせる雪子。
近くの大崎の別荘で初めて浣腸をされた記憶が蘇る。
「国分大臣とこの病院は、、、、、」
「漸く判りましたか?でも大臣の病気は本当ですよ!だから今から早乙女さんには入院して頂いて、お腹の子供の始末もしてあげますから、大臣を楽しませてあげて下さい」
「そうよ!すんなりと承諾して、大臣を保証人すれば手荒な事をしなくて良かったのに!」大泉婦長が言うと「いゃーー帰ります!」診察室から走り出様と扉に向うが開かない。
別の入り口から大西と角倉看護婦が入って来て、手にはクロロホルムの染み込ませたハンカチを持っている。
「そ、それは、、いゃーーーー」反対側の扉に逃げ様と向う。
だがその扉の向こうは手術室だと気が付いていない雪子。
「諦めなさい!気持ち良く成ってから、手術をして貰えば良いと思うわ」
漸く反対側の扉の近くに来て、一気に扉を開けて飛込む雪子。
目の前には手術台が横たわり、その横には変な機械が並べられていた。
「あれは?」と言った時奥の方に国分大臣が居て「ようこそ!」と言った。
その時、雪子の顔をクロロホルムのハンカチが覆って「うぅ、うぅーーーや、め、てーーーー」の声が消えて、完全に項垂れた。
「服を全て脱がせて手術台に載せて下さい」大泉婦長が四人の看護婦に命じる。
「ボブの鬘はどうされますか?もう一度剃り上げますか?」国分大臣に尋ねる。
「そうだな!映画の様にして欲しい!」不気味な笑みを見せる国分大臣。
「判りました!本人にも刺激を与えましょう!」そう言うとボブの鬘を毟り取る様に外した大泉婦長。
短い黒い髪が綺麗に生え揃って少年の様な頭で、二センチ以上に成っているのが判る。

