まーくんとちぃちゃん

だぁかぁらぁね、さっきから言ってるでしょ。
まーくんは、わたしの後ろについて並ぶんだって。
みぃちゃんの後ろじゃなく、って!
ほらぁ、先生だって困ってるでしょ。
早く、後ろに並んで。
そうそう、それでいいの。
まーくん、賢いね。よしよし。


まーくん!
そっちじゃない、って。
こっちに貼るんだって!
そっちは違う班のでしょ。
てるちゃんの傍に貼らなくていい、って!
まーくん、ちゃんということ聞いて。


うわあぁあああん!
まーくんが、言うこと聞かない。
まーくんが、わたしのこと怒った!
なんで!なんで!
先生ぇ。-・・・どうしよう?


うっ。謝ればいいの? 謝ればいいの?
ううん。・・・ごめん。うっ、・・・ごめんなさい。
まぁくん、だいじょうぶ。・・・・うん。
まぁくん。・・・なんで泣いてるの?
先生ぇ、まぁくんが、・・なんで泣いてるの?


よしよしって、して。
先生。よしよし。って。
いいの。
まーくんは、もういいの。
諦めたの、私。


明日がくるといいな。
楽しい明日。
まーくんが、いなくても楽しい日常。
早く、来ればいいな。
けれど、時間がかかるだろうな。

まーくんとちぃちゃん

まーくんとちぃちゃん

遊び感覚で書きました。息抜きです。 読んで頂けると、幸いです。

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-10-21

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