聖蘭国際高校 第3話

「でも、緊張するので嫌です。」「わかった。じゃあ今日の授業はこれまで!」「ありがとうございました!」
体育の授業が終わり、教室へ戻った。
「今日も疲れたね。」「これで今日の学校が終わったー!」「でも今日、生徒会があるじゃない。」「そうだった!これから終礼でしょ。終わったら、すぐ行かないとなでしこ様に怒られてしまうわ。」
終礼が始まった。先生から、明日の予定が発表された。
「これで終礼を終わります。」
3人は走って、生徒会室へ向かった。そこにはなでしこしかまだいなかった。
「なでしこ様遅れて申し訳ありません。終礼が遅くなったもので・・・。」「かまいませんよ。私も今、来たところですから。」
今日の生徒会はまもなく行われる生徒総会についての集まりだった。
夏奈梨と希奈は生徒総会はもうわかっている。だが奈子はまだ知らなかった。
「奈子さんは転校してきて始めての生徒総会ですよね?」「はい。」「ではご説明致します。生徒総会は聖蘭国際高校全校生徒が集まって今後の学校をより良くするために意見を言い合う会なんです。」「そうなんですか。」「学校への意見・お願いしたいことも聞きます。」
「わかりました。」
夏奈梨と希奈はもう生徒総会には飽きていた。だが生徒会長の前で言うと停学か退学になるのだ。
2人はこの仕組みに違和感があると思っていた。
「では生徒会を終了いたします。」「生徒会長様お疲れ様でした。」
生徒会が終わり、3人は自宅へと帰っていった。

聖蘭国際高校 第3話

聖蘭国際高校 第3話

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-10-20

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