手術台の雪子

薄手のワンピースの服を簡単に脱がせると、四人で手術台に俯せに寝かせる。
ブラジャーとパンティ姿で載せられ、手術台はお尻を突き出した状態で、革のベルトで素早く両足を固定してしまった。
大泉婦長がハサミを持って固定されるのを待っている。
手術台の後ろで車椅子に座って、その様子に目を細めて見ている国分大臣。
「うぅ」目覚め始める雪子。
「何をしているのですか?離して下さい!」
「雪子、その頭はどうしたのだ?変態男に襲われて刈られたのか?強姦までされて妊娠したのか?」見ていた国分大臣が少し大きな声で言った。
「違います!」
「違うなら何処でその様な頭にされて、妊娠をさせられた?」
「、、、、、、、」黙って居る間に四つん這い固定されてしまった雪子。
「さあ、手術の準備をしましょうね!」パンティを指で引っ張ると「ジョキ、ジョキ」と切り裂き毟り取ってしまう大泉婦長。
「ライト点けて」の指示で、無影灯が雪子の切り取られた白いお尻を照らした。
「相変わらず、濃い毛が覗いているわね!手術の邪魔だから剃って貰いなさい!好きでしょう?」
「いいえ!嫌いです!こんな事は止めて下さい!大きな病院でこの様な事は犯罪ですよ!」
「患者さんが治療とか手術に文句は言えませんよ!この病院ではこの様に堕胎の手術は行うのですからね!」
「うそーーーやめてーー国分大臣の指示でしょう?」
「大人しくしていたら、気持ち良く成って手術も終りますよ!術後一日病院でゆっくり回復して頂いて退院して頂きますよ!」
「もう中絶はいたしません!帰ります!」
「それは無理ですよ!国分大臣が困られますよ!間島さん!患者さんが興奮されていますので、鎮静剤を注射して下さい!角倉さん!直腸の洗浄をして下さい!それから準備が出来たら患者さんの頭も刈り上げて下さい!」
「えーーいゃーー頭は刈らないでーー」
「何故です!男の子の様な頭では困るでしょう?」と意味不明の事を言う大泉婦長。
雪子には撮影の時と同じ様な気分に成って「おねがい!やめてーーーーーーーー」大きな声で叫ぶ。
その時二の腕に間島が注射針を突き刺して、薬の注入を始めた。
「早乙女さん!直ぐに薬が効きますから落ち着いて楽に成りますよ!」
北村医師が使っていたガスは既に使う人が居ないので、よく似た媚薬を使った品川院長。
媚薬の強い物で直ぐに感じ易い身体に成るが、ガスの様に記憶が飛ぶ事が無い。
ゴムの手袋を右手に履くと、指先にクリームをたっぷりと塗り込む大泉婦長。
「薬が効いて来ましたか?」そう言いながら指を肛門の近くに近づける。
横から大西看護婦がお尻を持って左右に開き臀裂を剥き出しにして、肛門をライトに晒し出す様にした。
「あっ、いゃ、いゃ」
「大丈夫ですよ!元々好きですから、直ぐに馴染みますよ!」指が肛門の付近で円を描く様に動く。
「あっ、いゃ、あっ」と神経がお尻に向かった時、電気バリカンを田淵看護婦が雪子の頭の近くに近づける。
いきなり雪子の頭を抱え込む様に持つと「がーがーがー」と額から一気に刈り上げる。
「や、めてーーーー、うぅ、あぅ」肛門に大泉婦長の指が挿入されて、今度は肛門に神経が傾く雪子。
電気バリカンは早くて「ガーガーガー」「ガーガー、ガー」一気に刈り込むと、短い毛が手術台に散乱して伸びていた毛が全て刈り取られてしまった。
大泉婦長の指で肛門を掻き回されて、薬の効果も手伝って雪子の脳は完全に卑猥な方向に向って舵を切ってしまった。
「ああー、あっ、あっ」声が出始める。
「可愛い頭に成って、良い声を出し始めたな!丸めてしまいなさい!」
国分大臣の指示で、今度は電気シェーバーを持って、短く成った髪を「ジージージー」と丸め始める。
田淵看護婦が綺麗に剃り始めると、雪子は既に頭の事を気にしていない。
大泉婦長の左手が膣の廻りに伸びて、弄ぐる様に触っていたので「ああーあっ、あっ」声の出る時が多く成っていた。
「角倉さん!洗浄の準備終った様ね!初めましょう!」
そう言うと肛門拡張器を受け取る大泉婦長。
指を抜き取ると同時に拡張器の先を挿入して一気に広げる。
「い、いた、い、、、」こじ開く様に肛門が開かれて、その中に洗浄の液を流し込む。
浣腸では無いがそこそこの勢いで、洗浄液が噴射される。
拡張器から溢れて流れ出てくる事がしばらく続いて「や、めてーーーー、うぅ、あぅ」肛門への刺激に戸惑う雪子。
頭は既にシェーバーで綺麗に剃られて、剃刀程は美しくないが油を塗ると遜色の無い輝きに成った。
しばらくして洗浄が終了して、剥き身の様に綺麗に成って肛門拡張器を取り外された雪子。
既に薬が完全に身体を支配しているので、敏感で淫乱に変化していた。
「ブラジャーも外して、仰向けに寝かせて下さい!院長先生に診察して頂きましょう」
放心状態の雪子を四つん這いの状態から、仰向けにする為に一度ストレッチャーに載せる。
四人がかりで手術台からストレッチャーに載せるが、殆ど暴れる事も無くスムーズに移った。
「大人しく成ったわね!」
「、、、、、、、、、、」
手術台が改造されて、婦人科様にパイプを組み合わせているが、雪子は天井をぼんやりと見ている。
「出来たわ!ブラジャーを外して手術台に載せて頂戴!」
「あっ、いゃーーいゃーー」急にブラジャーを外されて騒ぎ始めた雪子。
「妊娠していると困るでしょう?早く始末しなければ難しく成りますよ!」
「、、、、、、、、、、」再び大人しく成って、四人で手術台に載せられる雪子。
素早く両手を拘束して、両足を膝の部分で固定して動かなくしてしまう。
「眩しいでしょう?」そう言うと雪子の目の上に分厚いタオルを畳んで載せる。
光る頭が少し見えて鼻から口元が露出している。
身体全体は無影灯に照らされて全てを晒しているが、手術台が上昇すると大きく足を開かれて、黒々とした陰部を光に晒した。

