聖蘭国際高校 第4話

夏奈梨の母親は、超セレブで有名なデザイナーだ。今母親は、妊娠をしていてもうすぐ9ヶ月になるところだ。
夏奈梨の父親は年収1億の父親。会社を立ち上げている。
「お母様、もうすぐ私の妹が誕生するのですか?」「そうよ。あなたに名前を考えてもらうわ。」「わかりました。」

翌日、夏奈梨が学校に登校し2人に話した。
「2人ともよく聞いて。」「何?」「私にもうすぐ妹が生まれるの。そこで2人にも名前を考えてほしいの。」「うん!良いよ!夏奈梨の名前から一文字とって、香里奈はどう?」
「それいいね!そうする!たしか明日が予定日なんだけど・・・。」
そこに先生が急いで入ってきた。
「夏奈梨さん!」「先生どうされたんですか?」「あなたのお母様が!」「まさか!」
夏奈梨は先生に自宅まで送ってもらった。
「お母様!私でございます!入ります。」「医師!お母様は?」「もうお子様は出ました。」「良かった。今お母様は?」「あちらの部屋に居ております。」
夏奈梨は部屋に入るととんでもないものを見てしまった。夏奈梨の母親は意識不明の状態になり酸素マスクをつけていた。
「医師、どういうことだ?」「出産中に意識レベルが下がり意識不明になったのです。」「わかった。意識が戻らないことはないだろうな?」「大丈夫です。」
夏奈梨は先生と一緒に学校へ戻った。
「夏奈梨、大丈夫だった?」「うん。意識不明になってるの。」「なのに学校に戻ってきたの?自宅にいないと!」「でも・・・。」
夏奈梨は5時間目終了後、急いで自宅に戻った。
「お母様は?」「まだ、眠られています。」「わかった。」
夏奈梨は部屋に入った。
「お母様、早く戻ってきてください。」

聖蘭国際高校 第4話

聖蘭国際高校 第4話

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-10-21

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