詩の馨

私は憶う

詩には目には視えぬ色がある

色は見る人によって異なり

色が齎す表象も異なる、と

当然だが詩も言葉によってつくられる

この国の言葉は特に多い為に

意思や意志を第二・第三者に伝える時、

言葉の撰択に可也の時間を費やす

朔太郎の言う通り、詩に「かおり」を感じる事が出来

また、感じさせられる詩人に私はなりたい

憑かれたように私は紡ぐ

いつの日か死する時が来るまで

詩の馨

詩の馨

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-08-09

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