電動こけし責め

「院長!お願いします!」大泉婦長に言われて、股間に入る国分大臣。
手には小さな瓶を持ち、既に瓶の蓋は開いた状態だ。
横から田淵看護婦が両手で雪子の陰毛を掻き分ける様にして、クリトリスの部分を剝き出した。
「あっ、いゃーん!」口走る雪子。
指に油の様な液体を浸ける国分大臣は、そのままピンクの豆にその指を持って行く。
「ああーああーだめーかんじちゃうーー」身体を大きく動かして叫ぶ様に言う雪子。
「直ぐに熱く成ってもう自分では止められないわ!」
そう言いながら異なる少し大きな瓶を交換に手渡す大泉婦長。
国分大臣がその瓶からすくい取る様に指に浸けると、田淵が大陰唇を左右に引っ張って広げて膣口を剥き出しにした。
ピンクの肉片が覗き見えると、国分大臣がその肉片に指を差し入れて行った。
「あっ、あっ、いゃ、いゃ、あっ、か、ん、じ、ちゃう」覆われた瞳は一層雪子を恍惚の世界に誘う。
指を肉襞に擦りつけると、抜き取って再び瓶に指を入れる国分大臣。
この女性を責める気分が最高なのだと、言葉に成らない顔で大泉婦長に言う国分大臣。
直ぐ側にトレイに載せて、ペニスの形をした電動こけしが置かれて、同じクリームを別の瓶から垂らして塗りつけている角倉看護婦。
国分大臣は新型のマシンを使う前に、雪子の身体をとろとろに仕上げる予定にしている。
それは品川院長が、新型マシンを受け入れる身体を作るのが大変だと教えたから、大いに興味を持ってしまったのだ。
映画の撮影の時、二人の男に同時に犯されて二穴で逝ききった姿を見ているので、自分の調教でも実際にしてみたい国分大臣。
「ああーああーーーかんじるーー」二度目の指を挿入されて、膣内に塗り込まれると雪子の思考回路は崩壊寸前に成っている。
「早乙女さん!どうしたのですか?まだ先生の診察が始まった処ですよ!」
「ああーああーーもえているのーーーあつい!」クリトリスに塗り込まれた油が、暑くさせて我慢の限界を超えて声が出ている。
三回目の指が侵入して、大きく仰け反る雪子は顔の上に被せられたタオルを飛ばしてしまった程だ。
再びタオルが被せられて、手術台の下半身が大きく上昇すると膝の部分だけが殆ど真上に吊り上げられた様に成っている。
雪子の先程まで洗浄されていた肛門が無影灯に照らされる様に成った。
その間にも雪子はクリトリスと膣内が燃える様に暑い状態に成って、疼きが始まっていた。
もう頭では理性が無く成り、普通に考える事が出来ない程に変化していた。
国分大臣が今度は赤い液体の入った瓶に指を入れて、粘りの有る液体を指に浸けると雪子の肛門近づけた。
「お尻の具合が良くない様だわ、薬を塗りましょう」大泉婦長が頭の近くに行って伝える。
「あぅ、うぅ、うぅーーー」指が挿入されて声が出る雪子。
国分大臣はゆっくりとその指を、回転させてもう一度赤い液体を指に浸けた。
「あぅ、うぅ、うぅーーー」再び指が入って塗り込む様に動かされて「ああーああーーだめー」の声が出る。
