詩の神経

渡逢 遥

詩には目には視えぬ色がある

色は見る人によって異なり

色がもたらす表象も異なる

わたしはそうおもう

当然だが詩も言葉によってつくられる

この国の言葉は特に多いために意思や意志を第二・第三者に伝えるとき言葉選びにかなりの時間を費やす

少なくともわたしがそうだ

少なくともわたしはそうだ

朔太郎の言うとおり詩に「かおり」を感じることができ

また感じさせられる詩人にわたしはなりたい

無色透明無味無臭では生きていても屍と変わらない

わたしは紡ぐ

死するまで

詩の神経

詩の神経

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
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