8/5、9/17

(孤独、博愛、冬の花
孤独、博愛、夏の花
孤独、寂寞、冬の花
寂寞、寂寞、孤独、寂寞...)

二十回目の八月
くらり、くらり
揺らめいている

圧倒的な空白
暴力的な虚無

はやく終ってくれることを
誰かが終らせてくれることを

いつまでも、空に向って祈りつづけていた

8/5、9/17

8/5、9/17

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-08-05

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