横にはアナル用の電動こけしに同じ様に、赤い液体を塗りつけている角倉看護婦。
国分大臣が指を抜くと、濡れたタオルで汚れた指を素早く拭き取り小さな電動こけしを手渡した。
国分大臣は直ぐに、収縮した肛門に躊躇無く挿入する。
「あっ、うぅ、うぅうーーーー」大きく頭を振って痛みと刺激を感じている雪子。
「だめーーだめーーーやめてーーーこわれるーーー」こけしを押し込まれて苦しそうに叫ぶ。
こけしを押さえるのを角倉看護婦に代わると「綺麗にしてやれ!」と指示をして、疲れたのか車椅子に座り込む国分大臣。
大きく頭上に伸びていた足が手術台と一緒に下に降りて来る。
その間も角倉看護婦はこけしを押し込んだ状態を指で押さえていた。
「あっ、あっ、あっ」大きく口で呼吸をして、半ば半開きに成っている雪子の口。
これが京映のトップ女優の姿だと思うと、思わず笑ってしまう看護婦達。
品川院長と国分大臣は、この様な痴態を晒して大きなスクリーンに映し出される雪子の姿を想像していた。
世の中に国分大臣が保管しているビデオテープのみが、存在しているのだが迂闊に世間に出す事は出来ない。
一度見ただけで事件の後は、厳重に保管して誰にも話す事も無いし、見せる事も無かった。
自分が事件に関与していますと世間に報告する様な事に成って、政治生命も人間国分哲三が避難を浴びてしまう。
その為自宅に箱に入れて金庫に厳重な鍵を付けていた。
大泉婦長が電気バリカンを持って股間に入ると、直ぐに皮膚を押さえて「がーがーがー」と陰毛を刈り取り始める。
下腹部から恥丘に向って、何度が「ガーガーガー」と移動すると、簡単に陰毛が刈り取られて短い陰毛に刈り揃えられて性器の廻りはそのまま残っている長い陰毛。
近くでシャボンの容器で泡立てる田淵看護婦。
「後は剃刀で無ければ剃り難いはね!」そう言って股間から退く大泉婦長。
国分大臣が車椅子から立ち上がって、先にこけしを入れてやろうと身振りで示して股間に直ぐに入る。
トレイの上で油の様な物でにゅるにゅるに成っているこけしを手に持つと、左手で雪子の陰毛を掻き分ける様に膣口を捜した。
「あっ、あっ、うぅ」陰部を弄られて声を出す雪子は、肛門に挿入された小さなこけしの振動に酔っていた。
その時膣口に、少し大きめの電動こけしが差し込まれて「ああーああーーや、、、いゃーーーーこわ、、、れ、、るーー」と口走る。
前と後ろに入れてられて、狭く成った影響で一気に壊れる程締まる膣。
まだまだ、あのマシンを受け入れるにはもう少し身体を蕩けさせなければ難しいと、品川院長は側でマシンに付けられた二本のペニス状の物にオイルを塗り始めていた。
今挿入されているこけしの倍の太さと、稲穂の様な部分を含めたら倍近い長さが有る。
このマシンで膣を掻き回して流産すれば、それはそれで処置をする準備もしている。
気が狂う程逝かされてしまう事は確実だ。

SEXマシン責め

国分大臣は雪子を自分がスターに育てた自負が有る。
予定の成人映画の撮影は順調に終ったが、突然スタッフも映画のフィルムも全て焼失した事が残念で仕方が無かった。
この映画に騙されて出演させられた事実を雪子がもしも知っていたら、あらゆる手段を使っても復讐するだろう?
国分大臣にはその事実が判らないので、犯人の特定が出来ない。
事件当時、雪子が実家に帰って居た事は、喜三郎達の調査で判っている。
雪子に知っていたのか?とも聞く事が出来ない以上事件は永遠に闇の中だと思った。
警視庁に内密に捜査状況を調べさせたが、外部からの犯行の可能性が高いが、吉永祐子が一緒に焼死しているので不確実だとの見解だ。
近くの公園の除草作業員風の男が、スタジオの付近を歩いていた事実も清掃ボランティアが当日は沢山集まっていた事実で不確実に成っていた。

「早乙女さんは陰毛が多いので、手術の邪魔ですから綺麗にしてあげて下さい!」
泡立てたシャボンを陰部に刷毛で落して、塗り始める田淵看護婦。
「あっ、あっ、だめ、かんじる」
二つのこけしを押さえて持っているのは角倉看護婦。
弱の動きで二つのこけしが雪子の膣とアナルを同時に刺激して、雪子は何も考えられない状況に成っている。
脳裏に蘇るのは二穴SEXをされて気を失う迄逝かされた感触だけだ。
「ああーああーいゃーーだめー」と絶えず口走る。
白く塗られた陰部を大泉婦長が「ジョリ、ジョリ」と剃り始めたのは直ぐだった。
短く刈り揃えられても堅い陰毛は大きな「ジョリ、ジョリ」の音をさせて青白い皮膚が露呈していた。
恥丘の部分が直ぐに剃り終わると「ショリ、ジョリ」で、一気にクリトリスの近くまで剃刀の刃が移動して直ぐにピンクの豆を剥き出しにした。
「豆を糸で縛って引っ張ってあげる準備をして!」
「えっ!」聞いていなかったのか、驚く看護婦達。
「結び方教えたでしょう?大西さん!」
「は、はい!準備します」結梨の調教で使う為に大西看護婦は大泉婦長に教えられていた。
結梨は国分大臣の手から離れてしまったので、その後の調教は行われなかった。
「左右を剃るので、動かして邪魔に成らない様にしてね!」
「はい!」今度は角倉看護婦に言う。
角倉看護婦は右の大陰唇の陰毛を剃り易くする為、左にこけしを傾ける。
「ああーーああーーーいくーーーいっちゃうーーーだめーー」の声が雪子から発せられる。
こけしの角度を変えると、刺激が変わる様で度々変わる角度に「ああーああーだめーーだめー」と声を発した。
しばらくして、左右の大陰唇が「ジョリ、ジョリ」の音と共に綺麗に成って青く光る様に成った。
「大西さん!さあ初めて頂戴!」
股間を譲られて大西看護婦が太めの糸を手に持って、電動こけしの上に見えるピンクの豆を指で刺激する。
充分大きく成っているが、少しでも大きい方が結び易いので弄くり始めたのだ。
「ああーああーーあついーーーだめーー」言葉を発して多少大きく成ったクリトリスに糸を結び付ける大西看護婦。
しばらくして「婦長!出来ました!」太めの糸に縛られて一層剝き出されたクリトリスを、引っ張り始める大泉婦長。
「ぎゃーいた、いたーいたー」大きな声を出す雪子。
「ほら、愛液が流れ出したわ」クリトリスへの刺激に電動こけしの横から液体が溢れる様に垂れ落ちている。
「そろそろ良い様だ!マシンを準備しなさい!」品川院長が漸く準備が出来た様だと指示をした。
横に置かれていたマシンを雪子の近くに移動させると、片足ずつマシンの固定台と入れ替える看護婦達。
「ああーああーだめーーだめー」と声は続いて既に何度か逝っている雪子。
左右の足をマシンの補助台に変更して固定すると、電動こけしを抜き取る角倉看護婦。
大きい物を膣から抜き取ると、小さなアナル用も肛門から抜き取る。
すると素早く雪子の腰を上昇させて、挿入の角度を調整する品川院長。
いつの間にか車椅子から立ち上がって、近くに来て見ている国分大臣。
「もう顔を見せても良いだろう!」国分大臣がタオルを取り払う様に言った。
顔の上に有ったタオルを取除くと、今更ながら坊主頭が可愛く見える。
目が眩しいのか瞬きをしながら、ぼんやり焦点を失った様な瞳で自分の足が上に上げられて居る姿を見ていた。
マシンの先に付いているアナル用の先端部分に、クリームを塗りつけている看護婦。
膣用の先は稲穂の様な部分がゆらゆら揺れている。
臀裂を左右に広げて、肛門を剥き出しにする田淵看護婦。
「あっ、いゃーやめてー」その様子に気が付いた雪子が怯える様に言う。
「あっーーいたーいたいーーーたすけてーーこわれるーーーーーー」の声と同時に緩んでいた肛門に挿入されたマシンの先端。
先端が入った事を確認すると、続けて今度は稲穂の様な物が先端に付いたペニス状の物を緩んだ膣口にねじ込む様に入れる。
「あっ、い。いたー、いゃーやめー」
先端が入ると、マシンのスイッチを入れる品川院長。
徐々に足が下がりながら、二つの棒が肛門と膣に徐々に吸込まれている。
「い、いたーい、やめてーーーこわれるーーたすけてーーー」の大きな声を残して食い込んで行く。
「院長挿入完了の様です!」股間を見ながら大泉婦長が言った。
品川院長が今度はマシンの目盛りを弱にすると、ゆっくり二本のマシンがピストン運動を始めた。
「ああーーああーーだめーーだめーーこわれるーーーたすけてーーー」
大きく頭を振って反応をすると、横から間島と田淵の二人の看護婦が、雪子の大きく勃起した乳房を揉み始める。
大西看護婦は縛っているクリトリスの糸を引っ張って刺激を与える。
「ああーああーーああーーーーいくーーーいっちゃうーーーーだめーーーー」
大きく仰け反る光る頭、それを見て興奮している国分大臣の姿は男を感じさせない、普通なら自分がペニスを挿入したいと言う。

大臣の遺言

「ああーーああーーーいくーーーいっちゃうーーーだめーー」の声で急に声が止った雪子。
「逝った様ね、さあもう一度逝かせてあげるわ!」大泉婦長のサド的な言い方だ。
目盛りを弱から中に変更して動かすと「ああーーああーーこわれるーーゆるしてーーー」と大きな声で再び頭を動かして感じ始める雪子。
「もえるーーーだめーーーーーー」
「何処が燃えるの?」乳房を揉みながら尋ねると「マンコーーがもえるーーーだめーーー」
「ああーああーだめーーだめー」
「ああーああーーーーいっちゃうーーーだめーーーーーだめーー」
「逝けるだけ逝けば良いのよーーー気持ちが良いのでしょう?」
「ああーああーーや、、、いゃーーーーこわ、、、れ、、るーー」
目盛りを強に変更する品川院長。
大きく仰け反って「だ、だーだーーーーーーめーーーーーーー」
「だ、、だめーーーーーーーーーーー」痙攣の様に頭を仰け反らせて、口から涎が流れ出来気を失った雪子。
「院長、白目を剝いてしまいました」
スイッチを切って「明日の準備に取りかかるか、国分大臣満足されましたか?」
「、、、、、、、、、、ああ」と言ったが国分大臣も放心状態に成っていた。

しばらくしてマシンが取り外されて、今度は普通の手術台に戻す作業が行われているが、全裸の雪子は全く目覚める事が無い。
股間を再び大きくクスコで広げられて、目覚める兆候が見えたので麻酔薬を注射して眠らせる。
「あれ程激しいマシンの攻撃にも、流産をしなかったな!そう言いながら子宮口を広げるラミナリアを挿入して、明日の手術の準備を終った。
眠らされた状態で特別室に運ばれる雪子には、以前の様なショートボブでは無い長目の鬘を被せて全裸の状態で眠らせた。

翌日、昼前に疲れ切った雪子を看護婦達が迎えに行くと、手術を拒否する事を言って困らせたが、四人の看護婦に無理矢理麻酔注射をされてストレッチャーに載せられて、手術室に運ばれて来た。
一切着る物が部屋に無かったので、抜け出す事も出来ずに朝目覚めてから十時過ぎまで悩んでいた様だ。
お尻が痛くて歩く事も困難な状況なので、逃げる事は不可能なのだ。
十一時から始まった手術は十二時には終了して、再び病室に戻されて何事も無かった様に夕方雪子は目を覚ました。
セミロングの鬘以外は何も身に着けていない。
陰部に生理用のパンツを履かされているので、手術が行われた事は理解出来た。
翌日の朝、大泉婦長が大西看護婦を伴って病室に衣服を持って現われた。
「この服は国分大臣からのプレゼントです。今日夕方には退院出来ますがどうされますか?」高級な服にハイヒール、下着一式が並べられて尋ねられた。
「勿論!もう帰らせて頂きます!この様な病院に居たら何をされるか判りませんからね!」
「国分大臣には良い死に土産に成ったと思います!」
「馬鹿な!あの色呆け大臣には二度と会いたく有りません!」
「早乙女さんもすっきりしたのでは?」
「その様な事は有りません!失礼な事を言わないで下さい!」と怒る。
「国分大臣が早乙女さんの映和プロダクション入りを決められましたよ!自分は、今後一切口出しはしないから、映和で頑張って欲しいとの事です」
「勝手に決められても困ります!」
「来年の大河ドラマの主役も決められていますが?断られますか?」
「えー」雪子の声の響きが変わった。
「もう国分大臣の命は長く無いのですよ!早乙女さんには出来るだけの事をしたいと言われていました」
「あの様な事をして置きながら、、、、、、、、、」複雑な気分の雪子。

五月の中旬、早乙女雪子は映和プロダクションに移籍して、同時に来年の大河ドラマの主役に抜擢された。
その頃国分大臣は体調が徐々に悪化して、品川院長の勧めで息子和紀と八木結梨の結婚式を六月に急遽行う事にした。
「院長!頼んで置いた約束を果たして欲しい!」
「何でしたか?」
「惚けないで欲しい!結梨の処女膜再生だよ!和紀に私の女だと悟られては困る。噂で聞こえる事も有るだろう?」意味不明の心配をする。
品川院長は自分が遊んだ女優を息子の嫁にする為に、そこまでする恐ろしい国分大臣が今更の様に恐く成った。
「判りました!今月健康診断で来院しますので、上手に騙して手術をしましょう。だから安心して下さい」

数日後今度は秘書で後継者の真柴喜三郎を病室に呼んで、選挙の作戦等を細かく話した。
そして、間違い無く衆参同一選挙が七月に行われるので、自分の地盤を引き継いでトップで当選する様にと八波をかけた。
そして最後に「実は大きな秘密をお前に託したい」と切り出した。
喜三郎は国分大臣の神妙な面持ちに、背筋を伸ばして聞き耳を立てた。
するとひとつの鍵を枕元から封筒に入れて出して来て「これは私の自宅に在る金庫の鍵だ!その中には私の一番大事な物が締まって有る」
「はい、その様な大事な物なら息子様に渡して下さい」
「それは出来ない!喜三郎に託したい!但し三十年後に開いて見ても構わんが、それまでに金庫を開いて見ると、君の運命も変わってしまうと思うのと、大勢の人の運命も狂わせてしまうので絶対に開かないと約束して欲しい」
「は、判りましたが、一体どの様な物が入っているのですか?それに三十年私が生きていますかも確約出来ません!」
「もしその様な場合は、君が一番信頼する男性に委ねて欲しい!」
「その様な大切な物を私に、、、、ありがとうございます」喜三郎は涙が溢れてしまった。
「大臣!私は二千年まで開きませんので、ご安心下さい」
国分大臣は喜三郎の手を握って感謝の意を示して、少し眠ると言って目を閉じた。
衰えが大きく長時間話せない様に見えた。

落日の夢へ

結梨は月末の健康診断の時、麻酔を打たれて再び処女膜再生手術を受けた。
簡単な方法で、昔国分大臣が間違えた簡易的な手術だった。
国分大臣が目を光らせているので、誤魔化す事が出来ないので仕方が無い。
その後六月中旬、盛大な結婚式が行われて、マスコミも政府関係者も出席の披露宴がホテルの大広間を借り切って行われた。
体調が悪ければ出席を見送る事も考えられたが、国分大臣は極めて元気で廻りの心配をよそに活動的だった。
結婚式が終って二人が新婚旅行にハワイに行くと、今度は真柴喜三郎を当選させる為に行動を起こした。
二人が帰国した頃、衆参同日選挙が始まって世の中は完全に選挙モードに突入した。
国分大臣の応援の成果なのか、真柴喜三郎は国分哲三の後継者としてトップ当選を果たして国分大臣を喜ばせた。

だが、国分大臣はその一週間後から体調を崩して、品川総合病院に緊急入院に成った。
それから僅か二週間後、国分哲三元大臣は息を引き取った。
家族、親族、政界関係者に見守られたが、雪子の姿は病床には一度も無かった。
盛大な葬儀が行われて、総理を初めとして蒼々たる弔問客に送られて荼毘に伏された。
雪子には懐かしくも有り難い存在でも有った国分大臣の死。
流石に葬儀には顔を見せて、涙を流していた。

映和プロダクションの二大看板女優、早乙女雪子と八木結梨はその後も数々の映画、テレビで大活躍。
だは、数年後結梨は和紀と自分の子供が出来ない事が気に成り始めて、品川総合病院で不妊治療を受ける事に成る。
子供が出来ない事は、院長を初めとして大泉婦長も知っていたが、他の病院に行かれると手術の事が露見するので「体質的に妊娠が難しい様ですが、治療を始めましょう」と引き延ばしを始めた。
その品川院長も息子に世代交代に成るのだが、結梨の治療だけは自分が最後まですると言い切った。
その結梨も自分の身体より、夫和紀の体調が悪く成って妊娠を諦める様に成る。

喜三郎は選挙の度にトップ当選で、自分の地位を築いて不動の物としていった。
雪子は五十代後半に成って、癌を発症してスクリーンから姿を消す事に成った。
子宮癌が転移して、二年の闘病の後この世を去ってしまった。
一千九百九十八年の冬、早乙女雪子は秋田の実家に遺骨として帰ったが、両親は既に他界して兄の恭介が迎えた。
雪子の最後の手紙に(お兄さんありがとう!あの時お兄さんとお父さんが放火をしてくれたから、私は六十歳近くまで生きられました!もしそれが無かったらあの時私は死んでいました!)と書かれていた。
その手紙に泣き崩れた恭介は、雪子の残した遺産の多さに驚く事に成った。
生涯結婚をせずに女優一筋で生きた早乙女雪子。
本当は国分大臣と肉体的には結婚していたのかも知れなかった。

二千年の或る日。真柴喜三郎は病床の和紀の元を訪れて、国分大臣が書き残した手紙と鍵を見せて自分が引き取りたいと申し出た。
和紀の病状は一進一退で、生活は殆ど八木結梨の収入に頼っていた。
「そうでしたね!親父からその話は聞いていますよ!今も当時の状態で金庫は置いてあります。自由にお持ち帰り下さい」
「大臣は和紀さんにも言い残されていたのですね!」
「はい、父がお前は見てはいけない!この中の品物は真柴さんに必要な物に成るだろう、と私には必要の無い物だと言いました」
「実は私も中身は知らないのですよ!でも大臣の遺言ですから、私が頂戴して帰ります」
奥の部屋の金庫に鍵を差し込み、三十数年経過した金庫を開いた。
中には大きな封筒に入ったビデオテープが数本在った。
政治のスキャンダル?でも三十年も経過すれば時効だな?そう思いながら、封筒を持って和紀に「大臣は三十年前の政治のスキャンダルを残された様です!既に時効ですよね!」
そう言って微笑みながら国分の家を後にした。

自宅に持ち帰っても見る事も出来ない。
既に再生する機械も特殊な物なので、今の主流はビデオカセットレコーダーの時代で、DVDも数年前から発売されていた。
このテープに何が録画されているのだろう?
三十年以上も前のテープが再生出来るのだろうか?数々の疑問が湧くが誰に相談すれば良いのだろう?
テープと睨めっこをしていて、リールの横にスタジオKATの文字を見つけた喜三郎。
「スタジオKAT?遠い昔に聞いた様な?」記憶を蘇らせるのに数日かかって、今は既に廃業している京映のスタジオで、火災に成って五十人程の人が焼け死んだ事実を発見した。
「これは、その事件の真相?政治家が関係しているのか?」
でも時効だから意味ないだろう?

数日後内密にビデオテープを見る事が出来る様に色々な処に打診させた。
危険なビデオなら処理に困ると思っていた時、野々村新蔵って云う若いが斬新な事を考える男が居ますと紹介を受けた。
ビデオを見たいと聞いた男が卑猥なビデオだと思い、それならその道に精通した野々村が適任だと紹介したのだ。
野々村は猥褻ビデオの会社を将来は作りたいと野心を持っている。
喜三郎は内密で野々村を呼びつけて「このテープを見たいのだが、機械は無いか?」と尋ねた。
「古い物ですね!再生する機械を持っているスタジオに行けば見られますが、紹介しましょうか?」
「私一人で見たいのだが、可能か?」
「お金さえ払えば大丈夫だと思いますが」
「それでは頼んで貰えるか?テープはその時自分で持って行く」
「古いので既に磁気が消えているかも知れませんよ!」
「それでも良い、私一人で見たいのだ!」
二週間後、野々村の案内で、スタジオ貸し切りの条件で喜三郎は向った。
野々村は機械にテープをセットすると、喜三郎を残して部屋を出て行った。
しばらくして、始まったテレビの画面に仰天の喜三郎。
早乙女雪子の陰部がいきなり大きく映し出されたのだ。
順番を間違えて、途中からのテープを再生していた。
このテープがやがて、喜三郎を落日の夢へと誘う事に成るとはこの時知る筈も無かった。


                        完

                     2019,08,25



後編、落日の夢は、後日連載を開始致します。
2019年から2020年の話に変わり、益々エスカレートする残忍なSEX地獄を繰り広げ、芸能界の嫌われ者に制裁をテーマに~
後編をお楽しみに~

女優2

女優2

  • 小説
  • 中編
  • 成人向け
  • 強い性的表現
更新日
登録日
2019-08-13

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted
  1. バリカンが動く
  2. 浣腸,糞射
  3. 断髪地獄
  4. 青白い陰部
  5. 哀れ美人女優
  6. 南無阿弥陀仏
  7. 夫婦の再会
  8. 仰け反る光る頭
  9. 屈辱の性交
  10. 故郷へ
  11. 試写会
  12. 放火殺人
  13. 再会
  14. 再びの恐怖
  15. 手術台の雪子
  16. 電動こけし責め
  17. SEXマシン責め
  18. 大臣の遺言
  19. 落日の夢へ